私は最近はテレビドラマも見ないし、もちろんというかバラエティも見ない。
そんな中で、一昨日、昨日としっかりと見た番組を楽しんだ。一昨日は「NHKスペシャル 羽生善治九段 52歳の格闘 藤井聡太との七番勝負」。そして、昨日は同じくNHKの「加山雄三 密着最後のステージ」。どちらも画面に人間が映し出されていて、グイグイ引き込まれた。
加山雄三は3年前に軽度の脳梗塞を、2年前に小脳出血を発症。 不屈の精神で試練を乗り越えてきたが、今年4月に85歳を迎え、体力的な問題などからコンサート活動からの引退を決意。
番組はその最後のコンサートに密着したもの。「ピアノは弾けない、ギターも弾けない、歌も思うように歌えない」、それでもステージに立つ姿が映し出されていて感動した。エエカッコシィの私なんぞは、無様な姿を人様に見せたくないと思うのだが、さすが男・加山だ。
加山雄三は、「人生に三カンが大切」と語る。「関心、感動、そして感謝」、私も心した。