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地底人の独り言

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森絵都

2014年11月14日 | 読書

作家・森絵都の絵本『希望の牧場』に感動した、やはり森絵都の文章はステキ

 作家・森絵都が、絵本『希望の牧場』(絵・吉田尚令、岩崎書店刊)を出している。森絵都は、私が事務局を担当していた「坪田譲治文学賞」を受賞して欲しいと、心の中で願った作家の一人だ。

 過日講演をお聞きした「希望の牧場・ふくしま」の牧場主である吉沢正巳さんの講演と重なって、絵本『希望の牧場』には感動した。やはり、森絵都はいい。

 その森絵都の直木賞受賞作『風に舞いあがるビニールシート』(文藝春秋刊)の中に、私の好きな一節がある。

 「一口含んで、泣きたくなった。昔から、あまりにおいしいものに出会うと、弥生は泣きたくなる。生まれてきて良かった。そうつぶやくと周囲は大袈裟と笑うけれど、『食』とは人類に最も手短な、そして平等な満足と幸福をもたらす賜りものであると信じている」。

 「『食』とは人類に最も手短な、そして平等な満足と幸福をもたらす賜りもの」、私がいつもいつも心にとめているフレーズだ。

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