公募脚本をルネスの舞台で地元アクターが演じる「演劇on岡山」、乞うご期待
東京で制作された舞台を岡山の地で観る、というのではなくて、地元岡山のアクターたちによって岡山から発信する舞台作りを、を掲げて出発したルネスホールの特別事業「演劇on岡山」。私も一員であるルネス「空間創造委員会」が、所管する事業だ。
昨年からは脚本も公募(賞金は30万円)、そしてルネスを稽古場として使用し、演出家は3ヵ月間岡山に在住して制作するという、何とも贅沢な体制が敷かれた。今年はその二年目になるが、昨日・6日に日曜日に、その稽古始めが行われた。
それに先だって、昨日は公募した脚本の最優秀作品などの発表&賞金の贈呈式を行った。今年の「演劇on岡山Ⅲ」の脚本に選ばれたのは、末原拓馬さんの「月の鏡にうつる声」だ。公募の条件である「温羅と桃太郎」を題材として独自の、しかもとてもスピード感のある脚本となっている。
ところで、この末原拓馬さんは劇団「おぼんろ」を主宰し作家兼演出家、そして俳優でもある。岡山の地で、この末原拓馬さんのお名前を聞いたことのある方もいると思う。
思い出された方もあるかもしれないが、そう、岡山の映画製作チーム・ シネマファクトリーが作った映画「さぬき巡礼ツアー」(香川県で行われたさぬき映画祭で、企画優秀賞&奨励賞を受賞)の主演俳優さんだ。少しだけお話しさせていただいたが、とても素敵な俳優さんだ。是非とも、ブログを訪問して、その横顔を知っていただきたい。
ともあれ、3月24日・25日の「演劇on岡山Ⅲ」公演に向けて動き出した。この三ヶ月間で、岡山に泊まり込んで演出していただく関美能留さん(演出家/劇団「三条会」主催)と地元岡山のアクターへたちの手で、どんな素晴らしい舞台が創られるか、とても楽しみだ。今から日程をチェックして、是非とも観て欲しい舞台だ。
久しぶりに大河ドラマ「八重の桜」を見た、三田佳子主演の「いのち」以来かも
画面が暗すぎるとの批判があるなど、歴代最低の視聴率に泣いた松山ケンイチ主演のNHK大河ドラマ「平清盛」が終わって、昨日から綾瀬はるか主演の「八重の桜」が始まった。その「平清盛」については、坂東玉三郎などがその時代考証の正確さなどについて、高く評価していることを忘れてはならない。
私はもう長くNHKの大河ドラマを見ていない。時代物が主流と言うこともあるが、今一つ見ようという気にならなかった。NHKが資金力に任せて、人気俳優をかき集めて製作する、その姿勢に反発もないではない。
そうしたNHKの大河ドラマを熱心に見たと記憶にあるのは、1986年の三田佳子主演の「いのち」だったように思う。この「いのち」には大河ドラマには珍しく現代物で、ずいぶんと楽しみにして見ていたように記憶している。そして「いのち」の舞台になった岩木山神社を訪ね、岩木山に登ったりもした記憶もある。
さて、久しぶりにその大河ドラマ「八重の桜」を見た。前作の「平清盛」の画面が暗いとの批判も含めて、女性が主人公であり明るい画面と美しい映像を心がけたと聞く。
ただ、何しろ初回故に、綾瀬はるかの子ども時代が中心であり、あまり心惹かれることはなかった。やはり、次回以降を見ようという強い気持ちにはならなかった。
ところで初回の放送でも何度も繰り返されたセリフ、会津藩「什の誓ひ(掟)」の「ならぬことはならぬ」よりも、私的には「断固としてことを行う時、人はみな狂気」の方が、私の心に響いた
「珈琲焙煎所カエル」でひとときを過ごした、今回はアイスをトッピングした
昨日は「演劇on岡山Ⅲ」の公募脚本の表彰式などがあり、いささか疲れたので、ルネスホール近くの「内山下珈琲焙煎所カエル」でお茶をした。日曜日ということもあり、テーブル席は満席だった。その間にも、焙煎所であり珈琲豆などを買い求めに来るお客さんもあり、大いに賑わっていた。
過日は、プレーンワッフルセット(550円)をオーダーした際に、以前にはついていたアイスクリームがなかったので不思議に思っていたら、アイスは50円でトッピングとなっていた。寒い時ではあったが、やはりと思ってお願いした。
少しだけ本を読み、美味しいコーヒーとワッフル&アイスで、幸せ気分となり、次の所用に向かった。今年は、一日にいくつもの予定を入れるのは止めようと思っている。