原田芳雄が急逝、自らが企画した執念の映画「大鹿村騒動記」は必ず観よう
原田芳雄が、昨19日に急逝した。自らが企画し主演した映画「大鹿村騒動記」(7月16日公開され上映中)。7月11日に開催された、そのプレミア試写会があり、99%無理とされていた舞台挨拶に、腸閉塞と肺炎で加療中の原田芳雄は満身創痍で車椅子の登壇した。
聞けば08年に大腸ガンを患い、昨年の映画のロケ中は「ガンの痛みが全身に回り、食事がのどを通らない時もあった」そうだ。そして、11日の舞台挨拶に登場した姿は猛烈に痩せていて、あのワイルドな雰囲気の原田芳雄からは遠いものがあった。
私的には、04年の宮沢リエと共演した映画「父と暮らせば」が心に残っている。宮沢リエの名演技を受け止めたのが原田芳雄だった。
ともあれ、あの姿で舞台挨拶に登壇した原田芳雄に、その映画に対する執念を見た。まさに役者魂を感じ感動すらした。その時には既に死を覚悟していたのであろう。
そんな原田芳雄の文字通り遺作となった、自らが企画し最後の主演映画となった「大鹿村騒動記」は、是非とも観ようと改めて思った。
独特の存在感を示した名優原田芳雄の逝去を心から悼む。また一人、日本映画は惜しい俳優を失った。合掌。
若者が選ぶ上半期のエンタメ流行語、1位は楽しんごの「ラブ注入」
今朝いつものように5時前に目が醒めた。一番に畑に行った。もっとも心配していたキューリは、なんとか無事だった。トマトの手が倒れかけていた以外には、なんとか無事だった。一安心だ。今年、こうした思いを何回するのだろうか、丹精込めて育てた野菜や果樹が、被害が出ないことを願う。
さて、少し以前だが、オリコンが「若者が選ぶ上半期のエンタメ流行語」なるものを発表した。 その感想を書き留めておく。
オリコンによると、「トレンドに敏感な10代・20代の若者を対象に、上半期のエンタメ界を振り返り『身近で流行った言葉』についてアンケート調査を実施。さまざまな流行り言葉が飛び交うなか、“オネエ系キャラ”でお笑い界に新風を吹き込んだ、ピン芸人・楽しんごのギャグ【ドドスコスコスコ~ラブ注入】が1位に選ばれ、若者たちの日常生活に浸透していることがわかった」とのことだ。
いつも「時代とともに生きていきたい」と願っている私であり、それなりにトレンドには敏感にありたいと思っている。ファッションなどとは無縁だが、何しろミーハーであり、興味のある芸能界などには目を向けているつもりだ。
それでも、「エンタメ流行語」なる言葉を知らなかったし、トップテンの内で知らないものもいくつかあった。トホホだ。
ま、一位の楽しんごのギャグの「ラブ注入」は見たことが幾度かあるが、以下トップテンは、「2.あげぼよ、3.ポポポポーン、4.なう、5.リア充、6.AKB48、7.どや顔、8.スマートホン、9.からの~、10.マルマルマリマリ」と続く。 2、3、5、9位については、初めて聞いた。知らないことがあるということは、それだけ「成長する可能性がある」ということと、ポジティブに考えることとした。
ともあれ、これからも「いつまでもみずみずしい感性を持ち、ミーハー心を忘れず」生きていこうと思う。