昨日柿山に上ってカラス対策のテープを張った、早生の柿は十分に甘かった
「雨男」の本領を発揮して、カラス対策のテープ張りのために、柿山へ上ろうと決めた日の前日は二回とも雨が降って、やむなく中止せざるを得なかった。
私は来週は「毎日が日曜日」の身ではあるものの、とても日程が混んでいて、柿山へ行く日は取れそうもなく、やむなく友人にお願いをした。
そうした中、一昨日の「ハナショー岡山」の「沢田の柿育て隊」のコミュニティに、私たちの柿育てをご指導いただいているKさんが、「テープ張りましたよ。下草も刈りましたよ」と書き込まれた。それを読んで、猛烈な焦りを感じた。
すると、一昨日天気予報を見ると、土・日と雨の予定がナント昨日の土曜日は雨から晴れに変わっていた。そこで急遽連絡を取り、昨日の午前7時から友人と柿山に上った。
最初の一本を何とかテープを張った。そしてその後Kさんが育てておられる柿の木を見て唖然とした。要するにテープは、柿の木の上に張られる必要があることを認識した。そのことで、カラスが近寄らないのだと理解できた。
それを見た後は、できるだけ上に投げあげて、テープを張った。Kさんは竹竿を使用してテープを上にされたようで、とても美しく張られていた。来年はもう少し工夫することとして、今年は時間切れだ。それでも、これまで苦労して育てた柿の実を、カラスに食べられてはならじと頑張った。
それにしても、昨今の雨で柿が飛躍的に大きくなっていることを期待したが、少しも大きくなっていなかった。多分、夏の雨が見太りを促進して、大玉の柿が実るのだろうが、今年の夏は極端に雨が少なかったので、大きくならないのだろう。今年は柿が少ない上に、とても小さい。やはり、昨年の何十年に一度の豊作の裏年なのだろうか。
それと、一つ心配事が起こっていた。透かしたら黒点が見える柿の葉がとてもたくさんあり、その葉はポロリと取れる(写真に上手く写らないので、別の柿の葉の写真を貼った。お許しを)。何かの病気なのだろう。まだ、柿山の全ての木ではなく何本かだが、私のオーナー木はやられている。柿の葉がなければ柿は実らないので、いささか困ったと立ち往生をしている。ただ、私のオーナー木の全てではないのが救いだ。
ところで、我が柿山には、早生の柿の木もある。柿の色を見れば、一目瞭然だ。友人の早生の柿の木のを一つだけ取らせてもらい、食べた。もうすっかり甘かった。
例年であれば、今月の20日には、「沢田の柿」が売り出される。もうそんな季節だ。昨日のカラス対策のテープ張りで、収穫までの作業は全て終わった(下草刈りは、柿山に我慢していただいた)。後は、収穫を待つのみ。大きくなぁーれ、甘くなぁーれ。ワクワクだ。