主演・吹石一恵を見た。
出会うはずのなかった2人。
沖縄の海を象徴する青いガラスに導かれた、奇跡の出会い。
それぞれに傷を抱えた2人は、絶望を乗り越え、再生への道を歩き出していく。
捨てられた空き瓶から「新しい命」を生み出す、琉球ガラスのように。(NHKウェブサイトより引用)
***** *****
「琉球ガラス工房」がロケ地。読谷村・帰仁村・那覇市等が撮影場所と、NHKのウェブサイトには書いてあった。古宇利島、キャンプ・ハンセン等がうつっていた。
物語そのものは、「脳死・臓器移植」「恋人の死」「再生」「沖縄」とテーマが四つあるような感じ。これを結びつけるのは難しい感じだった。見てみたが、やっぱり45分で納めるのはきびしかった。作戦ミスな感じだった。プロットも飛びすぎじゃないかとも思えた。
僕は主演の吹石一恵さんは、若手女優の中ではかなり好きな人である。のびやかで、ゆったりした雰囲気がいいからだ。そんな彼女を主演にするのなら、そしてこのプロットなら、もう少しゆっくりした時間を、彼女に与えてほしかった。きちんとミニシリーズにして作ってもらいたかった感じがした。