全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

2024-07-02 16:55:04

2024-07-02 16:55:04 | 教師の仕事 2021+a

【備忘録】
 本日のお仕事が終わりました。あと3日です。
 学年会がないので、定刻主義で帰ります。


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2024-07-02 05:55:36

2024-07-02 05:55:36 | 全英連大会-’21 Beyond

 昨日全英連のウェブサイトを見ると、埼玉大会の開催案内が掲出されていた。参加申し込みも今月中には開始のようだ。
 大会は11月15日と16日。あと4ヶ月半、健康でいたい。


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改めて面白いと感じたこと。

2024-07-02 04:00:00 | 教師の研修 2021+a
英語の「なぜ?」に答える はじめての英語史 英語の「なぜ?」に答える
はじめての英語史(2016年)
堀田隆一著
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 英語の動詞goの変化のこと。
 go / went / gone

 なぜgoの過去形はgoedではないのか。自分も中学生の時に疑問に感じた謎である。大学生の時、goの過去形wentは、実は別の単語の過去形ということを知り、驚いたことを覚えている。

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 goの過去形として用いられているのは、wend(向ける、向かう)の過去形wentである。

 原形:wend
 過去形:wended,古語ではwent
 過去分詞:wended

 wendは現在も生きている言葉のようだ。
 活用は規則的なもの。過去形、過去分詞形が+edである。

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 堀田の著書76ページから78ページでいきさつがまとめられている。
 一部引用する。(77ページ)

 動詞の活用における「現在形-過去形-過去分詞形」のように,一定のパラダイム(語形変化表)あるとき,そのいずれかのスロットに,まったく語源の異なる形態が入り込むことがある.これを補充法(2.4.4を参照)と呼ぶ.

 ここまで。

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 goedは言いにくいから使われない
 そんな説明を読んだことがあるが、何か違うぞ。そんな直感がある。言いにくいかも知れないが、言いにくさのチャンピオンとは思えない。
 英語には綴り字と発音の乖離している単語がたくさんある。それらと比べればgoedなんて、読めるし言える単語ではないか。wentが入り込んだ理由の説明としては弱い。wendが「~へ向かう」なので、goと意味が近いとしてもである。非常に身近な単語go、過去形がgoedでもいいように思える。

 goの過去形としてwentが使われ始めたのはいつ頃か
 文献によると中英語の時代にまで遡る。具体的には、12世紀から13世紀の文献に登場しているようだ。ずいぶん古い感じがする。でも、それが何で維持されているのか。goedになってもいいはずだ。。。

 堀田の著書にはwentが維持されていることへの、彼の分析が書かれている。そういう考え方があるのかと思った。

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 参考としたサイト
 Oxford University Press's
 Academic Insights for the Thinking World

 How come the past of ‘go’ is ‘went?’ JANUARY 9TH 2013
 https://blog.oup.com/2013/01/why-is-the-past-tense-of-go-went-suppletion/

 goedは*ではなく、イタリックにした。

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