全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

2024-07-03 17:01:45

2024-07-03 17:01:45 | 教師の仕事 2021+a

【備忘録】
 本日は午前中4時間授業+学年集会。午後は学年会とテスト印刷。
 勤務校、セミがないています。


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2024-07-03 04:00:00 | 全英連参加者 2024

境界杭(’24年6月20日撮影) (カタカナの「エ」ではない)印のあるコンクリート製境界杭。通勤途中の踏切で見つけた。
 工は工部省という役所の頭文字である。同省は1870年(明治3)設置、’85年(明治18)廃止。所管業務の一つとして鉄道行政を担当していた。

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 明治時代、鉄道の所管(の名称)はめまぐるしく変わる。
 工部省の前は民部省である。工部省は民部省から分かれた。1880年同省鉄道掛、’71年鉄道寮、’77年鉄道局。’85年内閣鉄道局と変更である。
 杭は工部省を示すものだが、「工」の杭は、後の国鉄やJRでも使われているので、この杭がどれほど古いものかわからない。場所は宇都宮線の氷川踏切の下り線側(地図上北側)である。

 現宇都宮線が国有化されたのは1906年。その時の鉄道の所管は逓信省鉄道作業局。当時は国鉄はおろか鉄道省もまだ存在しない。国有化時の杭ならば、100年は超えていることになる。
 氷川踏切は東北本線(複線)に加えて、1969年開設の(現大宮総合車両センター)東大宮センターへの回送線がある。一番左側が回送線だ。センター開所時に踏切幅が増えた可能性がある。そうだとしてたら、50年を超えていることになる。
 GoogleマップのStreetViewによれば、境界杭が確認できる。僕は見落としていたのだ。
 令和6年6月現在、同所線路空地にはマンションが建設中である。

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