全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

GRAVITY

2014-01-05 06:18:55 | 全英連参加者 2014

 元日、初詣を終え、ファーストデイなので映画を見てきた。「ゼロ・グラビティー(3D・吹替版)」である。

+++++ +++++

 3D映画は、当たり前だけど、映像が立体的になる。スクリーンと、そこから飛び出してくるもの。目のやり場(焦点を合わせる場所)が、複数になる。その上字幕まであると、どうしても見にくくなる。だから、3Dは吹き替え版が、自然と興行の主流となる。そうなると、洋画で吹き替え担当の責任は、非常に重くなる。できが悪いと、映画がぶちこわしになる。
 これは3Dに限らないが、洋画で、どうみても「話題作り」のために、それなりに実績にある俳優さんや歌手の人たちが、主役クラスの吹き替えに「挑戦」することがある。まあ、物事には何でも初めてがあるから、そのこと自体を全面否定はしない。でも、ものには向き不向きがある。「挑戦」の場合、だいたいその作品1回だけの吹き替えで終わる。だから、これはそうかなと感じた場合、僕は字幕版を見に行く。
 この作品も、一体誰がサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーを担当するか心配した。実質的に二人*しかスクリーンに出てこない映画。吹き替えがダメだったら、目も当てられないからだ。調べた。
 サンドラ・ブロックは深見梨加さん、ジョージ・クルーニーは小山力也さんである。深見さんはサンドラ・ブロック以外にも、有名な女優さんの吹き替え経験が多い。小山さんは「24」のジャック・バウワー役キーファー・サザーランドの吹き替えの人である。小山さんはジョージ・クルーニーの作品は、ほぼ全部担当している。
 二人とも、GJ!!! とてもよかった。

+++++ +++++

 90分の上映時間は、映画を見に行く前は、最近の作品としてはずいぶん短いと感じた。でも、あれだけハラハラドキドキ満載ならば、十分である。妙に引き延ばし、CGを見せびらかすよりはいい。役者さんがちゃんとしていて、吹き替えも大丈夫。映画は長さではなく、プロット、シナリオである。描きたい物語に見合う長さならばいいのだ。
 映像のすごさは事前の評判どおり。3DはAVATARの時に感じた、映像に包まれる感じではなく、奥行き、高低差が印象的。ところどころ「落ちそう」な感覚を覚えた。

 ストーリーも映像も☆4個はあげていい。新年1本目。出かけて◎な作品である。

***** *****

 *メインキャストは上記の二人のみ。顔がでるのは二人以外で3名かな。

 なお、ヒューストンの管制官(ミッション・コントロール)役に、Apollo 13でジーン・クランツ(主任管制官)を演じたエド・ハリスが声だけの出演をしている。エンドロールを見て気がついた。吹き替え版なので、彼の声が聞けなかったのは残念。Blu-rayがでたら買おうかな。

 (文中敬称略)

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 軍師官兵衛 | トップ | Love Generation »
最新の画像もっと見る

全英連参加者 2014」カテゴリの最新記事