長生きしたものの勝ちなんだな。

　21日の放送で今年の大河ドラマ、『軍師官兵衛』の放送が終わった。

　「乱世ここに終わる」が最終回のタイトルだが、メインは関ヶ原の戦いである。大坂の陣（冬，1614年、夏，1615年）まで、まだ10年以上ある。ホントに乱世が終わったことになるのかなとも思うのだが、確かに覇権争いは実質的に決着がついたと見るべきなのかもしれない。ドラマとしても官兵衛が関ヶ原の数年後に没しているので、最終回はやむを得ない。残り10分くらいが、官兵衛没後のこと。家康将軍宣下、大坂の陣である。

　今年の大河ドラマは、日曜日ではなく土曜日再放送をよく見た。なかなかの高視聴率である。

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　放送が終わったので、登場人物たちが何歳くらいまで生きたのか調べてみた。資料元は日本語版Wikipediaである。

　黒田孝高（くろだよしたか）
　〔官兵衛・如水（かんべえ・じょすい），岡田准一さん〕
　生　天文15年11月29日（1546年12月22日）*
　没　慶長9年3月20日（1604年4月19日）　享年57。

　櫛橋光（くしはしてる）
　〔正室光（てる），中谷美紀さん〕
　生　天文22年（1553年）
　没　寛永4年8月26日（1627年10月5日）　享年75。

　栗山利安（くりやまとしやす）
　〔善助（ぜんすけ），濱田岳さん〕
　生　天文19年（1550年）
　没　寛永8年8月14日（1631年9月10日）　享年82。

　井上之房（いのうえゆきふさ）
　〔九郎右衛門（くろうえもん），高橋一生さん〕
　生　天文23年（1554年）
　没　寛永11年10月22日（1634年12月12日）　享年81。

　母里友信（もりとものぶ）
　〔太兵衛（たへい），速水もこみちさん〕
　生　弘治2年（1556年）
　没　慶長20年6月6日（1615年7月1日）　享年60。

　徳川家康は1543年生まれ。官兵衛と3歳しか違わない。その家康は1616年まで生き延びた。
　正室光（読み方は「みつ」の資料もある）は70台、善助と九郎右衛門は80台まで生きている。でも、官兵衛や太兵衛が早死にとまでは言えない。なお、「母里」は、黒田家では「ぼり」と読まれ、ご子孫は現在でも「ぼり」と名のられている。詳細は福岡市ウェブサイト+で読むことができる。

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　*グレゴリオ暦では1547年1月1日になる。
　西暦については、こちら。
　2014-07-15、「思い込みなのだ．．．」

　+福岡市ウェブサイト
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