全英連参加者のブログ

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「平成」の大合併

2006-03-30 04:15:25 | 教師の仕事 2005

【こんなところにも影響】

 前に指導要録のことを取り上げたが、まとめる作業をしながら、やっぱり住所書き換えが多いと感じた。 

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 1年あれば、学年で何人かは引っ越しをする。主に長期休業中(春・夏休み中)が多い。高校は義務教育でなく、学校を変わることも義務教育ほど容易ではないので、保護者だけが単身赴任の場合もある。それでも、家を購入したりいろいろな理由で引っ越しが発生する。
 ただ、これは生徒(家庭)の都合なので、届けを出してもらい、その都度要録に書き込んでいけば済むことである。記入漏れも生徒が届けてくれさえすれば、まず起きない。
 平成17年度、埼玉県も市町村合併がかなりあった。これら市町村合併による住所変更は、生徒が学校に届け出る義務はない。基本的に住所表記の変更と同じで、生徒自身が住んでいる場所が物理的に変わったわけではないからだ。これは行政の都合なのである。結果、担任がよほど気をつけないと、生徒の記録に訂正漏れが発生してしまうことになる。

 埼玉県の県立高等学校は課程・学科問わず、3年前から県内在住者はどこの学校でも受験できるようになった。通うことができると本人が判断すればどこの学校でも受験が可能になり、合格ならば入学できる。勤務校にもかなり広いエリアから通学しているので、ちょっと調べてみた。
 …在校生の住所がかなり変更になっていた。
 3月の卒業生を含めると、平成17年度在籍者で30名前後いるようだ。全校生徒数が1000名程度の学校なので1クラス弱、少なくない数字である。

 大変だ。よっぽど気をつけなきゃ。このデータが間違えていると、3年次の各種証明書が無効になってしまう。
 責任重大である。

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