tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

スーホの白い馬

2018-08-22 23:41:25 | 日記

遊牧民に生まれたというガイド、プジェーがなんかの折に「スーホの白い馬」の話をしてくれた。
なんでも、日本の小学校の教科書にも載ってて、有名な話のようだ。その話、小学校で習ったという日本人女性ゲストもいた。

小学校の教科書の記憶なんてほとんどない。馬に関して言えばスタインベックの「赤い仔馬」が高学年の国語の教科書に載ってたとかすかに記憶しているぐらい。それも、話の内容なんてこれっぽっちも覚えていない。まあ、当時から頭悪かったし。。

wikipediaで調べたら、『スーホの白い馬』は、モンゴルの民話だ。
大塚勇三が1967年に中国語のテキストから採話し、赤羽末吉の絵とともに福音館書店から絵本として出版。ほぼ同時期に光村図書出版の小学校2年生の国語教科書に採録。

あらすじは、遊牧民少年スーホが倒れてもがいていた白い子馬を拾い、その子馬を大切に育てる。
領主が自分の娘の結婚相手を探すため競馬大会を開き、そこでスーホは成長した白い馬に乗り優勝を果たす。
領主は貧しいスーホとの結婚を承諾せず、さらには白い馬を横取りしてしまう。
一方、白い馬は隙を突いて逃げ出すも、矢で体中を射られてしまったため瀕死の状態。スーホの必死の手当も空しく、白い馬は死んでしまう。
ある晩、スーホの夢枕に立った白い馬は自分の体を使って楽器を作るようにスーホに言い残す。そうして出来たのがモリンホール(馬頭琴)。

モンゴル語で「モリ」は馬のこと。やっぱ、どんな大事な馬でも名前は付けないんだなあ。
そいで白い馬だから「ツァガーン モリ」かな。。
実は、モンゴルで「白い馬」はストーリーが上の日本のものとは少し違うとのこと。プジェーが説明してくれたが、聞いた元祖白い馬のストーリーは思い出せないでいる。
・・・またモンゴルに行く口実ができたようだ。