tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

個展 フェデリコ・ウリベ

2018-08-05 20:08:25 | 日記



絵画と彫刻を融合させたコンテンポラリーな作品。
刺激を受けた。写真と彫刻という世界もあるわけで。写真ではいままで表現できなかった3Dの世界が創出できる・・・かも。

強烈な印象だ。フェデリコ・ウリベはラテン・コンテンポラリーアートの代表作家(コロンビア)。
彼が有名になったのは、2006年PUMAとコラボし、スニーカーと靴紐を使用して作り上げた巨大ジャングルの作品。彼の秘められた思いまでもが作品を通して伝わってくる。
高級ブランドCorto Moltedoパリ旗艦店にもフェデリコ・ウリベの作品が起用。
2019年に開催されるヴェネチア・ ビエンナーレにも出展が決定しているもよう。
お金がないから彼の作品の購入なんて夢のまた夢だが、ヴェネツィア広場に作り上げられた彼の巨大な作品を現地の光で写真に撮って見たい気もする。
ちなみに、彼の作品の一つ、弾丸を使ったアートは日本の税関で引っかかったといういわくつき。
芸術が平和のための規制か。いつも現場は悩ましい。。

第二次世界大戦後から始まった現代アートは、往々にして富裕層によって支えられているが、彼もそうなんだろう。多くのお金持ち風の人が来ていた。
もちろん、美術のパトロンとは縁のない人々も。ぼくも含めて、作品の鑑賞は二の次に、周りの迷惑を顧みず、作品の写真を撮りまくっている。
SNSで発信する写真なんだろうが、幸いにしてそうした行為がアーティストたちを支えていく礎にもなっている。