tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

恋愛事情

2017-04-17 22:11:15 | プチ放浪 都会編

インドでは、親が結婚相手を決めるのが依然として一般的だ。しかし、最近、ニューデリーなど都会では、ラージプート(ラジャスタン地方に侵入した外来民族、クシャトリア)の男性と、クシャトリアの女性、クシャトリアの男性とヴァイシャ(農業、牧畜、商業)の女性といった異なるカースト間の恋愛・結婚も徐々に増えてきているらしい。
ただし、上位カーストの女性と下位カーストの男性の結婚は一般に嫌われるようだ。さらに、宗教の問題もある。
ヒンズー教と仏教ならまだしも、ヒンズー教徒とイスラム教徒の結婚は、ほとんど不可能なほどに距離が遠い。

インドの身分制度には2つの顔がある。一つは結婚や職業世襲を通じて、人と人を結びつける絆。もう一つはカースト内部の結束と団結による外部の者に対する差別意識。カーストはインドの社会に、統合と分断との相反する要素を与えている。


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