tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

東京ウェーデルン(1)

2007-02-23 20:22:26 | プチ放浪 山道編

いよいよ、2chメンバーたちとスキー映画のプロモーションビデオを撮る日がやってきた。ぼくは、この日に備えて、年末から体力の復活と関節の柔軟さを上げるためジョギングやら、ダッシュやら、バランスディスクを用いた股関節運動を毎日行っていた。やり始めた当初は、すべて秒単位で体中の筋肉や関節が悲鳴を上げるていたらくであったが、徐々にそれらの運動を分単位で継続できるところまで改善できた。といっても、全盛期の頃はこれらの運動を何時間も続けても平気だったから、相当運動能力が失われていることになる。それでも、休日の早朝、トレーニングウエアに身を包み、自宅の前の緩やかな坂道を一気に駆け上がって近所の公園まで行くと、心の中で映画ロッキーのテーマミュジックが鳴り響いていた。復活は無理でも、やれるだけのことはやろうと心に決めていた。また、夜は夜で、基礎スキーの第一人者である渡辺一樹氏のDVD6巻セットを繰り返し見て、スキー操作のイメージトレーニングに努めていた。もちろん、昨年の年末以来、ベースワックスを塗布したまま放置しておいたスキー板のワックスをすべて除去し、アイロンを使って新たにベースワックス、さらにその上に滑走ワックスを塗ったのは言うまでのこともない。スキーとかさばる荷物は、先週の日曜日に宅急便で予約を取った宿に直接送ってあった。
そして2月9日金曜日。週末から始まるの3連休の前日であるこの日に、ぼくは秋葉原の駅前を出発して志賀高原へ行くスキーバスを予約していた。今回の志賀高原へは、一人でスキーバスに乗って行くことになる。考えてみれば、5月の連休の春スキーを除けば一人でスキー場に出かけるのは今回がはじめてだった。というのも、昔はゴールデンウィーク以外ならスキーを誘えば誰かしらが2つ返事でついてきた。今回は、会社の若い連中に声をかけて見たが、「寒いのはやだ」と言う理由で一緒に来るヤツはいなかった。同じバカンス費用を投資するなら、あったかい場所で温泉というのが今のトレンドらしい。温泉なら準備も簡単で、手軽に行かれるのが魅力とのことだ。また、昨年末のスキーに付き合ってもらった親戚の理津子は、この連休は会社の仲間たちと野沢温泉スキー場に行く予定らしい。