山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

三浦・岩礁のみち(最終回)

2009-04-30 | 日常の出来事

かなり広い場所にでました。
遠くに橋がみえますが、城ヶ島大橋です。
左が城ヶ島になります。
城ヶ島の向こうに2番目のコースとして「油壷・入江のみち」が
あります。
比較的短いコースです。



ここには長方形に掘られた穴に水が溜まっていました。
人工的に掘られたようですが、何があったのかわかりません。
穴を覗くと小さな魚が泳いでいました。
海が荒れるとここまで波がくるようです。
この魚が海に戻れるのはいつになるのでしょう。
「井の中のカワズ・・・」にならなければよいがと思いました。



このような標識がところどころにあります。
里程標といって現在位置までの距離を表しています。
出発した松輪まで8キロ、これから行く宮川まで3キロという
ことになります。
合計すればこのコースの距離がわかります。



仲間が気持ちよさそうに歩いています。
丘の上に風力発電用の風車が回っています。
ここは風が強いので発電には向いているようでした。



ここは宮川湾と呼ばれるところです。
たくさんのヨットが係留されていました。
ヨットで海を疾走するのも気持ちよいものです。
「若大将」を思い出しました。

トベラ

白い花が咲いていました。
海岸が大好きな「トベラ」です。
節分に魔除けのため、この枝を玄関の扉に飾ったそうです。
扉(とびら)が転化して「トベラ」になったようです。
秋に赤い実がなり、それが弾けると黒い種が飛び出してきます。


ヒメツルソバ

崖にビッシリと咲いていました。
かなり強い花で1年中咲いています。
ネパールのヒマラヤが原産地だそうです。
昨年暮れにヒマラヤを歩いていて会ってきました。
葉っぱに「ハの字」の斑がありますが、ヒマラヤのものには
ありませんでした。
日本にきてからできたようです。

宮川バス停からバスで京急三浦海岸駅にでて解散しました。
距離にして11キロ、約3時間くらいの歩きでした。
このコースは高波時や満潮時には歩けないところもあるので、
気をつけて歩く必要があります。
この日は気持ちよい歩きができました。
事故もなく全員無事に歩けてよかったと思います。


◎付 録
山どんどん新緑が進んでいます。
近くの里山で花に会ってきました。
シャガ

どこにでも咲いている花です。
土手などに植えると根をしっかり張るので土留めの役目をするそうです。
竹薮の下なども好きなようです。
改めてみるとなかなか捨て難い花ですね。


シラン

この花も咲き出しました。
紫蘭と書いて「シラン」です。
昔、この花の名前を聞かれて「シラン」と応えました。
すると「そんな意地悪しないで教えてよ!」といわれたことがあります。
白い花もあります。
白くても「シラン」です。

シロヤマブキ

ヤマブキと名前がついていますが、黄色いヤマブキとは種類が違います。
ヤマブキは花びらが5枚ですが、これは4枚です。
また、ヤマブキの葉っぱは互生しますが、これは対生です。
黒い種が残っていましたので、一緒に撮って見ました。
種は4個つきます。


ホウチャクソウ

ホウチャクソウが咲いていました。
花の形がお寺の屋根の四隅にぶら下がっている「ホウチャク」に似ているので
ついた名前です。
今年初めての出会いでした。


ヤマツツジ

新緑の中で一際目立ってきれいでした。
今年は花が咲くのが早いようです。
この連休中はよい天気が続くようです。
里山もまだまだ充分楽しめます。


ジシバリ

地面を覆い尽くすように咲いています。
二ガナにも似ていますが、背が低いです。
雑草として扱われていますが、よく見るときれいです。
大型連休で遠出はどこも混雑してたいへんのようです。
近くでのんびり過ごすのもよいことだと思います。
天気もよさそうなので大いに楽しんでください。

三浦・岩礁のみち(その4)

2009-04-29 | 日常の出来事
トウダイグサ

草むらにトウダイグサが咲いていました。
トウダイは灯台と書きますが、灯明のことです。
葉っぱの姿が似ているからついたようです。
小さな花がたくさん咲きます。
別名:スズフリバナとも呼ばれています。
雑草として空き地などにも咲いていますが、有毒ですから
注意しましょう。



ハマダイコンが群生していました。
向こうの岬から歩いてきました。
岬の上に剣崎灯台がかすかにみえます。
ここまで2時間くらい歩いたようです。
あと1時間くらい歩きます。


ハマボッス

葉っぱが丸い形の植物がありました。
ハマボッスという植物です。
まだ花が咲いていませんが、これから咲き出します。
白い小さな花です。
ボッスとは払子と書き、お坊さんが持つ仏具のことです。
花の形がこれに似ているのでついたようです。




これから進む方向です。
浜辺はすっかり潮が引いています。
いろんな貝殻が落ちていました。
タカラ貝という小さな貝が落ちていて何人かに上げました。
これを持っているとお金が貯まるといわれています。
効果はどうだったのでしょう。
今度会ったら聞いて見ます。

イソギク

文字通り磯に咲く菊です。
秋に黄色い花が咲きます。
葉っぱの裏が白い綿毛に覆われているので、白い縁取りのように見えます。
たくさん咲いているとまるで黄色い絨毯を敷いたように見えます。
園芸種としても出回っているようです。



このあたりは磯釣りによい場所のようです。
クロダイやカレイ、アイナメが釣れるそうです。
この日は波が静かでした。
手前の岩にヒジキがビッシリついています。
さっと湯がいて酢醤油で食べても美味しい海藻です。



釣り人が何人かいました。
遠くに見える丸い岬はコチ崎です。
このあたりは盗人狩りと呼ばれています。
昔、追い詰められた盗賊が渦巻く波涛に足がすくんで捕まったそうです。
この日のように穏やかなら逃げられたでしょうね。



この橋の上でそれぞれ証拠写真を撮りました。
神奈川県の17コースすべてを歩いて証拠写真を提出すると
記念品が貰えるそうです。
橋の上のステンレスのポールが曲がっていました。
海が荒れるとここまで波が押し寄せてくるようです。
落石も多い場所のようなので注意して歩きました。




岩の先端に何人かの釣り人がいます。
こんな日は魚も休んでいるでしょうね。
クロダイは多少海が荒れていないと釣れません。
台風の後などにはよく釣れました。
引きが強い魚でそれだけに釣れるとおもしろかったです。
刺身が最高ですね。



どこまでも続く波状岩の上を歩きます。
時々風が強く吹いてきますが、それほど寒くはありませんでした。
まさに「岩礁のみち」です。
足腰を鍛えるにはよい場所のようでした。



歩いてきた方向を振り返ってみました。
大きな岩がそそり立っています。
あの下を歩いてきました。
岩の襞(ひだ)が真っ直ぐ上に伸びていました。
どのようにしてできたのでしょうか?
特に名前はついていませんでしたが、誰かが「ネズミに似ている」
といったので「ネズミ岩」とでもしておきます。
もう少しで終点のようです。

三浦・岩礁のみち(その3)

2009-04-28 | 日常の出来事

ここにはこのような波状になった岩があります。
九州宮崎の日南海岸にも鬼の洗濯岩という波状岩がありました。
何度か歩いたことがありますが、それによく似ています。
やはり浸食作用によってできたのでしょうか?
日南海岸もなかなかよいところでした。



遊歩道はかなりしっかりしています。
雨の日は滑るので、滑らない靴を選ぶ必要があると思います。
この日はよい天気でまったく問題ありませんでした。
みんな元気そのものでした。



すっかり潮が引いています。
静かな入江です。
夏なら泳いでみたくなる場所です。
水も透明できれいでした。



誰かが「ナメクジがいる!」といって騒いでいました。
行って見ると「ウミウシ」でした。
潮が引いて水溜りに閉じ込められたようです。
泳いでいてこれに触るとあまり気持ちよいものではありませんでした。





歩いてきたほうを振り返ってみました。
岬の先端にアンテナが立っています。
海上通信用のもののようです。
海の事故のニュースをみると心が痛みます。
おとなしい時はよいのですが、暴れたら手がつけられません。
山も同じですね。

ツルナ

岩の上に小さな黄色い花が咲いていました。
ツルナのようです。
ツルナは野菜として栽培されていますが、海岸で見たのは初めてです。
ここには自生しているようでした。
小さい花なので、よく見ないと見落とすようです。



岩と岩の間を通ります。
時々柔らかい風が吹いてきます。
しばらく岩に腰掛けて眺めていたい場所でした。



広いところにでました。
ここは千畳敷と呼ばれているところのようです。
何度も洗濯したので洗濯板の波目がなくなったようです。
鬼も洗濯が好きだったのでしょうか?
洗っている姿を見たかったです。



まだ新しい標識が立っていました。
これからここを歩く人も多くなるようです。
「関東ふれあいの道」は神奈川県だけでも17コースあります。
ぜんぶ歩くと踏破証と記念バッチが貰えるそうです。
但し、撮影ポイントが指定されていてそこでの写真が必要だそうです。

ミヤコグサ

黄色い花が現れました。
ミヤコグサです。
マメ科の多年草で春から秋まで咲いています。
海岸だけでなく平地の芝などから顔を出している時もあります。
花の形から「エボシグサ」と呼ばれることもあります。



ハマエンドウ

すぐ近くにハマエンドウも咲いていました。
どちらもマメ科ですが、顔が違います。
両方で美を競い合っているようでした。



ツルニチニチソウ

これはよくみるツルニチニチソウです。
園芸種として人気があるようです。
山でも自生している姿をみます。
海岸にも種が運ばれてきたようです。



静かな湾です。
ここは江奈湾と呼ばれているところのようです。
海藻を取っている人が何人かいました。
ヒジキやワカメも取れるようです。




途中に海藻を干しているところがありました。
ワカメかと思ったのですが、アラメでした。
アラメは海藻の幅が広く表面にブツブツがあります。
油揚げなどと一緒に煮て食べると美味しいです。
下に干してあるのはギバサです。
このあたりではアカモクと呼んでいました。
細かく刻んでかき混ぜると納豆のように粘りがでます。
温かいご飯にかけて食べると美味しいです。
海藻はミネラル豊富で健康にもよいようです。

三浦・岩礁のみち(その2)

2009-04-27 | 日常の出来事

岩礁の道は平らではありません。
靴は底がしっかりしていて滑らないものが歩きやすいです。
山靴を履いている人もいましたが、それでも歩きやすいようでした。




岩場には藻が生えています。
緑色に見える海藻は「アオサ」といって食べられます。
味噌汁に入れるとふわっと磯の香りがします。
お酒の粕と一緒に煮ても美味しいです。



キケマンが咲いていました。
山で咲く「ミヤマキケマン」と棲み分けているようです。
葉っぱが細かく切れ込んでいます。
海岸にたくさん咲いています。



藪の中からホタルカズラが顔を出していました。
山でも見かけますが、海岸で見たのは初めてでした。
どこかから種が運ばれてきたのでしょうか?
ムラサキ科の花はどれもブルーが映えてきれいです。



海岸線から離れて高台に上ってみました。
歩いてきた湾がみえます。
水平線は春霞で霞んでいました。



ここには大きな灯台があります。
東京湾の玄関口、浦賀水道への航路を照らす剣崎灯台です。
明治4年とありましたから、かなり古い灯台です。
「喜びも悲しみも幾年月」という映画にもでてくるようです。



足元にたくさんのタンポポが咲いていました。
日本タンポポですが、関東に多いのでカントウタンポポとも呼ばれています。
海岸のためか、背はあまり高くありません。
花が終わる頃になると、茎を延ばして少しでも遠くに種を飛ばすようです。
素晴らしい智恵ですね。




灯台の全体像です。
周りはかなり広い場所になっています。
灯台の中には入れません。
しばらく海を眺めてから、次に移動しました。




灯台から降りるとセイヨウカラシナが咲いていました。
一般に菜の花と呼ばれています。
食用として栽培されていましたが、野生化して土手などでもよく
みられます。
同じ菜の花でセイヨウアブラナがあります。
これはアブラをとるために栽培されました。
葉っぱが茎を巻いています。
セイヨウカラシナは葉っぱが茎を巻かないので区別できます。



こんな標識が立っていました。
海抜1.2mだそうです。
海がすぐ目の前にみえます。
基準になる水準原点が国会議事堂の近くにあります。
普段は鍵がかかっている建物の中に保管されています。
一度見る機会がありました。
原点標石に埋め込まれた水晶板の目盛りのゼロ線が
東京平均海水面上 24.4140mです。
これを基準にして日本の高さを表しています。
山の標高000mというのもこれを基準にしています。



この海岸線にはこのような断層がみられます。
長い間に波で浸食されてできたようです。
大きな波がこのあたりまで押し寄せてきたようです。
おもしろい光景でした。



歩いてきた方向を振り返ってみました。
満ち潮になればこのあたりまで波がくるようです。
岩場の藻を踏まないよう慎重に歩きました。
しばらくはこのような道が続きます。



三浦・岩礁のみち(その1)

2009-04-26 | 日常の出来事
関東地方、一都六件ぐるりと一周する「首都圏自然歩道(関東ふれあいの道)」という
自然歩道があります。
その総延長は1665mにもなります。
今回は神奈川県を数回に分けて歩くことにしました。
その第1回目が「三浦・岩礁のみち」です。


京急三浦海岸駅からバスに乗り、松輪バス停で下車します。
そこからしばらく歩くとこのコースの入口があります。
今回のコースは約10キロです。
海岸線を歩きます。




このあたりはキャベツの栽培が盛んです。
冬はダイコン、夏はスイカを栽培しています。
いろんな野菜を栽培するのに土地が適しているようです。
キャベツもだいぶ収穫が終っている畑もありました。




しばらく歩くと湾に出ました。
たくさんの漁船があります。
静かな湾でした。
潮の香りがとても懐かしかったです。





参加者は10数名いました。
天気もよくて時々爽やかな風が吹いてきます。
気持ちよく歩けそうです。




湾を振り返ってみました。
湾というよりは静かな湖という感じです。
遊歩道はしっかりしていました。



海にでました。
船を安全に導く灯台があります。
水平線の向こうには船が行き交っています。
のどかな春の海です。



ハナダイコンの花が咲いています。
ダイコンの原種といわれています。
花は4弁花で少し紫色をしています。
海岸にたくさん咲いている花です。




全体の姿はこんな感じです。
ダイコンというよりは菜の花のようです。
花が終わるとインゲンのような種ができます。
もう既にできているものもありました。




ハマエンドウも姿を現しました。
咲き始めは少しピンク色をしています。
やがて紫色に変わります。
マメ科独特の姿をしていました。



開ききるとこんな姿になります。
浜に咲くエンドウ豆というところでしょうか。
豆ができますが食べたことがありません。
恐らく食べれないのではないかと思います。




やがて剱崎(つるぎざき)という景勝地につきました。
ここは神奈川景勝50選になっているようです。
遊歩道は岩礁を削ってできています。
しっかりした滑らない靴が歩きやすいようです。




海のほうをみると釣りをしている人が見えます。
今はアイナメなどが釣れるのでしょうか?
海で育ったので、子供の頃はよく釣りをしました。
餌はフナムシでした。
野竹で作った釣竿でしたが、おもしろいように釣れました。
魚は釣り竿(道具)を選ばないようでした。




薬用植物園

2009-04-25 | 日常の出来事
ヒスイカズラ

フィリピンのルソン島などの熱帯雨林に自生しているそうです。
マメ科の植物で20mくらい延びるようです。
花は1m以上にもぶら下がるようです。
ヒスイ色がきれいな花です。



落ちている花びらを並べてみました。
丸い部分が茎にくっついています。
人間がお辞儀をしているように見えました。
他の植物園にもあるようです。




ハナチョウジ

花が「丁」の字に見えるからついた名前です。
葉っぱは退化して茎になっています。
今年1月に行った中国の海南島でも見ました。
南国らしい色をした花です。



クンシラン

みごとなクンシランです。
花がたくさんついていました。
冬から春にかけて楽しめる花です。
愛好家も多いようです。


ニリンソウ

キンポウゲ科の花です。
名前はニリンソウですが、3本咲く場合もあります。
葉っぱに白い斑点があるので、区別できます。
群生しているときれいです。

イチリンソウ

こちらはイチリンソウです
葉っぱに細かい切れ込みがあります。
花も大きくよく目立ちます。
高尾山の城山から相模湖に降りる途中に群生地があります。
今頃、たくさん咲いていると思います。


キバナカタクリ

英名ではエリスロ二ウムといいます。
最近増えているようです。
風に揺れてなかなか撮らせてくれませんでした。



ハルトラノオ

花がトラの尾に似ているからこの名があります。
トラノオのつく名前の花はたくさんあります。
オカトラノオ、イブキトラノオ、ムカゴトラノオ・・・
いずれもこれからの花です。




イカリソウ

ここにはイカリソウもたくさん咲いています。
花の姿が船の錨に似ています。
宇宙船が飛んでいるようにもみえました。
まだまだ楽しめる花です。



マメザクラ

花が小さいサクラです。
箱根や富士山周辺にも多く自生しています。
比較的遅く咲く花です。



ベニシダレザクラ

入口に大きなシダレザクラガありました。
八重咲きのようです。
少し紅がかかっています。
きれいなシダレでした。

閉園近くに入ったので30分で追い出されました。
ここにはたくさんの薬草があります。
「栽培禁止のケシ」も期間限定でみることができます。
また、機会を見て行ってみたいと思いました。

多摩森林科学園(最終回)

2009-04-24 | 日常の出来事

シロタエという桜です。
「白妙」と書くようです。
全体にふんわりした感じでした。



キチジョウジだそうです。
オオシマザクラによく似ています。
葉っぱがでていますから、ヤマザクラの仲間のようです。
眩しいくらいの白でした。



ここには樹木もたくさんあります。
モミジが花をつけていました。
小さい花です。
咲き終わるとそのまま下に落ちます。
風に揺れてなかなか撮らせてくれませんでした。




ここにはスミレもたくさん咲いています。
これは土手の斜面に咲いていました。
フイリヒナスミレといいます。
葉っぱに斑が入っているのですぐにわかります。
個体数としては少ないようです。





一番会いたかった御衣黄(ぎょいこう)です。
かなり遠くにあったので、ズーミングしています。
花が緑色をしています。
珍しい桜ですが、全国に増えているようです。
遅く咲く桜なので、まだ見られるかも知れません。



足元にヤブレガサがありました。
山菜として天ぷらなどにして食べられます。
咲き始めは本当に破れた傘のような姿です。
ワラビなどもたくさん出ていました。



サノザクラとありました。
葉っぱが出ていますから、やはりヤマザクラの仲間のようです。
サノは栃木県の佐野のことでしょうか?
佐野といえばラーメンが有名です。
メンを青竹で練っていました。
唐沢山に登ったあと、食べたことがあります。
さっぱりした味のラーメンでした。




これはタイハク(太白)というサクラです。
直径が5~6cmもある大きな花です。
逆光でしか撮れない場所でした。



少し離れたところにもう1本ありました。
1ヶ所に咲く花の数は少ないようです。
あまり街の中では見かけないようです。
きれいなサクラでした。




これはだいぶ奥に咲いていました。
ヨウコウ(陽光)という名前がついていました。
花の真ん中が赤くて朝日が昇る姿のようです。
こんなサクラが増えるとよいと思いました。

2時間ほど園内を歩きました。
たくさんのサクラに出会えました。
遅咲きのサクラもあり、5月連休の頃まで楽しめるようです。

弘前のサクラも咲き出したようです。
今日から「サクラ祭り」が開催されるそうです。
連休には全国からたくさんの人が訪れるようです。


多摩森林科学園(その2)

2009-04-23 | 日常の出来事

これは「三ケ日桜」と書いてありました。
遠くからみると綿毛のようにフワフワして見えました。
静岡県の三ケ日が故郷のようです。
三ケ日というとミカンを思い出します。
静岡県の西部、浜名湖の北に位置する町です。
ここには姫街道があり歩いたことがあります。
近くの細江町では桜の時期に「姫様道中」という祭りがあります。
姫様が籠に乗って桜の下を通ります。
一度見に行きましたが、素晴らしい時代絵巻でした。



アップで見るとこんな感じです。
なかなか柔らかい感じのする花です。
細江町でみた桜もこんな感じでした。
5月連休には浜松の大凧揚げもあります。
今年もたくさんの観光客で賑わうことだと思います。



これは「シダレソメイヨシノ」とありました。
ソメイヨシノのシダレは初めてです。
今年のソメイヨシノは開花宣言があってから寒い日が続き、
10日以上経ってから満開になりました。
例年より長く楽しめたようです。
今はすっかり葉桜になっています。



遊歩道はこんな感じです。
土の道なので歩きやすいです。
春の陽射しが暖かかったです。



土手際にもたくさんの桜が咲いていました。
平日でしたがたくさんの人が歩いていました。
のんびり歩くにはよいところです。



土手の下をみると桜が逆光に輝いています。
かなり古い桜もありました。
ヤマザクラもたくさんあったのでまだ咲いていると思います。




これはハクサンオオデマリという名前がついていました。
ハクサンは加賀の白山でしょうか?
8月終わり頃登ったことがありますが、たくさんの花が咲いていました。
ハクサンコザクラの群生が印象的でした。
ハクサンの名前がつく花もたくさんあります。
夏山で出会うハクサンイチゲは清楚な花です。
今年もどこかの山で出会えると思います。



入口の近くで見たセンダイシダレがここにもありました。
ヤマザクラの仲間なので花と葉っぱが同時に出ています。
シダレは次々に花を咲かせるので長く楽しめます。
まだ咲いているかも知れません。



足元に咲いている雑草です。
セリバヒエンソウといいます。
漢字では「芹葉飛燕草」と書きます。
葉っぱが芹の葉に似ていて花が燕が飛んでいるように見えます。
燕も朝から賑やかにさえずっています。
隣の軒下に毎年きています。



キランソウも太陽に輝いていました。
地面を多い被せるようにビッシリ咲きます。
別名:ジゴクノカマノフタという名前があります。
この姿からついたようです。



ウスゲオオシマという名前がついていました。
オオシマザクラの仲間のようです。
昨年の今頃、箱根の湯坂道を歩きました。
大きなオオシマザクラがたくさん咲いていました。
ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの交配種だそうです。
現在ではサクラといえばソメイヨシノを指すようです。
連休には青森の弘前あたりが満開になるようです。
今年はもう咲いているかも知れません。

多摩森林科学園(その1)

2009-04-22 | 日常の出来事
昨日はgooのメンテのため、タッチの差で記事投稿できませんでした。
改めて投稿します。


JR高尾駅から歩いて10分くらいのところに多摩森林科学園があります。
以前から一度は入ってみたいと思っていたのですが、チャンスがありませんでした。
今年、初めて入ってみました。
今月10日のことです。
入口に大きな標識がありました。
入園料は¥400でした。



入るとすぐにミミガタテンナンショウが出迎えてくれました。
サトイモ科の植物で花にみえる部分は仏炎ホウと呼ばれています。
ホウの両側が耳たぶのように膨らんでいます。
テンナンショウは天南星と書き、中国で葉っぱの姿を夜空に広がる
星に例えたそうです。
茎の模様からマムシグサとも呼ばれています。
向かい合って何やら話し合っているようでした。



しばらく進むと、左の土手に紫色をした小さな花が咲いていました。
ヤマルリソウです。
ワスレナグサに似ていますが、ワスレナグサは中が黄色です。
咲き始めはピンクですが、少しずつブルーに変化します。
たくさん咲いていました。



ムラサキケマンです。
湿ったところを好むようです。
ケマンとは仏壇に飾る花飾りのことで花がこれに似ているから
ついた名前のようです。
葉っぱがセリに似ていますが、有毒ですから気をつけましょう。



草むらの中から静かに顔を出していました。
フデリンドウです。
似た花にハルリンドウがありますが、これにはロゼット状の根生葉があります。
茎の下を確認しましたが、根生葉がありませんでした。
花の姿が筆に似ているのでついた名前です。




ヤマブキもたくさん咲いていました。
これには種ができますが、ヤエヤマブキには種ができません。
黄色い花は遠くからでもよく目立ちます。
次々に花を咲かせ、長く楽しめる花です。




ここにはたくさんの桜の木があります。
最初に出迎えてくれたのはこの桜でした。
センダイシダレというネーム板がありました。
花と葉っぱが同時に出るのでヤマザクラの仲間のようです。
柔らかい感じの花でした。




「御所御車返し(ゴショミクルマガエシ)」という長い名前が
ついていました。
花だけでは区別がつきません。
1ヶ所からたくさんの花が咲くようです。



足元に咲いている小さい花です。
キジムシロです。
ミツバツチグリに似ていますが、茎が赤いので区別できます。
大きく広がり、キジが座るムシロに例えたようです。




木に巻きついているツル性の植物です。
キジョランといいます。
アサギマダラの食草です。
時々葉っぱに幼虫が食べた丸い穴を見ることがあります。
秋に種が弾けて中から白い綿毛が出てきます。
その姿から「鬼女乱(キジョラン)」という名前がつきました。



「思川(おもいがわ)」という桜だそうです。
ここは立ち入り禁止区域だったので、近くで花をみることが
できませんでした。
一重の花のようでした。



これには「身延桜(みのぶざくら)」という名前がついていました。
山梨県の身延山久遠寺には大きなシダレ桜があります。
身延駅から歩いて見に行ったことがあります。
これはその子孫でしょうか?

まだまだたくさんの桜が咲いていました。
もう少しご紹介します。






トトロの森

2009-04-20 | 日常の出来事

埼玉県の狭山湖丘陵に「トトロの森」という場所があります。
7日にここを歩いてきました。
スタート地点の常楽院というお寺の庭に大きなモクレンが
咲いていました。
ぼってりした花でした。



すぐ近くにボケが咲いていました。
この花もいろんなところで目にします。
遠くからでもよく目立つ花でした。




しばらく歩くと狭山湖という湖に出ました。
この湖は東京都の水がめになっています。
冬は富士山と夕日が水面に映ってきれいです。
野鳥もたくさん泳いでいてカメラマンがたくさんいます。
この日は少し水が少ないようでした。




数年前に水を抜いて耐震工事を行ないました。
10年くらいかけてきれいになりました。
堰堤は端から端まで歩けます。
散歩している人がたくさんいました。





堰堤の完成を記念して碑が立っています。
字は石原都知事によるのもです。
今、東京にオリンピックを招致すべく一生懸命運動をしています。
IOC委員による視察も終ったようです。
どんな結果が出るでしょう。



湖から一度離れます。
このあたりは狭山茶の産地です。
もう茶摘は終ったようでした。



しばらく静かな雑木林が続きます。
ここは「トトロの森1号地」と呼ばれている場所です。
開発が入らないよう基金を集め、土地を買って自然保護に努めています。
春の暖かい陽射しが柔らかく感じられました。




遊歩道はキチンと整備され、迷うことはありません。
このような自然はいつまでも残しておきたいと思います。
散歩するには1年中よいところです。
時々ウグイスの声が聞こえました。




再び狭山湖の下に出ました。
堰堤の下も歩けるようになっています。
まだまだ桜がきれいでした。



狭山湖からしばらく歩くと西武球場につきます。
今回はここが終点です。
この日は本拠地としての開幕戦がありました。
対戦相手はオリックスでした。
子供が小さい頃はよく見にきました。
今はもう入ることもありません。
屋根をつけましたが、下が開いています。
夏は暑く冬は寒い球場です。
のんびりと春の陽射しが楽しめた1にちでした。

太平山(その2)

2009-04-17 | 里山

信玄平からしばらく歩くと、太平山神社があります。
かなり古い神社のようです。
この神社の隣には星宮神社というのがあって建物が仏堂です。
神仏が混在しているようでした。



神社の裏手から山道を登ります。
登り終えたあたりに小さな祠がありました。
太平山神社奥宮だそうです。
まだ新しいようでした。



更に登ると大きな祠がありました。
標高が書いてありませんが、ここが一番高いところのようです。
ちなみに太平山は標高345mだそうです。
三角点を探してみましたが、ありませんでした。
この祠の扉はしっかり閉じられています。
「盗難が多いのでお賽銭はあげないでください」という注意書きが
ありました。
盗難除けの神様ではないようです。



近くにモミジイチゴの花が咲いていました。
花はいつも下を向いて咲いてます。
斜面に咲いていたので、思い切ってアップで撮ってみました。
なかなかかわいい花です。



全体ではこんな感じです。
葉っぱがモミジのに似ています。
鋭いトゲがあるので、うっかり触ると痛い目にあいます。
黄色くて甘い実がなります。



頂上から離れてしばらく車道を歩きました。
駐車場の近くの桜は満開になっていました。
同じ桜でも場所によって多少違うようです。
桜の花をみると何故かホッとします。



道の脇に大きな繭が落ちていました。
ヤママユガの繭のようです。
大きなガで日本中に生息し、幼虫はコナラなどの葉を餌にして
成長するようです。
振ってみたらカラカラと音がしました。
サナギが入っているようです。
この繭からは高級な絹糸がとれ、中国では飼われているそうです。



更に歩くと太山寺というお寺に着きました。
ここには大きなシダレ桜がありました。
「イワシダレ桜」と呼ばれ栃木名木百選になっているようです。



かなり大きなシダレでした。
樹齢360年だそうです。
全国にたくさんのシダレ桜があります。
今年もたくさんの人たちを楽しませたようです。
ここでタクシーを呼んでスタートした新大平下駅に行き、
解散しました。
東京からも充分日帰りで楽しめる里山でした。

太平山(その1)

2009-04-16 | 里山

栃木県の栃木市に太平山(おおひらさん)という里山があります。
桜の名所としても有名です。
今月4日に行ってきました。
下車駅は東武日光線の新大平駅です。
駅を降りてしばらく歩くと山が見えてきました。
手前の花はハナモモのようです。



足元にシロバナタンポポが咲いていました。
愛知県から西に多いタンポポとされています。
最近は関東でもよく見るようになりました。
種が何かで運ばれてきたようです。



こちらは普通に見られるタンポポです。
日本タンポポの中でも関東に多いので、カントウタンポポと
呼んで区別しているようです。
セイヨウタンポポはガクが反り返っています。
これは花にピッタリくっついていました。




ミヤマウグイスカグラが風に揺れていました。
ウグイスカグラには葉っぱや花にヒゲがありませんが、
ミヤマウグイスカグラには細かいヒゲがあります。
実は食べられます。
ウグイスがこの実をついばむ姿がカグラを舞っているように
見えるので、この名がついたそうです。



エンゴサクの仲間でジロボウエンゴサクと呼んでいます。
伊勢地方ではスミレのことをタロボウというそうです。
それに対してジロボウとついたようです。
小さな花ですが、正面からみるとおもしろい顔をしています。





最近いろんなところで見られます。
葉っぱがスイセンに似ていて花がスズランに似ているので、
スズランスイセンと呼んでいます。
園芸店ではスノーフレークという名前で流通しているようです。
花の先端にある緑色のホクロがかわいいですね。
まだまだ咲いています。



タネツケバナです
この花が咲くと、種籾を水に漬けて田植えの準備をするそうです。
雑草化してあちこちで咲いています。
花弁が4枚なのでアブラナ科の仲間のようです。
日本全国に分布しているようです。



約1時間くらい歩いて見晴らしのよいところにでました。
ここは謙信平と呼ばれているところです。
眺めがよいので「陸の松島」ともいわれているそうです。
条件がよければ富士山もみえるそうですが、この日は
霞んでいて見えませんでした。
桜の開花も遅れているようでした。



頂上付近に山本有三の文学碑があります。
彼は明治20年に栃木市に生まれたそうです。

「たったひとりしかない自分を、たった一度しかない一生を・・・」
と路傍の石の1節が刻んであります。
まさにその通りだと思いました。



展望のよいところに茶店があります。
ここでお昼にしました。
ここの卵焼きは有名だそうです。
茶店の近くに白いスミレが咲いていました。
葉っぱが細かく切れ込んでいたので、エイザンスミレだと
思いましたが、エイザンスミレは色がピンクです。
これはシロバナエゾスミレという種類のようです。
昨年もほぼ同じ時期にここにきましたので、咲いている場所は
覚えていました。
ここで1時間近く休憩して、次に向かいます。


北八ヶ岳(最終回)

2009-04-15 | 八ヶ岳

途中で振り返ってみました。
空の雲がきれいでした。
白い雲をみると夏雲のようにみえます。
登山道の雪は硬く凍り付いていました。




ここは岩がゴロゴロしているところです。
岩にペンキマークがつけられています。
ガスが出た時などには強い味方になります。
このマークを見落とさなければ道に迷うことはありません。




快調に下っています。
雪が解ければたくさんの高山植物が咲く場所です。
まだまだ雪の下で静かに眠っているようでした。



空を見上げると飛行機雲がクロスしています。
上空が冷えているようなので、なかなか消えないようです。
都会では見られない光景でした。




このあたりまで降りると周りの木には雪がありません。
かなり気温も上がってきました。
木々の芽吹きも始まっているようでした。




シャクナゲも春を待っているようです。
花芽がだいぶ膨らんでいます。
このあたりにはアズマシャクナゲが多いようです。
淡いピンクの花が6月頃咲き出します。





橋の上の雪の解けています。
多い時にはこの上に1mくらいの雪が積もっています。
周りにも雪が少なくなってきました。




日影にはまだ雪が残っていて硬く凍っています。
気温は5℃くらいでした。
ここはまだ2000mくらいのところです。
春がくるのも遅いようです。



この橋を渡れば渋の湯です。
やっとスタート地点に戻りました。
高見石小屋を出てから1時間30分でした。
小屋の前の黄色い箱は登山届を入れる箱です。
ここでアイゼンを外してバス停に向かいました。

今回の北八ヶ岳は晴天に恵まれ、素晴らしい山行でした。
メンバーの足も揃っていました。
天狗岳の頂上からの展望も忘れられません。
事故もなく無事に歩けたことに感謝です。

北八ヶ岳(2-8)

2009-04-14 | 八ヶ岳

高見石の上からも中央アルプスがみえました。
右から木曽駒ヶ岳、宝剣岳・・・一番左が空木岳です。
まだまだたくさんの雪があります。
夏になれば千畳敷カールでたくさんの高山植物に会えます。
ロープウエイで簡単に登れるので観光客も多いようです。



全体ではこんな感じです。
手前の屋根が高見石小屋です。
遠くに雲のように見えるのが中央アルプスです。
ズーミングしないとかなり小さいですね。




左奥に白い筋がみえます。
富士見スキー場です。
ここのスキー場は5月連休の頃まで滑れるそうです。
その上の山が入笠山です。
頂上からは360°の展望が楽しめます。




高見石の展望台はこんなところです。
大きな石がゴロゴロしています。
雪があって平らになっていますが、雪が消えると
大きな穴だらけのところです。



空に筋雲のような雲が流れていました。
飛行機雲が拡散した跡のようです。
青空に映えてきれいでした。



高見石小屋にはデッキがあってテーブルとイスがあります。
時間がたっぷりあったので1時間くらい休憩しました。
2年前の8月8日(八ヶ岳の日)に泊まりましたが、大きな部屋に
5名でした。
中学2年生の女の子とお父さんの親子が微笑ましかったです。
麦草峠から入って南八ヶ岳を縦走するといっていました。



高見石小屋を出発してしばらく歩くと分岐があります。
ここから賽の河原を通って渋の湯に降ります。
夏道で通ったことがありますが、この時期は初めてです。
どんな様子でしょうか?



登山道にはたくさんの雪がありました。
樹林帯の中なので雪解けにも時間がかかるようです。
しばらくは雪の感触を楽しみました。



樹林帯を抜けると視界が明るくなりました。
遠くに富士見スキー場とその奥に中央アルプスがみえます。
この谷筋に沿って降りるようです。



ここが「賽(さい)の河原」と呼ばれる場所のようです。
登山道はきれいに整備されています。
雪もほどほどに残っていました。
歩きやすい道です。




先頭は快調に降りています。
この時期にここを歩く人は少ないようです。
この日も誰にも会いませんでした。
右奥に御嶽山が姿をみせてくれました。
もう少し下るようです。

ここ数日季節はずれの暖かさが続いています。
東京では9日間も雨が降っていないそうです。
今日は久し振りに雨が降るようです。
埃があまりにもひどかったので昨日洗車しました。
翌日は大抵雨になります。(笑)


北八ヶ岳(2-7)

2009-04-13 | 八ヶ岳

今年は桜の開花宣言から満開になるまで10日以上かかりました。
その桜も咲いたらあっという間に散ってしまい、今はもう葉桜です。
花粉は相変わらず飛んでいるようで、街の中ではマスクをしている人が
多く見かけられます。

北八ヶ岳にはたくさんの雪がありました。
まだまだ白銀の世界でした。



中山展望を過ぎると樹林帯に入ります。
雪がたくさんあり、トンネルのようになっています。
しばらくは続きそうです。




シラビソの枝に残っている雪がシロクマが遊んでいるように
見えました。
みんなそれぞれ違う姿をしています。
こんな雪の造形をみるのもこの時期の楽しみです。





木と木の間から浅間山が姿をみせています。
この後、すぐに雲に隠れてしまいました。
頂上付近に僅かに噴煙がみえます。



歩いていると時々このような姿に足が止まります。
新雪が積もっていてシロクマの毛皮もフワフワしていました。
親子で戯れているようにみえました。




樹林帯の中の登山道です。
夏道では石がゴロゴロしていて歩きにくいところです。
雪があるとほとんど平らになっています。
踏み跡さえ外さなければ歩きやすい道です。




だいぶ降りてきました。
下には雪がありますが、木の枝の雪は解けています。
春が少しずつ近づいているようです。



登山道に大きな木が倒れていました。
雪がカメレオンのように見えました。
何か獲物を狙っているようです。
そう見えたのは私だけだったようでした。



高見石小屋に到着です。
中山展望台から丁度40分でした。
地図のコースタイムより少し早かったようです。
ここで昼食にしました。
缶ビールが乾いた喉に美味しかったです。


小屋の裏手に展望台があります。
岩がゴロゴロしているところですが、登ってみました。
眼下に白駒池がみえます。
まだ凍り付いているようでした。



右手をみると茶臼山と縞枯山がみえます。
一番左に蓼科山も見えるハズですが、頂上付近には雲が
あるようで、よくみえません。
もう少し展望を楽しみます。