山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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北八ヶ岳(2-6)

2009-04-12 | 八ヶ岳

途中でもう一度振り返って東天狗を眺めました。
左に硫黄岳の爆裂火口跡がきれいにみえます。
東天狗から硫黄に抜けるコースもなかなかよいコースです。
夏にはコマクサの群生もみられます。



歩いている右手奥には浅間山がクッキリとみえています。
1時は噴煙が大きく上がっていたようですが、この日は少し
おとなしくしていたようです。
活火山ですから、いつまた噴火してもおかしくない山です。





ここは少しきつい登りです。
硫黄、東天狗、西天狗がすべて姿をみせています。
こんな天気は滅多にないと思います。
展望を楽しみながらゆっくり登りました。





やがて「中山展望台」と呼ばれている場所に出ました。
1月末にもこのルートを歩きましたが、その時は風が強くて
長い間たっていられませんでした。
この日は風も穏やかでした。
右から乗鞍岳、木曽の御嶽山です。



更に左に目をやると中央アルプスがみえています。
右から木曽駒ヶ岳、宝剣岳・・・・大きくくぼんでいる左が
空木岳です。
ここの縦走もなかなか手ごたえがありました。



御嶽山をズーミングしてみました。
まだまだたくさん雪があるようです。
登山道に大きな石像が立っていて頂上まで導いてくれます。
なかなかアプローチが長い山です。



ここからは蓼科山が目の前にみえます。
どっしりとした山容です。
頂上付近にも小屋があり、夏はそこに泊まって星をみる人も多いようです。
大きな石がゴロゴロしていて両手両足をフルに使って登る山です。




ここからも天狗岳がよくみえます。
中山峠からは天狗岩に隠れて頂上がみえませんでした。
ここからは天狗岩の奥に頂上がきれいにみえました。
東天狗と西天狗では雪のつき方が違うようです。



中山展望台の周囲にはこのような樹氷がありました。
1月末よりは雪のつき方が少なくなっているようです。
青空との対比が素晴らしかったです。



樹氷もみる角度で違う顔をみせてくれます。
自然に溶けるまでにはもう少し時間がかかるようです。
同じルートを歩いてもその時々でまた違う楽しみがありました。




中山展望台にはこのような標識が立っています。
高見石とかろうじて読めます。
ここで10分ほど展望を楽しみ、次に進みました。
高見石までは40分ほどの歩きになります。