山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

朝鮮半島最高峰・長白山(その27)

2011-10-31 | 海外の旅
キッチン

食事をしているすぐ隣がキッチンでした。
いろんな鍋が置かれています。
ガスはプロパン、水は井戸から汲み上げているようです。

臼と杵

これは部屋の外に置いてありました。
餅をつく時の臼と杵だそうです。
臼は日本の物とは随分違う姿をしていました。


食堂

部屋が幾つかあります。
一番奥の部屋で食事をしました。
柱に唐辛子がたくさんぶら下がっています。
魔除けのようです。

朝日

一夜、明けました。
モーニングコールを断っていたので、外にでてみました。
太陽が丁度昇ってきたようです。

ホテル

前日の夜は暗くてよくわかりませんでした。
なかなか大きなホテルです。

白山大厦

白山大厦(バイシャン・ホテル)と大きく書いてあります。
朝食は6時30分からです。
1時間以上散歩できそうです。

橋(1)

ホテルのすぐ近くに大きな川が流れています。
そきに架かっている橋を渡って対岸に行ってみます。

橋(2)

なかなかモダンなデザインです。
まだ完成していないようです。
朝早いので、車はまだ通っていませんでした。

川(1)

太陽がかなり高く昇ってきました。
川で腰まで入って釣りをしている人がいます。
アユでも釣れるのでしょうか?

川(2)

少し角度を変えて眺めてみました。
近代的なビルがたくさん建っています。
まだ建設中のビルもあるようです。


山の道具屋

橋を渡ったすぐ右手にあるビルです。
1階に「山の道具」を売っている店がありました。
ザックやウェアなどカラフルなものが展示してあります。
見たかったのですが、まだ時間が早いので閉まっていました。


路線バス

路線バスのようです。
時間はまだ6時前です。
すでに数名の人が乗っていました。

ケンタッキー

ケンタッキーがありました。
中国語の表示がおもしろいです。
中国の子供達も大好きだそうです。


市立病院

これは市立病院のようです。
近くには薬局もありました。
漢方薬もたくさん売られているようです。
知らない土地を散策するのはなかなか楽しいものです。
もう少し歩いてみます。

朝鮮半島最高峰・長白山(その26)

2011-10-30 | 海外の旅
船乗り場(1)

左に船乗り場が見えます。
このあたりは川幅がかなり広かったです。
水深も深いようでした。

北朝鮮

右が北朝鮮です。
ここには国境があっても空にはありません。
箒で掃いたようなスジ雲が秋を感じさせてくれました。


中国の空

こちらは中国の空です。
雲はほとんどありません。


船乗り場(2)

船乗り場を通過しました。
今度は反対側に行くようです。




遠くのほうはかなり流れが速いようです。
この先は浅くなっているようです。
船は再びUターンしました。


静かな流れ

遠くに先ほど行った橋がみえます。
水に映る木々がきれいでした。

北朝鮮の山

最後に北朝鮮の山を眺めました。
西日に輝いてきれいです。
この山にも大きな木はないようです。

船乗り場(3)

約1時間の川下りを終えて船乗り場に着きました。
船の姿がよくわかると思います。
動力は船外機でした。


夕暮れ

バスに乗って延吉(イエンジ)に戻ります。
時間は午後5時過ぎです。
夕暮れの空がきれいでした。


高速道路の入口

延吉までは高速道路に乗りました。
高速道路の入口ゲートです。
図們という文字が見えます。


夕焼け(1)

途中で夕焼けが見えました。
異国でみる夕焼けもなかなかよいものです。

夕焼け(2)

約1時間で延吉の街に着きました。
まだ夕焼けが残っていました。
時間は午後6時を少し過ぎていました。

夕食(1)

この夜はホテルの外での食事でした。
ホテルのすぐ近くのレストランに案内されました。
個室で座敷のようなところでした。
この地方の民族料理だそうです。
豆腐が美味しかったです。

夕食(2)

たくさんの料理がありました。
左上にみえるのは、お餅です。
ドブロクがあるというので、1本オーダーして飲んでみました。
日本のドブロクより軽い感じがしました。


朝鮮半島最高峰・長白山(その25)

2011-10-29 | 海外の旅

船乗り場(1)
広場の先に船乗り場がありました。
我々以外他の客はいないようです。

船乗り場(2)

やはり朝鮮語と中国語の両方の文字が
書いてあります。
ここは中国と北朝鮮の国境としては一番近いところ
だそうです。

これから乗る船

これから船に乗ります。
救命胴衣を着て乗船しました。
私は奥の船の一番前の左側に座りました。

緩やかな流れ

川の水は緩やかに流れています。
これから奥に見える橋まで行くようです。


国境の橋(1)

先ほどバスから見た国境の橋です。
右が中国、左が北朝鮮です。
この橋の真ん中が国境にあたります。

筏風の船

船は竹に似せたプラスチックです。
全体が筏のようになっています。
動力はエンジンで動いていました。

北朝鮮側の茂み

見えている岸は北朝鮮です。
兵士が迷彩服を着て茂みに隠れていました。
まだ若い兵隊さんでした。



橋がかなり近くなりました。
時間は現地時間で午後4時30分頃です。
太陽がだいぶ西に沈みかけていました。

中国側

こちらは中国側です。
大きな建物があります。
工場のようでした。


北朝鮮側(1)

かなり北朝鮮の岸に近いところです。
ここからなら泳いで渡れそうです。
遠くの山の頂上に監視所が見えます。
ここで警備している兵隊を監視しているそうです。

北朝鮮側(2)

昔、北朝鮮の人はこの橋を渡って亡命してきたそうです。
夜なら気づかれずに渡ってくることができそうです。

中国側

中国側です。
ポールのある先には行けないそうです。
手を振ったら、何人かの人が応えてくれました。

川の真ん中

船は川の真ん中にでました。
何ともいえない静寂が漂っていました。

国境の橋(2)

橋の近くまできました。
左が北朝鮮です。
このあたりで船は引き返しました。
北朝鮮と聞くといろんなことが思い出されます。
朝鮮族にとっても悲しい話がたくさんあるようです。
西日がかなり強くなってきました。

朝鮮半島最高峰・長白山(その24)

2011-10-28 | 海外の旅
龍井(ヨンジョン)

これから国境の街といわれている図們(ドゥムン)へ向かいます。
その途中にある龍井(ヨンジョン)というところに
立ち寄りました。


彫り絵

ここは井戸から龍が現れたところだそうです。
古い井戸の壁面にこんな絵が彫ってありました。
水を汲み上げるツルベは日本のものとはだいぶ違います。
昔からヤナギの木も多かったようです。


井戸

これが地名となった井戸です。
今は枯れてしまって水はありませんでした。

憩いの場

地元の人の憩いの場になっているようです。
暖かい日差しを浴びて日向ぼっこをしています。
横ではトランプに興じている人達もいました。
顔は日本人にそっくりでした。

街の看板

街の中の看板です。
一番左は宝クジ売り場のようです。
表示は必ず朝鮮語と中国語を併記するよう、
法律で定められているそうです。


トウモロコシ畑

再び、バスに乗って移動します。
相変わらず、トウモロコシ畑が広がっています。
のどかな田園風景でした。


北朝鮮の山(1)

奥に見える山は北朝鮮の山です。
下のほうにスローガンが書いてありました。
遠くてよくわかりませんが、「21世紀の将軍・・・万歳」という
ような意味のことが書いてあるようです。

北朝鮮の山(2)

手前に川が見えます。
この川を隔ててこちらが中国、向こうが北朝鮮です。
だんだんと川が近くなってきます。

北朝鮮の山(3)

田んぼが見えます。
北朝鮮の山には段々畑が山の上まで広がっています。
右のほうの山の頂上にはアンテナと小屋がみえます。
北朝鮮の監視所だそうです。
我々の乗っているバスを監視しているのかも知れません。


図們江(ドゥマンガン)

川が近くなりました。
かなり大きな川です。
図們江=豆満江(ドゥマンガン)という国境の川です。



国境の橋

橋がみえてきました。
橋桁の色が途中から違っています。
左が中国、右が北朝鮮です。



橋の中国側

橋のところに数人の人が腰掛けて北朝鮮のほうを
眺めています。
ここには線路があるようです。


鉄道

踏み切りを渡る瞬間に撮りました。
確かに線路が北朝鮮まで続いています。
門には大きく「中国」という文字がありました。


広場

やがてバスは広場に着きました。
これから船でこの川を下ります。
どんな川下りが待っていることでしょう。
初めてみる図們江は静かでした。

朝鮮半島最高峰・長白山(その23)

2011-10-27 | 海外の旅
店内(1)

店内は広々としています。
お客さんは我々だけです。
売り子の女の子も暇そうでした。

店内(2)

反対側です。
このテーブルの上にあるのが朝鮮ニンジンです。
奥にいる女性が盛んに声をかけていました。


トウモロコシ畑

再び、バスに乗って移動です。
どこまでもトウモロコシ畑が広がっていました。

田んぼ

しばらくすると田んぼがでてきました。
だいぶ色づいています。
そろそろ稲刈りが始まるようです。

看板

大きな看板が建っていました。
宝クジの看板のようです。
中国でも宝クジがよく売れるそうです。


秋の雲

広々とした風景が続きます。
手前はブドウ畑です。
これはワイン用のブドウのようです。
ぽっかりと浮かんだ白い雲が秋を感じさせてくれました。


輪タク

満鉄の踏切を渡ります。
丁度、輪タクが通過するところでした。


昼食レストラン

街に戻ってきました。
ここで昼食です。
冷麺が美味しい店だそうです。


地ビール

先ずは地ビールで喉を潤します。
1本5元(¥60)でした。安いので2本オーダーしました。
食事は肉や魚もあり、意外と美味しかったです。


料理

これはタラコと手羽元を煮込んだものです。
味もそれほど濃くなくてビールのつまみによかったです。

冷麺

最後に冷麺のオーダーがありました。
ほとんどの人は「麺を半分!」といっていました。
どのくらいの量かわからないので、一人前をオーダーしました。
その量の多いのにビックリです。
ビール2本を飲んだ後でしたが、残すと悪いと思って
何とか完食しました。
さすがに苦しかったです。
麺は腰が強くて食べたことがない味でした。
次にきた時は半分にします。(笑)

朝鮮半島最高峰・長白山(その22)

2011-10-26 | 海外の旅
案内板

こんな大きな案内板がありました。
下のほうにここから見える山が描いてあります
青く描かれているのが長白瀑布のようです。

紅葉

少し陽が差してきました。
一瞬、紅葉が輝きだします。

柱状節理

大きな岩山に柱状節理が見られます。
山陰を旅した時、玄武洞の柱状節理を初めて目にしましたが、
まるで平らな石を積み重ねたような柱をみて驚いた記憶が
あります。

シャトルバス

これからシャトルバスで戻ります。
左にいるのがシャトルバスです。
行き先によって乗るバスが違うようです。


バスからの眺め

シャトルバスからの眺めです。
道路の両側の紅葉がきれいでした。


北坡山門(プッパサンムン)

約30分ほどでこの門に到着しました。
長白瀑布を見に行く観光客がたくさんいました。


移動バス

我々が移動に使っているバスです。
10人ではもったいないくらいの大型バスでした。
ハチミツを売っているところに寄りました。

天然ハチミツ

天然のハチミツだそうです。
ビンに入っているのは200元(¥2400)でした。
数人の人が買い求めていました。
半分くらいのものはないかと聞いてみましたが、
ありませんでした。

ハチミツ屋

こんな感じのところで売っていました。
ガイドは「ここのハチミツが一番美味しい!」といって
6本ほど買っていました。
親戚にもあげるそうです。

変わった自転車

バスの下をみるとこんな自転車が走っていました。
荷車にダンボールをたくさん積んでいます。
日本でも昔は自転車の後ろにリアカーを付けて荷物を
運んでいました。
これはまったく逆の姿です。
リアカーでなくフロントカーと呼んだほうがよさそうです。


トウモロコシ畑

一面のトウモロコシ畑が広がっています。
ここではお米の他にトウモロコシも主食になって
いるようです。


道路

バスの後ろのほうです。
道路はきれいに舗装されています。
雲南省や四川省の荒れた山道とはだいぶ違います。


里山

だいぶ下りてきました。
このあたりの紅葉はこれからのようです。
空の雲はすっかり秋の雲でした。


休憩所

行く時にも立ち寄った休憩所です。
ここでトイレを済ませてしばらく休憩します。
他に観光客はいませんでした。


朝鮮半島最高峰・長白山(その21)

2011-10-25 | 海外の旅
温泉(1)

ここは地面から温泉が湧いているようです。
湯気があちこちから上がっていました。


温泉(2)

穴を掘ったところからお湯が湧き出しています。
お湯の温度は70℃くらいあるそうです。
遊歩道からかなり離れたところだったので、
触ってみることはできませんでした。

観光客(1)

たくさんの観光客が歩いています。
ほとんどが中国人です。
これからあの橋を渡ります。

振り返ってみた風景

歩いてきたほうを振り返ってみました。
赤い防寒具はレンタルです。
たくさんの人が着ていました。

川の流れ

川がゴウゴウと音を立てて流れています。
先のほうにもたくさんの人がみえます。
滝まではまだまだあるようです。


モデル

途中にこんな撮影スポットがあります。
次々に観光客が写真を撮っています。
なかなか空かないので、モデルになって貰いました。


滝(1)

滝に到着しました。
石に「長白山瀑布」と書いてあります。


滝(2)

滝をズーミングしてみました。
前日はこの滝を山の上から眺めました。
落差は200mくらいあるようです。

滝(3)

少し引いてみました。
右に遊歩道があるようです。
この滝の上のほうまでタクシーで行って、この
遊歩道を歩いて下りることもできるようです。

紅葉(1)

右奥の風景です。
前日は奥の山から尾根を歩いてきました。
雪で真っ白になっています。
10分ほどしてから引き返すことにしました。


観光客(2)

観光客が河原に降りて遊んでいます。
ここは中国人にも人気がある観光地のようです。




雪が落ち葉の上に残っていました。
気温は相変わらず5℃以下です。
遊歩道にも滑りやすいところが何ヶ所かありました。

紅葉(2)

滝から帰る時にこんなきれいな紅葉がみえました。
突然陽が差して輝き出しました。

ゆで卵とトウモロコシ

温泉のお湯を利用してゆで卵とトウモロコシを
売っていました。
タマゴは1個3元(¥40)くらいでした。
トウモロコシも美味しそうでした。

朝鮮半島最高峰・長白山(その20)

2011-10-24 | 海外の旅
垂れ込めた雲

山の上には重そうな雲が垂れ込めています。
前日はこの右の尾根を下りてきました。
登山道はここからは見えないようです。

ダケカンバ

これから小天池に入って行きます。
ダケカンバが朝日に輝いていました。
シラカバよりかなり肌が荒れています。


説明文

ここにも小天池の説明がありました。
英語では The Small Sky Pond だそうです。
そのものズバリのようです。

池(1)

10分ほどで池にでました。
少し陽が差してきました。
風がないと水面に映る木々がきれいです。

反対側(1)

反対側に廻ってみました。
こちらからの眺めもなかなかのものです。
みんなが水の中を覗いています。
魚でもいるのでしょうか?

反対側(2)

少し角度を変えてみました。
上下が対称になっています。

池(2)

今度は右奥にカメラを向けました。
手前の木がよいアクセントになってくれました。


池(3)

今度は左奥です。
この池の縁に沿って歩いてきました。
1周してもそれほど時間がかからないようです。

池(4)

この枯れた木もダケカンバです。
我々の他には誰もいなくて貸し切り状態でした。



銀環湖

大きな岩に文字が彫ってあります。
ここは別名:銀環湖というようです。
かなり高いところにある岩です。
どのようにして書いたのでしょうか?


紅葉と雪

さて、これから長白瀑布の見物です。
山の上が見えてきました。
前日歩いた尾根は雪で真っ白になっています。
下は紅葉、上は雪、これに青空があれば最高の風景が
楽しめます。

駐車場

バスの駐車場に着きました。
前日、山から下りてきた場所です。
ここから歩いて行くようです。
たくさんの中国人の観光客がいました。

黄葉(1)

黄色いのはダケカンバのようです。
紅葉というより黄葉(おうよう)というそうです。
私はどちらも紅葉と呼んでもよいと思いますが・・・


黄葉(2)

奥に橋がみえます。
あの橋を渡って行くようです。
赤いコートはレンタルで貸してくれるようです。
中国人の観光客が借りて着ていました。
気温は5℃以下です。
ここの観光もこの日が最後のようでした。

朝鮮半島最高峰・長白山(その19)

2011-10-23 | 海外の旅
緑淵潭

小天池の反対側にありました。
ここから320mと書いてあります。
まだ少し時間があるので、入ってみることに
しました。


木道

長い木道が続きます。
ダケカンバの林です。


ダケカンバ

ダケカンバについての説明です。
標高1800~2100mに生えているようです。
日本でも標高1500mを境にしてそれ以下はシラカバ、
それ以上はダケカンバといわれています。


池(1)

下に池が見えてきました。
名前の通り水の色が緑色をしています。
下に降りてみます。


階段(1)

急な階段がありました。
霜で凍りついています。
滑って落ちたらたいへんです。


滝(1)

滝が2本見えます。
もう少し下りてみます。


滝(2)

下から眺めるとこんな感じです。
飛沫がこちらまで飛んできました。


池(2)

静かな池です。
朝のひんやりとした空気が漂っていました。


水の色

水の色がきれいです。
10分ほどしてホテルに戻ることにしました。

階段(2)

下から見上げた階段です。
霜で凍りついていて滑りやすいです。
ここをみんなが下りるのは難しいと思いました。


紅葉

紅葉がきれいです。
遠くに滝がみえます。
山はかなり雪が積もったようです。
1日違ったら歩けなかったかも知れません。

朝食

朝食です。
手前の饅頭に適当に何か挟んで食べます。
意外と美味しかったです。


ホテルの社長

この日はこの近くを散策して、長白瀑布まで歩いて行きます。
出発前にホテルの社長が見送りにでてくれました。
日本にいた頃はサッカーをやっていて、釜本と一緒にプレーを
していたそうです。
昭和18年生まれで、今年68歳だといっていました。
在日朝鮮人で日本が懐かしいとも話していました。
なかなか日本語も達者でした。
最後は1人ずつ握手をして別れました。




朝鮮半島最高峰・長白山(その18)

2011-10-22 | 海外の旅
朝の散策

日本をでてから4日目の朝です。
5時30分のモーニングコールを前日フロントで断って
おきました。
モーニングコールより必ず1時間は早く起きています。
朝食は6時30分です。
5時過ぎにホテルの近くの散策に出かけました。
すぐ近くを川が流れています。

ホテルとバス

河原からホテルの全景がみえました。
赤いバスは今回の移動に使っているバスです。
運転手がバスを拭いていました。


シナノナデシコ

河原に1輪だけ咲いていました。
花びらの切れ込みが深くありません。
日本ではシナノナデシコと呼んでいます。
外気温はマイナス1℃くらいです。
寒そうに震えていました。


ナナカマド(1)

ナナカマドです。
葉っぱがあまり赤くありません。
紅葉する前に寒さにやられたようです。


川と遊歩道

冷たい水が流れています。
奥に遊歩道がみえます。
対岸に渡ってみたかったのですが、渡渉する場所が
ありませんでした。

川と紅葉

時計をみながら歩けるところまで河原を歩きました。
上流にきれいに紅葉した木がみえます。
カエデの仲間かも知れません。
右に渡ってみたかったのですが、水の流れが速くて
渡れるところがありませんでした。

落ち葉と雪

途中で崖をよじ登って左の遊歩道にでました。
ここはきれいに板が敷いてあります。
落ち葉に雪が積もって真っ白になっていました。


ナナカマド(2)

ナナカマドが紅葉しています。
晴れていればもっときれいだと思いました。


遊歩道

ツルツルと滑る遊歩道です。
朝が早いせいか、誰もいません。
適当なところで切り上げました。

自動車道

遊歩道から道路にでました。
このまま進むと長白山瀑布の駐車場に行けます。
ここからホテルに引き返します。


小天池

ここはホテルのすぐ近くにあります。
朝食後この中に入るようなので、入口だけ確認して
中には入りませんでした。


案内板

こんな案内板がありました。
やはり火山の噴火でできた池のようです。
別名:銀環湖というようです。
このあと、入ってみるのが楽しみです。

朝鮮半島最高峰・長白山(その17)

2011-10-21 | 海外の旅
ダケカンバ

だいぶ下りてきました。
ダケカンバがたくさんでてきました。
黄色くみえたのはこの木が多かったからの
ようです。

コウモリソウの群生

下にはコウモリソウがたくさんありました。
葉っぱがきれいな5角形をしています。
花はほとんど終わっていました。

湧き出ている温泉

温泉が湧き出ているところがありました。
手を入れてみたら、かなり熱いお湯でした。


標識

こんな標識がありました。
ここは遊歩道にもなっているようです。
右のバスのマークがある方向に歩きます。


遊歩道

整備された遊歩道です。
板の上は歩きやすそうにみえますが、濡れていると
滑ってなかなか歩けません。

最後の橋

この橋を渡れば広場です。
ここは北坡(プッパ)登山口(標高1850m)です。
西坡(ソッパ)登山口(標高2240m)を歩き出して、
約8時間の歩きでした。
全員、事故もなく歩くことができてよかったです。

黄葉

橋の上から上流をみています。
川の水と黄葉がきれいでした。


車道歩き

広場からシャトルバスに乗ってホテルの近くで
降りました。
そこから車道を歩いて5分くらいのところにホテルがありました。
ガスがまたでてきました。


長白山国際観光ホテル

宿泊する長白山国際観光ホテルです。
オーナーは在日朝鮮人だそうです。


ビール

ガイドが手続きをしている間に早速ビールを買って
喉を潤しました。
1本15元(¥180)でした。


夕食

到着時間が遅かったので、部屋に行く前に夕食です。
ビールはそのままレストランに持って行きました。
ここでもたくさんの料理がでてきました。
ビール3本飲んだら、夕食代わりになってしまいました。
このあと、温泉に入って疲れをとりました。
男性3人で1時間くらい露天風呂で過ごしました。
誰も入ってこなくて貸し切り状態でした。


朝鮮半島最高峰・長白山(その16)

2011-10-20 | 海外の旅
ホテル

しばらく下ると右下にホテルが見えてきました。
2軒ありますが、我々が泊まるのはグリーンの屋根をした
ホテルだそうです。



右下に川が流れています。
周辺の紅葉がきれいでした。

滝(1)

大きな滝がありました。
これが天池から唯一流れ出ている滝だそうです。
「長白瀑布」と呼んでいました。

全景

全景はこんな感じです。
天池には水が入るところがなくて出るところが
この滝1ヶ所だそうです。
不思議でした。

紅葉(1)

すぐ下にもきれいな紅葉がありました。
奥のほうに遊歩道があるようです。
数人歩いているのがみえました。

広場

広場がみえます。
たくさんの人が歩いています。
ここから滝まで歩いて行けるようです。

滝(2)

歩いている左側にも滝がありました。
これは天池とは違うところから流れているようです。

下り(1)

ここから急な登山道を下ります。
足元はかなり荒れていました。
浮石に要注意です。

下り(2)

左側を流れている沢に沿って下っていきます。
監視員は付かず離れずで先頭を歩いていました。


紅葉(2)

左側の山です。
紅葉というよりは黄葉といったほうがよさそうです。
昨年の秋に行った北欧(ノルウエー)の黄葉を思い出しました。

駐車場

右下に広場が見えます。
観光バスがたくさん停車しています。
ここまでバスで来て長白瀑布まで歩くようです。

下り(3)

林の中の急な下りです。
落ち葉が濡れていて滑りやすいです。
ストックと木に掴まりながら下りました。

下り(4)

この先を左に下りるようです。
ルートはまったくわかりません。
先頭を歩いているガイドも時々迷っているようでした。
滑って尻餅をついている人も何人かいました。
危険を感じたら、お尻をついたほうが安全なようです。

朝鮮半島最高峰・長白山(その15)

2011-10-19 | 海外の旅
天池

このあたりが天池がみえる最後の場所です。
ガスがかかっていて全体像はみせてくれませんでしたが、
それでも断片的にきれいな色をみせてくれました。
心の中で「さよなら・・・」と別れの挨拶をしました。


標識

やっと標識がありました。
ポールに赤い布をつけた簡単なものでした。

雪(1)

アラレから雪に変わりました。
遠くの山肌が真っ白になっています。

登山道(1)

これから向かう登山道がみえます。
ここからはしばらくなだらかな登山道が
続くようです。

トウヤクリンドウ

足元にありました。
急に雪になったので、寒そうに震えています。
ここももうすぐ深い雪に覆われるようです。

雪(2)

クサモミジの上が真っ白です。
気温はマイナスに下がっているようです。

遠景

遠くの山には陽が差しているようです。
山の天気は変わりやすいです。


雪(3)

キバナシャクナゲの上にも雪が積もっています。
ここにきて雪に会うとは思っていませんでした。

チェックポイント

テントのような小屋がみえてきました。
チェックポイントだそうです。
男性が1人いて人数をチェックしていました。
暖かいコーヒーを入れて貰いました。
細長い袋に入ったインスタントコーヒー、1杯¥10元でした。
冷えた体には有り難かったです。

登山道(2)

小屋で10分ほど休憩して歩き出しました。
ここからしばらくは平らな道が続きます。

クサモミジ

右側に山が見えます。
細長く登山道が続いています。
ここまでくると雪は止んでいました。
クサモミジがきれいでした。


断層

大きな断層がみえます。
ここも崩れやすそうなところです。
時々ガラガラという音がしていました。

登山道(3)

再び雪が降ってきました。
でもここまで下りてくれば安心です。
このあたりは歩きやすい登山道でした。




朝鮮半島最高峰・長白山(その14)

2011-10-18 | 海外の旅
クサモミジ

これから歩く方向です。
ガスが晴れるとこんな姿を見せてくれます。
クサモミジがきれいでした。


急な登り

ここからまた尾根まで登り返します。
かなり急な登りが続きます。

振り返ってみた山

歩いてきた道を振り返ってみました。
小さなコブが幾つもあります。

ガレ場

尾根に出る最後の急登です。
日本の山と違ってペンキマークがありません。
尾根に3人の人影が見えます。
我々を追い越して行った韓国からの登山者でした。


監視員

監視員が時々立ち止まって見ています。
このコースは約8時間かかるコースです。
彼はその半分の4時間で歩くことができるそうです。
話しかけてみましたが、日本語も英語も通じませんでした。


岩場

ここはかなりガレている岩場です。
浮石がたくさんありました。
ガスがまたでてきて展望はありませんでした。


ガス(1)

振り返ってみました。
先ほどまで見えていた山もすっかり見えなく
なりました。
気温がグングン下がっています。

天池(1)

かすかに天池が見えます。
ガスがかなり濃くなってきました。

アラレ

少しなだらかな尾根道になりました。
パラパラと雨具の上から頭をたたく音がします。
アラレ降ってきました。

ガス(2)

これから向かう方向です。
岩の上のコケもアラレで白くなっています。
風もでてきました。
気温は1℃くらいまで下がってきました。

天池(2)

右下に天池が霞んでみえます。
今回はガスがかかっていて全体像をみることが
できませんでしたが、ところどころできれいな
姿をみせてくれました。


鹿鳴峰

しばらくは平らなところを歩きます。
前方にケルンのようなものが見えています。
鹿鳴峰(ノクミョンボン)(標高2603m)のピーク
だそうです。
ピークらしくないので、うっかり通り過ぎるところでした。
ここでケルンにタッチして次に向かいました。
登山口からここまで約5時間40分でした。




朝鮮半島最高峰・長白山(その13)

2011-10-17 | 海外の旅
クサモミジ(1)

歩いている左側です。
ここは植生が豊かなようです。
クサモミジがきれいでした。

崩れやすい山

右側の山です。
中腹が細かく崩れているのが、よくわかります。

クサモミジ(2)

足元のクサモミジです。
気温がかなり低くなってきました。


登山道(1)

なだらかな登山道が続きます。
30分以上下るようです。

登山道(2)

再びガスがでてきました。
すぐ前を歩いているのは現地ガイドの男性です。
愛称「哲ちゃん」いう36歳の若者でした。

大きな谷

この先は大きな谷になっています。
雪が削った谷のようです。
冬になれば5mくらい雪が積もるそうです。

クロトウヒレン

クロトウヒレンが咲いていました。
花びらの先端がカールしています。
日本の夏山でもよく出会う花です。


ミヤマゼンゴ

小さな花が半円状に集まって咲きます。
葉は羽状複葉で小葉は卵形をしています。
セリ科の花で日本の夏山では7~8月頃
お花畑を飾ります。
花が終わって種ができていました。

ミヤマリンドウ

標高が高いところに咲く小さなリンドウです。
寒いのか花が完全に開いていません。
蕾の姿もたくさんありました。

コバイケイソウ

コバイケイソウもありましたが、花は終わって
種ができていました。
日本の山でも同じような姿をみることができると
思います。



時々、陽が差してきます。
白くみえるのは沢の水です。
冷たくて美味しい水だとガイドが話していました。


クロマメノキ

クロマメノキです。
きれいに紅葉しています。
黒くなった実を探してみましたが、ありませんでした。
ブルーベリーの原種といわれています。

タカネトウウチソウ

タカネトウウチソウは花がありました。
花は下から順番に咲きます。
やはり夏の終わりを告げていました。

クサモミジ(3)

クサモミジがきれいです。
気温が5℃くらいに下がっています。
このあとの天気が心配です。