山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

小笠原諸島(その11)

2012-01-31 | 日本の島
ガジュマル(1)

突然、目の前にジャングルが現れました。
大きなガジュマルの木です。
これも気根を出してどんどん大きくなるようです。

ガジュマル(2)

見上げてみました。
空がみえません。
高さは20m以上あったように思います。
一般に暖かいところの植物は成長が速いようです。


半島

展望のよいところに出ました。
ここから半島がよくみえます。
右奥に三角形をした山が小富士だそうです。

小富士

小富士をズーミングしてみました。
標高86m、日本一南にある故郷富士です。
ここから日本で最初の初日の出が拝めるそうです。


標識

こんな標識がありました。
あと、乳房山まで500mくらいのようです。


シマオオタニワタリ

木や岩に着生する植物です。
これから先もでてくると思います。


ムニンシラガゴケ

かわいいハートがありました。
自然が造った芸術品です。
このコケもここの固有種です。


ムニンヤツデ

本土でみるヤツデより葉っぱが柔らかかったです。
花は咲いていませんでした。


シマホルトノキとアカギ

右がシマホルトノキ、左がアカギです。
アカギは薪材として植えられたそうですが、
強い木で他の木をダメにするそうです。
小笠原の樹林の生態系に影響を与えるということで
薬剤などで駆除しているそうです。


乳房山

乳房山がだいぶ近くなってきました。
天気は薄曇で、気温は20℃くらいでした。
もう少し青空が欲しかったです。


マルハチ

マルハチの名前は葉っぱが落ちた跡が逆八の字に
見えるからついたそうです。
このシダもたくさんありました。


オガサワラオカモノアラガイ

先頭のほうで大きな声がしています。
ガイドが何か見つけたようです。
葉っぱの裏に小さなカタツムリのようなものがいました。
殻が退化して半透明のナメクジのような姿に進化した
カタツムリの仲間です。
長さは1cmくらいでした。


オトメカタマイマイ

更に少し歩くとこんなカタツムリがいました。
これも1種の先祖から20種以上に進化した生物だそうです。
里では外来種のカタツムリが多いそうですが、山に入ると
まだまだ変わった生物をみることができます。


展望

展望が開けてきました。
この尾根が母島の背骨といわれています。
曇っているので、海の色もハッキリしませんでした。



※我々が帰ったあと、おがさわら丸はドックに入って
定期検査を受けました。
今日(31日)から運航再開です。

小笠原諸島(その10)

2012-01-30 | 日本の島
駐在所

駐在所の前です。
先ほど港でみたパトカーがありました。
おまわりさんはお出掛けのようでした。


スターフルーツ

すぐ隣が商店です。
中に入っておもしろいものを見つけました。
あとでわかったのですが、「木になる」果物だそうです。
私もずっと「気になって」いました。
別名:ゴレンシ(五稜子)と呼ぶそうです。
横に切ると、切り口が星型になります。


氷結

缶ビールと氷結があるのを確認しました。
何本か買おうと思ったのですが、レジ前は地元の人が
たくさん並んでいます。
表の自動販売機で購入しました。


果物

果物もたくさん入荷したようです。
値段は本土に比べてかなり高いようでした。

ハハジマメグロ

道路に埋め込んでありました。
母島とその周辺の向島と妹島にしか生息していない
貴重な鳥だそうです。
小笠原村の「村の鳥」になっています。


夕食メニュー

宿の夕食メニューです。
刺身も焼き魚もこの島で獲れたものではないようです。
お米も小笠原では作れないそうです。



食堂

2階の部屋が与えられました。
吹き抜けになっていて上から食堂がみえます。
この日は1度に宿泊できないようなので、分散宿泊でした。
ペンション風のなかなか快適な宿でした。

標識

翌朝は5時起床、6時出発です。
宿で用意してあったおにぎりを食べて出かけました。

この日は乳房山登山です。
乳房山は小笠原諸島で一番高い山です。
といっても標高は463mです。
数字だけみるとスカイツリー(634m)によく似ています。
途中まで登ったところにあった標識です。
まだあたりは暗かったです。


ヤロード

この日は現地ガイドが2名つきました。
小笠原の山は現地ガイドがつかないと登れないようです。
この黄色い実はヤロードという実だそうです。
イエローウッドが訛ってヤロードになったそうです。


乳房山

やや左奥のポツンとした山が乳房山です。
母島なので、このような名前がついたようです。
おっぱいの形としては福島の安達太良山のほうが
きれいな形をしています。


マルハチ

途中に大きな木が手を広げていました。
「マルハチ」というシダの仲間です。
ここではシダも大きな木に進化するようです。


オガサワラグミ

野生のグミです。
やはりここの固有種で赤い実がなるそうです。

タコノキ

気根(きこん)をどんどん伸ばして成長します。
タコの足は8本ですが、この木は関係ないようです。
これも小笠原の固有種です。

ムニンヒメツバキ

小さな白い花が咲いていました。
これも固有種です。
お茶の花を少し大きくしたような感じです。
小笠原にはここ独特の固有種がたくさんあります。
このあと、まだまだご紹介します。



小笠原諸島(その9)

2012-01-29 | 日本の島
おがさわら丸

係留されている「おがさわら丸」です。
モーターボートが見送りにきてくれました。

小さな島々

船が小さいので波に揉まれて大きく揺れます。
甲板にいても何かに掴まっていないと海に落とされそうです。
遠くに島がたくさん見えます。
どれも無人島です。


母島

やっと母島がみえてきました。
海上はかなり荒れていました。
具合が悪くなった人もいたようです。


沖港

母島の沖港です。
母島は面積20キロ平方メートルと小さい島ですが、
小笠原諸島でもっとも高い山があります。
今回はここに1泊してこの山に登ります。

甲板

ははじま丸の甲板です。
テーブルと椅子がありますが、すべてしっかりと固定されて
います。
出港してからしばらく座っていましたが、揺れが激しくて
すぐに船室に戻りました。


接岸

沖港の岸壁に接岸し、上陸の準備をしています。
橋を架けるのにおまわりさんも手伝っていました。
父島から2時間10分の船旅でした。

上陸

次々に上陸します。
母島は人口450人といわれています。
観光以外に仕事でくる人も多いようです。

モニュメント

港の近くにクジラのモニュメントがありました。
これはザトウクジラのようです。
もう島の近くまできているようでした。

オオバナセンダングサ

白い花がたくさん咲いていました。
オオバナセンダングサという外来種です。
センダングサは本土にもたくさんあり、種がズボンなどに
たくさんついてこの時期の山歩きの厄介者です。
これにも同じような種ができていました。

注意標識

道路標識にこんな「注意標識」がありました。
オオヤドカリという陸に住むヤドカリで天然記念物に
なっているそうです。


ヤシ

ヤシの間から「ははじま丸」がみえます。
ここに夕日があれば最高の絵になります。




ここが街らしいところです。
手前がJA、その隣が駐在所、一番奥が商店です。
船が着くとたくさんの商品が入荷するので、村の人が買い出しに
詰め掛けていました。
商店の中には長い行列ができていました。
宿は港から歩いて10分くらいのところにありました。





小笠原諸島(その8)

2012-01-28 | 日本の島
パトカー

パトカーが駐車していました。
ナンバーは「品川」ナンバーです。
ここは東京都だということを実感しました。


メンバー

母島への乗り場はすぐ近くにあります。
今回のメンバーは男性4名、女性7名、それに
ツアリーダーを含んで12名でした。
それにしてもたくさんの荷物を持っています。
私はザックと小さなバッグだけでした。
気温は20℃くらいあり暖かかったです。
Tシャツ1枚になりました。

おがさわら丸(1)

乗ってきた「おがさわら丸」です。
まだ荷物を降ろしていました。


ははじま丸(1)

母島まで乗る「ははじま丸」です。
総トン数490トンとありました。
おがさわら丸に接続して運行しているようです。


注意書き

母島に入る時の「注意書き」です。
外来種を持ち込まないよう細心の注意が必要です。


ははじま丸(2)

ははじま丸の側面です。
この船は「伊豆諸島開発(株)」という会社が運航しています。
母島は父島の南約50キロに位置しています。
この船で2時間10分かかります。




出航まで少し時間があるので、近くを散策してみます。
大きなヤシの木が南国らしい雰囲気を感じさせてくれました。
低い木はタコノキです。


ハイビスカス

ハイビスカスが咲いていました。
これも南国の花です。


クジラのモニュメント

クジラのモニュメントがありました。
もう少しするとホエールウオッチングも楽しめるようです。


おがさわら丸(2)

乗ってきたおがさわら丸です。
青空が見えてきました。

案内図

二見港の施設案内図です。
ここには診療所や高校もあるようです。
父島の人口は約2000人だそうです。
高校もあるようです。


ははじま丸の全景

ははじま丸の全景です。
総トン数490トンの船です。
おがさわら丸と比較するとかなり小さいです。


船内

船内は椅子席になっています。
下には絨毯の席もあります。
とりあえず、椅子席に座りました。

出港

12時30分、出港です。
見送ってくれる人はほとんどいませんでした。
さて、海はどうでしょうか?
荒れていないことを祈りました。


◎付 録

毎日寒い日が続いています。
この寒さにも負けないでロウバイが咲いています。
花の中まで黄色いのでソシンロウバイと呼ばれています。


まるでロウ細工のような花びらです。



咲き始めの姿もかわいいです。
枝の先端から咲き出していました。



花びらが透けてみえてきれいです。
冷たい風が容赦なく頬にあたります。




枝の1ヶ所から2個ずつ花がでていました。
その内の1個はツボミのものが多かったです。




逆光からみるのもよい感じです。
青空が眩しいくらいでした。



できるだけきれいに撮ってあげました。
丸く膨らんだツボミがかわいいです。

これはすべて昨日(27日)撮影したものです。
ロウバイは花期が長く、まだまだ楽しめます。
この花で幾らか寒さを忘れてください。


小笠原諸島(その7)

2012-01-27 | 日本の島
船員室

客室に戻る途中にありました。
一般客室と違って通路の壁にヘルメットが
かけてありました。
船長室もこのどこかにあるようです。


1等客室

1等客室です。
絨毯とドアの色が違います。
部屋の構造はベッドになっていて、2人用と
4人用があります。
運賃は2等客室の倍になっていました。
ちなみに2等客室は片道¥24、270でした。
これは燃料油価格によって違ってくるようです。


聟島列島

左手に島が見えてきました。
聟(むこ)島列島です。
小笠原諸島で一番北に位置する島です。
人は住んでいません。


父島(1)

Cデッキの外からの眺めです。
小笠原諸島の父島がみえてきました。


父島(2)

甲板に上がってみました。
少しずつ島が大きくなってきます。


モニター

モニターが父島に近づいていることを示しています。
入港までにはまだ30分くらいかかるようです。


二見湾

父島の二見湾に入りました。
先端に見える岩は「烏帽子岩」と呼ばれています。


二見港(1)

正面奥が二見港です。
あの港に接岸します。
黄色いブイは大きな客船を係留するための
ブイのようです。
その他、台風などで避難する時にも使うそうです。

二見港(2)

港が近くなってきました。
あまり人影が見えません。

出迎え(1)

しばらくしたら、たくさんの人が現れました。
おまわりさんも姿を見せています。
東京の竹芝桟橋を出港して25時間30分の船旅でした。
時間は午前11時30分です。
予定通りでした。


下船

次々に上陸します。
船内で何人かの人と話をしたのですが、仕事でくるという
人もたくさんいました。


出迎え(2)

たくさんの人が出迎えています。
ビーチコマという文字がみえますが、我々が3日目に宿泊するホテルです。


出迎え(3)

気温は20℃くらいで暖かかったです。
この船はここで3日間停泊します。

我々はこれから1時間後に出港する「ははじま丸」で
母島に向かいます。

小笠原諸島(その6)

2012-01-26 | 日本の島
船内見学を予約しておきました。
普段入れない操舵室の見学です。

操舵室(1)

操舵室の左側です。
明るい日差しが差し込んでいました。

操舵室(2)

こちらは右側です。
東京湾をでると「自動操舵」になっているそうです。
但し、見張り要員は常時ついています。


船首(1)

操舵室のやや左側からみた前方方向です。
船長になった気分でした。


船首(2)

今度は少し右側から眺めてみました。
遠くの海がキラキラと光ってきれいでした。


羅針盤

羅針盤です。
一般には「コンパス」と呼ばれています。
針はほぼ真南を指しています。


操作レバー

左右の舵を操作するレバーのようです。
見学前に「計器類には決して触らないように・・・」との
注意がありました。

操舵室(3)

窓側に双眼鏡が置いてあって自由に使うことが
できます。
仲間が外を眺めていました。

計器盤(1)

たくさんの計器類が並んでいます。
この部屋には常時2名が勤務しているそうです。
船長は出港と入港の時、また必要に応じてこの部屋に
入ってくるそうです。

舵輪

昔の船には大きな舵輪がありました。
現在はコンピューター制御になっているので、
こんなに小さくなりました。
乗用車のハンドルとほぼ同じくらいでした。


電子回路モニター

電子回路モニターです。
目的地と現在地が示されていました。


船尾方向

船尾のようすです。
向こうからは「立ち入り禁止」の柵があって
こちらまでくることができません。

左舷方向

左舷方向です。
この左奥に島影がみえていました。
まもなく小笠原がみえるようです。


計器盤(2)

もう一度、計器類を撮りました。
舵輪はほぼ中央にセットされています。
正面の窓ガラスの上にもたくさんの計器類がありました。


神棚

神棚がありました。
「大神山神社」というお札がありました。
父島の港近くにある神社です。
約20分くらいの見学でした。

※人数に制限があり、希望する場合は売店横の案内所で
申し込んでください。
なお、履物は靴を履くよう注意がありました。
室内の撮影は自由です。

小笠原諸島(その5)

2012-01-25 | 日本の島
日の出(1)

翌朝、5時30分に目が醒めました。
日の出が見えるか、デッキにでてみました。
外はだいぶ明るくなっています。


東の方向

甲板にでてみました。
この正面が東になります。
雲で覆われて何も見えません。


日の出(2)

雲の切れ間から太陽が少し顔を出しました。
時間は6時38分です。
もうかなり高いところまで昇っているようです。

日の出(3)

しばらく待っていましたが、これが精一杯でした。
朝は雲が多いので、なかなかきれいな日のでは
見られないようです。

※帰りにもチャンスがありましたが、もっと悪くてダメでした。


モニター(1)

モニターが現在位置を示しています。
速力21.4ノット、順調に航行しているようです。
東京を出発して約21時間経過しています。

レストラン(1)

午前7時からレストランがオープンします。
朝食メニューはお粥などに人気があるそうです。
すべてセルフサービスで最後に会計します。
私は持参した物で軽く済ませました。


売店

売店はまだ閉まっています。
シャッターにクジラの絵が描いてありました。

レストラン(2)

レストランです。
開店時はかなり混んでいますが、1時間くらいすると
だいぶ空いてきます。
ここでコーヒーの飲んでのんびりするのもよいと
思います。


右舷前方

甲板にでてみました。
幾らか雲が切れています。
かなり暖かくなってきました。

船尾

船尾からの航跡です。
360度みても何もみえません。
地球が丸いと実感できます。

客室(1)

2等客室です。
それぞれ自由に過ごしています。
25時間30分の船旅はたっぷり時間があります。。


客室(2)

客室は通路を挟んで両側にあります。
乗船する時、番号札を渡されその場所が自分の場所に
なります。


※船内ではサンダルなどがあると快適に過ごせます。
アルコール類も売っていますが、嗜好品を持ち込んでも
問題ありません。



小笠原諸島(その4)

2012-01-24 | 日本の島
夕日(1)

16:18、日が沈み始めました。
少し雲が邪魔しています。


夕日(2)

16:22、真っ黒な雲に隠れてしまいました。
しばらくようすをみます。


夕日(3)

16:25、なかなかでてきません。
雲の下の光がきれいでした。



夕日(4)

16:27、少し顔をだしました。
水面に光の帯ができました。


夕日(5)

16:30、少しカメラを引いてみます。
水平線には雲がたくさんありました。


夕日(6)

16:34、このまま静かに沈んで欲しいです。
静かな時が流れています。


夕日(7)

16:37、最高に輝いた一瞬です。
周囲の雲が黄金色に輝いています。


夕日(8)

16:39、再び水平線に雲が現れました。
今度は上の雲が輝きだしました。
これ以上の期待は無理のようです。


夕日(9)

16:45、まだ少し太陽がみえます。
小笠原に仕事で何度も通っているという男性が
すぐ近くにいました。
20年近くこの海をみているそうですが、まったく雲がない
夕日は1度しか見たことがないそうです。

夕日(10)

16:46、太陽が沈んだ後はこんな感じです。
約20分間の天体ショーでした。

※帰りにもう1度チャンスがありましたが、海が荒れていて
何も見えませんでした。

シャワールーム

寒くなったので、船内に戻りました。
ここはシャワールームです。
24時間利用できます。

通路

通路の左側にトイレと洗面所があります。
こちらは男性用で、女性用は反対側にあります。

決まった時間になるとレストランがオープンします。
昼はコンビニで弁当を買って持ち込みましたが、
夕食はレストランで「カツカレー」を食べました。
なかなか美味しかったです。


小笠原諸島(その3)

2012-01-23 | 日本の島
エントランス

各デッキの中央に階段があります。
Aデッキが一番上で、Bデッキが乗降口になっています。
我々はその下のCデッキの客室が与えられました。


売店

Cデッキには売店があります。
左奥は案内所になっています。
この売店は決まった時間だけ開いていました。

モニター

すぐ前にモニターがありました。
この船の現在位置がわかるようになっています。
これは客室にあるテレビでも見ることができます。


2等客室

2等客室です。
毛布と枕が用意されています。
場所には番号札が置いてありました。
1週間に1度の船便です。
この日はほぼ満席でした。


自動販売機

通路に自動販売機もあります。
その隣には給湯器もあり、いつでもお湯が利用できます。


大島

外洋にでたらスピードを上げたようです。
エンジンの振動は響きますが、それほど揺れは感じません。
遠くに大島が見えました。


航跡

船尾です。
一直線に航跡が続いています。
冬の日本海と違って幾らか穏やかなようです。


左舷後方

左舷後方です。
寒いのか誰も甲板にでている人はいませでした。


右舷前方

右舷前方です。
船はまっすぐ南に向かっています。
西日が眩しいくらいでした。


太陽(1)

午後4時前です。
まだ、太陽は高い位置にありました。


水平線

水平線に雲が輝いています。
夏の雲を思わせました。


太陽(2)

太陽がだいぶ水平線に近くなってきました。
時間は午後4時を過ぎていました。
きれいな夕日が見られるでしょうか?

右舷前方

船が大きく波を切って進んでいます。
船に弱い人はこの波を見るだけで酔うそうです。
客室では横になって寝ている人が多かったです。



小笠原諸島(その2)

2012-01-22 | 日本の島
レインボーブリッジ(1)

レインボーブリッジのお台場側です。
冬の太陽が眩しく輝いていました。

レインボーブリッジ(2)

これから橋を潜ります。
デッキにはたくさんの人がでていました。


レインボーブリッジ(3)

もう少しで通過します。
このレインボーブリッジは歩いて渡ることも
できます。
以前は有料でしたが、現在は無料になったようです。


レインボーブリッジ(4)

通過中のお台場方面です。
昔、砲台が置かれていたので「お台場」と
呼ばれています。


レインボーブリッジ(5)

無事に通過しました。
船は東京湾をでるまでは、ゆっくりと
進みます。


フジテレビ

手前の木が茂ったところに砲台が置かれていた
ようです。
奥にみえる建物はフジテレビです。

コンテナ基地

大きなコンテナ船がみえます。
ここはコンテナ基地になっているようです。


羽田空港(1)

右奥に羽田空港が見えてきました。
このあたり一帯は埋立地になっています。


羽田空港(2)

羽田空港の管制塔です。
煙突の煙がまっすぐ上がっています。
風はほとんどないようです。


羽田空港(3)

ターミナルビルが見えます。
手前にはたくさんの飛行機が駐機していました。


飛行機

飛行機が頭上を通過しました。。
30秒に一機の割合で飛び立っていました。


羽田空港(4)

着陸する飛行機です。
マークからしてJALのようです。


羽田空港(5)

この滑走路は新しくできた滑走路です。
たくさんの杭を打ち込んでできています。
これから離陸する飛行機がみえました。


右舷後方

右舷後方です。
冷たい風が頬にあたります。
先ほどまでたくさんの人がいましたが、それぞれ
船室に入ったようです。


右舷前方

右舷前方です。
突き当りが「操船室」になっています。
寒くなってきたので、そろそろ船内に入ります。


小笠原諸島(その1)

2012-01-21 | 日本の島
1月10日から15日まで小笠原諸島に行ってきました。
小笠原諸島は東京から約1000キロにある海洋島です。
2011年6月に世界自然遺産に登録されました。

竹芝桟橋

竹芝桟橋はJR浜松町から歩いて7~8分です。
入口に「小笠原」の文字が大きく描かれていました。


待合室

待合室です。
すでにたくさんの人が集まっていました。


乗船口

乗船口に向かいます。
出港は午前10時です。


おがさわら丸

この船に乗ります。
おがさわら丸は総トン数6700トン、全長131m、
航海速度22.5ノット、旅客定員1043名だそうです。


小笠原の花

乗船すると小笠原の花の壁画が出迎えてくれました。
このうち幾つの花に出会えるか楽しみです。


スカイツリー(1)

客室に荷物をおいて展望デッキにでてみました。
スカイツリーが大きく見えました。


ビル群

たくさんのビル群が見えます。
このあたりは昔海だったところです。

右舷前方

右舷前方です。
「おがさわら丸」の文字が新鮮でした。

右舷後方

右舷後方です。
「小笠原海運」はこの船の持ち主です。

レインボーブリッジ(2)

前方をみるとレインボーブリッジが見えます。
これからあの下を潜って行きます。


船尾

船尾を見るとコンテナを積み込んでいるところでした。
この中にたくさんの食材などが入っているようです。


スカイツリー(2)

午前10時丁度、静かに船が岸壁を離れました。
スカイツリーが見送ってくれました。

勝鬨橋

奥に勝鬨橋が見えます。
昔は大きな船が通るたびにこの橋が跳ね上がりました。
このあたりの景観もすっかり変わったようです。

帆船・日本丸

左側に帆船が見えてきました。
マストと船体のブルーのラインから二代目「日本丸」の
ようです。
初代日本丸は役目を終えて「横浜みなとみらい」に係留されて
います。


※今日はこれから入笠山に行ってスノートレッキングです。
頂上から360°の展望が楽しめるのですが、天気は悪そうです。
無理しないで楽しんできます。

藤沢七福神(最終回)

2012-01-20 | 日常の出来事
海岸(1)

海岸にでました。
急に目の前が明るくなったような気がしました。
海は冬とは思えないくらい穏やかでした。

光る海

太陽がまだ高い位置にあります。
光る帯が水平線まで続いていました。


岩屋橋

この橋を渡れば「岩屋」の行けます。
もう少し歩いてみます。


海岸(2)

橋からの眺めです。
岩場ではたくさんの人は遊んでいました。
この時間帯は引き潮のようでした。


江ノ島岩屋

岩屋の入口です。
長い歳月を経て波の侵食でできた洞窟です。
内部は神秘的な音響や照明で龍神伝説が演出
されているそうです。
一緒に手を繋いでくれる人がいなかったので、
ここで引き返しました。


海岸(3)

波打ち際まで下りてみました。
遠くにいるカップルがよい雰囲気でした。


海岸(4)

この岩屋橋はもう少し奥まで続いているようです。
子供達は水の中を覗いて歓声をあげていました。
魚かカニがいたのでしょうか?


波(1)

波打ち際まででてみました。
学生の頃、ここで泳いだことがあります。
足に海草が絡まってたいへんだったことを思い出しました。


光の道

光の道です。
このまま歩いて行って見たくなりました。
こんな静かな海は久し振りでした。


波(2)

大きな波がくるのをジッと待っていました。
足元まで波が押し寄せてきます。
しばらく波と遊んでから引き返すことにしました。

展望台

江ノ島展望台です。
高さ59.8m、海抜119.6mからの
眺めはなかかなよいものだそうです。
仲間の何人かはここからの展望を楽しんだようです。

太陽と海

帰りはかなり急ぎました。
太陽がだいぶ低くなってきました。
海に沈む夕日をみたかったのですが、この日の夜は
自治会の役員会があります。
残念ながら諦めました。

弁天橋の石碑

江ノ島弁天橋の中ほどにありました。
弁天橋も引き返してくる人が多かったです。


片瀬江ノ島駅

ここから小田急線に乗りました。
片瀬江ノ島駅です。
龍宮城をイメージしているようです。
なかなか楽しい七福神めぐりでした。

安人さんからも「楽しかった!」というメールが届きました。
また機会がありましたら、お誘いしたいと思います。



付 録

記念品

この七福神めぐりはスタンプラリーになっています。
8ヶ所のスタンプを押して観光案内所に行くと
このような記念の手拭いが¥100で購入できます。
2本欲しい人は追加で¥200払えば購入できるようです。
よい記念になりました。








藤沢七福神(その4)

2012-01-19 | 日常の出来事
富士山(1)

富士山と連絡船のツーショットです。
この連絡船は江ノ島弁天橋の袂と岩屋を結んでいます。
富士山の右側の雲がなかなか取れてくれません。


富士山(2)

右に富士山、左にモミュメントを入れてみました。
このモミュメントも龍の姿をしているようです。
飛んでいる鳥はトンビです。
うっかり食べ物を持っていると急降下して横取りする
そうです。
「トンビに注意を!」という注意書きもありました。

江ノ島神社

江ノ島には辺津宮、中津宮、奥津宮の3つの神社があります。
この3つの神社を総称して「江ノ島神社」と呼んでいます。
これは最初の神社、辺津宮に入る鳥居です。

瑞心門

この門は瑞心門と呼ばれています。
たくさんの提灯が奉納されていました。

辺津宮

辺津宮(へつのみや)です。
たくさんの参拝客が並んでいました。
時間がないので、遠くから一礼しました。


銭洗白龍王

すぐ近くにありました。
ザルのお金を入れてこの水で洗っていました。
ピンクのかわいい龍でした。

ヨットハーバー

辺津宮でこの日は解散です。
あとは自由行動です。
まだ時間が早かったので、江ノ島の反対側まで歩いて
行くことにしました。

途中からヨットハーバーが見えました。
昭和39年の東京オリンピックの時にできたそうです。
海に浮かんでいる白い物はウィンドサーフィンです。


岩屋への道

ここから奥に行くと岩屋にでます。
「謹賀新年」の旗がお正月らしい雰囲気でした。

大島

左手に海が見えてきました。
遠くにうっすらと大島が浮かんで見えます。

奥津宮

一番奥にある神社です。
ここまでくるには長い階段を登ってこなければ
なりません。
隣にエスカレーターもありますから、足に自信のない人は
利用できます。
但し、エスカレーターは有料です。


龍宮大神

ここにも龍がいました。
江ノ島には龍がたくさんいるようです。
今年の干支に相応しい島のようです。
もう少しで岩屋に到着します。





藤沢七福神(その3)

2012-01-18 | 日常の出来事
龍口寺への階段

龍口寺に向かいます。
この石段を上れば本殿です。

おとそ

お寺に入って参拝を済ませると「おとそ」の
サービスがありました。
盃にも龍の絵がありました。
甘くて美味しかったです。




このお寺の一部から海が見えました。
左奥は房総半島のようです。

龍の彫り物

石で彫った龍が鎮座していました。
今年は辰(龍)の出番が多いようです。

仏舎利塔

お寺の裏手には仏舎利塔が建っています。
昭和45年に建立されたものだそうです。


富士山

ここからの展望は素晴らしいです。
富士山もきれいに見えました。


伊豆半島

更に左にカメラを廻しました。
遠くに見える山は伊豆半島の山のようです。


仏像(1)

正面に仏像がみえます。
暮れに登った奥多摩の鹿倉山の仏舎利塔とは
形が違っていました。


仏像(2)

内部の仏像をズーミングしてみました。
金ピカのお釈迦様のようでした。



五重塔

お寺の横には立派な五重塔があります。
工事中のようで足場が掛けられていました。
明治43年に建てられたそうです。


江ノ電

街の中を走っている電車です。
先頭の車体には鮮やかな絵が描かれていました。
「美しき鎌倉の遺産を世界へ」と呼びかけているようです。


江ノ島の入口

これから江ノ島に向かいます。
このトンネルを潜って行きます。

江ノ島弁天橋

江ノ島弁天製の橋でした。
今では立派なコンクリート製になっていました。
これから島の中を散策します。


藤沢七福神(その2)

2012-01-17 | 日常の出来事
遊行寺

常光寺の近くにあるお寺です。
ここでお昼にしました。

大イチョウ

大きなイチョウがありました。
幹は途中でなくなっているようです。
紅葉の頃は見事だと思います。


説明文

説明文です。
やはり幹は途中で折れてしまったようです。


諏訪神社(1)

5番目に訪ねたところです。
大きな鳥居が出迎えてくれました。


諏訪神社(2)

ここには「大黒天」さまが祀られているそうです。
富貴と勇気の守り神だそうです。

大黒さま

すぐ近くの建物の中に大黒さまがいました。
片足を上げて踊っています。
笑顔が心を和ませてくれました。



感応院

6番目のお寺です。
ここには「寿老人」が祀られています。
長寿の神様だそうです。


江ノ島駅

江ノ電の江ノ島駅です。
藤沢から江ノ電に乗ってここで降りました。

飾り物

駅の前にスズメの飾り物がありました。
寒いので誰かが毛糸の服を着せたようです。
何となくほのぼのとする雰囲気でした。

龍口寺

龍口寺(りゅうこうじ)といいます。
このお寺は「毘沙門天」さまを祀っているそうです。
藤沢七福神には2つの毘沙門天があります。


山門

大きな山門がありました。
「龍乃口」と書いてあります。


龍の絵(1)

門の上に龍の絵が描いてありました。
なかなか迫力がありました。

龍の絵(2)

反対側にもありました。
先ほどの龍は玉を握っていましたが、これは
持っていませんでした。

龍の彫刻

龍の彫刻もありました。
さすがに龍の文字がつくお寺です。
智恵と勇気を授けられました。