山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

鋸山(その2)

2013-03-14 | 千葉の山
方向盤

途中に展望台がありました。
丸い方向板です。
ロープウェー山頂駅の奥に伊豆の天城山が
みえるそうです。


遠望(1)

同じ位置から撮ってみました。
白い建物がロープウェー山頂駅です。
残念ながら伊豆半島は霞んでいて見えませんでした。


遠望(2)

少し右の方向です。
したの街は浜金谷の街です。
対岸に見える白い煙突は久里浜にある東京電力の
火力発電所です。
原発事故からフル稼働で動いているようです。


遠望(3)

こちらは左の方向です。
下は保田の街です。
館山の沖にある浮島もよく見えます。
この日の太平洋は静かでした。


遠望(4)

左の岬は観音崎です。
船の右奥に白い煙がみえます。
その右にスカイツリーが微かに見えました。
カメラでは無理だったようです。


東京湾観音

更に右の方向です。
白くみえるものは富津にある東京湾観音です。
高さ56メートルの観音様で、世界平和と戦没者慰霊のために
1961年に建てられたそうです。

フェリー

展望台からは階段で少し下ります。
途中から浜金谷港を出港して久里浜に向かう
フェリーが見えました。
横浜あたりからくる人にはこのコースが最短距離になるようです。


石切場(1)

石を切り出したところです。
かなり苔むしていました。

石切場(2)

ここにはたくさんの石を切り出した跡があります。
昔は「金谷石」として、建築にも使われたようです。


石切場(3)

まるで鋭利な刃物で切ったような跡です。
柵の上には展望台がありました。




石切場(4)

随分たくさん切り出したようです。
かなり風化しているところもありました。





地獄のぞき

この上にも展望台があります。
「地獄のぞき」という名前がついています。
この展望台に登るにはロープウェーを使うのは便利なようです。
数人の人間が米粒のように見えました。



鋸山全景(1)

だいぶ降りてきました。
山全体がギザギザしているので、鋸山と命名されました。


鋸山全景(2)

少し引いてみました。
全体としてはこんな感じです。
東京湾の浦賀水道を船で通るとこの姿がよくみえます。


展望台

少し下ったところに最後の展望台がありました。
真っすぐ奥には富士山も見えるそうです。
この日は残念ながら、雲の中でした。



浜金谷駅

街の中を歩いて浜金谷駅に着きました。
約4時間くらいの歩きでしたが、それほど汗もかきませんでした。
港の近くで懇親会をして解散しました。

※帰りはこの駅から各駅停車で千葉にでて、更に電車を乗り継いで
帰宅しました。
約4時間近くかかりました。
やはり千葉の房総は遠いと実感した1日でした。


   号 外

クリスマスローズ

12日、クリスマスローズが新しく届きました。
3人娘です。



八重咲きのお姉さんです。
一番背が高かったです。



黄色い次女です。
恥ずかしそうにうつむいていました。




末っ子は濃いワインレッドです。



早速、次女と末っ子には庭に住ん貰うことに
しました。
mcnjさん、ありがとうございました。
また、庭が明るくなりました。

鋸山(その1)

2013-03-13 | 千葉の山
※2月10日、千葉の鋸山に登ってきました。
2回シリーズでご紹介します。

保田駅

内房線の保田駅が下車駅です。
秋葉原から「特急さざなみ1号」に乗ってきました。
約1時間50分の乗車でした。


標識(1)

ここは「関東ふれあいの道」にもなっているようです。
林道口まで歩きます。


山ガール

今回も2人の山ガールが参加してくれました。
山仲間とは初めてでしたが、私とは今年に入って
2回目の登山でした。



菜の花

菜の花が咲いていました。
さすが、房総半島は暖かいようです。



林道口

林道口に到着しました。
駅から約1時間でした。
ここから山道に入ります。


ヒノキ林

ヒノキ林の登山道です。
ヒノキはよく手入れされていました。


遠望(1)

途中から房総の山々が眺められました。
右奥には海も見えます。


標識(2)

ここは右に向かいます。
頂上まであと100㍍です。


登山道(1)

ここはかなり急な登りです。
足元をしっかりと確認しながら歩きました。


案内板

鋸山の山頂です。
こんな案内板がありました。


三角点

ここには一等三角点があります。
一等三角点は三角点の中で最も大きく、一辺が18cmの四角形で
御影石でできています。
45キロ間隔に設置されているので、必ずしも高い山にあるとは
限りません。


遠望(2)

頂上からは内房がよく眺められます。
遠くに見える白いものは富津にある東京湾観音です。




登山道(2)

しばらく展望を楽しんでから、次に向かいました。
ここからしばらく下って行きます。
暖かい日差しが降り注いでいました。

大福山(最終回)

2011-02-28 | 千葉の山
雪道(1)

ここには雪がたくさん残っています。
踏み跡はありません。
新雪がそのまま残っていました。

雪道(2)

尾根になっているようです。
まさか、これほどまで雪が残っているとは
思いませんでした。


展望台(1)

雪道から一般道に降りてしばらく歩くと
展望台がありました。
ここが大福山の頂上のようです。

展望台(2)

螺旋階段の展望台があります。
上に上って見ることにしました。

展望

展望台からの風景です。
横浜のランドマークやスカイツリーも
見えました。
肉眼でやっと見えただけでした。


林道

これから駅に戻ります。
日陰にはやはり残雪が残っていました。




来た時に見えた畑です。
老夫婦がいたので声をかけました。

自然薯

自然薯を作るそうです。
この細い筒に自然薯の種芋を入れてツルを竹に
巻きつけるそうです。
秋には美味しい自然薯が収穫できると話していました。


養老渓谷駅のホーム

養老渓谷駅に着きました。
ホームには大きな藤棚があります。
ヤマフジだそうです。


足湯

電車がくるまで約1時間あります。
駅のすぐ側に「足湯」がありました。
料金は¥140だそうですが、電車に乗る人は無料で
使わせて貰えます。
足だけでしたが、体まで暖まりました。

養老渓谷駅

養老渓谷駅は利用者が多いので、駅員がいます。
女性の駅員でなかなか親切でした。
ここから五井駅まで戻り、解散しました。
駅から駅まで約5時間の歩きでした。
新緑の頃や秋の紅葉もよさそうなところでした。

大福山(その5)

2011-02-27 | 千葉の山
分岐

10分ほど引き返したところに
分岐がありました。
向こうに見える大きな木の左側です。


登り(1)

そこから急な上りが続きます。
大福山はこの上にあるようです。

登り(2)

勾配が少し緩やかになりました。
モウソウダケがたくさん茂っています。
春にはたくさんのタケノコがでてくるようです。

雪道

雪がでてきました。
千葉県の山で雪の出会ったのは初めてのような
気がします。

雪だるま(1)

展望のよいところに出ました。
テーブルにかわいい雪だるまが置いてありました。
先客の誰かが作って置いたようです。


展望(1)

展望はかなりよいです。
でも遠くは霞んでよくわかりません。

展望(2)

少し左側の展望です。
この奥に太平洋が広がっているハズです。
さすがに海までは見えませんでした。


雪だるま(2)

雪だるまに小石とススキの葉っぱで眼と口を
付けてあげました。
嬉しそうでした。

階段

階段を登ります。
この上に神社があるようです。


白鳥神社

白鳥神社です。
静かに佇んでいました。

彫刻

立派な彫刻が施されています。
かなり古い物のようです。
下に横たわっているのは龍のようでした。



神社の後ろに4つの祠がありました。
正月飾りが残っています。
手前の一つだけ向きが違います。
何か意味があるのでしょうか?
この奥に細い道があります。
その道を辿って見ることにしました。

大福山(その4)

2011-02-26 | 千葉の山
水の流れ

小さな音を立てて流れています。
滝をみているようでした。

渓谷(1)

川に沿って渓谷が続きます。
ここは秋の紅葉もきれいだそうです。

侵食層(1)

たくさんの侵食層を見ることができます。
ここは房総半島のど真ん中です。
この反対側に養老渓谷があります。


川底の紋様

きれいな水です。
川の底に砂の模様が広がっています。
水の流れが作った芸術品です。


残雪

雪が残っていました。
渓谷の中は気温が低いようです。
11日に降った雪の名残のようです。


侵食層(2)

侵食層が素晴らしいです。
これだけを見て歩くだけでも楽しいです。

渓谷(2)

川に沿って黙々と歩いています。
ここだけでも4キロくらいあるようです。




道は意外としっかりしていました。
浮石だけに注意すれば誰でも歩けるようです。



靴は底がしっかりした物が足を痛めません。
濡れても大丈夫なような防水性のある靴がよいと
思います。



こんな崩れたところもあります。
足元にきをつけて歩きました。


行き止まり

この先で行き止まりのようです。
Uターンの標識がありました。

日高邸跡

ここには日高邸という家があったようです。
今は建物はなく、小さなベンチがあるだけでした。
しばらく休憩してから途中まで引き返します。

大福山(その3)

2011-02-23 | 千葉の山
侵食層(1)

川に沿って侵食層ができています。
これも長い時間をかけてできたようです。

梅ヶ瀬渓谷

もう梅ヶ瀬渓谷に入ったようです。
しばらくは渓谷に沿って歩きます。

残雪

雪がかなり残っています。
千葉県は比較的暖かいところです。
雪があるのは珍しいと思いました。



ここは川に沿って歩けるようです。
長靴を履いていればよかったです。


侵食層(2)

両側にこのような侵食層が続いています。
秋の紅葉もきれいなところだそうです。




この近くの養老渓谷はツアー客なども多いようです。
ここは養老渓谷の反対側になります。
この時期は人も少なく、静かな歩きができます。

シダの群生

大きなシダが茂っています。
このシダは冬でも枯れないようです。




かなり長い渓谷です。
夏は涼しくてよいかも知れません。
いろんな生き物も住んでいるようです。



川の水もきれいです。
いろんな魚も棲んでいるようです。
もう少し川に沿って歩きます。


今日はこれから北八ヶ岳に行ってきます。
25日の夜、帰る予定です。
その間、ブログはお休みします。

大福山(その2)

2011-02-22 | 千葉の山
分岐(1)

分岐にでました。
ここは右に向かいます。


竹の柵

大きな竹で畑に柵を作っていました。
帰りに寄ってみます。
杉に花粉がついて赤くなっています。
花粉症の人はこれからたいへんなようです。




のどかなハイキング道です。
時々車が通るだけで、人はいません。


トンネル

トンネルを抜けます。
気温は10℃くらいで寒くはありませんでした。



分岐(2)

ここを右に行けば大福山に行けます。
我々は左に進んで梅ヶ瀬渓谷を歩きます。


案内板

分岐にあった案内板です。
左は道路が狭くなっているようです。
いろんな注意が書いてありました。


林道

静かな林道です。
時々小鳥の声が聴こえてきます。
新緑の頃、歩くのもよさそうです。



雪が少し残っていました。
この日の2日くらい前に雪が降りました。
その名残のようです。


侵食層(1)

見事な侵食層です。
長い時間をかけてできたようです。


侵食層(2)

冬季には地下水が凍り、大きなツララができる
そうです。
今年は雨が少なく、地下水も染み出ていないようです。




川が現れました。
小さなトンネルがあります。
これも侵食作用でできたようです。


川の横断

飛び石伝いに川を渡ります。
増水していると渡るのは難しいと思います。
この程度なら問題ありません。
これからしばらく渓谷に沿って歩きます。

大福山(その1)

2011-02-21 | 千葉の山
千葉県に大福山(だいふくやま)という
おめでたい名前の山があります。
2月13日に登ってきました。

五井駅

スタートは内房線の五井駅です。
千葉駅から20分くらいのところです。

小湊鉄道

ここから小湊鉄道に乗り換えます。
2両編成のこじんまりした電車でした。
1日乗車券¥1700が安くて便利です。

単線

小湊鉄道は単線です。
1時間に1本くらいの間隔で走っています。
広々とした風景が広がっていました。


飯給(いたぶ)駅

無人駅が多いようです。
駅に着くたびに後ろから車掌が切符を受け取りに
走っていました。
この駅は飯給(いたぶ)と読むそうです。
「る」をつけたら怖いです。


養老渓谷駅

養老渓谷駅です。
ここには女性の駅員さんがいました。
ここで降りたのは我々だけでした。

標識(1)

ここから幾つかのハイキングコースがあるようです。
我々は大福山に向かいます。


案内板

コースの案内板です。
この中の「梅ヶ瀬渓谷」というコースを通って
大福山に登る予定です。



暖かい日差しが降り注いでいました。
この日の参加者は男性7名、女性3名の合計10名でした。


標識(2)

分岐がありました。
ここは「房総ふれあいの道」になっているようです。
左のほうに向かいます。

宝衛橋

前方に大きな橋が見えます。
「宝衛橋」だそうです。
山の中の橋としてはなかなか立派でした。