山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

奥の細道・山寺(その1)

2013-06-30 | 街道歩き
※今回の旅の3日目です。

宿の全景

朝食まで時間があったので、外に出てみました。
宿の全景です。

遠望

すぐ前に畑が広がっています。
ツルで育てているのは「ホップ」です。
ビールの原料に使います。


宿

左は展望風呂です。
このあたりは5月初旬まで雪が3mくらいあるそうです。


朝食

朝食メニューです。
ご飯が美味しかったです。


大石田駅

宿のマイクロバスで駅まで送って貰いました。
ここから電車で天童に向かいます。



電車

電車が入ってきました。
2両編成でした。


天童駅

約30分くらいの乗車で天童駅に着きました。



将棋の駒

天童は将棋の駒で有名です。
ポストの上に駒のモニュメントがありました。


路線バス

これからこのバスに乗車します。


荻野戸四辻

約15分の乗車でした。
ここから、山寺まで歩きます。



山形市

さくらんぼ畑が両側にありました。
ここから山形市に入ります。



天童市

歩いてきた方向です。
天童市の標識がありました。


さくらんぼ(1)

さくらんぼ畑が延々と続いています。


さくらんぼ(2)

これは紅さやかという品種です。
佐藤ニシキはまだ少し早かったです。

奥の細道・山刀伐峠(その5)

2013-06-29 | 街道歩き

バス

途中でバスがきたので、手を挙げて乗りました。
バスには誰も乗っていなくて貸し切り状態でした。


芭蕉青風歴史資料館

途中で降りて芭蕉青風歴史資料館に寄りました。
ここは尾花沢市です。


入館

早速、中に入って見学です。
入館料¥200でした。


地図

地図がありました。
今回、鳴子温泉から歩いて尿前の関、堺田、山刀伐峠を越えて
尾花沢にきています。
芭蕉は7月3日に尾花沢にきて、鈴木青風の家に10泊しました。
芭蕉と鈴木青風は江戸で知り合いになり、最初から清風を
訪ねる予定にしていたそうです。

※芭蕉は「おくのほそ道」に「かれは富める者なれども、志いやしからず」と
記しています。
その後7月13日に馬で山寺に向かったそうです。


館内(1)

館内は広かったです。
ここには鈴木清風と芭蕉に関する資料がたくさん展示されて
いました。

館内(2)

残念ながら、個々の資料は撮影禁止でした。
鈴木青風はベニバナで財を築いた商人だそうです。
芭蕉とはたくさんのエピソードがあったようです。


ポスター

「ねまらっしゃい」とは山形の方言で「ゆっくりしてください」という
意味だそうです。

花笠高原荘

この日の宿です。
マイクロバスで芭蕉記念館まで迎えに来てくれました。
「花笠高原荘」という市営の宿泊施設です。
街からかなり離れていました。


山形弁

壁にこんな手拭いが掲げてありました。
山形弁、幾つわかるでしょうか?

※上の笠は「花笠踊り」で使う笠です。
東北4大夏祭りの一つに数えられています。


付 録

※23日、法事で三浦半島の六浦まで行きました。
帰りに北鎌倉で途中下車して東慶寺に寄ってきました。

北鎌倉駅

北鎌倉駅です。
鎌倉と比べたら随分静かな駅です。

東慶寺

駅から歩いて数分のところにあります。
ここは「縁切寺」としても知られています。


イワタバコ(1)

イワタバコは既に最盛期を過ぎていました。
岩にびっしりと咲いている姿は圧巻です。

イワタバコ(2)

それでも何本か残っていました。
葉っぱがタバコの葉に似ているので、このように
呼ばれています。


イワタバコ(3)

わずか10分ほどで退散しました。
鎌倉はなかなか遠い国です。

奥の細道・山刀伐峠(その4)

2013-06-28 | 街道歩き
道路

遠くに道路が見えます。

峠の入口

峠の反対側の入口です。
峠からここまで約1時間20分でした。

コンロンソウ

アブラナ科の植物です。
この白い花を中国の崑崙山脈に積もる雪に例えたそうです。


タニウツギ

いろんなところで楽しませてくれました。


ミズキとタニウツギ

ミズキとタニウツギとのツーショットです。


サワオグルマ

ひたすら歩きます。
黄色い花はサワオグルマです。
これだけ群生していると見事です。


フキの煮物

やがてガイドの家に着きました。
峠を越えて、道路に出てから約40分の歩きでした。
ここで、フキの煮物をご馳走になりました。
故郷の味でした。

工房

奥で大工仕事もしているようでした。
3歳くらいのお孫さんもいて、愛嬌を振りまいていました。

ワラビの煮物

ワラビの煮物です。
一味が入っていてピリ辛でした。

田園風景(1)

30分ほど、ガイドさんの家で休んでからまた歩き出しました。
バスに乗る予定でしたが、時間が1時間以上ありました。
田植えはすっかり終わっていました。



田園風景(2)

田園風景の中をひたすら歩きます。
ここのバスは停留所でなくても手をあげればどこでも
停まって乗せてくれるそうです。

この日は昼食を持っていなくて、みんなで手持ちのパンや
クッキーを分け合ってお昼代わりにしました。
コンビニがどこかにあると考えたのが大間違いでした。


奥の細道・山刀伐峠(その3)

2013-06-27 | 街道歩き
あずま屋

あずま屋がありました。
ここで休憩です。

説明文

山刀伐峠・子宝地蔵・子持ち杉の説明です。


子宝地蔵と子持ち杉

右が子宝地蔵、左が子持ち杉です。
子宝地蔵はもっと小さな祠だったそうですが、
今回のガイドが改築したそうです。



子持ち杉

子持ち杉を見上げてみました。
右側の数本は枯れていました。


ヤマツツジ

ヤマツツジがこれから咲くところです。


登山道(1)

峠から大きく下って行きます。
新緑がきれいでした。

登山道(2)

林道にでました。
しばらくは平らな道を歩きます。


ヤマフジ

ヤマフジがきれいに咲いていました。
山形も春本番を迎えていました。


トチの花

トチの花です。
かなり高いところに咲いていました。


オオバキスミレ

葉っぱが大きく色が黄色いスミレです。
沢沿いの薄暗いところに自生しています。


杉の木

大きな杉の木です。
雪でこのようにきれいなカーブを描いています。
建物の屋根に使うとよいそうです。


荒れた田んぼ

昔、このあたりを開拓した人が住んでいたそうです。
現在は住む人もなく、田んぼは荒れていました。



タニウツギ(1)

たくさんのタニウツギが目を楽しませてくれました。



ウワミズザクラ

漢字では上溝桜と書きます。
やはり春先に咲く花です。



タニウツギ(2)

タニウツギの蕾は真っ赤です。
こんな姿をみるのも新鮮な感じがしました。


林道

かなり広い道路ですが、車はまったく通りません。
静かな歩きができました。



コシアブラ

新芽は天ぷらにして食べると美味しいです。
もうこんなに大きくなっては食べられません。
もう少し歩きます。



奥の細道・山刀伐峠(その2)

2013-06-26 | 街道歩き
峠の入口

山刀伐(なたぎり)峠の入口まで宿の車で
運んで貰いました。



登山道(1)

これからここを登って行きます。


現地ガイド

ここでも現地ガイドを頼みました。
右の男性がそのガイドです。
このあたりの人が山仕事をする時のスタイルです。
本職は宮大工だそうです。


登山開始

いよいよ登山開始です。


ブナ林

大きなブナ林の中を登って行きます。


新緑

新緑がきれいでした。


ブナ(1)

ブナの大木です。
空があまり見えません。

ツクバネソウ

足元にひっそりと咲いていました。
花はあまり目立ちません。


ブナ(2)

ブナに巻きついているのはヘビではありません。
大きなツタウルシのようでした。


ウラジロヨウラク

花の先端が少し開くだけの花です。
葉っぱの裏が白いので、ウラジロという名前が
ついています。
ヨウラクとは仏像の背後に飾る飾り物のことです。




登山口から約30分くらいで峠に着きました。
ここはかなり広い場所でトイレもありました。
奥に見える建物は休憩所です。


ガイド(1)

このガイドさんが被っている帽子を「なたぎり」と呼んでいる
いるそうです。
この峠が遠くから見ると片側がなだらかで、反対側が鋭く切れ落ちて
いるので、この帽子によく似ているそうです。


ガイド(2)

今度は後ろを向いて貰いました。
腰につけているのが「山刀(なた)」です。
これで木の枝を切ったりします。
私も持っていますが、あまり使う機会がありません。


閉校記念

こんな板もありました。
学校が閉校になって記念にこの峠を越えたようです。
子供たちにとってはよい思い出になったことと思います。


登山道(2)

登山道に入りました。
手前がミズナラ、奥がブナの木です。
ハルゼミがうるさいくらいに鳴いていました。
※今年初めて耳にするセミの声でした。

奥の細道・山刀伐峠(その1)

2013-06-25 | 街道歩き
※2日目です。
この日は山刀伐峠(なたぎりとうげ)を越えて
尾花沢まで歩きます。

宿の全景

朝風呂を浴びて朝食まで時間があったので、散歩に
でてみました。
宿の全景です。

立て看板(1)

少し歩いたところにこんな看板がありました。
この温泉町を一周する「芭蕉の道」があるようです。


温泉街

朝が早いのか、歩いている人はいませんでした。


最上小国川

この川は最上小国川というそうです。


桃次郎のきびだんご

「桃次郎のきびだんご」
宮城県石巻市の銘菓だそうです。
桃太郎なら岡山県ですが、桃次郎というのは初めてでした。


虹の橋

この橋を渡りました。


河原

河原に降りてみました。
シャスターデージーが花盛りでした。
奥に見えるのが渡ってきた「虹の橋」です。


案内板

赤倉温泉の案内図です。
宿泊した宿は左の橋の近くにありました。


立て看板(2)

このような看板が随所にありました。


河原(2)

宿から20分くらい歩いた2番目の橋の上からです。
右の広場で日曜日に朝市が開かれるそうです。


ヒメフウロ

別名:シオヤキソウと呼んでいます。
ヨーロッパや北アメリカなどからの帰化植物です。
北海道から本州、四国あたりまで雑草化して分布しているそうです。


キショウブ

約40分くらい散歩して宿に戻りました。
宿の前に池があり、キショウブがきれいに咲いていました。


朝食

朝食もなかなか豪華でした。
黄色い鉢に入っているものはウルイという山菜です。
ウルイは山で自生しているオオバギボウシの若菜です。
コバイケイソウの若芽と間違えて食べ、ニュースになることが
あります。
コバイケイソウは毒草です。

風呂の時間割り

入館した時にこんな紙を渡されました。
この宿には温泉が3つあり、それぞれ男女の時間帯が
決まっています。
混浴時間帯に岩風呂に入りましたが、誰も入ってきませんでした。
もっともこの日は泊り客が少なかったです。
足の怪我にもよく効く温泉でした。







奥の細道・鳴子温泉(その6)

2013-06-24 | 街道歩き
分水嶺(1)

こんな標識もありました。
奥から手前に向かって水が流れています。


分水嶺(2)

奥から流れてきた水が真ん中の石を境に
左右に分かれて流れていました。


説明文

近くにわかりやすく書いた案内板がありました。
堺田から日本海と太平洋に至るルートがよくわかります。



オドリコソウ

オドリコソウが咲いていました。
この花を抜いて吸うと甘い蜜がでてきます。
久しぶりに吸って童心に返りました。


この日の宿

この日の宿です。
赤倉温泉にある「三之丞(さんのじょう)」という名前の
宿でした。


室内

室内は迷路のようでした。
継ぎ足して増設したそうです。

囲炉裏

玄関の近くに囲炉裏がありました。
奥のタンスや丸いテーブルも懐かしい物でした。


夕食

山の中の食事としては豪華でした。
真ん中のローストビーフも左のシャブシャブ肉も柔らかくて
美味しかったです。


岩風呂

山形は温泉としては日本一だそうです。
どこを掘っても温泉がでるそうです。
これは岩風呂でした。
少し熱めでしたが、足の傷にはよいような気がしました。


露天風呂

こちらは露天風呂です。
露天といっても周囲が囲ってあります。
夜と朝の2回入りました。

※この日は約15キロ、約5時間の歩きでした。
心配していた足も特に問題ありませんでした。


奥の細道・鳴子温泉(その5)

2013-06-23 | 街道歩き


県境(1)

この橋が宮城県と山形県の県境だそうです。
これから山形県に入ります。

県境(2)

山形県からみた宮城県です。
橋の下には細い川が流れているだけでした。


封人の家(1)

やがて「封人(ほうじん)の家」に着きました。
レストハウスを出発してから、約2時間の歩きでした。
入場料(¥250)を払って中に入ります。


説明文

「封人の家」とは国境を守る役人の家という意味だそうです。
また、庄屋や問屋、旅籠の機能も兼ね備えていたようです。
芭蕉も梅雨時の風雨のため、ここに2泊したそうです。


小国駒(おぐにこま)

玄関を入るとすぐ右手に馬がいました。
また、土間はかなり広くて人間だけでなく馬の食べ物を
大きな鍋で作っていたそうです。


封人の家(2)

大きな囲炉裏があり、熱いお茶をご馳走になりました。
この建物は300年以上経っているそうです。
3.11の大震災でもビクともしなかったそうです。

屋根をぜんぶ葺き替えるとたいへんなので、今は傷んだところだけ
葺き替えているそうです。
もう職人さんも一人になってしまったそうです。


芭蕉の句

こんな暖簾がかかっていました。
いずれもこの出羽路で芭蕉が詠んだ句です。

※最上川・出羽三山は次回9月に歩く予定です。


サワオグルマ

道端にたくさん咲いていました。
キク科の植物で、花が全体として車の輪のように丸く咲くので、
小車(オグルマ)という名がついています。


分水嶺

封人の家から歩いて10分くらいのところにJR境田駅があります。
計画ではこの駅から赤倉温泉駅まで電車に乗る予定でした。
ところが、本数も少なく宿に連絡して迎えに来て貰うことにしました。
その待ち時間に駅まで行ってみました。
ここは「分水嶺」になっています。


堺田駅

駅は無人駅です。
この方向が鳴子温泉のほうです。


案内板

ホームにもこんな案内板がありました。


線路

線路は単線です。
本数はかなり少ないようでした。
現地ガイドさんはここから電車で鳴子温泉まで引き返しました。


奥の細道・鳴子温泉(その4)

2013-06-22 | 街道歩き
道路

またしばらく道路に沿って歩きます。
橋の補強工事をしていました。



寄り道

少し寄り道をします。
この先に展望のよいところがあるようです。


鳴子峡(1)

鳴子峡が見えました。
下に遊歩道が見えますが、地震で大きく崩落して現在は
通行できないそうです。
ここは秋の紅葉がきれいなところです。


鳴子峡(2)

大きな岩がそそり立っています。
紅葉もいいですが、雨に濡れた新緑もなかなか
よかったです。


鳴子峡(3)

右奥の建物はレストハウスです。
あそこまで歩いて行きます。


案内板

案内板に貼り紙がしてありました。
崩落場所が広くて復旧の見込みはないそうです。


通行止め

遊歩道の入口まで行ってみました。
鉄の扉に鎖で鍵がかけられていました。


レストハウス

レストハウスに着きました。
ここでランチです。



レストハウス前からの眺めです。
あの橋の上を歩いてきました。
しばらくは観光客もこのレストハウスの前から
景色を眺めるだけの観光になるようです。


鉄道

すぐ下をJRの線路が走っています。
秋の紅葉の時にはここでスピードを落として通過する
そうです。


標識

これから封人の家に向かって歩きます。
4.5キロと表示してあります。



ツルアジサイ

ツルアジサイが咲き出していました。
大きな木に巻き付くツル性の花です。




サワフタギ

サワフタギの花です。
オシベがビッシリです。
沢に蓋をしたように見えるので、この名がついています。


農道

左は杉林、右は畑です。
この道は農道のようでした。


ツクバネウツギ

暗いヤブの中にひっそりと咲いていました。
関東ではもう終わっていますが、ここ東北は1ヶ月くらい
季節が遅いようです。

タニウツギ

タニウツギが最盛期です。
甘い香りが漂ってきます。


ギンラン

歩いている道の横に咲いていました。
この花はこれ以上開きません。


※今日はこれから四阿山・根子岳に登りに行きます。
足を怪我してから初めての登山です。
雨が心配ですが、長野の天気はよさそうなので楽しんできます。

奥の細道・鳴子温泉(その3)

2013-06-21 | 街道歩き
山道(1)

ここから山道に入ります。


ヤグルマソウ(1)

ヤグルマソウが群生していました。
大きな葉っぱに似合わず、小さな花が咲きます。


ヤグルマソウ(2)

葉っぱが鯉のぼりの竿の先端につける矢車に似ているので、
この名前があります。
園芸種のヤグルマギクをこれと間違えるようですが、花も葉っぱも
まったく違う花です。


エンレイソウ

エンレイソウはもう花が終わって種ができていました。
ムラサキ色のガクが3枚あります。


山道(2)

かなり急な坂道を登ります。
ここは尿前坂(しとまえざか)と呼ばれ、167段の
階段になっています。
現地ガイドは長靴を履いてスタスタと歩いていました。


山道(3)

登ってきた道を振り返ってみました。
縮んでいた筋肉がだいぶ伸びたようです。


山道(4)

また、同じような坂道が現れました。
この坂は薬師坂で176段の階段になっています。
雨はかなり激しく降っていました。


休憩所

登りきったところに休憩所がありました。
ここで水分を補給しました。


標識

こんな標識が所々にありました。
距離が書いてあるので、歩く目安になりました。



熊注意

広い道路に出ました。
「熊注意」の看板がよく目立ちます。
この時期の東北は山菜採りで山に入り、熊と遭遇する
ことが多いそうです。


タニウツギ

別名:タウエバナとも呼んでいます。
田植えをする頃、咲く花といわれています。


ホウの花

かなり遠いところで咲いていました。
なかなかきれいな花です。


ミズキ

この花は遠くから見ると真っ白に雪が積もったように
見えます。
ここではたくさん咲いていました。


寄り道

少し寄り道をするようです。



案内板

この奥にお墓があります。



内山伊右衛門の墓

慶応4年(1868)4月22日、薩摩藩士・内山伊右衛門が官軍に
帰順した秋田藩へ弾薬輸送の途中、鍋越沢で仙台藩・荒井平之進ら
5名に暗殺されたそうです。
この墓は明治3年(1870)鹿児島から内山の子孫が訪れて
ここに建立したそうです。
(奥のほそ道・散策マップというパンフレットより抜粋)



奥の細道・鳴子温泉(その2)

2013-06-20 | 街道歩き
温泉街

鳴子の街です。
遠くの山が雨で煙っています。


ハナウド(1)

白い花がたくさん咲いていました。


ハナウド(2)

近づいてみるとハナウドでした。
周囲に大きな花があるのが特徴です。


鉄橋

右手に鉄橋が見えました。
「旅はJR 奥の細道 陸羽東線」と書いてありました。


こけし工房

こけしの店がありました。
ちょっと覗いてみます。




実演

機械を使ってこけしを造っているところでした。
木の材料にもいろいろあるようです。


アヤメ

アヤメが雨に濡れてきれいでした。


街道

しばらくは道路に沿って歩きます。


お土産屋

ここはお土産屋さんのようです。
大きなこけしが立っていました。


オオイタドリ

オオイタドリが群生していました。
背丈が3~5mくらいになるイタドリの仲間です。



分岐

道路から分かれて右に入ります。



ウワバミソウ

ウワバミとはヘビのことです。
ヘビが出そうな薄暗いところに咲いているので、この名前が
あります。
別名:ミズといって山菜として食べられます。


説明文

尿前(しとまえ)の関の説明文です。
字が小さくてよく読めませんでした。



ヤブデマリ

ヤブデマリが咲いていました。
花の周囲の大きな飾り花がきれいでした。



尿前(しとまえ)の関

こんな門が立っているだけでした。
この奥は広場になっていました。



句碑の入口

この奥に芭蕉の句碑があるようです。


句碑


     のみしらみ 馬の尿(ばり)する 枕もと

当時は馬も人も同じ屋根の下で寝ていたようです。







奥の細道・鳴子温泉(その1)

2013-06-19 | 街道歩き
※6月7日~9日、2泊3日で東北の奥の細道を
歩いてきました。
足と相談しながらの歩きでした。


東北新幹線・はやて

東北新幹線・「はやて」で古川まで入りました。
大宮から乗ったら、仙台までノンストップでした。


乗り換え

古川駅で陸羽東線に乗り換えます。


在来線

ワンマン列車です。
右奥に「奥の細道」と書いてありました。


ワンマンカー

途中の駅は無人駅です。
運転手さんが車掌の仕事までやっていました。


単線

運転席の隣から撮ってみました。
外は生憎の雨模様でした。


田んぼ

田園風景が広がっています。
田植えはもう終わっていました。


駅長

鳴子温泉駅に到着しました。
制服を着た駅長が出迎えてくれました。
モデルをお願いしたら、快く応じてくれました。



足湯(1)

外にこんな足湯がありました。
誰でも無料で利用できます。


現地ガイド

今回は現地ガイドを頼みました。
82歳だそうですが、しっかりしていました。


案内板

駅前に案内板がありました。
これから鳴子峡を通って中山平温泉のほうに歩きます。



駅名の説明文

駅名の由来について説明文がありました。
鳴子も昔は「なるご」と濁っていましたが、現在は「なるこ」と
呼んでいるようです。


スタート

いよいよスタートです。


足湯(2)

途中にこんな足湯もありました。
入りたかったのですが、仲間はどんどん歩いています。


こけし通り

鳴子といえば「こけし」が有名です。
首を回すと音がします。


メンバー

今回は男性7名、女性4名の合計11名でした。


線路

踏切を渡ります。
この先は山形の新庄の方向です。

秩父散策(その3)

2013-06-18 | 日常の出来事
武甲山

武甲山と秩父市内です。
秩父は四方を山に囲まれた盆地になっているので、
冬は寒く夏は暑いところです。

旅立ちの丘(1)

旅立ちの丘です。
どこからともなく現れたカップルがこの風景を眺めています。
「♪旅立ちの日に」の歌詞は右側のステンレスの板に
刻まれていました。


旅立ちの丘(2)

旅立ちの丘の入口です。
このアーチを歩くと「♪旅立ちの日に」の歌が
流れていました。


ミューズアロー

ミューズアローだそうです。
矢の先端は武甲山に向かっています。


説明文

こんな説明文がありました。
「こころの契り」だそうです。


マツバギク

この武甲山を眺めながら、ここでランチでした。
カップラーメンとお湯を持ってきたのですが、暑かったので
アンパン2個で終わりでした。
足元にマツバギクが咲いていました。
花びらがキラキラと輝いてきれいでした。


ロウバイの実

ロウバイの実です。
あの小さな花からこんな大きな実ができるなんて、
自然界には不思議がいっぱいです。
まるで、海底にいるナマコのようでした。



遊歩道(1)

広い遊歩道です。
この左側には植物園があります。


展望台

展望台にあるモニュメントです。
くる時に歩いた「公園橋」からもよく見えました。


秩父市内(1)

展望台からの秩父市内です。
左の橋が「秩父公園橋」です。



秩父市内(2)

少し右をみると、武甲山がきれいに見えます。
この山の裏側に登山道があり、登ることができます。
頂上には展望台があり、やはり秩父市内を眺めることが
できます。


遊歩道(2)

緩やかな遊歩道が続きます。
時々、モミジイチゴが姿を見せて甘い実を楽しませてくれました。


オニヤンマ

休憩所のベンチに突然飛んできました。
今年初めてのお見合いでした。


癒しの森

出口に近いあたりです。
右に見えるのはスカイトレインの乗り場です。
汽車の形をした電気自動車が園内を走っていて乗ることができます。

※出口からはバスで西武秩父駅まで行って解散しました。
約4時間くらい歩きましたが、足は特に問題ありませんでした。
そろそろ本格的に「旅立ち」ができそうです。

秩父散策(その2)

2013-06-17 | 日常の出来事
秩父公園橋

長さ530mあるそうです。
左側は歩道、右側は車道になっています。


武甲山

橋の上から眺めた武甲山です。
セメントの原料となる石灰岩を毎日掘っています。
すっかり山の形が変わってしまいました。


橋(1)

橋を吊っているワイヤーがハープの弦のようでした。


橋(2)

橋脚を下から見上げて見ました。
橋脚はコンクリート製でした。


荒川

荒川です。
甲武信(こぶし)岳に源流の石碑があります。
甲武信岳は甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の
3つの県にまたがっている山です。
この山の下には千曲川の源流もあります。


浦山ダム

奥にダムが見えますが、浦山ダムです。
湖は「秩父さくら湖」といいます。


音楽寺

長い坂道を登ってきました。
ここは札所23番・音楽寺です。


石段(1)

長い石段を登ります。
足を心配したのですが、何でもありませんでした。


六地蔵

六地蔵が出迎えてくれました。


本堂

音楽寺の本堂です。
天井にはたくさんの札が貼ってありました。


願掛け

すぐ横に掲示板のようなものがありました。
まだ無名の歌手が売れるよう、願掛けしたようです。


石段(2)

再び石段を登ります。
ここは比較的歩きやすかったです。



広場

広場にでました。
ローラー滑り台で子供たちが楽しそうに遊んでいました。


旅立ちの日に

こんな歌を刻んだステンレスの板がありました。
この歌の作詞は秩父市立影森中学校の小嶋登校長、作曲は坂本浩美先生です。


説明文

全国の学校の卒業式で歌われているそうです。
私の時は「♪校歌」・「♪蛍の光」・「♪仰げば尊し」・・・
こんなものだったように思います。


旅立ちの丘

ここが「旅立ちの丘」です。
人生の旅立ちを願って「鍵」をかけたのでしょうか?
武甲山が微笑んでいました。




秩父散策(その1)

2013-06-16 | 日常の出来事
※6月2日、足の具合を試しに秩父に行ってきました。
今にも雨が降りそうな天気でしたが、涙雨にはなりませんでした。

武甲山

秩父に着いたら、早速「武甲山(標高1304m)」が
出迎えてくれました。

西武秩父駅

西武秩父駅です。
東京の池袋から特急に乗れば1時間20分くらいで運んでくれます。


秩父仲見世通り

両側には土産物屋さんや食堂が並んでいます。
帰りにはここの「蕎麦屋」さんで懇親会です。


慈眼寺

最初に訪ねたのはこの慈眼寺でした。
札所13番になっています。


今宮坊

次に訪ねたのは札所14番・今宮坊です。
ここには大きなケヤキがありました。

大ケヤキ(1)

御神木になっています。
樹齢千数百年だそうです。


説明文

こんな案内板がありました。
別名:龍神木と呼んでいるそうです。


大ケヤキ(2)

見上げてみました。
上のほうは途中から無くなっています。
カミナリにでも打たれたのでしょうか?

今宮神社

すぐ隣にありました。
この日の参加メンバーは11名、女性が6名もいました。
傘寿を迎えた人も数名・・・みなさん元気です。


観音堂

観音堂にもお参りしました。


西光寺

札所16番・西光寺です。


大黒天

酒樽の中に入っていました。
こんなところに入っている大黒様は初めてです。
すっかり機嫌よくなって、ニコニコしていました。


山車の車輪

秩父といえば12月の「夜祭り」が有名です。
たくさんの山車が町内を練り歩きます。
これはその山車の車輪だそうです。