山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

奥の細道・村上と新潟(最終回)

2014-07-03 | 街道歩き

次に立ち寄ったのが金刀比羅神社です。
昔、北前船が難破しそうになった時、金刀比羅大権現が現れて
船を救ったそうです。
その時のようすを描いた「彫刻絵馬」が拝殿に掲げられていました。




こんな説明板がありました。



狛犬の足にたくさんの麻ひもが結んであります。
麻ひもは1本¥100で売っていました。
相手が男性の時のほうが圧倒的に多いようでした。




老舗の料亭だそうです。




古町通り、飲み屋さんが多いところです。
随分、きれいになっていました。




少し路地裏に入るとこんな感じです。
小さな店がたくさん並んでいます。




宗現寺に入ります。




芭蕉が蓑をかけたといわれる「蓑塚」です。
新潟で唯一見つけた芭蕉の足跡でした。




飲み屋街はまだ準備中です。



右は元刑務所、左は料亭です。
名付けてこの通りを「地獄極楽小路」と呼ぶそうです。




旧斎藤家別邸に入ってみます。
ここは豪商・斉藤喜十郎が大正7年に建てた別荘です。

※入館料は一般¥300ですが、ガイドさんと一緒だと¥240でした。



ここは庭園が有名だそうです。
砂丘地形を巧みに利用して造ってあるようです。
しばし、縁側に座って瞑想しました。



建物は避暑と庭園観賞を目的とし、開放的な造りになっています。
この欄間の彫刻も見事でした。
奥の廊下の飾りは万代橋をイメージしているそうです。





2階の廊下部分です。
ガラス戸の上部にも細かい細工が施されています。



正面は開放的で、わざと柱も細くしてあるそうです。
2階からの庭の眺めもよかったです。



庭に降りてみました。
街の中とは思えない静けさです。




建物の全景です。
あの細い柱で全体を支えているのが不思議でした。
これも大工の腕の見せ所だったようです。



池にはコイが気持ちよさそうに泳いでいました。
サツキもこれから咲き出すようでした。

近くのバス停から新潟駅に向かいました。
新潟駅で解散し、新幹線で帰宅しました。



   ◎付 録

※今まで歩いた「奥の細道」を整理してみました。



① 2011.05.01     日本橋~深川
② 2011.09.09~10  弥彦神社~寺泊~出雲崎
③ 2011.11.11~12  糸魚川~親不知~市振~入善
④ 2012.04.13~15   高岡~金沢~福井(永平寺)
⑤ 2012.06.15~17   白河~須賀川~福島(飯坂温泉)
⑥ 2013.10.13~15   仙台~松島~平泉
⑦ 2013.06.07~09   鳴子~尾花沢(山刀伐峠)~山寺
⑧ 2013.09.27~29   最上川~羽黒山~鶴岡
⑨ 2013.11.13~15   酒田~象潟
⑩ 2014.06.06~07   村上~新潟

※よく歩きました。
これまで、延べ日数25日間です。
次回は9月頃、敦賀あたりを歩く予定です。
そのあとは大垣で完結になりそうです。


  

















奥の細道・村上と新潟(その7)

2014-07-02 | 街道歩き

浚渫作業です。
大きな爪のついたバケットを川の底に沈めて
引き揚げるとたくさんの土砂が入っています。
これを奥にある船に入れていました。

※この仕事は信濃川がある限りなくならないようです。



ここにはいろんな建物が集められています。
これは旧新潟市庁舎で、現在は博物館になっています。
この日は燻蒸作業中で休館でした。



反対側にある建物です。
旧第四銀行・住吉支店の建物をここに移築したそうです。
1階はレストラン、2階は会議室になっています。




佐渡汽船・ときわ丸が佐渡に向かって出港します。
操舵室の上と煙突の赤い部分は「朱鷺」を表現しているそうです。




その場で方向転換し、船首を沖合に向けました。




静かに離れて行きました。
佐渡まで約2時間20分の船旅です。
カモメ(ウミネコ)がたくさん追いかけています。
カッパエビセンをねだっているようです。



旧第四銀行の中に入ってみました。
天井が高く、なかなかきれいなレストランでした。





ワインもたくさんあるようです。
今回はここで食事をする時間がありませんでした。




旧新潟税関庁舎の建物です。
明治2年に建てられ、アーチ形の入り口やなまこ壁は
新潟の大工さんが西洋建築をまねて造ったそうです。
国の重要文化財に指定されています。




こんなモニュメントがありました。




新井満さんは新潟市の出身だそうです。
これと同じようなモニュメントが北海道の大沼湖畔にも
あるそうです。
新井満さんは静かな大沼湖畔でこの歌を作詞作曲したそうです。




さてここでガイドさんと合流しました。
ガイドさんが2名いたので、6人ずつに分かれました。
一番右が現地ガイドさんです。



このあたりには堀が多かったそうです。
現在はほとんどの堀が埋められているようです。
このように少し残して雰囲気をだしていました。
水は浅いので、子供が水遊びしても危険はなさそうです。



再開発した街のようです。
電線を地中化してスッキリした街並みになっています。



湊稲荷神社です。




拝殿までに3つもの鳥居を潜ります。




ここには「願掛け高麗犬」があります。
昔、船乗りが遊びにくることを願う町の女たちは、西風が吹いて
船が足止めされるよう高麗犬の頭を西に向けたそうです。
実際に動かしてみたら、台座のところが回るようになっていました。



   ◎付 録

ときわ丸の離岸を動画で撮ってみました。
うまく方向転換するようすをご覧ください。







奥の細道・村上と新潟(その6)

2014-07-01 | 街道歩き

村上駅から羽越本線で新潟駅に着きました。
約1時間の列車の旅でした。



駅から歩いて万代橋を渡ります。




橋から眺めた河口の方向です。
見えている橋は「柳都大橋」です。



屋形船が停泊しているあたりに昔の佐渡汽船乗り場が
ありました。
信濃川の畔もすっかりきれいになっていました。




渡り終えた万代橋です。
石造りの橋で、新潟地震でも壊れませんでした。




信濃川の左岸を歩きます。
ここを歩くのは久しぶりです。
このようにきれいに整備されているとは思っていませんでした。




先ほど見えていた「柳都大橋」の下を通ります。
曲線がきれいでした。




船の火災に活躍する消火艇です。
新潟市消防局が管理しているようです。




この高い建物は朱鷺メッセにある万代島ビルです。
31階建て、高さ143mは日本海側で一番高いビルだそうです。
この左奥に佐渡汽船乗り場があります。




イカ釣り船が係留してありました。
これからイカが美味しい季節になります。





対岸に佐渡汽船が見えてきました。
ここから佐渡までカーフェリーで2時間30分、
ジェットフォイルなら約1時間です。



浚渫船です。
信濃川には土砂が堆積しやすいので、このような船が
大活躍しています。




大きな船が入港してきました。
今年4月8日に就航したばかりの「ときわ丸」です。
総トン数:5380トン、全長125m、最大幅21.8m、
最大乗客:1500人、大型バス28台と乗用車8台、
     または、乗用車168台積載できるそうです。




少し引いてみました。
佐渡汽船の岸壁に接岸するところです。




無事に接岸しました。
「乗客のみなさま、ありがとうございました。・・・」という
アナウンスが聞こえてきました。
この船を目にするのは初めてです。
船を眺めながら駅で買ってきた弁当を広げました。





奥の細道・村上と新潟(その5)

2014-06-30 | 街道歩き

翌日(7日)の朝です。
食事前に散歩にでてみました。
宿泊した「ニューハートピア新潟瀬波」ホテルです。



砂浜にでてみました。
釣りをしている人が数人いました。



「キス」を狙っているそうですが、釣れている人はいませんでした。
まだ時期的に早いのかも知れません。



反対側にも数人いました。





右の建物がホテルです。




ハマヒルガオが咲いていました。
たくさん咲いている中で一番の美人でした。



ハマエンドウです。
やっと目覚めたばかりのようです。



黄色い花が群生しています。
オオキンケイギクという帰化植物で、特定外来生物に指定されています。
移動も栽培も禁止されている植物です。



八重のハマナスです。
珍しいと思いました。



こちらは白いハマナスです。
これもあまり見かけません。




普通はこんなハマナスが多いです。
ここでは入り混じって咲いていました。



オオキンケイギクです。
キンケイギクという花もありますが、キンケイギクは花の中心が
濃い色をしています。
繁殖力が強い花で、在来種を淘汰するそうです。




陸地もご覧の通りでした。




マンテマがかわいい顔を覗かせていました。
花びらの赤い斑点が特徴です。



ミヤコグサも顔を出していました。
右に見えるのが種です。



約1時間ほど散歩してホテルに帰りました。
朝食はバイキングでした。
右上の小皿に入っている「イカ刺」が美味しかったです。



奥の細道・村上と新潟(その4)

2014-06-29 | 街道歩き

瀬波温泉のホテルに入りました。
粟島が目の前に見えています。
ここから約30キロだそうです。




左には佐渡が見えるそうですが、残念ながら
雲が多くて姿が見えません。




ホテルの部屋からの眺めです。
海が静かです。




反対側です。
これからの日本海は穏やかでいいですね。




夕食は魚料理が中心でした。
ビールはキリンラガーが最高です。



日没近くなって佐渡が少し見えてきました。



雲に隠れていた太陽も顔を出してくれました。
海に沈む夕日が楽しめそうです。




ホテルの前からです。
佐渡も入れるとこんな感じです。




少しずつ沈んでいきます。
しばらく食事は中断です。




カメラモードを変えてみました。




雲の帯が太陽の真ん中に走っています。



下の部分が水平線に接しました。




上の部分が雲に隠れているので、潰れた太陽になってしまいました。




全体はこんな感じです。




左から貨物船が近づいています。
手持ち撮影だったので、かなり無理がありました。




太陽が沈んだ後の空の色がきれいでした。
ほとんど諦めてい日本海に沈む夕日」を見ることができてよかったです。
このあと、食堂に戻って飲み直しました。


※今日は信濃町のジョン万次郎で「ふるさと会」があります。
また、どんな出会いがあるか、楽しみに参加してきます。


奥の細道・村上と新潟(その3)

2014-06-28 | 街道歩き

ここは黒塀通りといいます。
市民がペンキを塗り、1枚ずつ打ち付けたそうです。



浄念時というお寺です。
蔵のような造りです。



正面から見るとこんな感じです。



説明文がありました。



軒下にたくさんの塩引き鮭がぶら下がっていました。




古いお菓子屋さんのようです。



内部を見せて貰いました。
1つの部屋に神棚と仏壇が同居していました。




天井には明り取りの窓があります。
珍しい造りの建物でした。



落雁です。
お米などから作ったデンプン質の粉に水飴や砂糖を混ぜて着色し、
型に入れて固めたものです。
お盆に仏壇に供えてあるのを見たことがあります。



すぐ近くにありました。



塩引き鮭を作っているところです。




内部にはたくさんの塩引き鮭がぶら下げてありました。



お腹を全部切ると武士の切腹のようで、縁起が悪いということで
一部分を残してあります。



村上まつりに使われる山車のミニチュア版がありました。




村上まつりは7月6日~7日だそうです。
なお、この通りでは月に1度「骨董市」も開かれるそうです。




地酒屋さんです。
杉玉は新酒ができたという合図です。




広い大通りです。
これだけ歩いても道路で人に会わなかったのが不思議でした。







奥の細道・村上から新潟(その2)

2014-06-27 | 街道歩き

駅前からバスに乗ってここで下車しました。




この日のメンバーは男性8名、女性4名の合計12名です。
この「奥の細道シリーズ」ではほぼメンバーが固定して
きました。



塩引き鮭が干してあります。
村上の名物です。
ソチオリンピックで銀メダルに輝いた「平野歩夢」選手は
ここ村上の出身だそうです。




この日の現地ガイドさんです。
知らない土地は現地ガイドさんを頼むとその日のコースを
無駄なく案内してくれます。




加賀町稲荷神社に入ります。




ここに芭蕉の句碑がありました。

     雲折々 人をやすむる 月見かな



説明文です。




村上は城下町です。
道路がまっすぐ突き当たったところに家があります。




そこから先は大きくカーブしています。
城下町特有の作り方です。




教会だそうです。
壁に十字架が切ってあります。



村上大祭は7月6日(金)、7日(土)です。
たくさんの山車が街を練り歩くそうです。



家と家の間に隙間がありません。
防犯的には隙間がないほうがよいそうです。



芭蕉は村上で2泊したそうです。
ここが宿泊したところのようです。




井筒屋とあります。
今でも宿泊できるようです。



芭蕉と曽良の人形がありました。




家の内部です。
もう昔の面影はないようでした。



奥の細道・村上から新潟(その1)

2014-06-26 | 街道歩き
※6月6日~7日、1泊2日で新潟県の村上と新潟を
芭蕉の足跡を探して歩いてきました。



上越新幹線に大宮から乗車しました。
越後湯沢を過ぎて浦佐に入ると右手に八海山が見えてきました。



八海山をズーミングしてみました。
ゴツゴツとした岩が多く、修験者の山です。




燕三条を過ぎると今度は左手に弥彦山が姿を見せてくれます。
左が弥彦山、右が角田山です。
このあたりは越後平野の米どころです。




弥彦山だけズーミングしてみました。
左のアンテナが見えるところがピークです。
標高634mで東京スカイツリーと同じ高さです。




県庁が見えてきました。
この建物を建設する時、仕事で雪が舞う寒い時に何度も
通いました。
今では懐かしい思い出です。




まもなく新潟駅です。
右のレインボータワーの下がバスターミナルになっています。




新潟駅に到着です。
乗ってきた新幹線はMAX号でオール2階建ての車両です。
2階席は展望がよいのですが、1階席は目線がホームとほぼ同じです。
乗客が降りるとすぐに掃除をする係りの人が乗り込みます。




先頭車両です。
アヒルのクチバシのような顔をしています。




改札口です。
ここから在来線に乗って村上に向かいますが、少し時間があったので
外に出てみます。



外からみた新潟駅です。
久しぶりに降りてみました。





新潟から羽越本線で村上まできました。
約1時間の列車の旅でした。



村上といえば三面川の鮭が有名です。
観光キャラクターは「サケリン」だそうです。




村上の地酒です。
夜はホテルで飲むことができるかも知れません。




村上駅前にあったモニュメントです。
この日の宿は瀬波温泉です。




村上駅はこんな感じです。
ここでランチを食べ、目的地に向かいます。




奥の細道・酒田~象潟(最終回)

2013-12-31 | 街道歩き
郷土資料館

象潟駅まで戻り、まだ時間があったので郷土資料館に寄ってみました。



地図

芭蕉が歩いた「奥の細道」の地図がありました。
ここ象潟が一番北になります。

※2年前の5月に深川から始まり、新潟の弥彦神社から出雲崎、糸魚川から親不知、
富山の高岡から金沢、福井の永平寺、福島は白河・須賀川・飯坂温泉、
仙台の松島・多賀城・平泉、鳴子温泉から尾花沢・山寺、つい最近は
最上川から鶴岡とよく歩きました。
大垣までまだ数回は続きそうです。


案内板

新潟行きの特急「いなほ」は午後1時53分です。
駅のホームにこんな案内板がありました。




特急いなほ

特急「いなほ」が入線してきました。
この駅が始発です。


鳥海山(1)

途中から鳥海山が左手に見えてきました。



鳥海山(2)

頂上をズーミングしてみました。
かなり雪が積もっています。


鳥海山(3)

今までは常に頂上が雲のベールに覆われていました。
やっときれいな姿を見せてくれました。


鳥海山(4)

刻々と姿が変化しています。
20年くらい前に登りましたが、頂上までなかなかアプローチが長い山でした。



日本海

やがて列車は日本海に沿って走ります。
太陽はかなりまだ高い位置にありました。


粟島

粟島が見えてきました。
この島は磯釣りのメッカとして親しまれています。


夕日

新潟に近くなってやっと太陽が日本海に沈みました。
水平線にはかなり雲があります。



新潟駅

新潟駅から新幹線に乗り換えます。
新幹線の出発時間は午後6時45分です。


上越新幹線

上越新幹線「MAXとき338号」です。
オール2階建ての車両です。
東京駅まで2時間45分で運んでくれます。

※今回で「奥の細道シリーズ」も9回目になりました。
冬の間はお休みしてまた来年の春からスタートしたいと思います。



◎付 録


※12月1日、忘年山行として栃木県の塩原渓谷を歩いてきました。
デじブックにまとめましたので、お時間のある時にご覧ください。


デジブック 『塩原渓谷』



※今日は大晦日です。
今年もいろいろとお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
よい年をお迎えください。


奥の細道・酒田~象潟(その11)

2013-12-30 | 街道歩き

芭蕉の像

入り口を入った左側に芭蕉像がありました。
いろんなところで芭蕉の像をみていますが、
それぞれ違った顔をしています。
本当の顔はわからないようです。

句碑

句碑がありました。

象潟の 雨や西施か ねぶの花

西施(せいし)は中国の四大美女の一人だそうです。
芭蕉は松島を濃く化粧した美人として強調し、象潟は
薄化粧した美人に例えたようです。

イチョウ

まだ、イチョウの黄葉がきれいでした。

山門

立派な山門です。



説明文

この九十九島の説明文です。


舟つなぎ石

ここまで舟が入ってきたようです。

夜泣き椿

大きなツバキがありました。
夜になると泣き声が聞こえるそうです。
このお寺の七不思議の一つになっています。




これがそのツバキです。
ヤブツバキの仲間のようです。

九十九島(1)

広いところに島が点々としています。

九十九島(2)

左の島は個人の持ち物だそうです。


道の駅

道の駅「ねむの丘」に着きました
ここの展望台から九十九島が眺められるそうです。

パノラマ

パノラマで撮ってみました。

鳥海山(1)

正面奥に鳥海山が見えます。
かさ雲がかかっていました。

男鹿半島

一番奥には男鹿半島が見えるそうです。
この日は霞んでいてよく見えませんでした。


カーフェリー

沖合いを大きな船が通っています。
小樽~新潟~敦賀を結んでいるカーフェリーのようでした。


鳥海山(2)

鳥海山が姿を見せてくれました。
秋の雲が青空に広がっています。
ここでお昼を食べて、再び駅に向かいました。



◎付 録

※浅草に行ってきました。
仲見世通りはもうすっかり正月気分になっていました。



























奥の細道・酒田~象潟(その10)

2013-12-29 | 街道歩き
スーパー

翌朝、朝食前の散歩に出かけました。
宿から歩いて10分くらいのところに
スーパーがありました。

鳥海山(1)

更に少し歩くとグランドがありました。
ここから鳥海山がよく見えます。

鳥海山(2)

頂上が朝日に輝きだしました。
前日は雨だったので、まったく見えませんでした。

鳥海山(3)

鳥海山の影が右に反射しています。


鳥海山(4)

太陽は左から昇ってきます。
朝食時間を気にしながら、タイムリミットまで
眺めていました。

日の出

宿に向かう途中で太陽があがってきました。
時間は午前6時50分くらいです。


朝食メニュー

7時の朝食に間に合いました。
山芋の上にとんぶりが乗っていました。
秋田の名物で陸のキャビアと呼ばれています。
その実態はホウキ草の実です。
歯ごたえは確かにキャビアによく似ています。



さて、朝食後は宿に荷物を置いて市内散策です。
各家々の前には「飛び出し注意」のマークが
ペンキで描かれていました。

説明文(1)

芭蕉が宿泊した宿の跡だそうです。
現在はこの看板だけでした。

説明文(2)

ここにも芭蕉が泊まったようです。
足跡だけが残っていました。

散歩道

ここは「きさかた さんぽみち」にもなっています。
ルートを示した地図も用意されています。

説明文(3)

ここも芭蕉に縁があるようです。
2泊した芭蕉は象潟がだいぶ気に入ったようです。



真っ赤な橋が現れました。


説明文(4)

説明文です。


鳥海山(5)

この正面に鳥海山が見えます。
この日は逆光になっていてよく見えませんでした。


案内板

これから入るお寺です。


入り口

蚶満寺(かんまんじ)というお寺です。
芭蕉もここを訪ねています。

説明文(5)

こんな説明文がありました。
昔はこのあたりまで海だったようです。
これからお寺の中を散策します。


◎付 録

※ふるさと会ではこの民謡も披露されました。

赤泊会・佐渡おけさ







奥の細道・酒田~象潟(その9)

2013-12-28 | 街道歩き
朝食

朝食メニューです。
朝からしっかり食べました。


出発

これから象潟に向かって歩きます。

海岸

あの岬が山形県と秋田県の県境になっているようです。

歩道

雨が降り出しました。


岬(1)

岬に着きました。


案内板

ここは「三崎公園」と呼ばれています。
全部回ると2時間くらいかかるようです。


標識

「奥の細道」の標識がありました。

岬(2)

一番奥に灯台があります。
とりあえず、東屋で休憩です。

遊歩道(1)

雨がかなり激しくなってきました。

旧街道

ここは旧街道になっています。


国道

三崎公園をでてから延々と国道を歩きます。
「秋田」と書いた道路案内板がでてきました。
いよいよ秋田県に入りました。


小砂川駅

小砂川(こさがわ)という無人駅がありました。
ここで雨宿りです。
電車の時刻をみたら、約2時間待たなければなりません。

バス停

12:13発の象潟駅行きのバスがありました。
この雨の中を歩いても濡れるだけです。
ここから、バスに乗って象潟駅に行きました。
約30分の乗車でした。

象潟駅

象潟駅です。
意外と小さな駅でした。

宿

この日の宿です。
駅から歩いて2~3分のところにありました。

夕食

この夜の夕食です。
やはり新鮮な魚中心の料理でした。
鍋は秋田名物のきりたんぽ鍋でした。



◎付 録

※11月のふるさと会でのイベントです。


赤泊会・相川音頭


奥の細道・酒田~象潟(その8)

2013-12-27 | 街道歩き
線路

東北本線の線路を渡ります。
奥にみえるのは「吹浦駅」です。

紅葉

紅葉が待っていてくれました。

神社入り口

神社の入り口です。
奥に石段が見えています。

石段

この石段を登ります。
途中まで数えましたが、わからなくなりました。
確か、100段以上はあったようです。

神社

この神社は鳥海山大物忌(おおものいみ)神社といいます。
鳥海山(2236m)を神として崇められているようです。
また、出羽国一ノ宮にもなっています。



港(1)

神社をでてしばらく歩くと船を係留している
ところにでました。

鳥海山

振り向いてみた鳥海山です。
頂上あたりは雲に隠れていて見えませんでした。


出羽二見

港にでました。
岩と岩の間にしめ縄が張ってあります。
出羽二見と呼ばれていました。

飛島

飛島が正面に見えます。
このあたりからの距離はかなり近いようです。

芭蕉句碑

芭蕉の句碑が建っていました。

あつき山や 吹浦かけて 夕涼み

ここ吹浦で芭蕉が詠んだ句です。

港(2)

太陽がまだかなり高い位置にあります。

説明文

こんな説明文がありました。

十六羅漢(1)

岩に仏像が刻まれています。

十六羅漢(2)

近くに行ってみました。
自然の岩をうまく利用して刻んでいます。

十六羅漢(3)

風雨に晒されて、かなり風化していました。

夕陽

もう少し待てば日本海に沈む夕日が見られたかも
しれません。
時間がありませんでした。

宿

この日の宿に着きました。
旧青山本邸をでてから、約6時間の歩きでした。

玄関

宿の玄関です。
この日の宿泊客は我々だけでした。

夕食

豪華なメニューです。
海が近いので、魚が中心になっていました。

おしながき

「おしながき」です。
どの魚も美味しかったです。


奥の細道・酒田~象潟(その7)

2013-12-26 | 街道歩き
秋の空

青空に秋の空が広がっています。

漂流物(1)

これは中国からの漂流物のようです。
長い旅をしてここまで辿り着いたようです。

ハマナスの実

ハマナスの実がたくさんありました。
このくらい熟すと美味しいです。


風車

たくさんの風力発電が並んでいます。
プロペラの回転はゆっくりでした。



飛島

水平線のかなたに飛島がみえます。
高い山がない島のようです。


漂流物(2)

また漂流物をみつけました。
これも韓国から流れてきたようです。


鳥海山(1)

松林の奥に鳥海山が姿をみせてくれました。
頂上は雲に隠れていました。


漂流物(2)

これはロシアからの漂流物です。
飲料水用のペットボトルのようでした。




砂浜にでました。
しばらくは砂の上を歩きます。


波(1)

打ち寄せる波がおもしろかったです。
大きな波を待って何度もシャッターを押しました。


砂浜

みんな好きなように歩いています。
久しぶりに感じる砂の感触でした。


鳥海山(2)

再び鳥海山が見えてきました。
やはり頂上は雲に隠れていました。


波(2)

このあたりはかなり海が荒れていました。

波(3)

大きな波は見ていても楽しいです。

波(4)

足元まで波がきました。
危なく濡れるところでした。

道の駅ふらっと

道の駅にでました。

お店

たくさんのお店が並んでいます。
ここでランチにしました。


地図(1)

歩いてきたルートです。
旧青山本邸から海辺の道を歩き、現在は「道の駅ふらっと」
いうところにいます。


地図(2)

これから歩くルートです。
現在地の「道の駅ふらっと」から鳥海山大物忌神社を通り、
十六羅岩まで歩く予定です。
更にその先にある湯の田温泉がこの日の宿です。

奥の細道・酒田~象潟(その6)

2013-12-25 | 街道歩き
入り口

ここから靴を脱いで入ります。


家紋

真ん中が家紋だそうです。
「三つ柏」といっていました。

居間(1)

広い居間です。
右奥に仏壇がありました。

金庫

金庫がありました。

銘板

東京・馬喰町(ばくろうちょう)で製作した
金庫のようです。
鶴岡の「本間家」で見た金庫と同じでした。


室内

こんな部屋が幾つもありました。
まさに豪邸でした。

庭園

立派な庭園です。
ツツジが咲くころはきれいだと思います。

台所

台所です。
今でも使えそうな感じでした。

カマド

反対側にありました。
大きな釜でお湯を沸かしていたようです。

居間(2)

この部屋には囲炉裏がありました。
囲炉裏を見ると昔の生活が懐かしく思い出されます。

外観

外からみた建物です。
現在は子孫もいなくて市で管理しているそうです。
北海道の小樽にはもっと大きな建物があるそうです。

海岸

青山邸を後にして少し歩くと海岸にでました。
左側の風景です。

日本海

久しぶりに眺める日本海です。
大きな波が打ち寄せています。

歩道(1)

これから向かう方向です。
しばらくは海岸に沿って歩きます。

歩道(2)

遠くに風車が見えます。
あの近くを通るようです。

漂流物

こんな漂流物がありました。
これは韓国から流れてきたようです。