山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

甲斐駒ヶ岳(最終回)

2014-08-11 | 山梨の山

駒津峰はこんな感じのところです。
甲斐駒の頂上は見えません。
たくさんの登山者が休んでいました。



左からどんどんガスが湧いてきます。
この時期の山は晴れていても午後になるとカミナリが
鳴って急に雨が降ることがあります。



甲斐駒ヶ岳と摩利支天です。
このあたりからの眺めもなかなかよいものです。



ミヤマコゴメグサ・・・
小さな花ですがかわいいです。



タカネバラ・・・
久しぶりに会いました。




下にカラフルなテントが見えます。
これからあそこまで降りて行きます。



樹林帯に入りました。
かなり暑くなってきました。



仙水峠です。
ここまでの下りも長かったです。
頂上をでてから既に3時間30分が経過しています。



北沢峠に向かって下ります。
岩がゴロゴロした登山道です。



チョウジコメザクラが咲いていました。
コメザクラより花が筒状になっています。



岩場の歩きが続きます。
浮石に注意しましょう。




再び樹林帯です。
かなり降りてきました。



沢の水がきれいです。



クルマバソウが咲いていました。
小さな花です。



橋を渡ります。




ズダヤクシュです。
ぜんそくの薬として使われていたそうです。



川に沿って歩きます。



クルマユリが待っていました。
今回2回目の花です。



この橋を渡れば小屋があります。



長衛小屋です。
建て替えられてすっかりきれいになっていました。




上から見えたテント場です。
ここから北沢峠のバス停までは約10分くらい歩きます。
この日の歩きは約10時間50分でした。
なかなか厳しい歩きでした。

※北沢峠から広河原行のバスに乗りました。
更に広河原からバスで奈良田まででて温泉でサッパリし、
甲府までバスで出て特急あずさでこの日のうちに帰宅しました。

甲斐駒ヶ岳(その8)

2014-08-10 | 山梨の山

頂上全体はこんな感じです。
山全体が花崗岩でできています。




中央アルプスも見えます。
右の山が木曽駒ヶ岳、宝剣岳です。
雲がどんどん湧いてきています。



ここをまっすぐ進めば鋸岳です。
厳しい岩場の連続でそれなりの覚悟が必要です。



ハクサンイチゲが咲いていました。
まだ目覚めたばかりのようです。



下りの登山道はかなりザレています。
砂浜を歩いているような感じでした。




仙丈ヶ岳の雄姿です。
カールがきれいに見えます。



北岳から農鳥に繋がる尾根です。
ここから眺める塩見岳もよい姿をしています。



手前の山が摩利支天、富士山もまだよく見えています。



摩利支天が格好良くなってきました。
標高2820m、やはり花崗岩でできた山です。




分岐に着きました。
ここから摩利支天に登れますが、時間の関係で今回はパスです。



中央アルプスの木曽駒が噴火したようです。
雲のいたずらでした。




六万石に着きました。
かなり大きな岩です。
左の登山者と比べてみてください。
頂上から約1時間の下りでした。




奥のピークが駒津峰です。
これからあそこまで登ります。



かなり岩がゴロゴロした登山道です。




やっと駒津峰に着きました。
ここで20分以上も休息しました。



甲斐駒の雄姿です。
9年ぶりの甲斐駒でしたが、優しく迎えてくれました。
何よりも晴天が嬉しかったです。


甲斐駒ヶ岳(その7)

2014-08-09 | 山梨の山

ハイマツの中を歩きます。





岩場の登りです。
荷物が重いので四つん這いで登っています。



右が乗鞍岳、左が御嶽山です。
その間に加賀の白山も姿をみせてくれました。



ミヤマダイコンソウ・・・
岩の間から顔をだしていました。



今回の私のザックです。
水が常に2リットル入っています。
また自炊だというので、ガスボンベが2個とガスコンロ1個入っています。
あとは、雨具、防寒具、降りてからの着替え、食料はアルファ米5食分です。
全部で12キロありました。




小屋で一緒だった山ガールがもう降りてきました。
先頭を行く女性は大阪から・・・後ろの女性は小淵沢近くの出身で
現在は東京に勤めているそうです。
彼女は初めての登山だそうですが、しっかりと歩いていました。
「このルートが歩ければどこでも歩けますよ!」といったら、
嬉しそうに笑っていました。
来た時と同じく黒戸尾根を下って帰るそうです。




コイワカガミです。
花びらのフリルがかわいいです。



駒ヶ岳大権現・・・
一つ目のピークです。



その下に祠がありました。
まだ新しい祠でした。



八ヶ岳が雲海に浮かんでいます。
中央付近の奥に見える山は右が浅間山、その左が四阿山のようです。



富士山も右の裾野が見えてきました。
今頃はたくさんの登山者でにぎわっていることと思います。




富士山を中心にパノラマで撮ってみました。
3枚の写真を合成しています。



甲斐駒ヶ岳の頂上に着きました。
頂上には立派な祠があります。



頂上の標識です。
標高2967m、山梨県北杜市と長野県伊那市に腰を下ろしている山です。
七丈小屋をでてから4時間20分の歩きでした。
左奥は仙丈ヶ岳です。



富士山が正面に見えます。
手前の山は鳳凰三山です。



左から北岳、間ノ岳、一番奥が農鳥岳です。
総称して白峰三山と呼んでいます。
この雄大な風景を時の経つのも忘れて眺めていました。






甲斐駒ヶ岳(その6)

2014-08-08 | 山梨の山

岩場を登って行きます。




富士山です。
地蔵岳のオベリスクの位置が少しずつ変化しています。




北岳から間ノ岳です。





かなり厳しい岩場です。
足元をよくみて登りましょう。




ハクサンシャクナゲが頬笑んでいました。
岩場に身を乗り出して北岳をバックにきれいに
撮ってあげました。




ミヤマナナカマドです。
花が終わって実ができています。



雲海に山が浮かんでいます。
手前は長野県の戸隠山、一番奥は新潟県の妙高山あたりのようです。




烏帽子岩が目の前になってきました。
大き過ぎてやっとカメラに収まりました。



北岳から間ノ岳の稜線です。
昨年歩いた白峰三山を思い出しました。





先ほど通過した烏帽子岩を上から眺めています。
2本の剣が天に向かって突き刺さっています。




北岳から間ノ岳、一番右は塩見岳、その左奥は農鳥岳です。
さすが、南アルプスは奥が深いです。



イルカの親子がいました。
燕岳にいるイルカを思い出しました。




北アルプスをズーミングしてみました。
槍ヶ岳はどこから眺めてもよい山です。




乗鞍岳が見えてきました。
ここも今頃は混んでいることと思います。
畳平まで入れば頂上まで約1時間の歩きです。




北アルプスの槍ヶ岳から笠ヶ岳までを1枚に収めてみました。
このあたりは1度登ると下りるのが嫌になるところです。
但し、雷雨なら早々に下山します。




北アルプスと乗鞍岳のツーショットです。
これほどきれいにみえることは滅多にないと思います。
やはり、山は晴天に限ります。

甲斐駒ヶ岳(その5)

2014-08-07 | 山梨の山

コケモモです。
足元にひっそりと咲いていました。
赤い実は食べられます。



すっかり太陽が高くなってきました。
北アルプスもご覧の通りです。



雲海です。
遠くの山が島のように浮かんでいます。



富士山が見えてきました。
手前の山は鳳凰三山です。
地蔵岳のオベリスクが富士山より高いです。




カメラを引いてみるとこんな感じです。
富士山もすっかり雪が消えたようです。



北岳も見えてきました。
枯れ木で額縁を作ってみました。



これから向かう甲斐駒ヶ岳です。
この山は花崗岩でできています。




ゴゼンタチバナが輝いていました。




こちらはツマトリソウです。
咲き始めは花びらの縁がピンク色をしています。



リーダーが岩に取り付いています。
足の運びはよさそうです。



私のすぐ前を行く仲間です。
この岩がなかなか厄介でした。
右は大きく切れ落ちています。




右に烏帽子岩が見えてきました。
大きな剣が2本突き刺さっています。
あの岩の近くを通ります。




ここもクサリ場でしたが、ステップが切ってあるので、
登りやすかったです。



コイワカガミがまだ咲いていました。
イワカガミより標高が高いところに咲く花です。




コガネイチゴです。
花びらが4~5枚と不揃いです。
葉っぱは切れ込んでいて5枚に見えます。
赤い実は食べることができます。




ツガザクラです。
葉っぱがツガの葉に似ています。




シナノオトギリ・・・
まだ蕾です。



ハクサンイチゲ・・・
こちらはもう終わりのようです。




ミヤマダイコンソウ・・・
葉っぱがダイコンの葉に似ています。
このあたりは夏山の定番の花です。
まだまだ登ります。

甲斐駒ヶ岳(その4)

2014-08-06 | 山梨の山

七丈小屋が見えてきました。
この日の歩きは休憩を入れて約10時間でした。
よく歩きました。



水場です。
冷たくて美味しい水がでています。
宿泊者は無料でした。



この奥に宿泊する小屋があります。



トイレです。
なかなか清潔で快適なトイレでした。
最近、新しくできたようです。



この小屋には管理人がいますが、食事の提供はありません。
ベンチもテーブルもなく、こんなところで夕食でした。
この日の私のメニューは牛丼でした。
最近はアルファ米が便利でお湯さえあればいろんな物が
食べられます。
缶ビールがあったのは嬉しかったです。



夜中に外に出てみたら、星がきれいでした。
翌朝(7/26)は午前3時起床、3時40分出発です。
ヘッドランプで照らしてシャッターを押しました。



しばらく登ると八ヶ岳が墨絵のように見えました。
一番左は蓼科山です。




左手には北アルプスの山々が姿を見せてくれました。
左の尖っている山が槍ヶ岳です。




雲海が少しずつ明るくなってきます。
そろそろご来光のようです。




北アルプスの穂高あたりをズーミングしてみました。
尖っているのが槍ヶ岳、そこから左に大きく切れ込んで大キレット、登り返して
北穂高岳、更に左が涸沢カール、その奥に奥穂高岳がそびえています。
一番左の丸い山が笠ヶ岳です。





いよいよご来光です。




どんどん昇ってきます。



少しカメラを引いてみました。
雲海が輝いています。




北アルプスも輝き出しました。
きっと槍ヶ岳の頂上でもこのご来光を拝んでいることと思います。



八ヶ岳です。
刻々と色が変化してきます。

※山でのご来光は何となく心が洗われるような気がします。
まさに神々しい感じでした。

甲斐駒ヶ岳(その3)

2014-08-05 | 山梨の山

樹林帯の中の登山道です。
よく踏まれていました。



スギに似ているのでスギゴケです。
びっしり生えているときれいです。




自然のままの樹林帯です。




イチヨウランが咲いていました。
葉っぱが1枚なので一葉(イチヨウ)ランです。
なかなか出会えない花です。


五合目の小屋跡です。
昔はここに小屋があったようです。



クルマユリがひっそりと咲いていました。
葉っぱが輪生しています。



長いハシゴを登ります。
先頭を歩いているリーダーはここで足がつりそうになったそうです。




ハシゴの途中に咲いていたミヤマカラマツです。
花がカラマツの葉っぱに似ています。




ハシゴの横木はアイゼンでかなり削られていました。




今度はロープです。



まだまだ樹林帯が続きます。




ハクサンシャクナゲが励ましてくれました。




こんなところはハシゴがあり難いです。




大きな木の横を通過します。




ゴゼンタチバナが並んでいます。
4枚の葉っぱには花が咲かず、6枚の葉っぱには花が咲きます。



橋を渡ります。
この橋は古い橋の上に新しい橋が架けられていました。
その先はまたハシゴです。




ハシゴの連続です。



登ってから下を眺めてみました。
かなり急なハシゴでした。



今度はクサリです。
この岩を両手両足をフルに使ってよじ登りました。
重いザックが肩に食い込んでバランスをとるのがたいへんでした。

甲斐駒ヶ岳(その2)

2014-08-04 | 山梨の山

鳳凰三山が見えてきました。
尖がっているのは地蔵岳のオベリスクです。



こんな登山道ばかりならルンルンです。



厳しい岩場がでてきました。
「刃渡り」と地図には書いてあります。




アキアカネが挨拶に来てくれました。
暑い夏は標高が高い山で過ごし、秋になると里に下りてきます。
その頃には真っ赤になり、いわゆる赤トンボになります。




一人ずつ間隔をおいて渡って行きます。



両側が大きく切れ落ちています。
まさに「刃」の上を歩いているような感じです。




サルオガセが風に揺れていました。
空気中から養分をとって生きている着生植物です。
まるで仙人のような植物です。




八ヶ岳が見えてきました。
真ん中の尖っている山が主峰の赤岳です。



シャクナゲが咲いていました。
花の特徴からハクサンシャクナゲのようです。




苔が多いということは霧も多いということです。
植生は豊かでした。





キソチドリです。
久しぶりに出会ったランの仲間です。
周囲の葉っぱはマイヅルソウの葉です。




ハシゴが現れました。




今度はクサリです。
雨が降っていると嫌な場所です。




刀利天狗に着きました
標高2049mです。
歩きだしてからここまで約7時間です。
まだ先は長いようです。




ゴゼンタチバナ・・・
花びらにみえるのはガクで花はその真ん中に集まっています。



オサバグサ・・・
葉っぱはよく見かけますが、花を見るのは珍しいです。



テングダケという毒キノコです。
あまりにもかわいいので撮ってあげました。




コフタバラン・・・
下のほうに2枚の葉っぱが向かい合っています。
これも野生ランの仲間で、久しぶりに会いました。
花が変わった姿をしています。

甲斐駒ヶ岳(その1)

2014-08-03 | 山梨の山
※7月24日~26日まで甲斐駒ヶ岳に登ってきました。
この山には2005年に単独で登っています。
今回は黒戸尾根からの挑戦でした。



7月24日、東京の竹橋を午後10時40分の夜行バスで出発しました。
ここ尾白渓谷駐車場に着いたのは25日の午前3時30分でした。
バスの中ではほとんど寝ていませんでした。



案内図がありました。
左の黒戸尾根を登って七丈小屋までがこの日のルートです。




空には金星と月が輝いていました。




3時40分、ヘッドランプを点けて出発です。
吊り橋を渡ります。
ヘッドランプの明かりだけで撮影しているので、少しブレています。




緩やかな登山道です。
だいぶ明るくなってきました。



太陽が昇ってきました。
時間は午前5時10分です。





大きな岩がありました。
ここで朝食です。
おにぎり1個と温かいコーヒーを飲みました。




今回は男性ばかり5名のメンバーです。
今回の小屋は食事の提供がないので、自炊です。
そのため、普段よりは荷物が多くなっています。




分岐に出ました。
出発してここまで約3時間でした。




このような注意書きがありました。
水もつい最近出るようになったようです。




見事な笹薮が続いています。




登山道はよく踏まれています。
しばらくは樹林帯が続くようです。




ギンリョウソウが顔を出していました。
まだ目覚めたばかりのようでした。




遠くに白いところが見えます。
日向山の白砂地帯です。





バイカオウレンの種です。
花はもうとっくに終わっていました。




静かな樹林帯です。
この黒戸尾根は昔から1度歩いてみたいと思っていました。
どんな出会いがあるか楽しみです。

権現山(その2)

2014-07-08 | 山梨の山

急な登りが続きます。



頂上に着きました。
標高1329mの山です。
登山口を出発して2時間20分でした。
ここには二等三角点があります。
反対方向から自転車で登ってきた人がいました。



雲が多く展望はよくありませんでした。




頂上全体はこんな感じです。
ここでランチにしました。
時間がたっぷりあったので、ゆっくり休憩しました。



チョウがひらひらと飛んできてすぐ近くの切り株に
止まりました。
ヒオドシチョウというチョウでした。
羽の模様を昔の武士が身に着けた緋縅(ひおどし)という鎧に
見立てたようです。




山で見るヤマボウシは下を通り過ぎると気づかない
ことが多いです。




権現堂でお参りして下ります。



ヒノキ林の中の登山道です。



ウリハダカエデがたくさんありました。
木肌がウリの肌に似ています。



コアジサイもたくさん咲いていました。




明るい登山道です。



3本でもフタリシズカです。
花が5本くらいの時もあります。




分岐です。
ここは左の初戸に向かいます。




グングン下ります。
何故か下りになると速いです。



足元に変わったキノコがでていました。

※(注意)
このキノコはウスタケというキノコだそうです。
有毒なので、見かけてもとるのは写真だけにしてください。



川音がだいぶ近くなってきました。



橋を渡ります。
水がきれいでした。
この頃から雨が降り出しました。




近くに和菓子屋さんがありました。
おじいさん一人で作っていました。
雨宿りしながら、田舎饅頭を食べました。
甘さが控えめでなかなか美味しかったです。




初戸(はど)と呼ぶそうです。
ここからバスに乗って上野原にでました。

※この日の歩きは約4時間20分でした。
山の中でなく降りてから雨が降り出したのはラッキーでした。
上野原の駅前食堂で「懇親会」をして、更に有志で立川に出て
二次会でした。


   ◎号 外


普段あまり映画を観たことがありません。
7月5日、雨で山登りが延期になったので、こんな映画を観てきました。

  ビョンド・ザ・エッジ




1953年5月29日、エドモンド・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルゲイが
初めてエベレストに登頂したドキュメント映画です。

3Dで特殊なメガネをかけての観賞でした。
画像が目の前に浮き出てみえて迫力満点でした。




彼らがたどったルートです。
左から右に登っています。


※上映館は有楽町の角川シネマでした。
有楽町駅前のビッグカメラの8Fです。
今月13日までの上映のようです。

※居酒屋だっちゃ



映画のあとは「居酒屋だっちゃ」でした。



佐渡おけさの唄です。



佐渡おけさはたくさんの節があります。




奥にあるマスはリザーブのようです。



大きな岩ガキでした。
そのまま食べました。



日本酒は北雪(ほくせつ)です。
我が故郷の地酒です。



サザエにも日本酒はよく似合います。
映画と居酒屋・・・両方が楽しめた1日でした。



権現山(その1)

2014-07-07 | 山梨の山
※6月21日、山梨県の権現山に登ってきました。



中央線・猿橋駅に集合です。



バスもあったのですが、タクシーでここまで入ってきました。




これから歩く登山道です。




今回は男性3名、女性4名の合計7名です。




マタタビの葉っぱです。



花はまだ蕾でした。



ミツバウツギは花が終わって種ができていました。
この種はなかなかユニークなので1度見たら忘れられません。




緑がかなり濃くなりました。



杉林も冬とは違う装いです。




緑を掻き分け、ひたすら歩きます。




分岐にでました
右に進めば扇山です。
今回は左に進みます。



ヤブレガサが蕾を持っていました。
まもなく花が開くようです。



樹林帯の中を登ります。
左のヒノキには白いテープが巻いてありました。
何を意味するのでしょうか?




大きなミズナラがたくさんありました。




カシワバハグマです。
もうすぐすると白い花を咲かせます。




マルバウツギがまだ咲いていました。
葉っぱが他のウツギと比べると丸い感じです。
花も少し遅くまで咲いているようです。







南大菩薩(その4)

2013-12-19 | 山梨の山
登山道(1)

落ち葉の中を下ります。

登山道(2)

このあたりはまだ紅葉が残っていました。

ホウの実と葉っぱ

ホウの実が落ちていました。
葉っぱとのツーショットです。

標識

これから景徳院に向かいます。


紅葉(1)

ここは黄色がよく目立ちます。


ムラサキシキブ

ムラサキシキブの実です。
園芸種のコムラサキより実が少ないです。


雑木林

雑木林の中の静かな歩きです。


紅葉(2)

光が差してきました。


紅葉(3)

モミジの赤とブナの黄色のコラボです。

紅葉(4)

モミジがよく映えていました。
手前の木はコナラです。

黄葉

ウリハダカエデの黄葉です。

登山道(3)

よく踏まれた気持ちよい登山道です。


山の紅葉(1)

山全体がきれいに紅葉しています。

景徳院

景徳院に着きました。
武田勝頼夫妻が自刃したところです。


紅葉(5)

見事な紅葉が待っていました。

山の紅葉(2)

降りてきた山をもう一度振り返りました。

武田勝頼公の像

武田勝頼公の像がありました。
遊んでいた子供たちがポーズを取ってくれました。

甲斐大和駅

朝、出発した駅に到着です。
この日の歩きは6時間10分でした。
日差しはあまりありませんでしたが、それなりに
楽しめた登山でした。


南大菩薩(その3)

2013-12-18 | 山梨の山
サルノコシカケ(1)

大きなサルノコシカケがありました。

サルノコシカケ(2)

この木にはたくさんのサルノコシカケが
ありました。
昔は漢方薬として使われていたようです。


登山道(1)

落ち葉でフワフワとした登山道です。

分岐(1)

分岐にでました。
右に進めば滝子山です。



大谷ヶ丸

やがて大谷ヶ丸に着きました。
歩き出して約3時間でした。


カラマツの紅葉

カラマツの紅葉が残っています。
もう少し日差しが欲しかったです。


下り

ここは大きく下っています。
落ち葉が気持ちよかったです。


登山道(2)

ブナの倒木がたくさんありました。

食害

右の笹はほとんどが鹿に食べられていました。
鹿も生きるのに一生懸命のようです。


カラマツ林

カラマツ林が続きます。


防火帯

ここは防火帯になっているようです。

コンドウ丸

コンドウ丸に着きました。
大谷ヶ丸から約30分の歩きでした。


曲り沢峠

曲り沢峠です。
ここはまっすぐに進みます。

分岐

ここを右に行けば甲斐大和駅に出られます。
でも登山道がかなり荒れているようです。
大鹿山に向かいます。

南大菩薩(その2)

2013-12-17 | 山梨の山
ハマイバ丸

登山口から約1時間20分でハマイバ丸に
着きました。

メンバー

ここで少し早いランチにしました。
今回のメンバーは男性5名、女性5名の
合計10名でした。
初めて顔を合わせるメンバーもいました。

頂上全体

ハマイバ丸の頂上全体はこんな感じです。
このあたりはすっかり葉っぱも落ちて
冬枯れの装いでした。

カラマツ

カラマツの紅葉が少し残っていました。


リンドウ

足元にひっそりと咲いていました。
秋を惜しんでいるようでした。

ススキ

ススキもほとんど枯れています。

食害

鹿が食べた跡です。

ツルウメモドキ(1)

ツルウメモドキがびっしりと実をつけています。
まだ、弾ける前の姿が多かったです。


遠望(1)

これから向かうルートです。
ガスがなかなか取れません。

下り

ここは大きく下っています。
足元は濡れていて滑りやすかったです。
両側にはノイバラがたくさんあり、うっかり
触るとたいへんです。

ツルウメモドキ(2)

ツルウメモドキが弾けるとこんな姿になります。
クリスマスのリースなどにも使われます。


クマ笹

クマではありません。


遠望(2)

遠くは相変わらずガスっています。



マルバダケブキ

マルバダケブキの綿毛です。
種は風任せで飛んで行きます。

トリカブト

こちらはトリカブトの種です。
夏の花も秋になるとすっかり姿を変えてしまいます。



南大菩薩(その1)

2013-12-16 | 山梨の山
※11月9日、南大菩薩を縦走してきました。

湯ノ沢峠

中央線甲斐大和駅からタクシー入りました。
ここまで、マイカーでも入ってくることができます。


案内板

案内板がありました。

標識

以前、大菩薩嶺からここまで歩きました。
今回はその延長線を歩きます。


獣除けの扉

獣除けの柵です。
通過したら、必ず閉めましょう。

草原(1)

草原にでました。
遠くはガスっていてよく見えません。

お花畑

このあたりは夏になるとお花畑になります。
サンリンソウやクサタチバナが咲き誇るところです。


ガス

広い草原です。
下界に少し陽が差しています。

草原(2)

一列になって進みます。

草原(3)

正面に大蔵高丸が見えてきました。

大蔵高丸

大蔵高丸に着きました。
登山口から約30分の歩きでした。

頂上全体

頂上全体はこんな感じです。


登山道(1)

少し休憩してから再び歩き出しました。
登山道はよく踏まれていて歩きやすかったです。

ダケカンバ(1)

ダケカンバが群生しています。

ダケカンバ(2)

ダケカンバの表皮は自然に剥がれてきます。
下のほうが明るくなっています。

遠望

この正面奥に富士山が見える場所です。
この日は残念ながら、姿を見せてくれませんでした。

カヤト

再びカヤトの中を歩きます。
この日は吹いてくる風もかなり冷たく
感じました。