山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

高山不動尊(その2)

2014-07-24 | 奥武蔵

関八州見晴台から右手に武甲山が見えました。



左には丹沢の山々です。




この正面には日光の男体山が見えるそうです。
更に左には赤城山と続いています。
この日は残念ながら雲の中でした。



正面に光って見えるのは西武ドームです。
左方向にはスカイツリーも見えるのですが、
この時期は雲が多くて展望はありませんでした。



頂上全体はこんな感じです。
奥の東屋の中でランチにしました。



ウツボグサです。
登山道の脇にひっそりと咲いていました。



吾野駅に向かいます。




高山不動尊です。
周囲にはモミジがたくさんありました。
秋の紅葉の頃はきれいだと思います。



天然記念物のオオイチョウです。
樹齢800年だそうです。
大きさを彼女と比べてみてください。



見上げるとこんな感じです。
気根がたくさんぶら下がっています。



下のほうにある気根です。
乳根とも呼ばれ、これを拝むとお乳の出がよくなるそうです。




しばらくはこのような林道歩きが続きます。




大きなウバユリが顔を出していました。
まだ蕾の状態で花はこれからです。
花が咲く頃、「葉(歯)がない」のでウバユリと呼ばれています。



川の対岸の岩の上が真っ白になっています。




白い物の正体はユキノシタでした。
花は下の2枚の花弁が極端に大きく、上の小さな3枚の花びらに
赤い斑点があります。
葉っぱは天ぷらにして食べることができます。




分岐です。
左の林道から降りてきました。
ここから駅まで約1時間です。



トンネルとくぐるとまもなく駅です。




吾野(あがの)駅に着きました。
この日の歩きは4時間40分でした。
このあと近くの温泉で汗を流し、缶ビールで乾杯して
解散しました。


※今夜から南アルプスの甲斐駒ヶ岳に登りに行きます。
山の小屋で2泊し、27日の夜に帰る予定です。
しばらくはみなさんのところにもご訪問できないと思います。
ご容赦ください。



     ※追 記

    

ブロ友の「うさこちゃん」からステキな暑中見舞いが届きました。
花は2010.6に中国の四川省にある四姑嫁山(スークーニャン)に登りに行った時、
巴朗山峠(パーローシャン)という標高4320mに咲いていたブルーポピーです。
赤い花や黄色い花もブルーポピーと呼んでいて、総称ではメコノプシスと呼んでいます。
うさこちゃん、ありがとうございました。

高山不動尊(その1)

2014-07-23 | 奥武蔵
※7月15日、奥武蔵の高山不動尊に登ってきました。



西武秩父線・西吾野駅がスタートです。



しばらくは川に沿って歩きます。



ヤブカンゾウが咲いていました。
この花を見ていると嫌なことを忘れるので、ワスレグサとも
呼ばれています。



ここをまっすぐに登って行きます。



川の水がきれいでした。



こちらはヒメヒオウギズイセンです。
暑さで下を向いていました。




杉林の中の登山道です。
ミンミンゼミが鳴いていました。
もう少し遅くなってから鳴くセミですが、季節を忘れて
しまったようです。



分岐です。
ここは右に登って行きます。




展望台にでました。
正面奥に奥多摩の大岳山が見えました。




展望台はこんな感じです。
この日は誰もいませんでした。



この日、同行した二人です。
右の山ガールは昨年秋の愛知県の茶臼山で一緒でした。
その左の男性は今回初めてでした。
彼女の友達だそうです。
秋にフルマラソンに挑戦するそうで、訓練に山歩きを始めたそうです。




5月にもここにきましたが、その時は奥のツツジが満開でした。
今は葉っぱだけになっていました。




更に奥に進むと「関八州見晴台」の入り口があります。



約10分ほどの登りで頂上に着きました。
標高771m、ここは関八州見晴台と呼ばれています。

関八州(かんはっしゅう)とは
相模(さがみ)・武蔵(むさし)・・・神奈川・東京・埼玉
上総(かずさ)・下総(しもふさ)・・・千葉
常陸(ひたち)・・・茨城
上野(こうずけ)・・・群馬
下野(しもつけ)・・・栃木
の一都六県のことです。



ここには高山不動尊の奥の院があります。
ここまでお参りにくるのはなかなかたいへんだと思いました。













高山不動尊

2014-05-23 | 奥武蔵
※5月1日、奥武蔵の高山不動尊のコースを歩いてきました。



西武秩父線・西吾野駅がスタートです。



駅をでてしばらくするとセリバヒエンソウが咲いていました。
横から見るとツバメが飛んでいるように見えます。
葉っぱはセリの葉に似ています。




オニグルミの花が咲いていました。
下にぶら下がっているのが雄花で、上の赤い花が雌花です。



杉林の中の静かな登山道です。




白滝に行ってみます。




かなり歩いたところに白滝の入り口がありました。
ここから細い登山道を入って行きます。



白滝です。
分岐から往復30分でした。
思っていたより、水量が少なかったです。



ミヤマキケマンです。
この時期は群生していることが多いです。



展望台からの眺めです。
八重桜がまだきれいに咲いていました。



丸山に到着です。
奥のツツジはまだツボミでした。




新緑がきれいでした。
この日は山ガールが一人で参加してくれました。




ヤマブキがきれいに咲いていました。
花びらが白く光っているのはでんぷん質によるものです。




しばらく歩くと高山不動尊に到着しました。
駅から歩き出してここまで約3時間でした。





大きな梁を組んで造られています。
新しく補修した梁もありました。



説明文です。




この日は小学生の遠足がありました。
5~6年生4クラス、合計160人くらいが先生に引率されて
きていました。
奥に大きなイチョウの木があります。



樹齢八百年だそうです。



おっぱいの形をした気根からも小さな枝が芽吹いていました。



ミヤマハコベです。
葉っぱは5枚ですが、大きく切れ込んでいるので10枚に見えます。




ここにもウワミズザクラが咲いていました。
かなり遠いところなので、ズームです。



車道歩きが続きます。



ウツギが甘い香りを漂わせていました。



ここが終点です。
この日の歩きは約5時間でした。

※雨の予報でしたが、晴れてくれました。
新緑を楽しんだ山歩きでした。


伊豆ヶ岳(その3)

2013-10-11 | 奥武蔵
分岐(1)

分岐です。
子の権現まで1.5キロ、吾野駅までまだ6.5キロあります。


天目指峠

天目指峠(あまめざすとうげ)に到着です。

登山道(1)

また大きく下っています。
折角登ったのに下るのはもったいないです。



祠が現れました。
これが現れると子の権現は近いです。

分岐(2)

分岐にでました。
ここから竹寺に歩くこともできます。
ここから竹寺まで約1時間の工程です。

大ワラジ

子の権現に到着しました。
伊豆ヶ岳から約3時間の歩きでした。
ここには足腰の神様が祀られています。
こんな大きな鉄のワラジが奉納されています。

鉄のゲタ

すぐ隣には鉄のゲタも奉納されています。
やはり足腰が強くなって欲しいという願いからの
ようです。

子の権現

子の権現は寺名:天龍寺といいます。
武蔵野三十三観音32番になっています。

二本杉

こんな大きな杉もありました。
埼玉県の天然記念物に指定されています。


分岐(3)

子の権現を過ぎると林道から分かれて
ここから吾野駅に向かいます。
吾野駅まであと4.6キロとあります。

登山道(2)

緩やかな登山道です。
前を山ガールが歩いています。
どこか別ルートからでてきたようです。

林道

長い林道歩きです。
吾野駅まで約2キロの表示がありました。

東郷公園

東郷公園に着きました。
ここには東郷元帥の銅像があります。
大きなモミジの木もたくさんあり、紅葉がきれいな
ところです。

ヒガンバナ

途中にヒガンバナが群生していました。
秋の彼岸の頃咲く花とされていますが、かなり遅くまで
咲いている花です。

※このあと、無事に吾野駅に着きました。
この日の歩きは距離にして15.2キロ、時間にして約6時間40分の
歩きでした。

※今日はこれから信越トレイルを歩きに行きます。
新潟県から長野県にかけて約80キロのトレイルが
整備されています。
今回は1泊してその1部分を歩く予定です。
ブログは明日お休みして13日から再開します。

    ◎お知らせ

宮田亮平展


※東京藝術大学 学長・宮田亮平展のご案内です。
学長として大学経営に忙しい中、鍛金という技法でイルカを
テーマにたくさんの作品を生み出しています。
下記の日程で開催されます。
お時間ありましたら、ぜひご覧ください。

・東京展
平成25年10月9日(水)~15日(火)
高島屋日本橋店6階美術画廊

・横浜展
平成25年10月23日(水)~29日(火)
高島屋横浜店7階美術画廊

・大阪展
平成25年11月20日(水)~26日(火)
高島屋大阪店6階美術画廊

・名古屋展
平成25年12月4日(水)~10日(火)
ジェイアール名古屋タカシマヤ10階美術画廊



伊豆ヶ岳(その2)

2013-10-10 | 奥武蔵
クサリ場(1)

少し進むとクサリ場がありました。
ここは事故も多いところなので、巻き道が
あります。
この日は久しぶりに通って見ることにしました。
男性がスルスルと登っています。

クサリ場(2)

山ガールさんが続きました。
このようなクサリ場は初めての体験だそうです。

ママコナ

岩場の陰にひっそりと咲いていました。
足場が悪いのでゆっくり撮影することができません。
花の下にみえる白い部分をご飯粒に例えています。

クサリ場(3)

少し教えただけでコツを掴んでくれました。
よい体験だったようです。

クサリ場(4)

この先にも岩場があります。

クサリ場(5)

ここはクサリがあっても頼らないほうが
登りやすいです。
いずれにしてもこのルートは雨で濡れている時は
止めたほうが無難です。

遠望

下に見えるのは「名栗元気プラザ」です。
プラネタルームなどもあり、夏は子供達で賑わいます。

伊豆ヶ岳

伊豆ヶ岳の頂上に着きました。
この標識はかなり背が高いです。
出発してから約2時間の歩きでした。

※昔はここから伊豆半島が見えたそうですが、1度も
見たことがありません。

標識

こんな新しい標識もありました。
総御影石造りです。
こちらは記念撮影するには低すぎます。
ここで少し早かったですが、ランチにしました。

登山道(1)

伊豆ヶ岳を過ぎるとその先はかなりザレた下りです。
昔はほとんど登山道が消えていましたが、その後
整備したようです。
ここからストックを使いました。

登山道(2)

今度はかなり急な登りです。

古御岳

古御岳(こみたけ)に到着です。
伊豆ヶ岳から約40分でした。

登山道(3)

ここも大きく下っています。
ストックがかなり有効でした。

高畑山

このルートにはたくさんのアップダウンがあります。
幾つかのコブを乗り越えてここに着きました。
伊豆ヶ岳から1時間30分の歩きでした。

杉林

杉林の中の登山道が続きます。
この日も暑かったのですが、時々吹いてくる風は
涼しかったです。

標石

登山道の脇にこんな標石が埋め込まれて
ありました。
この日のルートの丁度半分です。
まだまだ歩きます。







伊豆ヶ岳(その1)

2013-10-09 | 奥武蔵
※昨夜、無事に韓国から帰ってきました。
ブログ、再開いたします。

※9月22日、奥武蔵の伊豆ヶ岳に登ってきました。
その時のようすをご紹介します。

正丸駅

スタートは西武秩父線・正丸駅です。


案内板

駅前に案内板がありました。
今回はこの緑色のルートを歩く予定です。

入り口

この階段が入り口です。
かなり急で変則的な階段でした。

林道

林道歩きが続きます。


馬頭尊

馬頭尊が祀られています。
ここを左に入ります。


登山道(1)

コンクリートの林道から山道になりました。

登山道(2)

この先に右に入る道があります。
このまま、真っすぐ進みます。

登山道(3)

急坂になってきました。
ここは登山道がかなり荒れています。
ロープがなければ道迷いしやすいところです。

尾根道

尾根にでました。
ここは右に進みます。

登山道(4)

かなり荒れている登山道です。
前を行く若者が苦労していました。

五輪山

五輪山に着きました。
正丸駅を出発してから丁度1時間20分でした。
今年は東京オリンピックの開催も決定しました。
ネーミングがよい山です。

蕨山(その3)

2013-05-10 | 奥武蔵

遠望

新緑がきれいです。
黒く見えるのは杉の木です。

標識(1)

河又方向に向かいます。


標識(2)

「頭」とは1つのピークのことです。



棒ノ嶺

棒ノ嶺が正面に見えます。
今年、雪がある頃登った山です。


ミツバツツジ

ここでもミツバツツジがきれいに咲いていました。



フモトスミレ

小さなスミレです。


フイリフモトスミレ

こちらは葉っぱに班(ふ)が入っています。


金比羅神社跡

ここに神社がありましたが、焼失したようです。
小さな祠が安置されていました。


ウラシマソウ

浦島太郎の釣り糸です。
野生の状態で見るのは珍しいです。


ムラサキマムシグサ

マムシグサは一般に緑色をしています。
そろそろこの花も終わりのようです。

※このあと、さわらびの湯に寄って汗を流しました。
この日の歩きは約6時間でした。
このコースは秋に歩くと紅葉が楽しめます。
よい天気に恵まれた山行でした。


※3日に右足の筋肉が切れて今日で1週間です。
毎日、せっせと処方された薬を塗っています。
3~4日、休んで治療に専念いたします。
よろしくお願いいたします。

蕨山(その2)

2013-05-09 | 奥武蔵
分岐

分岐にでました。
あと蕨山まで300mです。

ミツバツツジ

ミツバツツジが残っていました。
もう葉っぱも顔を出しています。


イワウチワ

頂上直下に1輪だけ咲いていました。
撮ってあげないとかわいそうです。


蕨山の頂上

蕨山の頂上に着きました。
標高1033mです。
名郷の登山口から約2時間25分の歩きでした。
ここでランチです。


遠望

武甲山の方向です。
木々にもやっと芽吹きが始まっていました。


新緑

ランチ後、再び歩き出しました。
新緑が目に眩しかったです。


登山道(1)

山ガールもこの日がストックデビューでした。
下りではストックがあると安心です。


登山道(2)

落ち葉が敷き詰められた登山道です。
フワフワとして気持ちよかったです。


藤棚山

標高約100m、一気に降りてきました。


ヤマザクラ

新緑の奥にヤマザクラが咲いています。
今年は春になっても寒い日が続いたので、
ヤマザクラも遅くまで咲いていました。




蕨山(その1)

2013-05-08 | 奥武蔵
※4月27日、奥武蔵の蕨山(わらびやま)に登ってきました。

名郷バス停

西武池袋線・飯能駅からバスに乗り、約1時間
揺られました。
終点の「名郷(なごう)」で下車です。


標識

ここから登山道に入ります。
蕨山まで約4.5キロとあります。


清流

川の水がきれいでした。


メンバー

この日の参加者は男性9名、女性7名の合計16名です。


杉林

しばらくは杉林の中を歩きます。
右手に大きな岩がありました。


山仲間

すぐ前を歩いている彼女は札幌からの参加です。
前日、飛んできたそうです。
今年になって3回目の出会いでした。


遠望

この正面奥にスカイツリーがうっすらと見えました。
カメラでは無理なようです。


伊豆ヶ岳

伊豆ヶ岳の方向です。
左の山が伊豆ヶ岳のようです。


アセビの新芽

アセビの新芽がきれいでした。



山ガール

今回も2人の山ガールが参加してくれました。
仲間ともすっかり顔なじみになりました。



イワウチワ(1)

イワウチワが咲いていました。
葉っぱが団扇(うちわ)に似ています。


イワウチワ(2)

後ろから光が差しています。
花のフリルがかわいいです。


アカヤシオ

ヤシオツツジの赤バージョンです。
ヤマツツジより花が大きく、平開します。


登山道(1)

登山道はよく踏まれています。
春の日差しが暖かかったです。


登山道(2)

幾つかのアップダウンを繰り返します。
このコースは5~6年前に1度歩いているので、
気分的には楽でした。



お知らせ
※連休後半の3日、不注意で足を怪我してしまいました。
6日まで病院が休みだったので、湿布薬を塗って何とか我慢していました。
昨日(7日)、病院に行って診察して貰ったら、右足の膝から下の
筋肉が切れていて、全治6週間と診断されました。
幸い、「入院しろ」とはいわれませんでした。
しばらくは山歩きも無理なようです。

※ブログもデータがあるうちは続けたいと思いますが、毎日の
更新は難しいようです。
よろしくお願いいたします。


顔振峠(その2)

2013-04-27 | 奥武蔵
分岐(1)

分岐にでました。
ここを左に登ります。

登山道(1)

少し荒れている登山道です。
この先に岩場もあります。

越上山

分岐から10分ほどで越上山(おがみやま)に着きました。
頂上はかなり広いです。



遠望

途中からの展望です。
霞んでいて遠くはあまりよく見えませんでした。



イワウチワ(1)

岩陰にヒッソリと咲いていました。
この花に会うために奥多摩の山を1日かけて歩いたことが
あります。
このルートで発見したのは初めてでした。

イワウチワ(2)

花びらのフリルがなかなかかわいいです。
葉っぱが団扇(うちわ)に似ているので、このような名前が
ついています。



山ガール

花を見ている間に後ろにきてしまいました。
この日は二人の山ガールも参加してくれました。
おかげで平均年齢がだいぶ低くなりました。


分岐(2)

再びグループの前に出ました。
この先はかなりの急登です。
呼吸を整えてから進みます。



登山道(2)

今度は急な下りです。
足元に注意です。


ヒノキ林

ヒノキ林の登山道です。
踏み跡はしっかりしていました。


バイカイカリソウ

小さな花のイカリソウです。
花がウメの花に似ています。

イカリソウ

普通よく見るイカリソウです。
船の錨(いかり)に似ているので、この名がついています。


ユガテ

ここものどかなところです。
ここで10分間の休憩です。


シダレ桜

休んでいると次々にお菓子がでてきます。
結局、時間延長しました。
シダレ桜がきれいでした。


センボンヤリ

センボンヤリです。
花が終わるとタンポポのような綿毛がでてきます。
その姿を奴さんが持つ「千本槍」に例えたようです。


シロヤブケマン

ムラサキケマンは別名:ヤブケマンといいます。
その中でも花が白い物をシロヤブケマンと呼んでいます。
この花にはなかなか会えません。


ジロボウエンゴサク

ヤマエンゴサクは花のすぐ下の葉っぱがギザギザに切れ込んでいます。
これは切れ込んでいないので、ジロボウエンゴサクです。

※スミレのことをタロボウと呼ぶことがあります。
それに対してこちらジロボウと呼んでいます。


東吾野駅

東吾野駅に到着しました。
全員無事に歩くことができました。
この日の歩きは6時間20分でした。

プランでは少し大目にみて5時間50分としましたが、
やはり人数が多いとこのくらいは仕方ないです。
天気もよくて、みなさん楽しんで貰えたようでよかったです。



※今日はこれから、また奥武蔵の山に行きます。
どんな花が待っているか、楽しみです。


顔振峠(その1)

2013-04-26 | 奥武蔵
※4月13日、奥武蔵の顔振(かあぶり)峠に登ってきました。


吾野駅

西武秩父線・吾野(あがの)駅が集合です。
この駅には3月にも降りています。


参加メンバー

この日は私がリーダーです。
10人くらいと思っていたら、何と19名もの参加者が
ありました。


道路

しばらくは自動車道を歩きます。
右手の川には「ハヤ」が気持ちよさそうに
泳いでいました。


ミヤマキケマン

それほど奥深くなくても「ミヤマ」がついています。
全草有毒とされています。


登山口

ここから山道に入ります。


ヤマブキ

ヤマブキが歓迎してくれました。
山で咲く花はどれも柔らかい感じがします。


里山風景(1)

のどかな里山風景です。
3月にきた時とはまた違った味わいです。
正面奥に見えるピラミッドの山は「武甲山」です。


里山風景(2)

奥州に逃れる源義経が振り返りながら登ったそうです。
それで「顔振(かあぶり)峠」という名前がついています。



顔振峠

峠に着きました。
駅を出発してから約1時間40分でした。
この周辺には道路もあり、マウンテンバイクで走っている
人もよく見かけます。


標識

峠の標識です。
記念撮影のスポットになっています。


遠望

峠からの遠望です。
正面奥の山は奥多摩の大岳山です。
この日はよく晴れていてかなり遠くまで眺められました。


茶屋

少し離れたところにお茶屋さんがあります。
この建物の後ろにベンチがありました。
ここでランチにしました。


シダレ桜

大きなシダレ桜がありました。
まだ充分楽しめました。
左奥に見える山は丹沢の大山です。


ミツバツツジ

大きなミツバツツジが満開でした。
ここで全員の記念撮影です。
花にも負けないくらいの笑顔でした。


登山道

のんびりランチを楽しんだあと、再び歩き出しました。
静かな登山道が続きます。


諏訪神社

諏訪神社に着きました。
顔振峠から約20分の歩きでした。
人数が多かったので、代表してお参りして貰いました。
何故かこの日は女性が多かったです。

女性の最高齢者は81歳・・・
男性の最高齢者は79歳・・・
山登りをしている人はみなさんお元気です。






伊豆ヶ岳(その2)

2013-04-08 | 奥武蔵
展望

頂上からの展望です。
この日も伊豆は見えませんでした。
木々の葉っぱがでてくるともっと見えなくなります。


標識

新しい標識も設置されていました。
この右下に少し座れる場所がありました。
そこでランチにしました。


登山道(1)

再び歩きます。
杉林に囲まれた登山道が続きます。


正丸峠

正丸峠に着きました。
頂上をでてから約50分でした。


子の権現

ここからの遠望は素晴らしいです。
こんもりとした山は子の権現です。
今年も元旦に登りました。


登山道(2)

これからこの階段を登って旧正丸峠に向かいます。


伊豆ヶ岳

降りてきた伊豆ヶ岳が木々の奥に見えました。
こんな風景も葉っぱがでてくる迄です。


登山道(3)

このルートにはこのような階段が多いです。
まるでハードル競争のようでした。


正丸山

ここも1つの山です。
正丸峠から約30分の歩きでした。



旧正丸峠

ここが旧正丸峠です。
この先もまだまだ歩けますが、今回はここから
正丸駅に向かいます。


登山道(4)

このような登山道が多かったです。
これでかなり土が流れるのを防いでくれます。



崩落

ここは崩落していて通行止めでした。
左に巻道があります。

分岐

林道にでました。
ここから駅まで約1時間です。


登山道(5)

ここもかなり崩落していました。
すぐに修理して貰えると登山者には有難いです。


ヤマネコノメソウ

ヤマネコノメソウが咲いていました。
花が終わると黒い種ができます。
そのようすがネコの目のように見えるので、
ネコノメソウという名前がつきました。
この仲間にも何種類かあります。



正丸駅

無事に駅に着きました。
伊豆ヶ岳の頂上から約3時間の歩きでした。
この日のトータルは約5時間でした。
曇り空でしたが、この時期としてはなかなかよかったです。
また、季節を変えて歩いてみたいと思いました。


伊豆ヶ岳(その1)

2013-04-07 | 奥武蔵
※3月23日、奥武蔵の伊豆ヶ岳に登ってきました。

正丸駅

下車駅は西武秩父線・正丸駅です。
この駅もすっかりきれいになりました。

メンバー

今回のメンバーは男性5名、女性3名の合計8名です。
2年ぶりに参加した女性も1名いました。

アズマイチゲ

アズマイチゲは中部より東に分布している花です。
まだ眠っているようでした。


セツブンソウ

セツブンソウは旧暦節分の頃咲く花です。
やはり開いていませんでした。


ミヤマキケマン

ミヤマキケマンもやっと目覚めたようです。
これからいろんなところで出会えると思います。


オウバイ

オウバイは中国では迎春花と呼ばれています。
石垣から大きく枝垂れていました。


ヒマラヤユキノシタ

寒さにも強い花です。
正月頃から咲き出しています。


分岐

駅から歩き出して約40分で分岐に着きました。
ここを左に入ります。


かめ石

大きな石が横たわっていました。
「かめ石」という名前がついていました。
左に頭がありました。

エイザンスミレ

葉っぱがまだ開いていません。
これから出てくるようです。


登山道

急な登りが続きます。
まだまだ芽吹きには早い感じでした。


男坂

ここは男坂です。
崩落が激しいので登る場合は「自己責任」です。
1人の場合はここを登っています。
今回は女坂を歩きます。


女坂

女坂も途中で崩落しているようです。
ここは標識に沿って左に入ります。



頂上広場

頂上手前の広場です。
既にたくさんの登山者がお弁当を広げていました。


説明文

この山の説明文です。
何度か登っていますが、1度も伊豆を見たことがありません。



頂上の標識

頂上の標識です。
標高851㍍です。
駅を出発してから1時間50分でした。
我々もここでランチにしました。

越上山(その2)

2013-03-24 | 奥武蔵
分岐(1)

諏訪神社からしばらく歩くとまた分岐が
ありました。
ここを左に登って行きます。


登山道(1)

この日は彼女と二人っきりでした。
前を歩いてバックモデルになって貰いました。
寒いところからでてきたので、寒さ対策は
バッチリでした。
毎週のように藻岩山に登って体を鍛えているそうです。


頂上

越上山(おがみやま)の頂上に着きました。
標高566㍍です。
かなり広い頂上ですが、展望はありません。


岩場

頂上から引き返します。
この岩場の両側が切れ落ちていて一番気を使います。
くる時は左を通りましたが、帰りは右を通りました。


ランチ

岩場を過ぎたところでランチにしました。
甘酒とラーメンを彼女にご馳走しました。
甘酒に少しブランデーを入れたら美味しかったです。
新しい発見でした。


登山道(2)

ランチを終えて再び元の道にでました。
その先も同じようなヒノキ林の登山道が続きます。


案内板

このあたり全体の案内図です。
越生(おごせ)は梅林があることでも知られています。
七福神めぐりもできるようです。


分岐(2)

ここも左に入ります。
この先はかなり痩せていました。


ロウバイ(1)

ロウバイが咲いていました。
次々に咲くので、長く楽しめます。


ロウバイ(2)

青空に映えてきれいでした。


ロウバイ(3)

この花は北海道にはないそうです。
熱心にシャッターを切っていました。
よいお土産ができたようです。


ユガテ

ここには2軒ほどの家があります。
ここで野菜を作って自給自足しているようです。

マンサク

マンサクも咲いています。
この花も北海道にはないそうです。

ネコヤナギ(1)

ユガテからは駅に向かって林道歩きです。
途中にネコヤナギがありました。
帽子を被ったような姿がかわいいです。


ネコヤナギ(2)

少し赤くなっています。
もうすぐ花が弾けるようです。


ネコヤナギ(3)

すっかり弾けてしまいました。
こうなると哀れです。
ネコヤナギはやはり芽吹きの姿がいいですね。


白梅

白梅も咲いていました。


東吾野駅

この駅が終点です。
この日の歩きは5時間30分でした。

※他の登山者にも会わず、静かな歩きができました。
またどこか案内して欲しいと要望されました。

越上山(その1)

2013-03-23 | 奥武蔵
※3月2日、奥武蔵の越上山(おがみやま)に登ってきました。

吾野駅

西武秩父線・吾野(あがの)駅がスタートです。


案内板

駅前にあった案内板です。
ここは「関東ふれあいの道」にもなっているようです。



フユイチゴ

フユイチゴの実がなくなった姿です。
秋には真っ赤な実がなります。
ジャムにして食べても美味しいイチゴです。


竹の根

登山道の脇から伸びていました。
先端が鋭く尖っています。
この先には土がないので、気根のように垂れ下がっていました。


シャガ

シャガがたくさん生えていました。
根をしっかり張るので土手などの土留に使われます。
もうすぐ白い花を咲かせます。


ヤブコウジ

ヤブコウジは別名:十両(ジュウリョウ)と呼ばれています。
ヒャクリョウはカラタチバナ、センリョウ、マンリョウは
正月飾りに使われます。


武甲山

遠くにピラミッドのような山がみえます。
秩父の名峰、武甲山です。


里山風景

のどかな里山風景です。
あまりの美しさに義経が顔を振りながら登ったと
いわれています。


大岳山

左のラクダのコブのような山は大岳(おおだけ)山です。
「大」と「岳」と2つも持った贅沢な山です。
奥多摩の名峰です。


標識

顔振(かあぶり)峠に着きました。
駅を出発して約1時間30分でした。


説明文

こんな説明文がありました。
義経伝説はいろんなところにあるようです。


お茶屋さん

ここには2軒ほどのお茶屋さんがあります。
うどんやそばなども食べることができます。



分岐

ここは左に入ります。


登山道

静かな登山道です。
ヒノキがきれいに手入れされています。


山仲間

この日、北海道の札幌からきてくれました。
昨年のクリスマスイヴのしらびそ小屋で知り合いました。
1月2日の大山にもきてくれた女性です。
すっかり関東の山が気に入ってくれたようです。


諏訪神社

諏訪神社に着きました。
足場が組まれています。
どこか修理しているようでした。


※今日はこれから奥武蔵の伊豆ヶ岳に登りに行きます。
天気が崩れないうちに降りてきたいと思います。


  ◎号 外

ポトマック桜が咲きました。


我が家の近くにあるサクラです。




あっという間に満開になりました。






花びらがかなり大きいです。



青空によく映えています。



お月さんも眺めているようです。




メジロが忙しそうに蜜を吸っていました。




アメリカから里帰りしてここに定住しています。

※今月21日(木)に見に行ってきました。
咲くのも早いですが、散るのも早いサクラです。
まだ2~3日は楽しめるかも知れません。