山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

重太郎新道から奥穂高岳(その10)

2014-10-08 | 北アルプス

紀美子平に着きました。
岳沢小屋をでてから4時間25分の歩きでした。




紀美子平にザックを置いて、前穂高岳に登ります。




途中トラバースしているところもありますが、
ほとんど垂直の登りが続きます。



槍ヶ岳が見えてきました。



この先もガレ場が続いています。




紀美子平から約30分で前穂高岳の頂上に着きました。
ここは標高3090mです。




一等三角点がありました。




右奥の小さなピークが奥穂高岳の頂上のようです。
これからあそこまで登ります。




前穂高岳の頂上はかなり広いです。
次々に登山者が上がってきています。




パノラマで撮ってみました。
槍ヶ岳から奥穂高岳までの稜線がよくわかります。




槍ヶ岳をズーミングしてみました。
手前のジグザグは登山道です。



やや左の三角形の山は針ノ木岳、その右は蓮華岳のようです。
更に右の双耳峰は鹿島槍ヶ岳、一番奥に白馬岳も見えています。




正面が奥穂高岳です。
大きくどっしりとした山です。
尾根に白く筋が見えますが、これから歩く登山道です。
まだ、奥穂高岳までかなり時間がかかりそうです。



◎お知らせ

※今日でブログのデータ量が、規定数(28,510枚)に達しました。
新しく「山小屋だより」を開設しました。
アドレスは次の通りです。
http://blog.goo.ne.jp/terusan114/
「ブックマーク」や「お気に入り」に登録している方はお手数ですが差し替えてください。
これからもよろしくお願いいたします。

                            山小屋

重太郎新道から奥穂高岳(その9)

2014-10-07 | 北アルプス

シモバシラができていました。
昨夜はかなり冷え込んだようです。




イワギキョウです。
花が終わるとガクだけが残り、上を向いています。




タカネヤハズハハコの残っていました。
この花の咲き始めはピンクできれいです。



ヨツバシオガマの花後です。
全体が茶色く変身します。




焼岳をズーミングしてみました。
左側から時々白い煙が上がっています。
この山も活火山です。
またいつ噴火するかわかりません。



上高地がよく見えます。




かっぱ橋のあたりをズーミングしてみました。
かっぱ橋を挟んで、右がホテル白樺荘、左が五千尺ホテルです。




雷鳥広場を通過します。




これから歩く登山道です。




イワギキョウ・・・
岩の間から懸命に咲いていました。




ウサギギク・・・
かなり色あせていました。
葉っぱがウサギの耳に似ています。




歩いてきた登山道です。




正面が西穂高岳、その右のピークが間ノ岳、更に右に天狗岩と
続いています。




反対側に前穂高岳の北尾根がみえます。
なかなか鋭い岩峰です。




厳しい岩場にはこのようにクサリが取り付けてあります。
このような岩場がまだまだ続きます。

重太郎新道から奥穂高岳(その8)

2014-10-06 | 北アルプス

オヤマノリンドウが咲いていました。
この花はあまり開かない花です。



シラネセンキュウ、白根山で最初に発見された
せり科の植物です。
小さなの集合体で、葉っぱは羽状複葉になっています。



タテヤマアザミ、立山に多いアザミです。
葉っぱに鋭いトゲがあります。




ハリブキの実です。
葉っぱや茎に鋭いトゲがあります。




ハンゴンソウはキオンの仲間です。
葉っぱが深く切れ込んでいるのが特徴です。




ハシゴを登ります。



小屋で一緒だった山ガールが追い抜いて行きました。
この日は我々と同じコースをたどって涸沢ヒュッテまで行くそうです。




岩場を登っています。
仲間から私の後ろ姿を撮って貰いました。




正面に焼岳が見えます。
その左奥が乗鞍岳、更にその左が御嶽山です。




上高地をズーミングしました。
真ん中の赤い屋根が帝国ホテル、その上のほうが大正池です。
左下にバスターミナルが見えます。




イワギキョウが咲いていました。
花にヒゲがなくガクが反り返っているのが特徴です。




更に登ったところから振り返ってみました。
御嶽山がかなり大きくなってみえます。
左の大きな山は霞沢岳、その左奥にうっすらと恵那山が見えます。



イワツメクサは夏の花です。
少しだけ残っていてくれました。
花びらは5枚ですが、切れ込みが深いので10枚に見えます。




岩場の登りです。
ここはかなり長い登りでした。




ペンキマークはガスっていて周囲がわからない時などに
頼りになるマークです。
〇印は安全、×印はその先が危険という意味です。
矢印は進む方向を指しています。






重太郎新道から奥穂高岳(その7)

2014-10-05 | 北アルプス

お花畑の横を通過します。
タテヤマアザミが群生していました。



クロトウヒレンです。
アザミに似ていますが、アザミのように葉っぱにトゲがありません。
ヒレンとはアザミのことだそうです。




岩場に差し掛かりました。



左のギザギザはジャンダルムのようです。
奥穂高岳からは丸く見えます。




少しズームしてみました。
左から独標、西穂高岳、尖がった山が間ノ岳、一番右が天狗岩です。



ここはかなり急な登りです。



ハシゴを登ります。
ミヤマダイコンソウが少し紅葉していました。



登ったハシゴを振り返ってみました。
かなり高度感がありました。




右から焼岳、乗鞍岳、奥に御嶽山、一番左が霞沢岳です。
いずれも登った山が見えると嬉しくなります。




焼岳の右奥に白山が姿をみせてくれました。
白山もどっしりとした山です。




ナナカマドが紅葉していました。



ハシゴの連続です。




カモシカの立場というところです。
立っていたのは小屋で一緒だった山ガールさんでした。




西穂高岳からの稜線が素晴らしいです。




何度も振り返ってみました。
標高が高くなるにつれて御嶽山も姿がハッキリしてきました。
この山が突然噴火するなんてまだ信じられません。






重太郎新道から奥穂高岳(その6)

2014-10-04 | 北アルプス

左の三角形の山が前穂高岳です。
これから登ります。




天狗岩にガスがかかっていました。




小屋に明かりが灯りました。
なかなかよい雰囲気です。




ヘルメットはレンタルもしています。
但し、またここへ返しにこなければなりません。




販売もしていました。
このエリアは「ヘルメット推奨エリア」になっています。



翌朝は午前4時起床、午前5時出発です。
朝食は弁当にして貰い、部屋で食べました。
正面奥が乗鞍岳です。



午前5時05分に出発しました。
まだ薄暗いのでヘッドランプの明かりが頼りです。
空には月が輝いていました。



最初は沢に沿って登って行きます。
気温は10℃以下でしたが、風がなかったので寒くはありませんでした。




乗鞍岳が少しずつハッキリしてきます。




西穂高岳の稜線です。



正面奥に奥穂高岳も見えてきました。



乗鞍岳がだいぶよく見えるようになりました。
その左に御嶽山が見えてきました。




少しズーミングしてみます。
この時点ではまだ御嶽山はおとなしかったです。




岳沢小屋がよく見えています。




普通に撮るとこんな感じです。
焼岳もかなり明るくなってきました。
雲が切れて青空が覗いています。
天気は期待できそうです。

重太郎新道から奥穂高岳(その5)

2014-10-03 | 北アルプス

クロマメノキが熟していました。
ブルーベリーの原種といわれています。
このあと、食べましたが甘くて美味しかったです。




オオヒョウタンボクの実です。
花は2個並んで咲きます。
きれいなヒョウタンのような形をしています。




小屋が見えてきました。




キオンです。
紫色のシオンに対して黄色いのでこのように呼ばれています。




シシウドの花後です。
手前の花はゴマナです。




何度も振り返ってみました。
右の焼岳が噴火したように見えますが、雲のいたずらでした。




沢の上部です。
雪渓が幾らか残っています。




タテヤマアザミです。
北アルプスでもある限られたところにだけ分布しています。
花の苞が反り返り、花も横向きに咲きます。



ユキザサも赤い実をつけていました。
葉っぱもこれから黄色く色づきます。




鯉のぼりが出迎えてくれました。




岳沢小屋に到着です。
上高地のバスターミナルから約3時間の歩きでした。




この小屋には2011年10月に宿泊しています。
この食堂はその時のままです。



テラスから上高地がよく見えます。
ここで「ビールを・・・」と思ったのですが、寒過ぎでした。
建物の中で乾杯でした。




奥にもテーブルがあります。
この岳沢小屋は2006年の大雪で壊れてしまい、しばらくはそのままでしたが、
2010年に再建されました。
昔は岳沢ヒュッテと呼んでいましたが、再建後は岳沢小屋と呼んでいます。




きれいな談話室もあります。



部屋は個室になっていて5名で一部屋でした。
布団1枚でゆっくりすることができました。




夕食です。
アジフライもアツアツでした。
この日の宿泊者は我々以外に数名いただけでした。



大きな岩に方向が表示されています。
ここから天狗のコルを通って奥穂高岳に行くこともできます。
かなりハードなコースのようです。

重太郎新道から奥穂高岳(その4)

2014-10-02 | 北アルプス

ゴゼンタチバナの実です。
花が終わると茎を伸ばし、少しでも遠くに種を落とそうと
努力しています。




サラシナショウマが咲いていました。
花柄があるのが、わかるでしょうか?
よく似たイヌショウマには花柄がありません。



ノコンギクです。
咲き始めは濃い色をしています。



ムシカリの実です。
葉っぱも少し色づいています。




岩がゴロゴロした登山道です。




お花畑です。
ブルーのトリカブトがよく目立っていました。



左手の西穂高の上には厚い雲が垂れ込めています。




きれいな姿のサラシナショウマです。
葉っぱも入れて撮ると特徴がよくわかります。




トモエシオガマが残っていました。
花が「巴(ともえ)」状に咲いています。




振り向いてみました。
上高地がだんだんと遠くなっています。




ミヤマトリカブトです。
花が雅楽の奏者が被る「烏帽子」に似ています。




ハクサンフウロが1輪だけ残っていました。
夏山を飾る代表的な花です。



ツリバナの実がぶら下がっていました。
春に小さな星型の花を咲かせます。




石畳の登山道が続きます。




コバノイチヤクソウ・・・
その名の通り、葉っぱが小さくて丸い形をしています。
昔は薬草として使われたようです。




ゴゼンタチバナが咲いていました。
ご覧のように4枚の葉っぱには花が咲きません。




ミヤマホツツジが残っていました。
花柱の先端がクルリと反り返っています。
低山に咲くホツツジは花柱がまっすぐです。




重太郎新道から奥穂高岳(その3)

2014-10-01 | 北アルプス

岳沢への入り口です。




石がゴロゴロとした登山道です。
足元を注意しながら歩きましょう。




カメバヒキオコシが咲いていました。
シソ科の植物で、葉っぱがカメの尻尾に似ています。
昔は薬草として重宝したようです。
これを煎じて飲めば、寝ている病人も飛び起きるそうです。



ヤマハハコです。
きれいに整列していました。



アキノキリンソウです。
これは比較的きれいな花でした。




ゴゼンタチバナの実です。
葉っぱが4枚なら花が咲きません。




こんな標識があると嬉しいです。



コケがきれいです。




奥から涼しい風が吹いてきています。
天然クーラーだそうです。




岩だらけの登山道です。



スギゴケに胞子がでていました。




サワヒヨドリも咲いていました。
湿地に多い花です。



上高地があんなに小さくなりました。




上高地からは白く見えますが、実際にはこんな岩がゴロゴロとした
沢になっています。




コバノガマズミの実も赤くなっていました。




きれいな色のノコンギクです。
野菊の中では一番よく目立ちます。


◎特 集

先日、近くへ「ヒガンバナ」を見に行ってきました。



最初に出迎えてくれたのはコスモスでした。




すぐ近くにはフヨウが咲いていました。
ツボミから満開まで並んでいます。



咲き始めは濃いピンクをしています。




ヒガンバナの群生です。




キアゲハが遊びにきてくれました。




すぐ近くまで寄ってみましたが、まったく逃げようとしません。



やがてきれいに羽を広げてくれました。



折角なので、横顔を撮ってあげました。




ヒガンバナは咲き始めがきれいです。



コスモスは秋がよく似合います。




足元には紅白のセンニチコウが咲いていました。
ヒガンバナは混んでいる有名なところに行かなくても
近くで楽しめることがよくわかりました。

重太郎新道から奥穂高岳(その2)

2014-09-30 | 北アルプス

リーダーが登山届を出しています。
登山届の提出はまだまだ少ないようです。




ここの食堂で昼食にしました。
この建物は観光センターにもなっています。



今回のメンバーは男性だけ7名です。
ここで身支度を整えて出発します。



左の尾根の5番目のピークが西穂高岳です。
そこから間ノ岳・天狗岩・ジャンダルム・奥穂高岳と続いています。
この稜線はなかなか厳しく滑落事故も多いところです。




かっぱ橋が見えてきました。
道路から河原に下りて撮影しました。




これからかっぱ橋を渡ります。
ここは観光客にも人気があるスポットです。



橋の中央から穂高連峰を眺めてみました。
梓川の水は雪解け水なので、夏でも冷たくて長くは手を入れることが
できません。




反対側には焼岳が見えます。




かっぱ橋周辺は観光地になっています。
軽装で散策している人もたくさんいました。




遠くに白く見えるところが岳沢です。
S字に曲がった上あたりに小屋があります。




少しズーミングしてみました。
小屋がはっきりと見えます。
これからあの小屋まで歩きます。




このあたりの梓川はかなり蛇行しています。
中州に生えている木は化粧柳です。
上高地を代表する樹木です。




ゴマナです。
8月から9月にかけて咲くキク科の植物です。
葉っぱを触るとザラザラしています。



梓川の右岸を歩いています。
このあたりはよく整備されています。



木道です。
春先にはニリンソウの群落がみられるところです。
今回は全員ヘルメットを持参しました。




撮影スポットです。
奥の山は六百山です。




上高地も少し奥に入るとこんな静かな雰囲気が楽しめます。




このまままっすぐ進めば明神池に行くことができます。
我々はここを左に曲がって岳沢を目指します。


※木曽の御嶽山が突然噴火しました。
昨年10月19日~20日に登った山です。
とても噴火するような山には思えませんでした。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

重太郎新道から奥穂高岳(その1)

2014-09-29 | 北アルプス
※9月19日~21日まで北アルプスの重太郎新道から
奥穂高岳まで歩いてきました。




新宿から高速バスで上高地に入ります。




途中、富士山が頭だけ姿を見せてくれました。





空には秋の雲が広がっています。



甲府を過ぎたあたりから、左手に鳳凰三山と甲斐駒が姿を
見せてくれました。甲斐駒ヶ岳は8月に黒戸尾根から登ったばかりです。



甲斐駒もどんどん姿を変えてきます。
左の摩利支天を優しく抱いているようです。



富士見パノラマスキー場です。
この左奥に入笠山があります。




諏訪湖SAで休憩です。



ここからは諏訪湖が一望できます。



秋の雲がきれいでした。




バスはほぼ満席でしたが、私はネットで「前のほうの席」を予約しました。
前から2番目の左側で隣は空席でした。
このバスは上高地まで乗り換えなしで入ってくれます。



松本ICで降りて上高地に向かっています。
お米の収穫も始まっていました。




ソバ畑が広がっていました。



新島々のバスセンターです。
ここまでは松本から電車が走っています。
電車の場合はここからバスに乗って上高地に入ります。




奈川渡ダムでできた人造湖です。
梓湖と呼ばれているようです。




この水で東京電力が発電しています。
原発が停止しているので、フル稼働しているようです。




焼岳が少し姿を見せてくれました。




大正池を前面にしての穂高連峰です。
天気は何とか持ってくれそうです。



赤い屋根は帝国ホテルです。
宿泊代が高いにも関わらずなかなか人気があるホテルのようです。





午前7時20分に新宿を出発して途中渋滞もなく定刻(12時5分)に
上高地バスセンターに到着しました。
平日のせいか、バスセンター内はそれほど混んでいませんでした。






霞沢岳(最終回)

2012-11-20 | 北アルプス
本日が最終回です。

霞沢岳

左手に大きな山が見えてきました。
正面奥に見えるのが霞沢岳のようです。
ここから眺めてもたくさんのピークがあることが
よくわかります。
小屋から往復9時間はなかなかのものでした。


木道

再び木道が続きます。
このあたりにも春にはニリンソウが群生しています。
花全体が緑色をしたミドリニリンソウを見つけたのも
このあたりでした。



稜線

穂高連峰がよく見えます。
これだけきれいに見えるのは珍しいと思います。


梓川

梓川の流れです。
時々吹いてくる風が頬に気持ちよかったです。


穂高連峰(1)

梓川と穂高連峰です。
右奥の前穂は手前の山に隠れて見えません。
岳沢ヒュッテがよく見えました。


かっぱ橋(1)

かっぱ橋に到着しました。
徳本峠の小屋をでてから3時間20分でした。


かっぱ橋(2)

橋の上から穂高連峰を眺めています。
この日、この場所にいる人だけの特権です。


穂高連峰(2)

橋の中央から眺めた穂高連峰です。
何度もこの場所から眺めていますが、いつも補高に雲が
かかっていました。

正面奥が奥穂高岳、その左がジャンダルム、大きく下がって
更に左に天狗も見えます。


焼岳

反対側です。
気持ちよいのか河原にたくさんの人が降りています。
焼岳もきれいに見えています。

梓川とかっぱ橋

これからバスターミナルに向かいます。
河原に身を乗り出してかっぱ橋を撮ってみました。
旅行会社のパンフレットによくあるショットです。


カラマツの紅葉(1)

バスターミナルに着きました。
ここで松本までのバスと電車のチケットを予約しました。
バスは新島々まででそこから電車に乗り換えます。

カラマツの紅葉(2)

カラマツの紅葉がきれいでした。
ここにはマイカーは入ってくることはできません。
これはここで働く関係者の車のようです。

紅葉(1)

バスの中からのショットです。
焼岳もよく見えています。



紅葉(2)

これもバスの中からのショットです。
紅葉がきれいでした。


新島々

新島々の駅に着きました。
ここから電車に乗って松本に向かいます。

低公害車

上高地から乗ってきたバスです。
低公害車で新島々と上高地の間をピストンしています。


松本電鉄

新島々からこの電車で松本に向かいます。
松本までは約30分の乗車です。

※松本駅で食事をして特急あずさに乗りました。
電車だとバスと違って時間が計算できるので安心です。
夕方には無事に帰宅できました。

※今回の山は3日間で約33キロ、累積標高(上り)2785m、
累積標高(下り)2001m、なかなか素晴らしい山行でした。

※明日から「韓国の山旅」をご紹介します。
ぜひ、ご覧ください。


霞沢岳(その11)

2012-11-19 | 北アルプス
嘉門次小屋

ここはイワナの塩焼きが有名です。
イワナは右奥の囲炉裏で炭で焼いています。
朝早くからたくさんのお客さんがいました。

木道(1)

きれいに整備された木道が続きます。
春にはニリンソウの群落が見られます。



明神岳

明神岳が大きく迫ってきました。
青空が目に痛いくらいです。


木道(2)

静かな木道歩きです。
基本的には左側通行となっています。


紅葉(1)

きれいな紅葉が目に飛び込んできました。
葉っぱの姿からハウチワカエデのようです。


紅葉(2)

少し離れたところにありました。
紅葉は逆光からみると色が鮮やかに見えます。


紅葉(3)

ここは紅葉と黄葉が混在しています。
色で区別する場合もあるようですが、すべて紅葉と
呼んでよいような気がします。


紅葉(4)

この下を梓川が流れています。
やはり太陽の光があると色も鮮やかです。


木道(3)

板張りになっていて歩きやすいところです。
このあたりから人が増えてきました。


焼岳(1)

梓川の河原です。
遠くに焼岳が頭を覗かせていました。




この紅葉が一番目立っていました。
大きかったので、縦にして撮りました。




紅葉(5)

これもハウチワカエデのようです。
緑から黄色、そして赤と変化するようすが
よくわかります。



焼岳(2)

河原に少しでてみました。
ここから焼岳がよく見えます。
霞沢岳の稜線から眺めた亀裂もはっきりと
わかります。


清流(1)

歩いている途中にこのような清流が幾つかあります。
水は透き通っていてきれいでした。


山ガール

山ガールが足早に通り過ぎて行きました。
山に登るよりファッションを楽しんでいるようでした。


清流(2)

水面に木や空の雲が反射しています。
このようなアングルから撮るとよい絵になります。
もう少し歩きます。



霞沢岳(その10)

2012-11-18 | 北アルプス
明神岳(1)

明神岳が見えてきました。
ここから眺める明神岳もかなり大きく見えます。


標識

明神まであと1.8キロです。
ここの下りは気持ちよく歩けました。


登山道

静かな登山道です。
落ち葉が快い音をたてていました。

シダの群生

シダの群生です。
これが現れるとそろそろ明神に到着します。


登山口

上高地の登山道との合流点です。
ここまで徳本の小屋から約1時間でした。

明神岳(2)

明神岳が大きくそびえています。
一番左が五峰で最高峰はこの奥にあります。


明神橋

明神館に到着しました。
徳本峠から約1時間20分でした。
ここも宿泊できますが、まだ泊まったことがありません。

玄関

ここが玄関です。
「朝焼けの宿」と書いてあります。
きれいな朝焼けが見られるようです。


明神橋(1)

明神橋を渡って梓川の対岸に行きます。
今回はかっぱ橋まで梓川の右岸を歩きます。


梓川の上流

梓川の上流です。
この川の水が夏でも冷たくて長くは手を入れていられません。
雪解け水が流れているようです。


梓川の下流

こちらは下流の方向です。
川に生えている木はケショウヤナギです。


明神橋(2)

明神橋を渡り終えて歩いてきた方向を眺めてみました。
この橋は吊り橋になっています。
しっかり固定されているので、揺れは感じません。


穂高神社の奥の院

穂高神社の奥の院です。
穂高神社は穂高駅の近くにありますが、まだ立ち寄ったことが
ありません。
とりあえず、ここで今回の無事に感謝してお参りしました。


全体

穂高神社の奥の院はこの正面突き当たりにあります。
明神池は左側です。
入るには入場料が必要です。
拝観料は¥300でした。

霞沢岳(その9)

2012-11-17 | 北アルプス
ジャンクションピーク

ジャンクションピークに到着です。
霞沢岳から約3時間の歩きでした。

展望

ここからの展望は素晴らしいです。
正面の下に街が見えますが、松本の街でしょうか?
太陽がだいぶ西に傾いてきました。


樹林帯

ここからは小屋に向かってひたすら下るだけです。
シラビソの小さな木がたくさんありました。
種が落ちて自然に生えてくるようです。


穂高岳連峰(1)

穂高岳連峰に雲がかかっています。
朝はよく晴れていても午後になると雲が湧いてくるのが
山の天気です。

前穂高岳

前穂高岳をズーミングしてみました。
今年の夏にヒュッテ西岳から槍ヶ岳を眺めたことを
思い出しました。


テント場

テント場に到着しました。
この徳本峠を出発してここに戻るまで9時間15分の歩きでした。
この日は休日だったので、テント場も小屋も満員でした。

旧館の寝室

旧館の寝室です。
新館とほぼ同じですが、梁が低いので頭に要注意です。
初日はこの旧館、2日目は新館に寝ることができました。
スペースとしては畳1枚まではありません。
寝返りを打つと、隣の人の顔が目の前にきます。
それでも一人1枚の掛け布団が貰えたので、幸せでした。


夕食メニュー

夕食メニューです。
小さな小屋でしたが、食事はまずまずでした。

展望台

一夜明けました。
ここを真っすぐ登ると展望台に行けます。


穂高岳連峰(2)

展望台からの穂高岳連峰です。
この日もよい天気でした。


登山道

これから上高地に下ります。
上高地に降りて東京に帰るだけですから、気持ちが楽です。
この日の朝は気温0℃、風がなかったのでそれほど寒くは
ありませんでした。


標識

明神まで3.6キロとあります。
朝はゆっくりで、午前7時に小屋を出発しました。


水場

上高地から登ってくると、ここが最後の水場になります。
この日はすっかり干し上がっていました。
今年は9月になっても暑い日が続き、雨が少なかったようです。
水場について水がないとガッカリします。
「ちから水」がちょろちょろだったのもわかるような気がしました。



霞沢岳(その8)

2012-11-16 | 北アルプス
K1

稜線の上にK1がそびえています。
これからまたあのピークを越えなければなりません。


シラタマノキ

足元にひっそりと咲いていました。
夏の花ですが、私を待っていてくれたようです。
潰すとサロメチールの香りがします。

K1への登り

K1への登りはほぼ直登です。
ピークに人が立っています。
これからこちらにくるようです。


K2

歩いてきた方向を振り返ってみました。
手前がK2、一番奥が霞沢岳です。
なかなか雄大な山でした。
なお、K2には特に標識はありませんでした。

ダケカンバ

大きなダケカンバがたくさんありました。
風雪に耐えて生きてきた木です。
勇気を貰ってきました。

紅葉

沢の一部分に太陽があたっています。
その部分の紅葉がきれいでした。


3つのピーク

だいぶ降りてから3つが見える場所を探しました。
右からK1、正面がK2、一番左が霞沢岳です。
稜線から雲が輪を描いてくれました。


ナナカマド

ナナカマドの紅葉です。
秋の初めからかなり遅くまで楽しめる紅葉です。

ツルリンドウ

ツルリンドウが挨拶にきてくれました。
ムラサキ色のリンドウに似た花を咲かせます。
この赤い実もかわいいです。


P2

P2にきました。
この前にP4とP3があったのですが、素通りしてしまったようです。



霞沢

霞沢です。
登る時とはだいぶ光と影が違っていました。





小さな池です。
行く時は薄氷が張っていました。
気温が上がってすっかり溶けていました。


登山道

静かな登山道です。
1度通った道なので、帰りは速いです。
落ち葉を踏む音が心地よかったです。