山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

多摩森林科学園(その3)

2013-04-30 | 日常の出来事
ヒメウズ

花の長さが5mmくらいの小さな花です。
花びらに見えるものはガクで花びらはその中に5枚あります。
風に揺れてなかなか撮らせてくれません。
烏頭(うず)とはトリカブトのことですが、トリカブトとは
あまり似ていません。

ギョイコウ(1)

このにも御衣黄がありました。
ここの花はまだ咲き始めのようで、全体が緑色をしています。


ギョイコウ(2)

花全体はこんな感じです。
遠くからだとあまり目立たない花です。


遊歩道

明るい遊歩道です。
前日は日曜日だったので、かなり混雑したようです。
この日はほぼ貸し切り状態でした。


セリバヒエンソウ

花が飛んでいるツバメににていて、葉っぱがセリに似ています。
それで芹葉飛燕草といいます。
明治時代に中国から渡来してすっかり雑草化しています。


ウグイスカグラ

今年になって何度か出会っています。
この花の前でウグイスが神楽を舞ったそうですが、その姿は
まだ見ていません。

チゴユリ

いつも控えめに下を向いて咲いています。
小さい花なので「稚児(ちご)」とつきました。


ルイヨウボタン

ここに来る度に会うのを楽しみにしています。
葉っぱがボタンの花に似ているので、類葉(るいよう)です。


イカリソウ

この花にも何度か会いました。
この時期、いろんなところで咲いています。
花の姿が船の錨(いかり)に似ているので、このような名前が
つきました。

クサイチゴ

すっかり雑草化しています。
ここでも太陽を浴びて元気いっぱいに咲いていました。


カントウタンポポ

関東地方に多いので、このように呼ばれています。
セイヨウタンポポとの違いは花の下の総苞片がくっついていることです。
大きな意味ではニホンタンポポと呼んでもよいと思います。


ツルカノコソウ

この花も早春の花です。
葉っぱに特徴があります。
また、蕾の時は少し赤っぽくなっています。
鹿の子絞りに似ているので、この名がついています。


ベニバナトキワマンサク

別名:アカバナトキワマンサクとも呼んでいます。
最近は生垣などにも使われているようです。


ベニバナトキワマンサク(八重咲き)

八重咲きの花です。
西日を浴びて、きれいに輝いていました。

※たくさんの八重桜を楽しみました。
また、足元には山野草もたくさん咲いていました。
例年なら4月末までサクラは楽しめるようですが、今年は全体に
開花が早かったので、もう散ってしまったかも知れません。

多摩森林科学園(その2)

2013-04-29 | 日常の出来事
福禄寿(1)

名札には「福禄寿」とありました。
逆光を浴びて花びらのピンクがきれいです。


福禄寿(2)

違う角度で撮ってみました。
真っ赤な蕾がかわいいです。


ウコンザクラ

両側がウコン桜です。
淡い緑色をしています。


オオジシバリ

タンポポによく似た花です。
ジシバリという花もありますが、こちらは葉っぱも小さくて丸い形を
しています。
オオジシバリはヘラ型でかなり大きいです。
地面を縛るように広がるので、このような名前がついています。


遠望(1)

ここは大きな谷になっています。
遠くに赤く見える花もヤエザクラです。


カンザン(1)

ヤエザクラとしては一番多い品種です。
街路樹などにも使われているようです。


カンザン(2)

花全体がふんわりとして大きいです。
遠くからでもよく目立っていました。



オムロアリアケ(1)

ヤマザクラの仲間のようです。
花も葉っぱも柔らかい感じです。


オムロアリアケ(2)

左の桜が御室有明です。
花びらがかなり散っていました。


遊歩道

明るい遊歩道です。
この左には大きな松林がありました。


ハクサンオオデマリ(1)

大きな手鞠のような花です。
ここでは一番存在感がありました。


ハクサンオオデマリ(2)

淡いピンク色です。
葉っぱも柔らかそうです。
京都植物園から嫁いできたそうです。


シロヤブケマン

草むらの中に1本だけありました。
花が白いヤブケマンです。


遠望(2)

遊歩道は大きく湾曲しています。
新緑がきれいでした。



ウズザクラ(1)

大きな花をたくさんつけています。



ウズザクラ(2)

渦を巻いているように見えるので、この名がついたようです。


ウズザクラ(3)

蕾が真っ赤です。
八重桜はみんな同じように見えますが、出身地が違うと
名前も違うようです。
青空に映えてきれいでした。

多摩森林科学園(その1)

2013-04-28 | 日常の出来事
※4月15日、多摩森林科学園に行って、八重桜に
会ってきました。

案内板

場所はJR高尾駅から歩いて約10分のところに
あります。
ここにはたくさんのサクラが保存されています。


入り口

右が入り口です。
入園料は大人¥400でした。


ジロボウエンゴサク

入るとすぐにこの花が出迎えてくれました。
スミレのことをタロボウと呼ぶ地方があるそうです。
それに対してこちらはジロボウです。



ヤマルリソウ

ヤマルリソウです。
ここには土手にたくさん群生していました。


キランソウ

地面を覆うように広がっています。
その姿から別名:ジゴクノカマノフタと呼ばれています。


ウマノアシガタ

根生葉が馬の足に似ているので、この名があります。
花びらがキラキラ光っているのはデンプン質によるものです。


ムラサキケマン

この時期、よく見る花です。
全草有毒とされています。


ヤブレガサ

芽吹きの頃は天ぷらにすると美味しいです。
こんなに開いてしまうと固くてダメだと思います。


フデリンドウ

ハルリンドウにはロゼット状の根生葉がありますが、
フデリンドウにはありません。
蕾の姿が筆に似ているので、この名がついています。


タチツボスミレ

スミレの仲間では一番多いスミレです。
場所によっては群落を作る場合もあります。


楊貴妃

ぼってりとした八重桜です。
かなり大きな木でした。


ミツバツチグリ

葉っぱが3枚です。
地中にクリのような塊ができるそうです。


御衣黄(ぎょいこう)

花が緑色をしています。
最初は全体が緑色ですが、時間が経つとこのように
赤い筋が入るそうです。


ワラビ

ワラビもすっかり大きくなっていました。
ここは管理されているところなので、誰も採らないようです。


コバノタツナミソウ

葉っぱが小さいので「コバノ」と呼んでいますが、
一般には「タツナミソウ」でよいと思います。
たくさん咲いていました。



遊歩道

遊歩道はしっかり整備されています。
この日は平日だったので、歩いている人も少なかったです。
天気もまずまずの天気でした。




顔振峠(その2)

2013-04-27 | 奥武蔵
分岐(1)

分岐にでました。
ここを左に登ります。

登山道(1)

少し荒れている登山道です。
この先に岩場もあります。

越上山

分岐から10分ほどで越上山(おがみやま)に着きました。
頂上はかなり広いです。



遠望

途中からの展望です。
霞んでいて遠くはあまりよく見えませんでした。



イワウチワ(1)

岩陰にヒッソリと咲いていました。
この花に会うために奥多摩の山を1日かけて歩いたことが
あります。
このルートで発見したのは初めてでした。

イワウチワ(2)

花びらのフリルがなかなかかわいいです。
葉っぱが団扇(うちわ)に似ているので、このような名前が
ついています。



山ガール

花を見ている間に後ろにきてしまいました。
この日は二人の山ガールも参加してくれました。
おかげで平均年齢がだいぶ低くなりました。


分岐(2)

再びグループの前に出ました。
この先はかなりの急登です。
呼吸を整えてから進みます。



登山道(2)

今度は急な下りです。
足元に注意です。


ヒノキ林

ヒノキ林の登山道です。
踏み跡はしっかりしていました。


バイカイカリソウ

小さな花のイカリソウです。
花がウメの花に似ています。

イカリソウ

普通よく見るイカリソウです。
船の錨(いかり)に似ているので、この名がついています。


ユガテ

ここものどかなところです。
ここで10分間の休憩です。


シダレ桜

休んでいると次々にお菓子がでてきます。
結局、時間延長しました。
シダレ桜がきれいでした。


センボンヤリ

センボンヤリです。
花が終わるとタンポポのような綿毛がでてきます。
その姿を奴さんが持つ「千本槍」に例えたようです。


シロヤブケマン

ムラサキケマンは別名:ヤブケマンといいます。
その中でも花が白い物をシロヤブケマンと呼んでいます。
この花にはなかなか会えません。


ジロボウエンゴサク

ヤマエンゴサクは花のすぐ下の葉っぱがギザギザに切れ込んでいます。
これは切れ込んでいないので、ジロボウエンゴサクです。

※スミレのことをタロボウと呼ぶことがあります。
それに対してこちらジロボウと呼んでいます。


東吾野駅

東吾野駅に到着しました。
全員無事に歩くことができました。
この日の歩きは6時間20分でした。

プランでは少し大目にみて5時間50分としましたが、
やはり人数が多いとこのくらいは仕方ないです。
天気もよくて、みなさん楽しんで貰えたようでよかったです。



※今日はこれから、また奥武蔵の山に行きます。
どんな花が待っているか、楽しみです。


顔振峠(その1)

2013-04-26 | 奥武蔵
※4月13日、奥武蔵の顔振(かあぶり)峠に登ってきました。


吾野駅

西武秩父線・吾野(あがの)駅が集合です。
この駅には3月にも降りています。


参加メンバー

この日は私がリーダーです。
10人くらいと思っていたら、何と19名もの参加者が
ありました。


道路

しばらくは自動車道を歩きます。
右手の川には「ハヤ」が気持ちよさそうに
泳いでいました。


ミヤマキケマン

それほど奥深くなくても「ミヤマ」がついています。
全草有毒とされています。


登山口

ここから山道に入ります。


ヤマブキ

ヤマブキが歓迎してくれました。
山で咲く花はどれも柔らかい感じがします。


里山風景(1)

のどかな里山風景です。
3月にきた時とはまた違った味わいです。
正面奥に見えるピラミッドの山は「武甲山」です。


里山風景(2)

奥州に逃れる源義経が振り返りながら登ったそうです。
それで「顔振(かあぶり)峠」という名前がついています。



顔振峠

峠に着きました。
駅を出発してから約1時間40分でした。
この周辺には道路もあり、マウンテンバイクで走っている
人もよく見かけます。


標識

峠の標識です。
記念撮影のスポットになっています。


遠望

峠からの遠望です。
正面奥の山は奥多摩の大岳山です。
この日はよく晴れていてかなり遠くまで眺められました。


茶屋

少し離れたところにお茶屋さんがあります。
この建物の後ろにベンチがありました。
ここでランチにしました。


シダレ桜

大きなシダレ桜がありました。
まだ充分楽しめました。
左奥に見える山は丹沢の大山です。


ミツバツツジ

大きなミツバツツジが満開でした。
ここで全員の記念撮影です。
花にも負けないくらいの笑顔でした。


登山道

のんびりランチを楽しんだあと、再び歩き出しました。
静かな登山道が続きます。


諏訪神社

諏訪神社に着きました。
顔振峠から約20分の歩きでした。
人数が多かったので、代表してお参りして貰いました。
何故かこの日は女性が多かったです。

女性の最高齢者は81歳・・・
男性の最高齢者は79歳・・・
山登りをしている人はみなさんお元気です。






高尾山(最終回)

2013-04-25 | 高尾山
景信山の標識

売店の前に標識がありました。
一般には「景信山(かげのぶやま)」です。
ここでは「景」が「影」になっていました。


遠望(1)

山頂からの展望です。
正面奥に光っているのは「西武ドーム」です。


キブシ

キブシが咲いていました。
「かんざし」にするとよさそうです。

標識(1)

ここから陣場山まで行くこともできますが、3時間くらい
かかりそうです。
これから小仏バス停に向かいます。


ベンチ

ベンチでは数人の登山者が休んでいました。
小仏城山と比べるとうんと少ないです。
売店も営業していませんでした。


センボンヤリ

センボンヤリは別名:ムラサキタンポポと呼んでいます。
これはなかなかきれいな姿でした。


遠望(2)

以前来た時よりもよく整備されています。
下に見える小屋はトイレです。



登山道(1)

ここも木が伐採されて明るくなっています。
花粉を飛ばす杉を少しずつ減らしているようです。


分岐

分岐にでました。
ここを真っすぐ行けば木下沢(こげさわ)にでることができます。



登山道(2)

静かな登山道です。
時間がかなり遅かったので、ここまで誰にも会いませんでした。




登山道(3)

大きなミズナラの木です。
この木の芽吹きもきれいです。


新緑

新緑が目に眩しかったです。
時々、小鳥の声が聴こえてきました。


ヤマザクラ

右手の奥にヤマザクラが咲いています。
時々吹いてくる風が気持ちよかったです。


標識(2)

林道にでました。
景信山からここまで約20分くらいでした。
あとバス停まで10分くらいです。


バス停

バス停に到着です。
奥に見えるのは中央高速道です。
5分ほど待っていたら、バスがきました。
ここからJR高尾駅までバスで20分くらいです。
途中でも乗ってきてバスは超満員でした。

※この日の歩きは約5時間30分でした。
春の高尾山をのんびりと楽しみました。



高尾山(その4)

2013-04-24 | 高尾山
オオシマザクラ

大きなオオシマザクラの根っこに咲いていました。
この葉っぱは桜餅に使われるそうです。


茶屋の前

茶屋の前です。
この前に座ってランチにしました。
茶屋ではなめこ汁やおでんが有名です。


ユキヤナギと富士山

富士山が少しハッキリしてきました。
ユキヤナギとのツーショットです。


登山道(1)

このまま引き返してもよいのですが、少し先まで
足を伸ばしてみます。
ここから先は歩く人も少ないようです。


小仏峠

小仏峠に着きました。
このタヌキはいつみても愛嬌があります。


登山道(2)

よく踏まれた登山道です。


遠望(1)

右手が大きく開けてきました。
奥を横切っているのは圏央道、下を走っているのは中央道です。
その右手には中央線の線路が見えます。


杉の伐採

杉が伐採されて広葉樹が植えられています。
何年か前に2年続けてこの近くに植林にきました。
合計20本くらい植えましたが、もうかなり大きくなっている
ことだと思います。


ミツバツチグリ

足元に咲いていました。
葉っぱが3枚です。
キジムシロは奇数羽状複葉です。

遠望(2)

歩いてきた尾根です。
一番左が高尾山、右の鉄塔が建っているところが小仏城山です。


ミツマタ

ミツマタが咲いていました。
ここは寒いのでかなり遅くまで咲いているようです。


パノラマ

パノラマで撮ってみました。
3枚を1枚に合成しています。
右奥に光っているのは相模湖です。


相模湖

相模湖がよく見えます。
右奥に富士山が見えるのですが、わかるでしょうか?


富士山

少しズーミングして見ました。
冬は空が澄んでいるのでよく見えるのですが、この時期は
霞がかかってなかなかきれいな姿を見せてくれません。


景信山

景信山に着きました。
小仏城山から約40分の歩きでした。


大山

奥のピラミットの山が大山です。
毎年、1月2日に登っています。

蛭ヶ岳

右奥が丹沢の最高峰・蛭ヶ岳です。
頂上の小屋は宿泊できますが、水がないので夜も朝も
カレーライスです。
晴れていれば満天の星空が眺められます。

高尾山(その3)

2013-04-23 | 高尾山
ヤマザクラ(1)

頂上から少し下ったところのヤマザクラです。
きれいに咲いていました。

ヤマザクラ(2)

少しズーミングしてみます。
柔らかい感じのサクラです。


富士山(1)

富士山が見えました。
少し曇っていてハッキリと見えていません。
左の山は大室山です。


富士山(2)

ズーミングしてみました。
左のコブが宝永山です。
また最近雪が降ったようです。


ヤマザクラ

これから城山に向かいます。
このルートにはヤマザクラが多いことで知られています。


ヤマザクラと富士山

富士山とヤマザクラを撮ってみました。
背景に青空が欲しかったです。


サクラの波

サクラの波です。
この右奥が城山です。


ミツバツツジ(1)

ミツバツツジが咲いていました。
ピンクの花がかわいいです。


登山道(1)

高尾山は人気がある山です。
平日だというのにたくさんの登山者がいました。


ミツバツツジ(2)

ここもミツバツツジがきれいでした。
園芸種より色が優しい感じがしました。


ミミガタテンナンショウ

整った姿のミミガタテンナンショウです。
天南星とは葉っぱのようすを空いっぱいに散りばめられた
星の姿に例えたそうです。


シロバナエゾスミレ

白い花のエイザンスミレです。
ピンクの花と区別しています。


ナガバノスミレサイシン

葉っぱが細長いのが特徴です。
高尾山には約50種類ものスミレの仲間があるそうです。



登山道(2)

このルートにはこのような階段が幾つもあります。
数組の山ガールが歩いていました。


小仏城山

小仏城山の頂上に着きました。
高尾山の頂上から約1時間の歩きでした。



茶屋

ここには茶屋があります。
この時期はシーズンなので、平日でも営業していました。


ハナモモ

茶屋のすぐ近くに咲いていました。
ハナモモの中でも真っすぐ上に伸びているのを「ホウキモモ」と
呼んでいます。

ハナモモと富士山

富士山とハナモモをツーショットで撮ってみました。
富士山にはどんな花でもよく似合います。

高尾山(その2)

2013-04-22 | 高尾山
ベンチ

ベンチがありました。
人数が多ければここで休憩します。
この日は単独だったので、素通りしました。


ニリンソウ

沢の近くに白い花が咲いていました。
近づいてみたら、ニリンソウでした。
花が1本でもニリンソウです。


登山道(1)

やや荒れた登山道です。
かなり高度をあげてきました。


ヤマルリソウ(1)

ヤマルリソウです。
この時期はよく見かけます。


ヤマルリソウ(2)

咲き始めは淡いピンク色をしています。
今年初めての出会いでした。



タチツボスミレ

朽ちた木の幹に咲いていました。
大家族です。


登山道(2)

ここから分岐に入ります。
沢水で濡れていてドロドロでした。




ヨゴレネコノメソウ

登山道の脇に咲いていました。
こんな群生を見るのは久しぶりでした。


登山道(3)

ここから急な階段を登ります。
踏み跡はしっかりしています。


ミヤマシキミ

花が終わると真っ赤な実がなります。
有毒植物なので、小鳥も食べないようです。


エイザンスミレ

きれいな姿に出会いました。
咲きだしたばかりのようで、花が淡いピンクをしていました。



ウグイスカグラ

ウグイスがこの前で神楽を舞ったそうです。
グミの仲間なので、食べられます。


クロモジ

小さい花です。
この木から高級な楊枝が作られるそうです。


ジュウニヒトエ

まだ蕾でした。
これからグングン背を伸ばしてきます。


アカネスミレ

濃い紫色をしています。
このスミレも高尾山に多いようです。



遠望

頂上近くにきました。
木が切られてすっかり明るくなっています。


頂上

頂上に着きました。
登山口から歩き出して1時間20分でした。
ここから昔は十三州が見えたそうです。
ちなみに十三州とは、関八州(武蔵、相模、上野、下野、常陸、上総、下総、安房)と
その周辺の越後、信濃、甲斐、駿河、伊豆を指すそうです。


三角点

頂上には二等三角点があります。
高尾山は標高599mですが、都民から最も親しまれている山です。
たくさんのコースがあるので、バリエーションも豊かです。

高尾山(その1)

2013-04-21 | 高尾山
※4月9日、ヤマザクラが気になって高尾山に
登ってきました。

ケーブル駅

高尾山ケーブルカーの駅です。
ここからケーブルを使えば簡単に登れます。
私は下から歩きます。


モミジの花

モミジの花が咲いていました。
小さくてかわいい花です。

ミヤマキケマン

ミヤマキケマンといいます。
キケマンは海岸に多く自生しています。


ミミガタテンナンショウ

土の中から顔を出していました。
葉っぱをこれから広げるようです。
苞の下が大きく張り出しているので、「ミミ型」です。


登山口

ここから山道に入ります。


登山道(1)

沢に沿った登山道です。
沢の水の音が心地よかったです。


ニリンソウの群生

左側にニリンソウが群生していました。
この時期はいろんなところで見ることができます。
葉っぱに白い斑点があるのが特徴です。


ニリンソウ

1本の花が咲いてからしばらくしてもう1本の花が
咲きます。
咲き始めは蕾が淡いピンク色をしています。


モミジイチゴ

木イチゴの中でも一番美味しいイチゴです。
6月ごろ、黄色い実がなります。


びわ滝

奥に見えるのが「びわ滝」です。
ここで滝に打たれている修行者をみたことがあります。
この日はいませんでした。


登山道(2)

木の根っこが網の目のように広がっています。
足元に注意しながら歩きましょう。


エイザンスミレ

葉っぱが大きく切れ込んでいます。
この時期、高尾山ではたくさん見ることができます。



ヨゴレネコノメソウ

葉っぱが汚れているように見えます。
少しかわいそうな名前です。



ハナネコノメ

小さい花です。
気をつけていないと見過ごしてしまいます。


ミヤマカタバミ

カタバミの仲間です。
やはり、春先に咲き出します。


ヤマネコノメソウ

ネコノメソウといえばこの花を指します。
花が終わると真っ黒な種ができてそれが猫の目のように
見えます。
単独行だったので、花を楽しみながらのんびりと歩きました。



境川パートⅡ(その3)

2013-04-20 | 日常の出来事
境川(1)

ここは左岸が歩行禁止になっていました。
右岸に回ります。

境川(2)

迂回して再び左岸にでます。
川の流れは穏やかです。


境川(3)

川幅がだいぶ広くなってきました。


コサギ

コサギが片足で立っています。
何か魚を狙っているようです。


魚道

真ん中は魚道です。
ここを魚が通ります。


コイ

コイがたくさん集まっていました。
ここで誰かが餌でもあげているようです。


カラスノエンドウとスズメノエンドウ

右がカラスノエンドウ、左がスズメノエンドウです。
カラスノエンドウはよく見ますが、スズメノエンドウは
少ないです。


シロバナヤハズエンドウ

白いカラスノエンドウです。
ヤハズとは矢の後ろのほうで、弦を受ける部分のことです。
葉っぱの形がそのヤハズに似ています。


クサノオウ

皮膚病の一種である瘡(くさ)の治療に効くとされて
いますが、今は使われていないようです。
傷つけると白い汁がでて、それでかぶれる場合があります。
花はきれいですが、全草有毒です。


護岸工事

護岸工事をしていました。
のんびりとショベルカーの動きを眺めている人もいました。

イチリンソウ

雑草の中から顔を出していました。
花が大きく葉っぱが細かく切れ込んでいます。


ニリンソウ

空き地などでもよく見かけます。
花は必ず二輪咲くとは限りません。
葉っぱに白い斑点があるのが特徴です。


ベニカナメモチ

きれいに整備された遊歩道です。
ベニカナメモチの新芽がきれいでした。


JR町田駅

今回の終点です。
この日の歩きは約5時間でした。


改札口

JR町田駅の改札口です。
次回はここに集合します。
春の暖かい日差しを浴びてなかなか楽しいウォーキングでした。
サクラも残っていてよかったです。


※今日はこれから中央沿線の高柄山に登ってきます。
雨が降る前に降りてきたいと思います。

境川パートⅡ(その2)

2013-04-19 | 日常の出来事
シダレ桜

大きなシダレ桜です。

ソメイヨシノ

ソメイヨシノも負けていません。


境川(1)

このあたりの川は自然をよく残しています。


大正橋

橋にはそれぞれ名前が書いてあります。


境川(2)

突然、桜並木は終わってしまいました。


平成橋

これが平成橋です。
この手前に昭和橋がありました。


オオシマザクラ(1)

ヤマザクラの中では花が一番大きいサクラです。


オオシマザクラ(2)

桜餅の葉っぱはこの葉を使うそうです。

アケビ

アケビの花は雌雄異花です。
大きいほうが雌花で、小さいほうが雄花です。


境川(3)

右には紅白の桃の花が競い合っていました。


ハナモモ

ハナモモとシュロのツーショットです。
シュロの葉っぱでハエたたきを作りました。


境川(4)

のどかな風景です。


遊歩道

ここからは遊歩道が舗装されていました。

境川(5)

下流に向かって歩いています。


供養塔

こんな供養塔がありました。
供養の養の字が変わっています。
石屋さんが字を彫っているうちに石の長さが
足りなくなって横にしたとか・・・
本当かどうかはわかりません。


境川パートⅡ(その1)

2013-04-18 | 日常の出来事
※4月5日、境川の2回目を歩いてきました。


寿橋

前回終了したこの橋からスタートです。

サクラ(1)

橋から下流の方向です。
まだ、ソメイヨシノが幾らか残っていました。


サクラ(2)

左岸を歩いています。
右岸にはまだ見事なサクラが咲いています。

ハナズオウ

ハナズオウです。
マメ科の植物で花が終わるとたくさんの
エダマメのような実がなります。


ラッパスイセン

純白なラッパスイセン・・・
清楚な感じがしました。


シロバナハナズオウ

白いハナズオウ・・・
ワイワイ、ガヤガヤとにぎやかでした。

小山橋

小山橋を過ぎました。


シダレ桜(1)

見事なシダレ桜です。
シダレはかなり遅くまで楽しめます。


遊歩道

よく整備された遊歩道です。
この日は19名の参加でした。


菜の花

春の小川には菜の花がよく似合います。


サクラ(3)

サクラの花びらの絨毯です。
奥に見える高架線は京王相模線です。
調布と橋本を結んでいます。



サクラ(4)

まだまだサクラが楽しめます。


境川

歩いてきた方向を振り返ってみました。
サクラには青空がよく似合います。


シダレ桜(2)

このシダレ桜も見事でした。

桜並木

桜並木が続きます。
今年は開花宣言してから、寒い日が続いたので
長い間咲いていました。



ボケの花

優しい感じのボケの花です。
日本酒でほんのりと頬を染めているようでした。
できれば一緒に飲みたかったです。


皇居東御苑(最終回)

2013-04-17 | 日常の出来事
キンメイモウソウ

右側の松の廊下に向かって歩きます。
ここには何種類かの竹が植えられています。
これは金明孟宗という種類の竹です。
その名の通り、金色の筋が入っていました。
手前の花はハナニラです。


キッコウチク

亀の甲羅に似ているのでついた名前のようです。
節が独特の姿をしていました。


新緑

新緑がきれいでした。

シャクナゲ

シャクナゲの群生です。
園芸種は随分早くから咲いています。


ヒカゲツツジ

この花に会いたくて奥多摩の山に登ったことが
あります。
こんな平地で会えるとは思ってもいませんでした。


松の廊下(1)

こんな説明文がありました。
毎年12月14日になると忠臣蔵が話題になります。
襖に「松と千鳥」が描かれていたとあります。


松の廊下(2)

この右あたりがその「松の廊下」になります。
今ではもうその面影は残っていませんでした。


ケヤキ

江戸城本丸御殿跡です。
大きなケヤキが空いっぱいに手を広げていました。
前日まで土砂降りでした。
この青空は遠方からのブロ友さんに最高のプレゼントになったようです。


ウコンザクラ(1)

ウコンという名前のサクラです。
淡い緑色をしています。


ウコンザクラ(2)

全体としてはこんな感じです。
オオシマザクラなどのヤマザクラの仲間のようです。
ウコンというと漢方薬にもあるので、サクラをつけて
ウコンザクラと呼んだほうがよさそうです。


ギョイコウ

こちらはギョイコウ(御衣黄)です。
ウコンザクラより花の緑が濃い色をしています。


ウコンザクラ(3)

ウコンザクラです。
mamarinnさんのかわいい手を拝借しました。



ブロ友さん

いつも寄り添って歩いていました。
東京はよくわからないというので、急遽東京駅で待ち合わせして
ここをご案内しました。


サクラの共演

奥はソメイヨシノ、手前はヤエザクラです。
ヤエザクラはまだまだ楽しめます。


シダレ桜

大きなシダレ桜がありました。
女性が花の下から離れません。
もう少し離れて撮ったほうがよいと思いましたが・・・


ユズリハの花

ユズリハの花です。
ユズリハは正月のしめ縄に挟んで神棚に飾ります。
花を見たのは初めてでした。


石垣

約2時間の散策を終えて外に出ました。
ここは汐見坂という坂道です。
古い石垣から歴史を感じました。

※mamarinnさんもpaparinnさんも東京の春を楽しんで
いただけたようで、よかったです。
翌日、無事に松江に帰ったという報告がありました。
また、機会がありましたらどこかでお会いしたいと思います。
お二人共お疲れさまでした。

    プレゼント



後日、mamarinnさんからプレゼントが届きました。
松江の銘菓です。
mamarinnさん、ありがとうございました。

皇居東御苑(その3)

2013-04-16 | 日常の出来事
二の丸庭園(1)

二の丸庭園です。
雪見灯籠がよく似合います。
金沢の兼六園を思い出しました。


二の丸庭園(2)

ここには大きな池があります。
黄色いヤマブキが水面に映えていました。


諏訪の茶屋

奥の建物は諏訪の茶屋と呼ばれています。
手前のツツジはもう少しのようでした。


ドウダンツツジ

ドウダンツツジの植え込みです。
きれいな曲線を描いていました。


イロハモミジの花

イロハモミジの花です。
小さな花が風に揺れていました。


梅林坂

ここには梅林があります。
もうすっかり花は終わっていました。

説明文(1)

花の咲く頃きたことがありますが、紅白の梅の花も
なかなか見ごたえがありました。



桃華楽堂

音楽好きの香淳皇后さまの還暦を祝って昭和41年に完成した
音楽堂です。
花桃の仲間であるホウキ桃がきれいでした。


天守台(1)

これからこの天守台に登ってみます。



説明文(2)

このような説明文がありました。


天守台からの風景(1)

ここには江戸城の本丸御殿があったようです。
手前から大奥・中奥・表と続き、一番奥が中雀門です。
今は広場になっているだけです。


天守台からの風景(2)

少し右のほうです。
この右奥に「松の廊下」があります。
まだサクラが残っていました。


ブロ友

この日、島根県在住のブロ友さんがご主人と一緒に
上京されました。
昨年、5月に島根の三瓶山に登りに行った時、出雲空港で
初めてお会いしたブロ友さんです。
今回が2回目の対面でした。
mamarinn、paparinnとお互いを呼び合うオシドリご夫婦です。


天守台(2)

下から眺めた天守台です。
ここに天守閣があればまた違った風景になります。
大きな桜の木が歴史を物語っていました。