山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

徳島(その1)

2012-08-31 | 四国の山
※8月15日から18日まで四国の山に
行ってきました。
そのようすをご紹介します。

羽田空港

羽田空港・第2ビルです。
いつもこの1番の時計の近くが集合場所です。

岩国空港

搭乗ゲートは70番から69番に変更に
なっていました。
通路にこんな案内板がありました。
「岩国」に新しい空港が開港するようです。


搭乗ゲート

搭乗ゲートです。
まだ準備中でした。


搭乗機

これから徳島まで乗る搭乗機です。
空には夏空が広がっていました。


離陸

定刻に離陸しました。
これから徳島に向かいます。


江ノ島

しばらくすると相模湾が見えてきました。
左に少し雲がかかっていますが、江ノ島が見えます。


大鳴門橋

遠くに大鳴門橋が見えてきました。
まもなく徳島空港に着陸します。


徳島空港

無事に徳島空港に着陸しました。
羽田から約1時間20分の空の旅でした。


阿波踊り(1)

空港の外では賑やかに「阿波踊り」の歓迎を受けました。
これは子供たちの踊りのようです。


阿波踊り(2)

続いて大人の踊りが披露されました。
空港に着いてすぐに阿波踊りの歓迎を受けるとは
思ってもいませんでした。


空港前の阿波踊りを携帯動画で撮りました。
雰囲気をご覧ください。

動画(1)



動画(2)




佐渡の夏(最終回)

2012-08-30 | 佐渡
静かな海

さて、佐渡にきて4日目の朝を迎えました。
この日は佐渡最後の日です。



おおさど丸

帰りは両津港から新潟に渡ります。
乗船する「おおさど丸」です。
総トン数、5373トン、旅客定員1705人、
乗用車だけなら190台積載できます。
新潟までの所要時間は2時間40分です。

ジェットフォイル(1)

すぐ隣の桟橋に停泊していました。
おおさど丸が出港したあとに出港するようです。

カモメ(1)

カモメが早速見送りにきました。
遠くにみえる山は金北山です。

おけさ灯台(1)

おけさ灯台です。
入港する時も出港する時も必ず見える灯台です。


おけさ灯台(2)

新潟からきてこの灯台をみると何故かホッとします。
灯台の頭が「佐渡おけさ」を踊る時の「菅笠」に似ています。


ジェットフォイル(2)

ジェットフォイルが疾走してきました。
最高速度時速80キロで海上を疾走します。
新潟まで約1時間です。

ジェットフォイル(3)

あっという間にカーフェリーの横を通り過ぎました。
船体を水面から浮かせているので、ほとんど揺れません。



カモメ(2)

カモメがたくさんきていました。
カッパエビセンを手で持っていると、うまくキャッチします。



航跡

航跡がまっすぐ伸びています。
佐渡がどんどん遠ざかって行きます。


カモメ(3)

カモメが一生懸命ついてきます。
疲れないのか心配でした。


カモメ(4)

船の側面にもたくさん飛んでいます。
下の方でも餌をあげているようでした。



姫崎灯台

姫崎の灯台がみえます。
ここを過ぎれば外洋です。

浮き輪

「おおさど丸」と書かれた浮き輪がありました。
この船のシンボルになっているようです。


佐渡の島影

佐渡がもうあんなに遠くなりました。
今年はドンデン山、大佐渡スカイライン、佐渡金山跡、尖閣湾、七浦海岸と
たくさん周りました。
久しぶりに海に入って泳ぐこともできました。
たくさんの思い出ができた「佐渡の夏」でした。


※動画を2本撮りました。
カモメの飛ぶ姿をぜひご覧ください。


カモメの見送り(1)



カモメの見送り(2)

佐渡の夏(その7)

2012-08-29 | 佐渡
佐渡金山跡

大佐渡スカイラインを降りたところに
佐渡金山跡があります。
久しぶりに中に入って見ることにしました。
ここは「宗太夫抗」と呼ばれている坑内です。
年間気温は平均10℃前後だそうです。
外は30℃以上あり、その差20℃です。
寒いくらいでした。



地下水の排出

ここには当時の採掘のようすがロボットで再現されています。
人形はどれもリアルでした。
これは地下水を排出しているようでうです。


休憩所

ここは休憩所です。
採掘作業は4時間交代だったようです。
ここで食事をしたり、横になって休んでいる人もいました。
「早くシャバに出て馴染みの女に会いていなぁ~」
右のロボットが首を動かしながら、つぶやいていました。

採掘のようす

ここは採掘のようすを現しています。
タガネを渡す人、そのタガネで岩を掘る人・・・
どれもよくできていました。


金の延べ棒

金の延べ棒が展示室にありました。
丸い穴から実際に触ることができます。
穴が小さくて外に出すことはできませんでした。
重さは12キロだそうです。
これだけで家が1軒買えそうです。

尖閣湾

金山跡をでて少し海岸を走りました。
ここは尖閣湾と呼ばれているところです。


大崎灯台

灯台がありました。
昔、ここで「君の名は」という映画のロケが行われました。
この映画は当時としてはかなり人気がありました。

説明文

灯台の説明です。
なかなか重要な役目を果たす灯台です。




揚島という島に架かる橋です。
「君の名は」のロケが行われた頃は吊り橋でした。
春樹は佐田啓二、真知子は岸恵子でした。
当時は「まちこ橋」と呼ばれていました。


海(1)

揚島から見た海です。
同じ佐渡の海でも場所によって色が違います。

海(2)

時間は午後4時頃です。
まだ太陽は高いところにありました。


海(3)

ここには遊歩道もあります。
きれいな海岸線が続いています。


標識

この標識は昔のままでした。
問題になっている尖閣諸島と字は同じですが、関係ありません。


海岸線

素晴らしい海岸線です。
ここは遊覧船で海の上からも見て回ることができます。


夫婦岩

続いて別の景勝地にきました。
右に見える岩は夫婦岩と呼ばれています。
左が女岩で右が男岩で
三重県伊勢市ににある夫婦岩よりかなり大きいようです。


七浦海岸

ここは七浦海岸と呼ばれています。
夕日がきれいなところです。


タライ舟

タライ舟がありました。
岩礁が多い浅瀬などの漁に適しています。


輝く海

時間はまだ午後5時前です。
この時期の日没は午後7時頃です。
地理佐渡さんから夕日をみるよう勧められましたが、あと2時間も
待つことはできませんでした。
この日は諦めて家路に着きました。



佐渡の夏(その6)

2012-08-28 | 佐渡
尻立山と避難小屋

左が尻立山、赤い屋根が避難小屋です。
この時期、歩いている登山者はいませんでした。



ミヤマフキバッタ

バッタのカップルがいました。
下がメスで上に乗っているのがオスのようです。
羽根が退化しているので、飛べないバッタです。
交尾中のようだったので、そっと撮りました。


両津湾

両津湾です。
右は入港するカーフェリー、左は新潟に向かう
ジェットフォイルのようです。

金北山(1)

佐渡の最高峰・金北山(標高1172m)です。
昔は米軍が管理していてここに丸いドームレーダーがありました。
いつの間にかドームはなくなったようです。
現在は自衛隊が管理しています。


弥彦山

横たわっているのは小佐渡山脈です。
窪んだ奥にうっすらと弥彦山がみえます。
その左は角田山です。


ウツボグサ

この花もたくさん咲いていました。
花が終わったあとの姿が矢を入れる靭(うつぼ)に似ているそうです。


ゲンノショウコ

ゲンノショウコは薬草として乾燥し、煎じて飲んでいました。
万能薬だったようです。
ここでは1輪だけ咲いていました。


イブキジャコウソウ

この花はまっすぐ上に伸びることが多いのですが、
ここでは環境が厳しいので、ツルのように横に伸びていました。
手で触るとミントのような香りがします。


ノコンギク

秋に咲く野菊の仲間です。
咲き始めは濃いムラサキ色をしています。
秋を感じて早々と咲き出したようです。


アカツメクサ

牧草としてヨーロッパから入ってきた花です。
白いのはシロツメクサと呼んでいます。
乾燥してビンなどを輸入する時、隙間に詰めたので
詰草と書きます。


クルマバナ

花が丸く輪生しています。
シソ科の植物で、北海道から九州まで広く分布しています。
これはそろそろ終わりのようでした。


加茂湖

手前の屋根はドンデン山荘です。
ここからも両津湾がよく眺められました。
湖は加茂湖と呼ばれています。



佐渡空港

少し車で移動しました。
ここは大佐渡スカイラインの途中にある展望台です。
右のまっすぐに見える白い線は佐渡空港の滑走路です。
新潟空港から約20分で結んでいます。


国仲平野

正面が米どころ国仲平野です。
両津湾と真野湾を結んで2本の幹線道路が走っています。



真野湾

一番右に真野湾が広がっています。
ここからも佐渡の全体像が眺められました。


パノラマ

全体をパノラマにして見ました。
佐渡は東京都23区の1.5倍もある広さです。
初めて訪ねる人はその大きさに驚かされるようです。



金北山(2)

ここからは正面に金北山が見えます。
頂上に行くには自衛隊の許可が必要です。



白雲台

ここは白雲台と呼ばれている展望台です。
以前は粗末な建物でしたが、新しく建て替えられたようです。
内部ではお土産なども売られていました。
ソフトクリームを食べましたが、なかなか美味しかったです。

佐渡の夏(その5)

2012-08-27 | 佐渡
※昨夜遅く、北アルプスから無事に帰ってきました。
素晴らしい晴天に恵まれた山行でした。

佐渡シリーズ、続けます。

遠望(1)

ドンデン山は平らな山です。
左に見える小屋は避難小屋です。
右奥に池が見えます。
あのあたりまで歩いて行ってみます。


外海府

正面奥に見えるあたりが外海府と呼ばれているところです。
水平線の向こうは中国大陸です。
ここから車で降りることもできますが、この日は工事中で
通行止めでした。


クガイソウ

花は下から順番に咲きます。
葉っぱが輪生しているのが特徴です。


オオウバユリ

ウバユリより花の数が多いので、「オオ」が
ついています。
花が咲く頃には葉がない(歯がない)のでウバユリです。


ホツツジ

丁度咲き出したところでした。
ミヤマホツツジは花柱が反り返っています。
ホツツジはまっすぐです。

ハクサンオミナエシ

別名:コキンレイカと呼ばれています。
黄色い花がたくさん咲きます。
まだツボミが多かったです。


ノリウツギ

春先から咲いている花です。
今年は佐渡も雪解けが遅かったようです。
この時期、咲いているのは珍しいです。


遠望(1)

奥に見える山は金剛山です。
ここから3時間くらい歩けば行けそうです。

標識

こんな標識が立っていました。
「この山は花やみどりのたからばこ」
小学生の作品のようです。

避難小屋

ここには5月連休明けに2回ほど山の仲間を連れてきています。
その頃のようすとはまったく違っていました。
赤い屋根の避難小屋はそのままでした。


ドンデン池(1)

池の近くにきました。
春先のはまだ雪が残っているところです。

ドンデン池(2)

池の正面です。
水は意外と澄んでいました。
覗いてみたら、オタマジャクシが泳いでいました。

避難小屋とドンデン池

少し離れてみるとこんな感じです。
このあたりではアマナがたくさん咲いていました。
春先は花を求めてたくさんの登山者が訪れます。


ツリガネニンジン

1本だけ顔を出していました。
花の花柱が花びらより外に飛び出し、輪生しているのが
特徴です。
ハクサンシャジンはこの花の高山種です。


草原

広い草原です。
牛が放牧されている時もありますが、この日は
姿がみえませんでした。
日陰がなく暑かったですが、時々涼しい風が吹いてきました。

佐渡の夏(その4)

2012-08-22 | 佐渡
海岸(1)

私の家の前から右側の風景です。
白い三角屋根があるところが宿泊施設の
あるところです。

海岸(2)

こちらは左側です。
水平線の彼方に弥彦山が見えます。
この日はガスっていて見えませんでした。
小さい頃からこの海で泳いで育ちました。

満月

夕方、外に出てみたら、満月がでていました。
大きな月を見るのは久しぶりでした。


月と漁火

少し暗くなってから再び海岸に出てみました。
月の光に照らされた海がきれいでした。
右にみえる灯りはイカ釣り船です。
潮風が頬にあたって気持ちよかったです。


ドンデン山荘

今回は山仲間と一緒でした。
佐渡は初めてだというので、ドンデン山を案内しました。
私のところから車で約2時間です。
この建物は「ドンデン山荘」といいます。
予約すれば宿泊することもできます。

両津湾

ここからは佐渡全体が見渡せます。
こちらは両津湾です。
湾曲したところにあるのが、両津港です。
新潟と佐渡を結ぶ表玄関になっています。
右の湾は加茂湖です。
海と結ばれているので、カキの養殖が盛んです。

真野湾

反対側に真野湾がぼんやりと浮かんでいます。
二つの湾に囲まれた平野を国仲平野と呼んでいます。


ヨツバヒヨドリ

これからドンデン山を少し歩いてみます。
最初に出迎えてくれたのがこの花です。
葉っぱが4枚輪生しています。


エゾアジサイ

ヤマアジサイの仲間ですが、佐渡ではガクの色が
濃いのでエゾアジサイと呼んでいます。
真夏だというのにウグイスが鳴いていました。

キリンソウ

花が丸く集まって咲きます。
漢字では黄輪草と書きます。
春先から咲いている花です。


サドアザミ

佐渡の固有種です。
佐渡は本土と海で隔たれているので、固有種もたくさん
あります。


クルマユリ

葉っぱが輪生しています。
北アルプスなどで見るクルマユリは1本の茎に花が1~3個くらい
ですが、ここではたくさんの花をつけていました。


草原

草原にでました。
夏は暑いので登りにくる人も少ないようです。
これから右奥の山を目指します。


イブキジャコウソウ

マット状に広がる花です。
手で触るとよい香りがします。
風が強いので、ここではあまり背が高くならないようです。



オトギリソウ

薬草として知られている花です。
秘密にしていたのを弟が漏らしたといって兄が
斬り殺したという悲しい話からついた名前です。



ヤマホオコ

一般には「ヤマハハコ」と呼んでいます。
ヤマホオコという呼び方は佐渡特有のようです。


尻立山

ここが1つのピークです。
標高940mです。
左奥に見える山が佐渡の最高峰・金北山(きんぽくさん)です。
標高1172mです。



ヤマホタルブクロ

本土でみるヤマホタルブクロは淡い紫色をしています。
佐渡では白い花が多いようです。
真夏なのにたくさんの花が咲きていました。


※シリーズの途中ですが、今晩の夜行バスで中房温泉に入り、
明日から北アルプスの表銀座を歩いてきます。
小屋に3泊して26日の夜帰る予定です。
みなさんともしばらくのお別れです。

佐渡の夏(その3)

2012-08-21 | 佐渡
ハマゴウ(1)

海岸にスッキリとした姿で咲いていました。
昨年は雨の中でしたが、今年はよい天気でした。


ハマゴウ(2)

こんな状態で群生していました。
砂浜にしっかり根を張っているようです。


海岸(1)

ここは海水浴場としても有名なところです。
この日はまだ時間が早かったので、泳いでいる人は
誰もいませんでした。

ダコタ(1)

突然、飛行機が現れました。
英国軍輸送機「ダコタ」だそうです。


説明文(1)

終戦からわずか5ヶ月後のこと、昭和21年1月14日に1機の飛行機が
外海府の高千に不時着しました。
戦争中は敵国であった英国人です。
村人は驚きながらも「困っている人を助けるのは世の常」といって
8名の乗組員を温かく迎えたそうです。


ダコタ(2)

機体の修理や500mの滑走路まで石を並べて造り、
飛び立つまでの40日間、村人全員が手伝ったそうです。
今回、「飛べ!ダコタ」という映画が制作されました。
撮影にあたって同じ型の飛行機をタイから運んできて
ここで組み立てたそうです。


海岸(2)

ここには広い海岸線が続いています。
外海府はここと反対側に位置しますが、映画の撮影地として
ここが選ばれたようです。


海岸(3)

反対側です。
遠くに見える半島の先が小木(おぎ)になります。
左の小屋も撮影に使われたのかも知れません。


ダコタ(3)

戦争で佐渡からもたくさんの若者が戦場に行き、尊い命を
失いました。
私の父の弟も19歳で戦争に行き、太平洋に沈んだそうです。
家には靖国神社と一緒に写った写真が額に入れられて飾ってあります。
家の後ろには立派なお墓も建っています。

憎むべき英国人を「終わったことは終わったこと。今は助けてやらんかっちゃ」
と手を差し伸べたそうです。
平成22年には「父が世話になった佐渡を訪れたい」といって英国人整備士の
息子が訪ねてきたそうです。

厳しい冬の佐渡で撮影された映画「飛べ!ダコタ」
今年末まで撮影して、平成25年秋頃、全国でロードショーされるそうです。

ぜひ、みなさんのところで公開されたら、ご覧ください。

夕日スポット

この近くには夕日スポットがあります。
ここは地理佐渡さんのお気に入りの場所のようです。
ここから海に沈む夕日を撮影されて、何度もブログで紹介しています。
昨年、私も撮影しました。


蓮華峰寺

続いて訪れたのが、ここ蓮華峰寺です。
昔は徳川家の直轄だったようです。


八角堂

八角堂です。
昔のままの建造物です。

アジサイ

ここは「アジサイ寺」としても有名です。
アジサイは既に終わって花が刈り取られていました。

説明文(2)

すぐ近くにある神社です。
ここにも大きな能舞台があります。


能舞台

これがその能舞台です。
茅葺き屋根が歴史を感じさせてくれます。
佐渡を代表する能舞台の1つのようです。


草苅神社

神社はここを上ったところにあります。
時間がなかったので、ここで1礼しました。

佐渡にきて最初の朝です。
地理佐渡さんは前日まで仕事で新潟に出張していました。
今年はお会いできないと諦めていましたが、夜遅く佐渡に
帰ったようです。
「時間がとれますから、これから来ませんか?」
と朝早くメールがありました。
私のところから車で20分くらいです。
宿の朝食は午前7時30分からです。
午前6時に待ち合わせして、これだけのところを案内して頂きました。

※地理佐渡さん、ありがとうございました。
また、来年もお会いしましょう。

佐渡の夏(その2)

2012-08-20 | 佐渡

宿泊施設

朝、5時頃散歩に出かけました。
佐渡にきて最初に泊まった宿泊施設です。
左側は海水浴場になっていて、小さい子供も泳げます。
奥に見える茶色い建物は展望風呂です。
なかなか気持ち良い温泉でした。
日帰り入浴もできます。

朝焼け

東の空が明るくなってきました。
1年ぶりに眺める故郷の海です。

海岸

我が家の前からの海岸風景です。
白い屋根が見えるところが宿泊施設です。
歩いて5分もかかりません。
海はテトラポットが増えていましたが、昔と変わって
いませんでした。

ビオトープ

ブログ友の地理佐渡さんから連絡があったので、行ってみました。
ここはビオトープになっていてトキが生息しているそうです。
しばらく見ていましたが、姿を現してくれませんでした。

朝もや

山の方から朝日が差してきました。
朝もやの雰囲気です。

田園風景

ここには広々とした田園風景が広がっています。
水も豊富で美味しいお米ができるところです。

銀杏の栽培

銀杏の試験栽培のようです。
普通、銀杏はまっすぐ上に伸びる木です。
ここでは横に広げていました。

銀杏

近づいてみると実がたくさんなっていました。
佐渡で銀杏を栽培しているなんて初めて知りました。


能舞台(1)

すぐ近くに能舞台がありました。
地理佐渡さんが「ぜひ!」といって案内してくれました。


気比神社

ここは気比神社というようです。
神社は意外と質素でした。


能舞台(2)

能舞台です。
松の絵はまだ新しい感じがしました。
佐渡にはたくさんの能舞台があります。

ネコノシタ

次に海岸に案内されました。
そこで最初に出会った花です。
葉っぱを触るとネコの舌のようにザラザラしています。
別名:ハマグルマと呼ばれています。

佐渡の夏(その1)

2012-08-19 | 佐渡
昨夜、四国から無事に帰ってきました。
ブログを続けます。

※8月1日から4日まで佐渡に行ってきました。
少し遅くなりましたが、その時のようすを
ご紹介します。


直江津港

車で関越道、上信越道と走って直江津港に着きました。
お盆前だったので、道路もスムーズでした。
直江津港で乗船手続きをして船の到着を待ちます。
時間が早かったので、まだ駐車場はガラガラでした。


こがね丸(1)

船が入港してきました。
総トン数4258トンのカーフェリーです。


こがね丸(2)

向きを変えてこちらに向かってきます。
まるで大きな箱が浮かんでいるようでした。
最大旅客定員:1210人、乗用車だけなら151台
積載できます。

航跡

13時丁度に出航しました。
航跡がまっすぐ延びています。

甲板

最上階の甲板です。
この日の乗客は少なかったです。


米山

遠くにみえる山は米山(よねやま)です。
その奥が柏崎になります。
柏崎原発の高い煙突も見えていました。


カモメ

カモメが併走してきます。
何か餌を欲しがっているようです。


佐渡

佐渡が見えてきました。
左の先端は沢崎鼻灯台があるところです。

小木港

正面にみえるところが小木港です。
この時期は海も静かで、船室の中にいるよりは
表のベンチにいたほうが気持ちよかったです。
直江津港から2時間40分の船旅でした。


満月

この日は我が家の近くの宿泊施設に泊まりました。
日が沈んでから外に出てみたら、満月がでていました。
海にキラキラと輝く光がきれいでした。



今日はこれから「筑波」の近くを歩いてきます。
夜には帰る予定です。

南八ヶ岳・権現から赤岳(最終回)

2012-08-15 | 山梨の山
赤岳頂上

赤岳の頂上です。
標高2899m、八ヶ岳の最高峰です。
今回ここに立つのは3回目です。
でもこのようなハイシーズンに登ったのは初めてです。
この祠は最近できたもののようです。

一等三角点

ここには一等三角点があります。
奥にみえる小屋は赤岳頂上小屋です。
ここに泊まれば頂上が近いです。
この時期は超満員のようです。

トマトとキュウリ

同行した女性からトマトとキュウリの差し入れが
ありました。
キュウリには辛味噌までついていました。
山で食べるトマトやキュウリは美味しいです。
赤岳の標識と共に記念撮影です。


標識

この標識の下は記念撮影する人でごった返していました。
止むなく標識だけ撮らせて貰いました。



分岐(1)

頂上で20分ほど休憩して下りにかかりました。
ここから文三郎尾根に向かいます。
奥にいる男性はコースを考え中でした。


クサリ場

クサリの連続です。
ツアー客がくると渋滞するところです。

蓼科山

遠くに蓼科山がみえます。
富士山と間違えそうです。


パノラマ

私のカメラにはパノラマ機能がついています。
左の阿弥陀岳から右に振って撮ってみました。


分岐(2)

分岐にでました。
まっすぐ行けば中岳を通って阿弥陀岳に登れます。
我々は文三郎尾根を下ります。


行者小屋(1)

下に小さく見えるのが行者小屋です。
とりあえずあの小屋まで下ります。


遠望

右奥に人が見えるところが先ほどの分岐です。
感慨深そうに眺めているカップルがいました。


階段

長い階段が続きます。
冬はここに雪が積もるので歩きやすくなります。
木にはアイゼンの跡がたくさんついていました。


行者小屋(2)

赤岳の頂上から約1時間40分で行者小屋に着きました。
ここで大休止です。
手前の荷物はヘリで下ろす物資のようです。


行者小屋(3)

たくさんの登山者が休んでいました。
奥に見える稜線は赤岳から横岳に向かう稜線です。
この日、事故があったのか救難ヘリが旋回していました。

登山道(1)

小屋で20分ほど休憩してから美濃戸に向かいました。
ここからはほぼ平らな登山道です。
団体客には声をかけて先に通らせて貰いました。

樹林帯

しばらくは薄暗い樹林帯を通ります。
苔むしたシラビソが何ともいえない風情でした。




これらの苔も長い歳月をかけてできたようです。
時々小鳥の声が聞こえてきました。

登山道(2)

途中、ぬかるんだところも何ヶ所かありました。
やっと歩きやすい登山道にでました。


ズダヤクシュ

漢字では喘息薬種と書きます。
昔から喘息(ぜんそく)に効く薬草とされています。
小さい花なので撮影が難しかったです。

サワギク

この時期、沢沿いにたくさん咲いています。
葉は柔らかく羽状に裂けるのが特徴です。
黄色い花をたくさん咲かせていました。


美濃戸山荘

美濃戸山荘に到着です。
行者小屋をでてから、1時間50分の歩きでした。
ここで小休止です。
ビールを飲みたかったのですが、我慢しました。

コスモス

ここからは林道歩きです。
コスモスが見送ってくれました。



八ヶ岳山荘

約50分の歩きで、八ヶ岳山荘に到着です。
バスの発車時間まで約1時間あります。
ここで温泉に入ってさっぱりしました。
もちろん上がってからは生ビールです。
ジョッキ2杯があっという間に消えてしまいました。
ここからバスで茅野駅にでて、特急に乗って帰宅しました。

※この日の歩きはキレット小屋をでてから7時間40分でした。
天気にも恵まれ、たくさんの高山植物にも出会えて
なかなか楽しい山行でした。


お知らせ

※今日はこれから四国の山に遠征します。
徳島の剣山と愛媛の石鎚山に登ってきます。
18日の夜、帰ってくる予定です。



南八ヶ岳・権現から赤岳(その10)

2012-08-14 | 山梨の山
雲海

下をみると雲海が現れています。
飛行機に乗っているような感じです。

金峰山

遠くにうっすらと山が浮かんでみえます。
五丈岩を従えた金峰山のようです。


赤岳(1)

右奥に赤岳が大きくなってきました。
あと1時間くらいでしょうか?

イワオウギ

マメ科の植物です。
亜高山帯から高山帯の草地や礫地、岩壁などに
自生しています。
この仲間にも何種類かあります。

チョウノスケソウ(1)

花が終わったあとです。
チングルマによく似ていますが、葉っぱが違います。
日本での発見者である須川長之助さんにちなんで
つけられました。

権現と甲斐駒ケ岳

左のコブが権現岳、その右奥にうっすらと甲斐駒ケ岳が見えます。
甲斐駒の右が仙丈岳です。
南アルプスがこれだけ眺められれば満足です。

蓼科山

稜線の奥に富士山のような形のよい山が
姿をみせています。
登山道には大きな岩がゴロゴロとしていて迫力がありました。
八ヶ岳から少し離れているので、アプローチが不便な山です。

阿弥陀岳

一番高い山が阿弥陀岳、その右下が中岳です。
この山もなかなか人気があるようです。


赤岳(2)

赤岳が正面になってきました。
いよいよここから岩稜帯の登りです。


チョウノスケソウ(2)

チョウノスケソウの花が残っていました。
チングルマの花びらは5枚、この花は7~8枚です。
中央アルプスの極楽平で群生しているのをみたことが
あります。
1度みたら忘れられない花です。


イワベンケイ

何度か出会っている花です。
葉っぱにたくさんの水分を蓄えているので、乾燥にも
強いようです。


タカネツメクサ

ツメクサの仲間でも花が大きいのですぐにわかります。
大きなマット状に株を作ります。
また、花びらの先端に細かい鋸歯があるのも特徴です。


岩場の登り

岩場の登りです。
ここから私が先頭に立ちました。
ルートがわかりにくいからです。


ハシゴ

足場の悪いところにはこのようにハシゴがあります。
しっかり固定されているかどうか、確認してから登ります。


真教寺尾根分岐

分岐にでました。
ここを左に降りれば真教寺尾根です。
最初はこのコースを通る予定でしたが、崩落箇所があるという
ことなので、別ルートを下ります。


登山者の列

赤岳から降りてくる登山者が長い列を作っています。
我々と途中で交差します。
ハイシーズンには槍ヶ岳でもこのようなようすが見られるようです。

分岐

行列の途中に入れて貰って何とか登ってきました。
待っていたら、いつまで経っても登ることができません。
どこかのツアーのようでした。

赤岳からの下りにもう1度ここを通ります。
降りるのは文三郎尾根です。


赤岳の山頂

やっと赤岳の山頂がみえてきました。
たくさんの登山者がいるようです。
キレット小屋をでてから2時間20分でした。

南八ヶ岳・権現から赤岳(その9)

2012-08-13 | 山梨の山
登山道(1)

かなり急勾配な岩場です。
ペンキマークがついていますが、ルートが
はっきりしないところもあります。

登山道(2)

下をみると2人の男性が上がってきます。
途中追いついてきたので、「お先にどうぞ!」と
いったのですが、再び追い抜いてしまいました。


登山道(3)

ルートハンティングにかなり苦労している
ようです。
下から声をかけてルートを教えてあげました。

登山道(4)

だいぶ高度をあげてきました。
1人の男性が軽々と上がってきます。
テント泊のようで、ドライ食品ばかり食べているので
そろそろ新鮮な食事が恋しいと話していました。
荷物は10キロ以下に制限しているそうです。

登山道(5)

2人の男性もだいぶ登ってきました。
中国からの留学生だそうです。
日本の山は素晴らしいと話していました。


遠望(1)

大きな岩が現れました。
この間を通過します。

遠望(2)

やっと1つの岩場を抜けました。
先ほどまで見えていた権現岳は雲に隠れてしまいました。
南八ヶ岳も大きな山塊です。

ハシゴ

いきなりハシゴが現れました。
左側にもクサリのルートがあります。
もう1人の女性が登っています。

岩場

彼女にもクサリ場を登って貰いました。
ハシゴはどうも苦手のようでした。


クサリ場(1)

ここはトラバースします。
左奥のピークが赤岳の頂上です。
まだ幾つかの難所があるようです。


クサリ場(2)

先ほどのクサリ場を中国人の男性が登っています。
天気がよくてよかったです。

キンロバイ

岩陰にひっそりと咲いていました。
花は5弁花で整った姿をしています。
園芸種としても出回っているようです。

イブキジャコウソウ

これでも立派な木です。
風が強く、冬は雪も積もるところなので大きくなれないようです。
岩の隙間にへばりついていました。


チシマギキョウとタカネツメクサ

チシマギキョウもまだ眠いのか、開いていません。
手前の花はタカネツメクサです。



イワベンケイ

大きな群落を作っていました。
こんな厳しい環境に育っている花をみると勇気が
湧いてきます。
赤岳まではまだ岩場が続きます。






南八ヶ岳・権現から赤岳(その8)

2012-08-12 | 山梨の山
キレット小屋

部屋は個室が与えられました。
夜中に雷鳴と大きな雨音がしてなかなか眠れませんでした。
午前3時頃、外に出てみたら、星が輝いていました。
朝の小屋のようすです。
黄色いタンクには雨水が貯めてあります。
ここには飲み水はありません。
必要な人は500ml=¥400で購入できます。
私は2日分んとして2リットル用意していたので、
大丈夫でした。

朝食メニュー

朝食は何時でもよいということだったので、午前5時に
お願いしました。
山の中の小屋にしてはまずまずの内容です。
ご飯はお代わりできました。


テント場

小屋から少し離れたところにテント場があります。
夜はかなり激しい雷雨に襲われたようです。
最近は混んでいる小屋を避けてテントで山歩きする登山者も
多くなったようです。

トイレ

テント場の近くにありました。
水がないので、水洗ではありません。
若い女性には少し気の毒なトイレでした。
でも囲いがない中国のトイレよりはよかったです。

コマクサ(1)

小屋の周辺にたくさん咲いていました。
朝露に濡れた姿もよいものです。


コマクサ(2)

すぐ近くに咲いていたのを幾つか撮ってあげました。
高山植物の女王といわれるだけあって、清楚な感じのする花です。


遠望(1)

身支度を整え、5時40分に出発しました。
天気は問題なさそうです。


立場岳

山に朝日が差してきました。
地図で確認したら、立場岳という山のようでした。


遠望(2)

少しずつ高度を上げて行きます。
前日歩いてきた山がよく見えます。

登山道

緩やかな登山道が続きます。
今回は男性2人、女性2人の4人パーティです。
天気もよいので、空気が清々しいです。


真教寺尾根

右側にゴツゴツした岩山の尾根が見えます。
最初の計画ではここを降りる予定でしたが、途中崩落箇所が
あるというので、急遽ルートを変更しました。

山ガール

昨年、槍ヶ岳で知り合いました。
その後、御前山や石老山を一緒に登りました。
本格的な山は槍ヶ岳以来だそうです。
ザックにかわいいマスコットがぶら下がっていました。
東京スカイツリーのソラカラちゃんというグッズだそうです。


遠望(3)

左奥のゴツゴツした山が権現岳です。
前日歩いた山がよく見えます。
画面の中央辺りに白く光っているのが、キレット小屋のトイレです。
キレット小屋が深い山の中にあるということがよくわかります。


阿弥陀岳

左に大きな山が阿弥陀岳、右のコブが中岳です。
手前はかなり崩落しています。


岩稜帯

岩稜帯がでてきました。
浮き石が多いので、落石に注意が必要です。
右上のピークまで登ります。

南八ヶ岳・権現から赤岳(その7)

2012-08-11 | 山梨の山
遠望

歩いている方向の左側の風景です。
黒い雲が垂れ込めてきました。


ミヤマアキノキリンソウ

アキノキリンソウの高山型です。
別名:コガネギクと呼ばれています。

進む方向

これから進む方向です。
ガスがどんどん湧いてきています。


旭岳

歩いてきた方向です。
尖っている山は旭岳のようです。

ツルネ

分岐にでました。
ここは「ツルネ」と呼ばれているところです。
先を急ぎます。


コマクサ(1)

コマクサが現れました。
高山植物の女王と呼ばれています。


コマクサ(2)

砂礫の中からたくさん顔を出していました。
足が前に進みません。

コマクサ(3)

女王らしく低い位置から撮ってあげました。
花の姿が馬の顔に似ているので、コマクサという
名前がついています。
種から花が咲くまで8~10年くらいかかるといわれています。


コマクサ(4)

咲いているところはこんな状態のところです。
強い風にも飛ばされないよう地中に30cmも深く根を張っているそうです。


ケルン

ケルンはがスった時などの目印になります。
登山者が登山者が1つずつ石を積んで行きました。


登山道

樹林帯に入りました。
この先に小屋があるようです。

エゾシオガマ

エゾシオガマは花が黄色で横を向いています。
今回初めて出会いました。


ヤマハハコ

ヤマハハコもこれからの花です。
これはまだ蕾でした。


キレット小屋

キレット小屋に到着しました。
この日、宿泊する小屋です。
天女山の登山口から約7時間40分の歩きでした。
小屋に入って宿泊の手続きをしました。

夕食

小屋についた時間は午後5時30分でした。
夕食は午後5時からのようでした。
我々が一番遅かったようで、すぐに食事でした。
カレーとスープ、それにサラダでした。
とりあえず、缶ビールで喉を潤しました。


小屋の室内

室内もなかなかきれいでした。
4年前に立て替えたそうです。
宿泊費は1泊2食付きで¥7800でした。

南八ヶ岳・権現から赤岳(その6)

2012-08-10 | 山梨の山
桧峰神社

岩の上に祠があります。
桧峰神社です。
あそこまで登ってお参りするのはたいへんです。

イワベンケイ

岩陰にひっそりと咲いていました。
岩場に咲く弁慶のように強い花という意味です。

権現岳の頂上

権現岳の頂上です。
ここはかなり急な岩場です。
時間がないので、ここまでとしました。


権現小屋

権現小屋が見えてきました。
ここも素通りしました。

ギボシ(1)

権現小屋の後ろに見える山です。
青年小屋から2時間くらいで歩いてくることが
できるようです。


標識

分岐がありました。
標高2704mと書いてあります。
これから赤岳の方向に歩きます。
歩き出してここまで既に6時間経っています。

ルート

これから進む方向です。
目的の小屋はまだ見えていません。

権現岳

少し過ぎたあたりから権現岳を振り返ってみました。
なかなかの岩山です。

ギボシ(2)

なかなかきれいな姿の山です。
雲がだいぶ出てきました。

クサリ場

ここからかなり急なクサリ場になります。
彼女とは昨年槍ヶ岳で一緒になりました。
本格的な山歩きはそれ以来だそうです。


61段のハシゴ(1)

61段のハシゴです。
高所恐怖症の人は足がすくむかも知れません。
できるだけ下をみないことが大切です。

61段のハシゴ

ここで雨に降られたら、嫌な場所です。
ハシゴの間隔は一定でした。


ルート

これから進むルートです。
まだまだ先が長いようです。


61段のハシゴ(3)

ハシゴを降りてから振り返ってみました。
女性が一人降りてきます。
彼女はテント泊だそうです。
急いでいるようなので、先に行って貰いました。
我々も先を急ぎました。