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天狗岳の頂上に到着です。
中山峠から55分でした。
地図のコースタイムは1時間20分になっています。
随分早く登ったものです。
標高2646mと書いてありますが、これは西天狗の標高です。
ここは西天狗より6mくらい低いようです。
三角点も西天狗においてあります。
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頂上からの展望です。
左から硫黄岳(2760m)、赤岳(2899m)、阿弥陀岳(2805m)です。
赤岳は八ヶ岳で一番高い山で、主峰と呼ばれています。
夏はコマクサが群生しています。
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赤岳を中心にズーミングして見ました。
左に硫黄岳に登る稜線がみえます。
ここから約2時間くらいで登れるようです。
赤岳までだと5時間くらいかかります。
風が冷たく気温はマイナス20℃くらいでした。
5分くらい展望を楽しみ、下りにかかりました。
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道が凍り付いているので上りより下りのほうが危険です。
足元をしっかり確認しながら降ります。
雪も凍れば石と同じ硬さです。
慎重に下りました。
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蓼科山がきれいに見えています。
富士山によく似た山です。
頂上付近に雪があります。
やはり頂上付近は風が強く吹いているようでした。
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天狗岩を過ぎてしばらく降りると分岐があります。
ここから黒百合平に降りることができます。
このルートのほうが比較的ゆるやかです。
下りはここを選択しました。
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太陽を背にして稜線を登っている登山者がみえます。
雪面がキラキラ光ってきれいでした。
これから登る人もいるようです。
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このあたりには雪が2m以上あるようです。
しっかり固まっているようだったので、途中からバイパスを
とりました。
トラバースすれば危険地帯は避けられます。
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降りてきた方向を振り返ってみました。
道はありません。
雪が固まった斜面を降りています。
登山道でないので夏は歩けない場所です。
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どこでも好きなように歩けますが、木の近くは抜けこみます。
このまま右下に降りれば登山道と合流するハズです。
晴れていないとできない冒険です。
遠くに薄く浅間山が姿を見せていました。
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頂上から30分くらいで登山道と合流しました。
下りは早いです。
雪があるとやはり歩きやすいようです。
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ピッケルでバランスをとりながら靴で雪の斜面を滑り降りることを
グリセードといいます。
かなり高度な技術が必要です。
お尻で滑るのをシリセードと呼んでいます。
これも足で上手くスピードをコントロールしないと止まりません。
私も滑り降りましたが、なかなかおもしろかったです。