山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

順礼の道(その3)

2010-01-30 | 日常の出来事
順礼峠のお地蔵さん

順礼峠に着きました。
赤い帽子を被ったお地蔵さんのお出迎えです。
昔からたくさんの人を見てきたのでしょう。
優しい顔をしていました。




こんな石碑が立っていました。
坂東三十三ヶ所巡りの道だそうです。
今は関東ふれあいの道になっています。



少し登ったところに広場がありました。
ここでランチです。
なかなか見晴らしがよい場所でした。


ながめの丘

ここは「ながめの丘」だそうです。
標高185mと書いてあります。
厚木市内がよく眺められました。



再び歩き出しました。
緩やかな道が続きます。
ここなら誰でも歩けそうです。

三角点

三角点がありました。
四等三角点です。
三角点は一等から四等まであります。
昔は測量に使われましたが、今はもう使われていない
ようです。



よく踏まれている道です。
冬は木の葉っぱが落ちて日差しが地面まで降り注いでいます。
大きなコナラの木が印象的でした。

大山(おおやま)

木の間から大山(おおやま)が姿を見せています。
この山もハイカーに親しまれている山です。
正月2日に毎年登っています。
今年は雪もなく静かな歩きができました。




物見峠までもうすぐです。
このコースは標識もしっかりしています。
子供連れでも歩けそうです。




ここから少し上りになります。
時間はタップリあります。
急ぐ必要はありません。
土の感触を確認しながらのんびり歩きました。

順礼の道(その2)

2010-01-29 | 日常の出来事
林道歩き

緩やかな車道が続きます。
冬の日差しが眩しいくらいです。
車はほとんど通らないようです。

標識

道の脇にこんな標識が埋め込まれていました。
柵の中だったので、気づかないで通り過ぎた人が
多いようです。
御門まであと7.2キロです。

展望

展望のよいところがありました。
手前の建物は前回通った「産業能率大学」のようです。
遠くに海が見えますが、霞がかかっていてハッキリしません。


ソシンロウバイ

途中にロウバイが咲いている林がありました。
すべてソシンロウバイでした。
周囲に甘い香りが漂っていました。

ソシンロウバイの実

黒い実が残っていました。
割ってみると松の実くらいの種が入っていました。
花の姿からは考えられないような実です。
たくさんありました。




木が大きかったせいか、どの花も小さく感じました。
秩父の宝登山(ほとさん)にもたくさんの木があります。
まだまだ楽しめるようです。


ケヤキ

変わった姿の木がありました。
大きなケヤキの木です。
真ん中に穴が開いています。
上のほうもありません。
カミナリにでもあったのでしょうか?


七沢神社

ここは七沢神社です。
このあたり一帯が七沢というところです。
少し奥に入ると「七沢温泉」があります。
冬は「いのぶた鍋」で有名です。


垣根の中の標識

垣根がおもしろい形で刈り取られています。
よくみると中に標識がありました。
個人の家のようですが、道路に立てると邪魔になるので、
垣根の中に立てたようです。
でも気がつかないと通り過ぎてしまいます。

標識

しばらく歩いたところに大きな標識がありました。
これならわかり易いです。
順礼峠まであと0.6キロと書いてあります。


緩やかな坂道

峠道に差し掛かりました。
しばらくは緩やかな上りが続くようです。
気温は10℃以下でしたが、風がなかったので
かなり暖かく感じました。
夏は暑くて歩けませんが、この時期が一番よいようです。
もうすぐ順礼峠のようです。



順礼の道(その1)

2010-01-28 | 日常の出来事
伊勢原駅

今月23日、「関東ふれあいの道」の一つ、「順礼の道」を
歩いてきました。
集合は小田急の伊勢原駅です。
駅からぞろぞろと若者が降りてきます。
高校生のようでした。

大きな鳥居

駅前に大きな鳥居が建っています。
ここは大山(おおやま)に登る玄関口にもなっています。
バスが頻繁にでています。
我々は違うバスで日向薬師に向かいました。

案内板

日向薬師のバス停を降りると案内板がありました。
今回はここから厚木市七沢を経て清川村御門(みかど)まで約8.8キロ
を歩きます。
途中、順礼峠、むじな坂などのみどころがあるそうです。




日向薬師への階段です。
かなり急な階段でした。
前回、「太田道灌・日向薬師の道」の時にも最後にここを登っています。
今回はここから先をつなげることになります。


山門(仁王門)

山門が見えてきました。
ここには仁王さまが立っています。
別名「仁王門」とも呼ばれるようです。




門を入ると緩やかな上りが続きます。
朝早いのでまだ人がいません。
時々小鳥の声が聞こえるだけでした。


日向薬師

日向薬師に着きました。
日本三薬師の一つだそうです。
萱葺き屋根が古さを物語っていました。


白梅

白梅が咲いていました。
今年は梅の花も早いようです。
あちこちから梅便りが届いています。
春がそこまで来ているようです。

紅梅

すぐ近くに紅梅もありました。
紅白揃うとおめでたいそうです。
今年はよいことがたくさんあるとよいです。
桜も早いかも知れません。
ここから林道に入ります。

丸神の滝

2010-01-27 | 日常の出来事

三十槌の氷柱から秩父のほうに少し戻り、白井差に向かって
入ったところに丸神(まるがみ)の滝があります。
同じ日に時間があったので、行ってみました。
駐車場から少し戻ったところに入り口があります。
沢から流れる水の両脇が凍り付いていました。


入り口

氷柱(ツララ)のところにはたくさんの人がいましたが、
ここにくる人は少ないようです。
入り口に調査用のカウンターがありました。
前を歩いているのは相棒です。
普段は別行動が多いのですが、この日は一緒についてきました。
ロボット犬のハッピーも一緒でしたが、車でお留守番です。

遊歩道

しっかりと踏まれた遊歩道がついています。
静かな山道です。
数日前までは雪があったようですが、この日は
まったくありませんでした。




途中にきれいなベンチが置かれています。
入り口の案内板には歩いて20分と書いてありました。
それほど遠くはないようです。



橋に「滝まで350m」と書いてあります。
歩いている時の目安になります。
雪があると困るので一応「軽アイゼン」を持ってきました。
でも出番はありませんでした。



危険なところはしっかりガードされています。
左の奥に白いものがみえます。
もうすぐ滝のようです。
落ち葉は滑りやすいので、ここは注意が必要です。




滝が見えてきました。
初めて目にする滝です。
奥に「滝見台」があるようです。
あそこまで行ってみます。

丸神の滝

この部分は長さが50mあるそうです。
日本の「滝百選」に選ばれている名瀑だそうです。
凍結することでも知られているようですが、両側が
少し凍りついているだけでした。




滝の真下に降りて見上げてみました。
今年になって雨が降っていないので、水量が少ないようです。
ここからもっと上に登ればもう2段の滝があるようです。
時計をみたら午後1時を過ぎていました。
お昼を食べていなかったので、ここから引き返すことにしました。


案内板

滝の近くにこんな案内板がありました。
全長76mの滝だそうです。
新緑や紅葉の頃もよさそうです。
この日は雪がありませんでしたが、凍り付いている場合があるので、
靴の滑り止めは用意したほうが安心だと思います。
凍結した姿は見えませんでしたが、なかなか立派な滝でした。

三十槌の氷柱(ツララ)

2010-01-26 | 日常の出来事
案内板

奥秩父に三十槌(みそつち)というところがあります。
ここは厳冬期に大きな氷柱(ツララ)ができることで有名です。
21日に見に行ってきました。
すぐ近くに「道の駅」と「大滝温泉」があります。
ここにこんな案内板がありました。




河原の奥の崖に大きなツララができています。
これは岩から染み出た水が少しずつ凍り付いてできた
氷柱(ツララ)です。
長いもので8~10mくらいあるそうです。
新聞にも載ったので、たくさんの人が見物にきていました。




ツララは長い時間をかけてできる氷の柱です。
子供の頃の家は萱葺き屋根だったので、冬は軒下に大きな
ツララができました。
瓦屋根では長いツララはできません。




河原に降りて右奥のほうを眺めてみました。
崖全体が凍り付いています。
水面に映っていてきれいでした。




このあたりが一番凍りついています。
水がきれいなほど透明な氷ができます。
河原には少し雪が残っていました。
自然はいろんな造形をプレゼントしてくれます。



反対側から撮ってみました。
長さは100mくらいあります。
気温は5℃くらい、風がなかったので
寒くはありませんでした。



このあたりがたくさんできていました。
気温が上ると解けてしまいます。
山で小さなツララを見つけることがあります。
コップに入れてウイスキーを注ぎ、ロックで飲みました。
最高の贅沢でした。



左の部分です。
ここが最も長いのができていました。
二つのツララが途中で繋がっています。
翌日(22日)からはライトアップされるそうです。
丁度準備をしているところでした。
時間は午後5時から午後8時までだそうです。
また、違う雰囲気が楽しめると思います。
2月中旬頃まで楽しめるようです。
なお、駐車場からこの場所まではかなり急は坂道があります。
夜は凍るかも知れないので、滑り止めのついた靴があれば
安心です。
かなり冷えますから、防寒対策もしっかりして行ってください。

狭山湖散策

2010-01-25 | 日常の出来事
住まいの近くに2つの湖があります。
以前は散歩コースとしてよく歩いていました。
久し振りに行ってみました。


多摩湖

こちらは多摩湖です。
正式には村山貯水池というそうです。
東京都水道局の管理になっています。
2003年から堤体の耐震工事が行なわれ、水が抜かれて
いましたが2009年3月に完成したそうです。
きれいに水が張られていました。


山門

しばらく歩くと萱葺き屋根の門がありました。
村山貯水池の工事の時、移転した芋窪のお寺「慶性寺」の山門を
解体してここに移築したそうです。
屋根がかなり傷んでいました。


ダイダラボッチ

山門から左手の高台に上ると、大きな石像があります。
「ダイダラボッチ」という名前だそうです。
富士山を作る時に大きな網で土を運んだそうです。
網の目から土がこぼれ、できたのが伊豆七島だそうです。

静岡の奥に「ダイダラボッチ」という山があります。
この山は頂上が平らでダイダラボッチの右足の足跡をして
いるそうです。
静岡に単身赴任している時、登ってみました。
親指の部分に頂上の標識が立っていました。
何ともスケールの大きな話です。


西武ドーム

更に進むと「西武ドーム」があります。
この球場ができた頃はよく試合を見に行きました。
その頃はまだ屋根がありませんでした。
屋根ができてからでも下のほうが開いていました。
今はすっかりカバーされているようです。
手前は練習用の球場のようです。

五重の塔

ドームの近くに山口観音があります。
これは山口観音の五重の塔です。
山口観音にはマニ車があります。
正月の初詣に行きました。
狭山不動尊もすぐ近くにあります。


狭山湖

こちらは狭山湖です。
正式には山口貯水池と呼ばれています。
やはり東京都水道局が管理しています。
渡り鳥もたくさん飛来するようです。
黒く見えるのはカモのようです。
左の塔が取水塔です。


堰堤

堰堤です。
1998年から2002年にかけて耐震工事が行なわれました。
すっかりきれいに生まれ変わりました。
カモが水から上って日向ぼっこをしています。
のどかな風景でした。

遊歩道

堰堤の上の歩道です。
ここもすっかりきれいになっています。
犬の散歩をしている人もいます。
左下にも遊歩道があります。


雲取山

堰堤の真ん中あたりからの眺めです。
遠くの山がよく見えました。
右から2番目の奥が「雲取山」です。
東京都で一番高い山として知られています。
春の新緑と秋の紅葉がきれいな山です。
今年も3月に登る機会がありそうです。

大岳山

少し角度を変えてみました。
左に見えるラクダのコブのような山が大岳山です。
やはり奥多摩を代表する山です。
正面の半島の上には昔お城があったそうです。
現在も城跡があるそうですが、立ち入り禁止になっています。
この森の中にオオタカが棲んでいるところがあるそうです。

バードウオッチをする人やカメラマンもたくさん集まっています。
約2時間くらいの散策でしたが、たまには近くを歩くのも
よいものだと思いました。




高尾山(最終回)

2010-01-24 | 里山

城山と景信山

下りは4号路を選びました。
途中、左手に高尾の山々が見えます。
一番左のアンテナが立っているのが城山です。
先ほどまでこの山にいました。
一番右が景信山です。
この尾根歩きもなかなか楽しいです。




ここは左にルートを取ります。
かなり大きな下りです。
雪は最初だけありました。
下に降りるに従って消えていました。



静かな歩きができます。
休日にはたくさんの人が歩いています。
やはり平日は静かでいいですね。


吊り橋

途中に一ヶ所だけ吊り橋があります。
しっかりした吊り橋です。
吊り橋をみるとエベレスト街道を思い出します。
長い吊り橋がたくさんありました。



気持よい登山道です。
冬は木の葉っぱが落ちているので、太陽の光もたくさん
届いています。
小鳥の声もよく聞こえました。


登山道

しばらくは長い下りが続きます。
途中、数人のグループを追い越しました。
下りが苦手の人がいますが、リズムをとって歩くと
膝に負担がかかりません。


琵琶滝

ここは奥にみえる滝に打たれて修行するところです。
この日は誰もいませんでした。
この滝を琵琶滝と呼んでいるようです。


ケーブルカー

1時間で降りてきました。
山頂とを結んでいるケーブルカーです。
これに乗れば簡単に登れます。
この日も数名の人が乗っていました。


ムササビ

広場にこんなモニュメントがあります。
ここにはムササビも棲んでいるようです。
まだ一度も見たことがありません。
夜行性なので、夜こないと会えないようです。

高尾山は低山ですが、一年中楽しめる山です。
また春になったらきて見たいと思います。
今回は「シモバシラの華」が充分楽しめた山行でした。






高尾山(その4)

2010-01-23 | 里山
登山道

展望台を過ぎると緩やかな登山道が続きます。
雪はかなり少なくなりました。
平日だったので歩いている人が少ないです。
でも時々女性のグループに会いました。
みなさん、とても元気そうでした。



城山に登る最後の階段です。
先ほど前を歩いていた若いカップルがもう降りてきます。
若者が歩いているのをみると何となく嬉しくなります。
もっとたくさん山に入って自然の良さを体験して
欲しいと思います。


城山の頂上

城山の頂上に着きました。
高尾山から約1時間20分の歩程でした。
ここには立派な茶店があります。
おでんが美味しいのですが、残念ながら閉まっていました。
手前に三角点があります。
テーブルもたくさんあり、頂上というよりは広場という
感じのところです。

相模湖への下り

ここから相模湖に下りることができます。
ゆっくり歩いて2時間くらいでしょうか?
春はイカリソウがたくさん咲いています。
下のほうにはイチリンソウも咲いている場所があります。
駅まで少し舗装道路を歩きますが、中央線を利用して
そのまま東京方面に帰れます。
バリエーションルートとして歩くにはおもしろいと思います。
標識の先に富士山が見えますが、雲が多くてハッキリしていません。



小仏城山

ここは通称「城山」と呼んでいますが、正確には「小仏城山」と
呼ぶようです。
標高は670.3mとありますから、高尾山より少し高いです。
ちなみに高尾山は標高599mです。
すぐ近くのベンチでは中高年のグループがパーティを開いて
いました。


新宿方面

正面を見るとたくさんのビル群がうっすらと見えます。
新宿副都心の高層ビル群のようです。
都会は暖かいのでしょうか?
かなり霞んでいました。


横浜方面

少し右をみるとやはり高いビルが見えます。
横浜のランドマークタワーのようです。
このあたりは「みなとみらい21」としてきれいに
整備されました。
春になるともっと霞んでしまうので、この時期だけの
展望です。


シモバシラの華(1)

帰りの巻き道でたくさんのシモバシラの華に出会いました。
北斜面になっているので、太陽があたらず解けるのも遅いようです。
これは茎の裂け目から片側だけに延びていました。
薄い氷の膜でできた作品です。


シモバシラの華(2)

シモバシラの茎は右側にあります。
左に成長した氷が途中でUターンしています。
人工的には絶対作れない芸術品です。
触ればすぐに壊れてしまいそうでした。
大きさは周囲にある杉の葉と比べてみてください。


◎シモバシラ特集

あまりにもたくさん撮ったのでまとめてご紹介します。
全部で13個ありますが、すべて違う姿です。
他の植物でもできるのがあるそうですが、この植物が
一番きれいにできるようです。
この氷の華ができるので「シモバシラ」という名前がついています。
実際の花もなかなかきれいです。


シモバシラについての案内

近くにこんな案内板が立っていました。
ここでは「氷のリボン」という表現をしています。
確かにリボンのようにも見えます。
寒さが続けば2月中旬頃まで楽しめるようです。

今日はこれから「関東ふれあいの道・順礼のみち」を
歩いてきます。
どんな出会いがあるか、楽しみです。

高尾山(その3))

2010-01-22 | 里山

富士山

少し歩いたところからも富士山がみえる場所が
あります。
時間をおけば富士山の雲が取れる場合があります。
この日はなかなか雲が取れませんでした。

もみじ台

ここは「もみじ台」と呼ばれているところです。
新しいベンチができていました。
ここで休憩するのもよさそうです。
桜も木もたくさんあります。
春が待ち遠しいようです。


新しいベンチ

雪が残っています。
気温が低かったので、折角のベンチに座っている人は
いませんでした。




ここから一丁平までは少しアップダウンがあります。
日陰にはかなり雪が残っています。
足を踏み外さないよう慎重に歩きました。
この時期、軽アイゼンはいつもザックに入れています。
でもこのくらいの雪なら必要ありません。


登山道

標高が低くても雪が積もる山です。
この日はシモバシラを見るのが目的だったので、
本当は雪は欲しくなかったです。
シモバシラは雪が積もると見えなくなります。


階段

階段がきれいに整備されています。
この階段がきらいな人が多いらしく脇に道ができて
います。
珍しく若いカップルが前を歩いていました。
若者には階段を歩いて欲しいです。




かなり長い階段です。
両側には植生保護のため、ロープが張られています。
この右下に巻き道があります。
帰りはそこを通る予定です。
春にはイカリソウの花が見られる場所です。


一丁平

一丁平に着きました。
ここの休憩所にも新しいベンチができています。
まだビニールカバーがかけてあり、使用禁止のようです。
春には使えるようになるかも知れません。




城山に向かうルートです。
二つありますが、どちらを歩いても同じところに
でます。
気温は低かったですが、気持よい歩きができました。


階段

ここにも長い階段ができています。
階段は登山道が歩く人が滑らないようにする目的と
登山道が崩れないようにする目的があります。
できるだけ階段を歩きたいものです。

東海自然歩道

登り切ったところにこんな案内板がありました。
これも最近立てられたようです。
東海自然歩道はこの高尾山から大阪の箕面(みのう)まで続く
長い歩道です。
現在歩いている中山道とも愛知県や岐阜県でかなり重複して
いました。
静岡の高根山も通っていましたが、かなり道は荒れていました。

展望台

高尾山のこのルートを歩くのは久し振りです。
この展望台も新しくできたようです。
ここからの富士山や丹沢の山々も素晴らしいです。
「三ツ星」になってからかなり整備されたようです。
もうすぐ城山です。







高尾山(その2)

2010-01-21 | 里山

階段を登ると少し平らなところに出ました。
薄く雪があります。
我が家ではちらついた程度でしたが、ここではかなり
降ったようです。
もう少し上に行けばもっとあるかも知れません。


高尾山の案内板

高尾山には幾つかのルートがあります。
概念図を描いた案内板がありました。
今回は6号路を歩いて頂上を目指しています。
頂上から一丁平を通り、城山まで往復します。
帰りは4号路を降りる予定です。



舗装された道にでました。
ここは許可された車が通ります。
この先で給水塔の工事をしているそうで、この日も
トラックが道すれすれに通っていました。
休日は人が多いので、工事も休みになるようです。




頂上直下の登山道です。
日陰なのでかなり雪が残っています。
でもこのくらいならアイゼンはいりません。
この左を進めば頂上です。


十三州見晴台

頂上近くにこんな標識が建っていました。
ここから十三州が見えるそうです。
奥武蔵に「関八州見晴台」というところがあります。
そこよりも多く見えるそうです。

十三州

十三州とはこれだけの国を指すそうです。
標高599mの山です。
実際に越後や信濃、駿河や常陸が見えたとは思えません。
それほど展望がよかったということのようです。


富士山

頂上の展望台から富士山が眺められます。
少し雲がかかっていました。
左の高い山は丹沢山塊の大室山です。


蛭ヶ岳

少し左にカメラを振ってみます。
右が大室山、左の高い山が蛭ヶ岳です。
少し雪があるようで、白く光っています。
丹沢山塊でもっとも高い山です。
小屋があり宿泊できますが、水がないので食事は
レトルトカレーだけです。
器も使い捨てのハッポースチロール製でした。


大山

更に左をみると大山が大きくそびえています。
毎年正月2日に登っている山です。
今年も登りましたが、雪もなく静かな歩きができました。
やはりハイカーに親しまれている山です。


相模湾と江ノ島

いつもは大山くらいまでがやっと眺められます。
この日は相模湾まで見えました。
左に黒く見えるのは江ノ島です。
ここから海が見えたのは初めてでした。
この日は相当空気が澄んでいたようです。


シモバシラの華

頂上を過ぎてしばらく歩くとシモバシラの華が
姿を現しました。
シモバシラという植物が寒い冬だけに見せる現象です。
まるで飴細工のようでした。




地表が氷点下で、地中がプラスでないとできません。
シモバシラは秋に白い花を咲かせます。
茎が枯れて根っこから水分を吸い上げ、地表に少しずつ
氷の華を咲かせます。




茎が裂けてそこから氷が押し出されている様子がよく
わかります。
自然が造る芸術品です。
気温が上ると溶けてしまいます。




どれをとっても同じものはありません。
また雪が積もると見ることができません。
毎年12月中旬頃から2月中旬頃まで見られるようです。
この先にもまだまだあるようでしたが、城山までは
尾根コースを歩き、帰りにまた見ることにしました。
これから一丁平に向かいます。





高尾山(その1)

2010-01-20 | 里山

今月14日、高尾山に登ってきました。
近年、いろいろと話題になっている山です。
フランスのミシェランが格付けしてから、外国人も多く
なりました。
まだ「初詣」の旗が風になびいていました。

清滝駅

清滝駅です。
大きな虎の絵が掲げられていました。
ここからケーブルに乗ればすぐ頂上にでることが
できます。

登山道

駅の横を通ってまっすぐ進みます。
ここから左に入ります。
6号路と呼ばれています。
頂上まで約3.3キロの道のりです。




道は沢に沿って付いています。
木立に囲まれた薄暗い道です。
気温は5℃くらいしかありませんでした。

初雪

雪が残っています。
2日くらい前に降った雪のようです。
この先にはもっとあるかも知れません。




途中にこんな標識がありました。
ここは分岐になっています。
そのまま登っても頂上にでます。
今回はこの標識に従ってまっすぐ登ります。




まだ陽が当たっていないので、凍り付いていました。
滑る石に気をつけながら登ります。
道の両側にも少し雪がありました。



やっと陽が差してきました。
この時期は太陽の光がありがたいです。
しばらく平らな道が続きます。


登山道

しばらくすると階段が現れました。
ここから登りになります。
よく踏まれているので、特に問題はありません。

登山道

かなり長く続きます。
このルートは平日のせいか登る人が少ないようです。
高尾山は東京から比較的近いのでたくさんの人が訪れて
います。
都会の近くにあって自然が豊かだということで、「三ツ星」に
なったようです。
手ぶらで歩いている外国人も多いようです。
でも「山」ですから、それなりの装備をして欲しいです。
昨年は幾つかの遭難騒ぎもあったようです。




寅巳山

2010-01-19 | 栃木の山
今年の干支の山です。
栃木県の日光の近くにあります。

寅巳山

今月10日に登ってきました。
左下に見える住宅の横からまっすぐ登ります。
宇都宮からバスもあるようですが、今回はタクシーで
入りました。
日光街道を走り、「山口バス停」で下車しました。
天気は晴れていて、日光連山もよく見えました。
左上の黒いものはカラスの大群です。


デジブックにまとめました。
お時間のある時にご覧ください。





ロウバイの花

2010-01-18 | 日常の出来事
ソシンロウバイ

あちこちでロウバイが咲いています。
近くの公園に行ってみました。
ここにあるのは花の中まで黄色いので
ソシンロウバイのようです。
ロウバイは花の芯が褐色をしています。



寒い冬に暖かさを運んでくれます。
この日はよく晴れていました。




この花は中国が原産だそうです。
蝋(ろう)細工に似ていて梅の花のようだというので
蝋梅(ロウバイ)という名前になったそうです。




確かによくみると蝋細工のようです。
花びらが透き通っていてきれいでした。
枝先の花は風に揺れてなかなか撮らせてくれません。




花と蕾がかわいかったです。
よく晴れていましたが、風が冷たかったです。
ここは比較的背が低い木が多かったです。
青空とよくマッチしていました。



ロウバイのコラージュ

たくさん撮りました。
まとめてご紹介します。

埼玉県では秩父の宝登山(ほとさん)が有名です。
この山はネーミングもよいので、毎年たくさんの
人が訪れるようです。
ロープウエイもあり、簡単に頂上に行くことができます。
興味のある方はぜひ行ってみてください。
休日は混むので平日をお勧めします。

金沢文庫から鎌倉(最終回)

2010-01-17 | 日常の出来事
浅間神社

しばらく歩くと神社がありました。
浅間神社だそうです。
浅間神社と聞くと富士山を思い出します。
富士山信仰で「○○富士」というところには
必ずこの神社がありました。
祠の割には大きな鳥居でした。




広いところに出ました。
前を歩く二人の左が今回のリーダーです。
歩くのが大好きで1人でどこでも歩いているようです。
山では「ヤブ漕ぎ」専門です。

衣張山

やがて衣張山に到着しました。
標高200mくらいの山ですが、展望は抜群です。
かなり広い頂上でした。


富士山

頂上からは富士山が見えます。
しかしこの日は条件が悪く、薄くしか見えません。
肉眼でもやっと見えるくらいでした。


相模湾

相模湾が太陽に輝いています。
街は鎌倉市街のようです。
海岸は材木座から由比ヶ浜あたりで岬の先端が
稲村ヶ崎のようです。
少し右奥に江ノ島のタワーがみえます。
しばらく展望を楽しみました。

お地蔵様

すぐ近くにかわいいお地蔵様が立っていました。
黄色い花はユリオプスデージーです。
南アフリカ原産ですが、比較的寒さにも強いようです。
秋口から春先まで咲いています。


鶴岡八幡宮の鳥居

いよいよ鎌倉駅が近くなりました。
かなり薄暗くなり、車がライトを点けています。
この鳥居をまっすぐ行けば鶴岡八幡宮に行けます。
かなり遅い時間だったので、参拝はパスしました。

鎌倉駅

鎌倉駅に到着です。
時間は丁度午後5時でした。
誰かが付けていた万歩計は3万3千歩だそうです。
距離にすると約20キロです。
時間にして7時間30分でした。
このあと近くの居酒屋で「反省会」をしました。
よく飲み、よく食べて帰宅したら午後10時を
過ぎていました。
鎌倉の奥の深さを実感した1日でした。

金沢文庫から鎌倉(その5)

2010-01-16 | 日常の出来事
広場

大丸山を降りてしばらく進むと広場があります。
このあたりは自然観察園になっているようです。
手前には小さな池があり、トンボのヤゴなどが
生息しているようでした。



しっかりした道が続いています。
ここまでくると地元の人に何人かあいました。
散歩コースになっているようです。
鎌倉は少し奥に入ると自然豊かなところがあります。


分岐

ここは「天園ハイキングコース」になっているようです。
ここからまっすぐ進めば建長寺です。
我々は左に進みました。


昔のお墓

道から少し離れたところに岩を削ったようなところが
ありました。
鎌倉時代のお墓の跡だそうです。
祠のないところもありました。


西日

太陽がだいぶ西に傾いてきました。
時計を見ると午後3時を回っています。
金沢文庫駅を午前9時30分にでていますから、
かれこれ5時間30分になります。
鎌倉駅まではまだ遠いようです。


分岐

再び分岐に出ました。
ここをまっすぐ行けば瑞泉寺に出られます。
今回はもう一つ山を越えます。

ハラン

これから向かう方向です。
緑色の葉はハランです。
春になると根元に小さな花を咲かせます。
葉っぱが大きいので、掻き分けて見ないとわかりません。
ここから先は初めての道です。
何とか日没前に鎌倉駅に着いて欲しいものです。