山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

木曽駒ケ岳(その4)

2013-11-30 | 長野の山
出発

これから中岳経由で駒ヶ岳に向かいます。

登山道(1)

登山道には雪が出てきました。
前日、初冠雪だったそうです。

天狗岩と宝剣岳

天狗岩と宝剣岳です。
宝剣岳の頂上はもう雲の中でした。

登山道(2)

ここからルートが2つに分かれています。
我々は頂上を目指すので、右ルートに入りました。

中岳頂上

中岳の頂上です。
宝剣山荘から約20分くらいの登りでした。


下り

中岳から大きく下ります。
気温は2℃くらいまで下がっていました。

登山道(3)

氷点下になっていないので、雪は凍っていません。
奥に小屋が見えています。
この小屋の前がテント場になっています。

中岳

降りてきたルートを振り返ってみました。
ルートは中岳からほぼまっすぐに降りています。

白い太陽

雲の間から「白い太陽」が現れました。


三ノ沢岳

三ノ沢岳も姿を現しました。


岩場

木曽駒ヶ岳への最後の登りです。
陽が差してきました。

遠望(1)

雲がどんどん流れています。
何か期待できそうです。

宝剣岳(1)

先ほど登った宝剣岳とその右の稜線です。


遠望(2)

三ノ沢岳(2847m)へのルートもよく見えます。
一番奥の山は空木岳のようです。



遠望(3)

二人の天使が現れました。
我ながら「お気に入り」のショットになりました。


宝剣岳(2)

もう一度、宝剣岳の勇姿です。
朝のガスからは想像できないプレゼントです。
仲間からも大きな歓声が上がっていました。

木曽駒ケ岳(その3)

2013-11-29 | 長野の山


登山道がだんだんと険しくなってきます。
気温もかなり低くなってきました。



トウヤクリンドウのドライフラワーです。
ここまで枯れると冷たさも感じないようです。



岩の奥に南アルプスの山々が姿をみせて
くれました。

※富士山から左に農鳥・間ノ岳・北岳です。
今年歩いた「白峰三山」と呼ばれている山々です。
富士山の右には塩見岳が雲の間から少し顔をだして
います。




八丁坂を登り切ると乗越浄土です。
千畳敷駅を出発して約1時間10分でした。




宝剣山荘が見えてきました。
とりあえず、あの小屋まで行きます。



小屋にザックをデボして、有志だけで宝剣岳に
向かいました。
この岩が有名な天狗岩です。



登山道には雪が残っていました。
岩がゴロゴロした登山道です。



振り返ってみました。
青い屋根が宝剣山荘、その奥の赤い屋根が
天狗荘です。
どちらも泊まったことがありますが、ここから
眺めるご来光は素晴らしいです。



ガスが少し切れて三ノ沢岳がうっすらと姿を
現しました。



いよいよ宝剣への登りです。
若者が2人、先行しています。



クサリ場です。
若者が必死になって登っています。





岩場の連続です。
三ノ沢岳へのルートが見えます。




クサリ場が続きます。
この右側は大きく切れ込んでいます。
この2人の若者は滋賀県からきたといっていました。



宝剣山荘から約15分ほどで頂上に着きました。
標高2931mの岩山です。
夏は人が多いので、ここで写真を撮ったことが
ありません。
今回は記念写真を撮ることができました。

※岩の後ろは断崖絶壁です。
高所恐怖症の人はここに立つのは止めたほうが無難です。




あっという間にガスが湧いてきました。
5分ほどで頂上を退散しました。
ここをまっすぐ降りれば極楽平経由で千畳敷駅に
行くことができます。



下りのクサリ場です。
左下は大きく切れ込んでいます。




先に降りたので、振り返ってみました。
仲間がクサリ場を降りています。
この山が初めてという人もいました。

宝剣山荘から約30分でピストンしました。
夏山では人が多くてとても30分ではピストンできません。
無事に登ることができてよかったです。


木曽駒ケ岳(その2)

2013-11-26 | 長野の山
出発

身支度を整えいよいよ出発です。
いつもと違うルートです。

雲海

雲海がきれいです。
ハイマツのジャングルを掻き分けて進みます。

カール

カールが姿を現しました。
正面に白い筋が見えます。
これから登る八丁坂です。

ナナカマド

ナナカマドが葉っぱを落として実だけが残って
いました。


千畳敷ホテル

千畳敷駅の建物です。
手前はホテルになっています。


登山道(1)

石畳の登山道が続きます。


岩山

岩山がそそり立っています。
昔の氷河が削った跡だそうです。

八丁坂入り口

八丁坂の入口です。
ここから先は登山者の領域です。

メンバー

今回のメンバーは男性6名、女性3名の合計9名です。
いずれも山のベテランばかりです。

登山道(2)

八丁坂は岩を敷き詰めた登山道になっています。
夏はハクサンイチゲなどの高山植物が咲き乱れています。



初雪

雪が残っていました。
前日初雪が降ったそうです。


イワツメクサと雪

イワツメクサと雪とのツーショットです。
普段なかなか目にできない光景です。


富士山(1)

雲海の右奥に富士山が姿を見せてくれました。


富士山(2)

少しズーミングしてみます。
雪が少し積もっているようでした。


宝剣岳

正面奥が宝剣岳です。
なかなか厳しい岩山です。

クサモミジ(1)

素晴らしいクサモミジです。
少し濡れているので、しっとりとしていました。

クサモミジ(2)

下の千畳敷駅まで真っ赤に染まっています。
雲の間から青空が覗いています。
これから少しは期待できそうです。


※今日から愛知県の最高峰・茶臼山に行ってきます。
2泊して28日の夜、帰る予定です。
ブログは29日から再開します。



木曽駒ヶ岳(その1)

2013-11-25 | 長野の山
※10月19日~20日と木曽駒ケ岳に登ってきました。

鳳凰三山

新宿から高速バスで駒ヶ根ICに向かいました。
甲府を過ぎたあたりから、鳳凰三山が姿を
見せてくれました。


甲斐駒ケ岳

甲斐駒ですが、雲が多くてこれがやっとでした。

紅葉

駒ヶ根ICで高速バスを降りて、しらび平行きの
バスに乗り換えました。
紅葉には少し早いようです。

林道

バスは何度もカーブを繰り返して
高度を上げていきます。
この時期はマイカー規制をやっていて、乗用車は
入ることができません。


しらび平

約1時間くらいで「しらび平」に到着しました。
ここは標高1662mです。

ゴンドラ

これからロープウェーで千畳敷まで登ります。
61人乗りのゴンドラです。

出発

静かにスタートしました。
これから7分30秒の空中散歩です。



大きな滝が現れました。
紅葉はこのあたりが丁度見頃のようです。

黄葉

黄葉が多いようです。

中間点

中間点で上から降りてきたゴンドラとスレ違いました。
あっという間に通り過ぎました。


鉄塔

鉄塔に標高が表示されています。
ここは2234mです。




大きな沢です。


千畳敷駅

標高2612mの千畳敷に到着です。
7分30秒の空中散歩は短く感じました。

温度計

温度計をみると4℃でした。

標識(1)

千畳敷カールです。
ここを散策する目的でくる観光客もいるようです。


カール

ご覧のような天気です。


標識(2)

観光客はこの標識の前で記念撮影していました。
何人かに声をかけられ、シャッターを押してあげました。






信越トレイル(最終回)

2013-11-24 | 新潟の山
ブナの大木(たいぼく)

ブナの大木(たいぼく)です。
この森の奥にはもっと大きなブナの巨木が
あるそうです。

上の部分

上を見上げると空が隠れてしまいます。

登山道(1)

静かな登山道です。
休日だというのに他の誰にも会いません。
このトレイルはまだよく知られていないようです。

イワウチワ(1)

ここにもイワウチワがありました。
イワカガミと違って葉っぱの先端が平らになっています。

イワウチワ(2)

イワウチワの群生です。
春の花が咲く頃きてみたいです。
雪が溶けるのが6月頃だそうですから、7月に入れば
花が咲くようです。

標識

とん平までは緩やかに下って行きます。
標示版の文字が流れていました。

遠望

下に群落が見えてきました。
これから向かう戸狩温泉のようです。

登山道(2)

このあたりはまだ緑がきれいです。
紅葉にはまだまだ時間がかかるようです。

アケビ

アケビを見つけました。
中味を新聞記者とカメラマンにあげました。
初めて食べたといって喜んでいました。


マユミ

マユミの実です。
これから大きく弾けてきます。

ツルリンドウ

ツルリンドウが別れを告げています。


登山道(3)

開けたところにでました。
ここは雪が積もるとスキー場になるようです。

高原

広い高原です。
それぞれ好きなように歩いています。

ススキ

ススキがきれいでした。

終点

降りたところにバスが待っていました。
この日の歩きは約10キロ、4時間40分の歩きでした。

秋の雲

1度宿に戻り、温泉に入って汗を流しました。
ビールを飲んで乾杯です。
バスの窓からきれいな秋の雲が眺められました。

妙義山

群馬県に入って横川の近くから妙義山が姿を見せて
くれました。
この山は岩だらけの山でなかなか厳しいです。



   ◎付 録

信越トレイル・全体図


信越トレイルは全行程を6つのセクションに分割しています。





セクション1:斑尾山~赤池
       歩行距離  8.5きろ 約6時間

セクション2:赤池~涌井
       歩行距離 10.7キロ 約5時間

セクション3:涌井~仏ヶ峰登山口
       歩行距離 12.7キロ 約6時間

セクション4:仏ヶ峰登山口~関田峠
       歩行距離 8.2キロ  約5~6時間

セクション5:関田峠~伏野峠
       歩行距離 12.4きろ 約6時間

セクション6:伏野峠~天水山
       歩行距離 12.8キロ 約6~7時間

※今回はセクション6から5を歩きました。




公式ガイドブックも発行されています。


新聞記事(1)




新聞記事(2)

10月24日と31日の2回に分けて掲載されました。
24日の記事に我々参加メンバー全員の集合写真が
載っていました。
天気にも恵まれ、素晴らしいブナ林の中の山歩きでした。



信越トレイル(その10)

2013-11-23 | 新潟の山
ガス(1)

ガスがでてきました。


登山道(1)

葉っぱが風にやられて色付きがよく
ありません。
前を歩くのは中村みつをさんとみなみらんぼうさんです。

ガス(2)

ガスに巻かれたブナ林もよい雰囲気です。

ガス(3)

まるで幽玄の世界です。


弁当

ここでランチにしました。
宿で作って貰ったおにぎりです。
右上のナスの漬物は女性からの差し入れでした。
一口ナスだそうですが、大きくてとても一口では
かぶりつけませんでした。
浅漬けのようで、美味しかったです。


ガス(4)

ランチを食べている周囲はこんな感じです。
座っていると冷え込んできました。

ガス(5)

山では時としていろんなプレゼントがあります。
晴れていたら、決してみることができない景色です。

コシアブラ

コシアブラが群生していました。
春先はまだ雪が多くてここまでは入ってこれないそうです。


ブナ林(1)

食事を終えて再び歩き出しました。
寒くなったので、防寒具を着ています。

ブナ(6)

ここには若いブナが多いようです。
ガスの中だとどのブナも美人に見えました。

ブナ林(2)

よく踏まれた登山道です。
フワフワして気持ちよかったです。

登山道y(2)

大きなブナもありました。
春の新緑の頃も素晴らしいと思いました。

オオカメノキ

オオカメノキの紅葉です。
ここではこれがよく目立ちました。

小沢峠

小沢(こざわ)峠に到着しました。
今回はここを左折してとん平ゲレンデに向かいます。
トレイルを続けるならまっすぐ仏ヶ峰に向かって
歩けばよいようです。

登山道(3)

なだらかな下りが続きます。
このあたりまできたら、ガスは晴れていました。


クルマバハグマ

クルマバハグマが見送ってくれました。
これから深い雪に埋もれて長い眠りにつくことと
思います。

信越トレイル(その9)

2013-11-22 | 新潟の山
ジャングル

まるで、ジャングルのようなところです。
みんな通るのに苦労していました。
雪の重みで枝がこのように曲がっています。


日差し

暖かい日差しが差し込んできました。

鍋倉山

鍋倉山(標高1288m)に到着です。
登山口からここまで1時間30分でした。


遠望(1)

雲が多くて遠くは見えませんでした。


頂上全体

鍋倉山の頂上全体はこんな感じです。
ここには三角点もありました。


登山道(1)

緩やかに下って行きます。
らんぼうさんもマイペースで歩いています。

登山道(2)

再び、大きなブナがでてきました。
このあたりも冬には5m以上の積雪があるようです。


ツクバネソウ

ツクバネソウがこれから衣替えをする
ところです。
葉っぱが緑から黄色に変化します。

ブナ林

ブナ林が目を癒してくれます。
空気が美味しかったです。


コシノカンアオイのツボミ

ちょっと失礼して、コシノカンアオイの根っこを
掘り出してみました。
小さなツボミが現れました。

コシノカンアオイ

コシノカンアオイはギフチョウの食草として
知られています。
葉っぱの裏を探せばギフチョウの卵があったかも
知れません。

登山道(3)

小さなアップダウンを繰り返します。
木に触ると「森の歌」が聴こえてくるようでした。

遠望(2)

展望が少し開けてきました。
この下は新潟県のどこかの村のようです。

ナナカマド

ナナカマドが秋を告げています。

千曲川

ここからも遠くがよく見えました。
白く光って見える川は千曲川です。
五木ひろしの歌を思い出しました。

遠望(3)

やはり新潟県側の集落のようです。
厚い雲がゆっくりと流れていました。

信越トレイル(その8)

2013-11-21 | 新潟の山
ガスの中

ガスが濃くなってきました。

オオカメノキ

オオカメノキの紅葉です。


ブナ

このブナは何か悩みでもあったのでしょうか?
「頭(あたま)注意!」の声が飛んできました。


筒方峠

ここは筒方(どうがた)峠といいます。
登山口から約20分でした。


黒倉池

小さな池がありました。
ここはモリアオガエルやクロサンショウウオの
産卵場所だそうです。


ガス

ガスはなかなか取れません。

クモの巣

クモの巣が露を浴びてキラキラ輝いていました。

コシノカンアオイ

コシノカンアオイです。
茎の根元に目立たない花を咲かせます。


リョウブ

リョウブの花のあとです。
花びらが散ってメシベだけが残っています。

ナナカマド

ナナカマドは秋の実の代表格です。
たくさんありました。

黒倉山

黒倉山(標高1242m)に到着です。
ここまで登山口から約1時間でした。
ここには3つの標識があります。
この2つには1247m、1245mと表示して
あります。

標識

この標識の表示(1242m)が正しいそうです。
間違っている標識を撤去すればよさそうですが、
なかなか簡単にはできないようです。

山仲間

名古屋から参加の山ガールです。
前日、車で駆けつけてくれました。


遠望(1)

ここからの展望はよいそうですが、この日は
ご覧の通りでした。

久々野峠

久々野(くぐの)峠に着きました。
黒倉山から約30分の歩きでした。

※この奥に行くと「森太郎」と呼ばれる樹齢400年の
ブナの巨木があるそうです。

登り

ここから少し登ります。

遠望(2)

展望のよいところにでました。
晴れていれば頚城平野が見えるそうです。


モミジの紅葉

かわいいモミジの紅葉です。
ポッと頬を赤くした少女のようでした。


信越トレイル(その7)

2013-11-20 | 新潟の山
※一夜明けた10月12日です。

宿

宿泊した宿です。
「かのえ」とはこの宿のご主人の苗字だそうです。
全国にも2~3しかない珍しい名前のようです。

田んぼ

朝食前に少し散歩しました。
宿の前には田園風景が広がっていました。

朝焼け

東の空が明るくなっていました。
太陽は昇っているようですが、雲に隠れて
顔は見えませんでした。

ミゾソバ

ミゾソバが明るく挨拶してくれました。

ススキ

ススキが秋を告げています。


ノイバラ

ノイバラの実も輝いていました。

ユウガギク

ユウガギクもたくさん咲いていました。

宿の全景

遠くから眺めた宿の全景です。
左は我々が東京から乗ってきたバスです。

太陽(1)

太陽が少し顔を見せてくれました。

キンシバイ

季節はずれのキンシバイです。

太陽(2)

雲のベールを被った太陽です。


朝食

1時間くらいの散歩を終えて宿に戻りました。
朝食が待っていました。
ご飯は新米で美味しくてお代わりしました。


案内板

朝食後、バスに乗って登山口まで入りました。
登山口には「信越トレイル」の案内板がありました。

登山準備

この日もY新聞の記者とカメラマンが同行します。
現地ガイドも同じ人がきてくれました。


登山口

ここは関田峠といいます。
標高1100m、この関田山脈の中で最も標高が
高い峠です。
ここからスタートします。

出発

ガスがでてきました。

ガスの世界

瞬く間に、ガスの世界です。
気温も下がってきました。

登山道

よく踏まれた登山道です。
この日も約10~12キロ歩く予定です。





信越トレイル(その6)

2013-11-19 | 新潟の山
登山道(1)

相変わらずブナ林が続きます。

ホウの木

ホウの木の実がまだ残っていました。
高いところに咲く花なので、なかなか姿を
見ることができません。

ナナカマドの実

ナナカマドの赤い実が青空に
映えていました。

サワフタギの実

サワフタギの実です。
白い花がたくさん咲いて沢に蓋をしたように
みえるからついた名前です。
別名:ルリミノウシゴロシとも呼ばれ、この木で
牛の鼻輪を作り牛をおとなしくさせたそうです。


登山道(2)

ブナの枝が登山道まで横たわっています。
雪の重みでこのようになるようです。


ツルリンドウ

ツルリンドウが挨拶してくれました。

注意書き

こんな注意書きがたくさんありました。
クマもたくさん生息しているそうです。

林道(1)

林道にでました。
ここにはブナの実がたくさん落ちていました。
殻を爪で割ると白い実がでてきます。
そのまま、口に入れると香ばしくて美味しかったです。
クマも大好物だそうです。

林道(2)

紅葉が少し始まっています。

ヤマブドウ

ヤマブドウがありました。
このくらいが一番美味しいです。


サルナシ

サルナシの実です。
キュウイの原種といわれています。



クサモミジ(1)

クサモミジがきれいでした。
らんぼうさんにモデルになって貰いました。

クサモミジ(2)

そのあと、私も少し奥まで歩いてみました。
草がフワフワして気持ちよかったです。

※この日は約10キロ、5時間あまりの歩きでした。
待っていたバスで宿に向かいます。

雲海(1)

宿に向かうバスからのショットです。
雲海がきれいでした。


雲海(2)

これもバスの窓からです。
秋の雲と雲海のツーショットです。

苗場山

正面に苗場山が見えました。
花の山として知られています。


夕食

宿の夕食です。
なかなか豪華なメニューでした。

※初めての参加だったので、自己紹介をし
その後いろんな人と山の話に花を咲かせました。








信越トレイル(その5)

2013-11-18 | 新潟の山
標識(1)

深坂峠まであと0.7キロです。
ススキが風に揺れていました。

秋の雲

秋の雲が素晴らしいです。
これぞ「天高く○○肥える秋」です。

登山道(1)

大きなブナが幾つもありました。


ブナ

つい見上げてみたくなります。

林道

林道にでました。
もうすぐ峠のようです。

深坂峠

深坂(みさか)峠に着きました。
ここまで約3時間の歩きでした。
ここで小休止です。

標識(2)

野々海峠まで2.1キロです。

遠望

奥に見えるのは新潟県上越市です。
雲の下にかすかに日本海が見えています。

案内板

案内板がありました。

コース(1)

赤い丸が現在位置です。
この日は天水山から歩いてきました。
翌日は関田峠から小沢峠までを歩きます。


コース(2)

トレイルの続きです。
終点は長野県の斑尾山です。
天水山から斑尾山まで総延長約80キロあります。

ノコンギク

ノコンギクが微笑んでいました。


登山道(2)

らんぼうさんも元気いっぱいでした。

ミズバショウ

ミズバショウの葉っぱです。
花が終わると葉っぱだけが大きくなってきます。


ヒロハユキザサ

ユキザサの仲間ですが、葉っぱが広く標高が
高いところに自生しています。
真っ赤な実は美味しそうですが、食べられません。








信越トレイル(その4)

2013-11-17 | 新潟の山
※奥の細道、酒田・象潟から帰ってきました。

信越トレイルを続けます。

ブナの幹

ブナの幹が2つに分かれています。
手前の幹には大きなコブができていました。

ブナ林

静かなブナ林です。
我々以外誰も歩いていません。

傷ついたブナ

かなり前に書かれたようです。
こんな傷跡は残して欲しくないです。

遠望(1)

下のほうに田んぼと集落が見えています。
右奥には米山が見えるそうですが、この日は
雲の中でした。

ウルシ

ウルシは秋一番に紅葉します。
もう少しすると真っ赤になります。


遠望(2)

ここは先ほどとは少し違う集落です。
左の杉林がきれいでした。



ナナカマド

ナナカマドの実が真っ赤になっていました。
葉っぱは紅葉する前に風に痛めつけられて
いるようです。

ノリウツギ

ノリウツギのドライフラワーです。
花は夏の終わりごろまで咲いています。

登山道

落ち葉が踏み固められてフカフカの登山道です。
女性記者も気持ちよさそうに歩いています。

ヤマアジサイ

ヤマアジサイがきれいな姿で残っていました。
でも花は終わっていて飾り花が背中を向けています。

トチバニンジン

葉っぱがトチの葉に似ています。
赤い実が少し残っていました。

ヤママユ

ヤママユが落ちていました。
現地ガイドさんが手に持って撮影させて
くれました。


三方岳

三方岳(標高1139m)に着きました。
歩き出してここまで2時間20分でした。

ツルアリドウシ

足元にかわいい顔を覗かせていました。
2つの目玉がパッチリです。
知らないと見過ごしてしまうような小さな実です。
別名:イチリョウ(一両)と呼ばれています。


ブナの根っこ

変わったブナの根っこです。
突然、アマゾンのワニが現れたのかと思いました。


朽ちたブナ

朽ちたブナの木です。
このように朽ちて大地の栄養となっていきます。
森にはまったくムダがありません。

信越トレイル(その3)

2013-11-13 | 新潟の山
紅葉

カエデの紅葉が始まっています。
真っ赤になるにはもう少しかかりそうです。

ブナの大木(1)

大きなブナです。
このくらいのブナで10トンくらいの水を
蓄えるそうです。

ブナの大木(2)

見上げて見ました。
大きすぎて空が見えません。

天水山

天水山(アマミズヤマ)の頂上に到着しました。
標高1088mの山です。
登山口からここまで約1時間でした。

一歩二歩山歩

左がみなみらんぼうさん、右はイラストレーターの
中村みつをさんです。
Y新聞の夕刊に「一歩二歩山歩」という記事を連載しています。
木曜版だそうですが、残念ながら私は朝刊だけで
夕刊はみたことがありません。

山仲間

山仲間です。
今回偶然にも長崎の五島列島に行った時の仲間に
会いました。
約1年ぶりの再会でした。

遠望(1)

よく晴れています。


遠望(2)

新潟県側の山です。

ブナの大木(3)

行く先々にブナの大木があります。
登山道は昔から歩かれているようで、よく
踏まれていました。

登山道(1)

気持ちよい登山道が続きます。
両側には大イワカガミが群生していました。

ブナ林

ここは大きく下っています。
ブナ林が見事でした。

登山道(2)

クマ笹もよく刈られています。
かなり時間をかけて手入れをしたようです。

クマの爪痕

ブナの木にクマの爪痕が残っています。
かなり古い傷跡のようでした。

登山道(3)

秋の日差しが暖かかったです。

飛行機雲

飛行機雲が青空をキャンバスに真っすぐな線を
描いていました。
気温は15℃くらいで、丁度よかったです。


   ◎お知らせ

※今日から奥の細道の旅に出ます。
酒田・象潟あたりを歩いて16日に帰る予定です。
ブログは17日から再開する予定です。
しばらくはみなさんのところにもご訪問できませんが、ご容赦ください。

信越トレイル(その2)

2013-11-12 | 新潟の山
コシアブラ

春の新芽は天ぷらにして食べると美味しいです。

セリバオウレン

春先に白い花を咲かせます。
現在は葉っぱだけです。

ツクバネソウ

ツクバネソウが黒い実をつけていました。
この実を追い羽根の羽根に見立てました。



登山道(1)

緩やかに登って行きます。


スポットライト

突然、ブナの木にスポットライトが
あたりました。
太陽のいたずらです。


現地ガイド

現地ガイドさんです。
ブナの実を拾って、みんなに食べ方を
教えていました。

ルート

天水山(アマミズヤマ)に向かいます。

オオイワカガミ(1)

オオイワカガミの葉っぱがありました。

オオイワカガミ(2)

登山道の脇に群生していました。
春の花の頃は素晴らしいと思います。


天水山

奥に見えるのが天水山(アマミズヤマ)です。
この先から急登が始まるようです。


オオイワカガミ(3)

オオイワカガミの花のあとです。
ドライフラワーになっていました。

遠望

秋の雲がきれいです。

イワウチワ

これはイワウチワです。
葉っぱが団扇(ウチワ)に似ています。
やはり春に白い花を咲かせます。

登山道(2)

ブナ林の中の登山道です。
すぐ前を歩いている山ガールは新聞記者です。

リョウブ

リョウブの花のあとが残っていました。
この葉っぱも新芽は食べることができます。
令法と書いて「リョウブ」と読みます。
昔、食糧難に備えてこの木を植えるよう法令で
定めたそうです。


オオカメノキ

オオカメノキが色づき始めていました。
葉っぱを虫が好きなので、別名:ムシカリとも
呼んでいます。
もう少し経つと真っ赤に紅葉します。



◎お知らせ


中村みつをさんと多田周子さん


11月10日、信越トレイルでご一緒した中村みつをさんの
個展に行ってきました。
この日は歌手の多田周子さんとのトークショウがありました。
右がイラストレーターの中村みつをさん、右が歌手の多田周子さんです。
中村みつをさんの絵はみていてほのぼのとする絵でした。
多田周子さんも2曲ほど歌を紹介してくれました。
お二人で約1時間楽しいお話を聞かせてくれました。



中村みつをさんの個展のご案内です。
場所はJR恵比寿駅東口から歩いて5分くらいのところです。
みずほ銀行の脇の細い道を歩いて行けばすぐ右側にあります。
期間は11月17日(日)までです。



多田周子さんのコンサートのご案内です。
多田周子さんは兵庫県たつの市生まれだそうです。
演歌・歌謡曲でもなくポップでもない大人の抒情歌と
紹介されていました。
CDも発売されていて、そのジャケットのイラストを
中村みつをさんが描いています。
歌は「ふるさと」「浜辺の歌」「夏の思い出」「赤とんぼ」
「夕焼け小焼け」「月の砂漠」など11曲ほど収録されています。

この日は目の前で「宵待草」と「蘇州夜曲」を歌ってくれました。
目の前で素晴らしい曲をうっとりとして聴いていました。

※お時間のある方はぜひコンサートに足を運んでください。
なお、チケットは多田周子さんのホームページからも
求めることができるそうです。




信越トレイル(その1)

2013-11-11 | 新潟の山
※10月11日~12日と信越トレイルを
歩いてきました。

※新潟県と長野県の県境に標高1000m級の山並みが
続く関田山脈があります。
冬には積雪が8mを超える豪雪地帯です。
総延長約80キロの信越トレイルはこの尾根沿いに
連なる日本初のロングトレイルです。

※今回は新潟県の天水山から長野県の小沢峠まで
2日間かけて歩いてきました。

飯士山

池袋からマイクロバスで新潟県の松之山登山口に
向かいました。
関越トンネルを過ぎたあたりから岩原スキー場が見えて
きました。
左の山は飯士山(いいじさん)です。
岩原スキー場から約3時間余りでピストンできます。


ススキ

車は狭い山道に入りました。
ススキと秋の雲が出迎えてくれました。

秋の雲(1)

東京を出発する時は雨模様でした。
新潟県に入ったら、素晴らしい青空でした。

山伏山

尖った山は山伏山(903m)です。
まもなく登山口です。

トイレ

登山口に着きました。
池袋を出発してから4時間30分でした。
立派なトイレがありました。

準備体操

出発前の準備体操です。
空気がひんやりしていて美味しかったです。


秋の雲(2)

深呼吸したとき、秋の雲が目に飛び込んで
きました。


松之山登山口

正規のルートは工事中のようです。
仮設ルートから入ります。

工事中

登山道の側溝を整備しているようです。
この日は平日でしたが、工事は休んでいました。

仮設迂回路

仮設ルートの登山口です。
出来立てでフワフワしていました。


登山道(1)

緩やかな登山道です。
最初の30分くらいはゆっくり歩きます。


登山道(2)

この日は「みなみらんぼうさんの一歩二歩山歩」という
秋山特集のプランです。
黄色いシャツがみなみらんぼうさん、左の男性がY新聞社の
カメラマンです。


クルマバハグマ

葉っぱが車の車輪のようです。
ハグマの仲間です。


ブナの大木

大きなブナがありました。
幹が怪獣のように見えました。


現地ガイドさん

右から2番目が現地ガイドさんです。
このトレイルの開拓にもあたったそうです。

ブナ林

見事なブナ林です。
ここは豪雪地帯なので、ブナの枝がないところまで
(約7~8m)雪が積もるそうです。
登山道には落ち葉がたくさん積もっていて気持ちよかったです。