山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

北八ヶ岳(2-7)

2009-04-13 | 八ヶ岳

今年は桜の開花宣言から満開になるまで10日以上かかりました。
その桜も咲いたらあっという間に散ってしまい、今はもう葉桜です。
花粉は相変わらず飛んでいるようで、街の中ではマスクをしている人が
多く見かけられます。

北八ヶ岳にはたくさんの雪がありました。
まだまだ白銀の世界でした。



中山展望を過ぎると樹林帯に入ります。
雪がたくさんあり、トンネルのようになっています。
しばらくは続きそうです。




シラビソの枝に残っている雪がシロクマが遊んでいるように
見えました。
みんなそれぞれ違う姿をしています。
こんな雪の造形をみるのもこの時期の楽しみです。





木と木の間から浅間山が姿をみせています。
この後、すぐに雲に隠れてしまいました。
頂上付近に僅かに噴煙がみえます。



歩いていると時々このような姿に足が止まります。
新雪が積もっていてシロクマの毛皮もフワフワしていました。
親子で戯れているようにみえました。




樹林帯の中の登山道です。
夏道では石がゴロゴロしていて歩きにくいところです。
雪があるとほとんど平らになっています。
踏み跡さえ外さなければ歩きやすい道です。




だいぶ降りてきました。
下には雪がありますが、木の枝の雪は解けています。
春が少しずつ近づいているようです。



登山道に大きな木が倒れていました。
雪がカメレオンのように見えました。
何か獲物を狙っているようです。
そう見えたのは私だけだったようでした。



高見石小屋に到着です。
中山展望台から丁度40分でした。
地図のコースタイムより少し早かったようです。
ここで昼食にしました。
缶ビールが乾いた喉に美味しかったです。


小屋の裏手に展望台があります。
岩がゴロゴロしているところですが、登ってみました。
眼下に白駒池がみえます。
まだ凍り付いているようでした。



右手をみると茶臼山と縞枯山がみえます。
一番左に蓼科山も見えるハズですが、頂上付近には雲が
あるようで、よくみえません。
もう少し展望を楽しみます。