山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

韓国の山旅(その10)

2012-11-30 | 海外の旅
登山道(1)

登山道に雪が残っています。
この先が少し狭くなっているようです。


ツララ

ツララが下がっていました。
日陰は氷点下のようでした。


登山道(2)

かなり厳しい岩場の登りです。
現地ガイドさんが心配そうに見ています。


登山道(3)

やっと明るいところにでてきました。
雨で濡れていると滑りやすそうなところです。
晴れていてよかったです。


岩場(1)

この先にまだ長い階段があるようです。
韓国の山にはクサリより階段が多いのが特徴のようです。



牛頭峰(上王峰)

やっと1つのピークに到着しました。
この標識には牛頭峰とあります。
地図では上王峰(サンワンボン)となっていました。
標高1430m、展望がよいところでした。


遠望(1)

この先にもう1つのピークがあるようです。
左奥に人が立っているのが見えます。


下り

階段を慎重に降りて行きます。
この先を大きく回ります。


登山道(4)

厳しいところにはしっかりと手摺りが付けられています。
ここにも雪が残っていました。


遠望(2)

途中で振り返ってみました。
右奥の三角の岩が先ほどまでいた牛頭峰(上王峰)です。
岩の上に人が立っているのが見えます。



岩場(2)

岩を削って作られた登山道です。
この岩は意外と滑りませんでした。


頂上

まもなくもう1つのピークです。
ここまでくると韓国の登山者もたくさんいました。


七佛峰

七佛峰(チルプルボン)標高1433m、伽倻山の最高峰です。
牛頭峰から約15分の歩きでした。


遠望(3)

七佛峰からの遠望です。
右奥に見えるピークが牛頭峰です。
階段の下で振り向いているのが現地ガイドさん、
その上の岩場に立っているのがツアーリーダーです。
これからのルートはツアーリーダーがいるところから
左に降りて行きます。


階段

いきなり長い階段がありました。
これからのルートは韓国の登山者も多かったです。
すれ違う時には日本と同じで「アンニョハセヨ!(こんにちは!)」と
挨拶します。
韓国人も明るく応えてくれました。

昔、雪岳山(ソラクサン)に登ったことがありますが、その時と
比べてかなりマナーがよくなっていました。
その頃は登山道にゴミも多く、すれ違う時も譲り合うということも
ありませんでした。
韓国も登山ブームでカラフルなウェアーを着た若者が多かったです。








韓国の山旅(その9)

2012-11-29 | 海外の旅
紅葉

この右側にトイレがあります。
ここで身支度を整えました。
この日はBグループが先行、Aグループが少し遅れてから
出発します。
現地ガイドは同じでしたが、ツアーリーダーは入れ替わりました。
ここも紅葉がきれいでした。

登山道(1)

このあたりはすっかり紅葉が終わっていました。
先頭を歩く現地ガイドは遅い人の足に合わせてゆっくり
歩いています。
日陰では風が冷たかったです。


案内板

今回あるくルートです。
矢印があるところが現在地です。
途中でルートが2つに分かれています。
どのコースをとるかは現地に行って決めるようです。


陽射し

少し陽が射してきました。
コナラやクヌギの木が多かったです。


登山道(2)

Bグループのメンバーです。
登山道はよく踏まれていました。
日本の里山を歩いているような感じでした。


登山道(3)

歩いてきた道を振り返ってみました。
こんな登山道だけなら誰でも歩くことができそうです。


登山道(4)

階段もしっかりとしています。
このあたりの雰囲気は東京の高尾山に似ていました。


注意書き(1)

こんな注意書きがありました。
「山火事に注意」ということのようです。


注意書き(2)

少し歩くとこんな注意書きがありました。
韓国語・英語・中国語・日本語の順に書いてあります。

最後の日本語は意味はわかるのですが、少し変でした。
「ごみやビンビョンはドエガジて来ましょう。」


標識(1)

この標識は慣れると分かりやすいです。
標高が書いてあるのがよいと思いました。


階段

長い階段の登りが続きます。
ここにもゴムマットが敷いてあって歩きやすかったです。


遠望(1)

展望のよいところに着きました。
ここは奉天峰(ボンチョンデ)というところです。
ここで小休止しました。
遠くに見える街が宿泊したホテルがあったところです。


智異山

正面奥に智異山(チリサン)が見えます。
標高1915m、韓国本土で一番高い山です。
ちなみに韓国で一番高い山は済州島にある漢拏山(ハルラサン)で
標高1950mです。

韓国には2000以上の山がありません。
韓国の登山者が日本の北アルプスに憧れてくるのもわかるような
気がします。


遠望(2)

更に左のほうにも山が見えます。
現地ガイドに聞きましたが、山の名前は知らないといっていました。


奉天台

奉天台はこんなところです。
我々(Bグループ)が着いてからしばらくしてAグループが出発しました。
途中の休憩時間でA、Bが入れ替わったので、このようになりました。
いずれにしても2つのグループはそれほど離れていませんでした。


標識(2)

ここは標高1370mです。
左の割れ目には氷ができていました。
日陰に入ると急に気温が低くなります。
この時期は日向と日陰ではかなりの温度差があるようでした。

韓国の山旅(その8)

2012-11-28 | 海外の旅

登山口

登山口です。
これからお寺を抜けて行きます。

紅葉(1)

まだ真っ赤なモミジが残っていました。
天気はよさそうです。
時間は午前7時、気温は5~6℃くらいでした。


紅葉(2)

歩いている右奥です。
ここにも紅葉が残っていました。
まだ太陽があたっていないので、色がよくでて
いませんでした。


海印寺(へインサ)

伽倻山・海印寺(カヤサン・へインサ)と読みます。
海印寺は森羅時代の802年に建立された名刹です。
韓国では、仏教における三宝(仏・法・僧)の寺として
「海印寺(へインサ)=法」、「通度寺(トンドサ)=仏」、
「松広寺(ソングァンサ)=僧」が三大名刹として
知られています。
このお寺はその3つのうちの1つです。


世界遺産の石碑

1995年に世界遺産に指定されました。
大きな石の記念碑がありました。


紅葉(3)

山の上のほうをみると朝日が射してきました。
紅葉がきれいでした。


第2の門

2つ目の門を潜ります。


第3の門

3つ目の門です。
この石段を登れば本殿があるようです。


九光楼

かなり広いところにでました。
正面が九光楼という建物です。
日本のお寺や神社のようにお賽銭箱がありません。


お釈迦さまの骨

これはお釈迦様の骨だそうです。
この本殿に納められているそうです。


梵鐘楼

左奥に梵鐘楼がありました。
太鼓・梵鐘・木魚・雲板のセットです。
手前にはたくさんのハスの花が浮かんでいました。


僧侶

僧侶が右からきて左の木戸に入るところでした。
寒いので帽子を被っていました。


三層石塔

右の石塔も珍しいそうです。
みんなが足早に通り過ぎています。
あまりゆっくりできませんでした。


経楼

この中に木版の「高麗八万大蔵経」が納められています。
高麗時代に北方遊牧民(元)の侵略から国を守るために
15年もの歳月と莫大な労力・費用をかけて製作されたそうです。
現存する大蔵経の中でも最高峰のものとされています。


経楼の内部

内部は見ることができませんでしたが、表に大きな写真が
飾ってありました。
幾つもの棚に仕切られて木版が保管されているようです。


本堂

この中には大きなお釈迦さまの像がありました。
建物の壁にはお釈迦さまの一生のようすが描かれています。



甘露水

すぐ近くに水がでていました。
折角なので、飲んでみました。
冷たくて美味しい水でした。

この海印寺はかなり広い敷地です。
ゆっくり見学するには2時間くらい欲しいところでした。



今朝は冷え込んでいます。外気温はみたら、4℃でした。
今日はこれから奥多摩の山を歩いてきます。
みなさんのところにご訪問できないと思います。
ご容赦ください。



韓国の山旅(その7)

2012-11-27 | 海外の旅
下り階段

下り階段です。
白く雪が残っています。
でもゴムマットが敷いてあるので、滑りませんでした。
このゴムマットはグッドアイデアだと思いました。
アイゼンを履いていても階段の保護にもなります。


登山道(1)

ここの岩は凍りついていました。
気温がグングン下がってきています。




おもしろい形の岩がありました。
転げ落ちてきたような感じです。
「落石注意!」のマークに使えそうでした。


登山道(2)

降りてきた登山道を振り返ってみました。
このあたりは意外と歩きやすかったです。


標識

標識がありました。
左面には目的地までの距離、正面には標識番号と標高が
表示されています。
目的地まであと0.5キロ、ここの標高は500mです。


下山口

下山口に到着しました。
この日の歩程は7時間30分でした。




バスが待っている駐車場まで歩きます。
途中に柿の木があり、たくさんの柿がなっていました。

紅葉(1)

紅葉がきれいでした。
この先に駐車場があり、バスが待っています。
時間は午後5時です。
これからバスで伽倻山(カヤサン)の麓にある陝川(パプチョン)まで
移動します。
約2時間の移動です。



夕食メニュー

この日もホテルに入る前に夕食会場に直行です。
ここも田舎料理だそうです。
魚に飢えている私は早速箸をつけました。


豚肉料理

豚肉の料理です。
確か「ブルコギ」とかいっていたような気がします。

マツタケ

大きな茶碗にマツタケの「お吸い物」がでてきました。
ここで採れたマツタケだそうです。
香りがあって美味しかったです。


*****************************************

朝食メニュー

韓国にきて3日目の朝です。
この日も朝が早く、5:00起床、6時朝食、6時30分出発です。
日本の山でも4時起床、5時朝食というところが多いですが、
朝食と出発までが30分しかないのは厳しいです。
朝食は大きな茶碗に入った味噌汁とご飯でした。
トッピングとしてキムチなどの漬物がありました。


道路

ホテルから10分ほどバスに乗って登山口まできました。
しばらくは車道に沿って歩きます。

紅葉(2)

この頃になるとだいぶ明るくなってきました。
この日は2つ目の山である、伽倻山(カヤサン)の登山です。
前日の俗離山(ソンニサン)よりこちらに期待している
人も多かったです。
麓ではまだ紅葉がきれいでした。


付 録


地図(1)

韓国北部の地図です。
この日歩いた「俗離山」はソウルよりかなり南でした。
この地図で大田の少し北に位置しています。



地図(2)

登山ルートです。
左の法住寺から右にルートをとり、毘慮峰から天皇峰をピストンしました。
そこから神仙台~文蔵台と歩き、オソン橋に降りてきました。
約7時間30分の歩きでしたが、晴天に恵まれ楽しく歩くことが
できてよかったです。

韓国の山旅(その6)

2012-11-26 | 海外の旅
小屋

韓国の小屋(休憩所)です。
ここでは「チヂミ}が有名だそうです。


チヂミ

これがそのチヂミです。
焼きたてのアツアツです。
野菜が入っていて美味しかったです。
韓国のガイドがご馳走してくれました。

遠望(1)

小屋の裏の岩場からの展望です。
これから歩く稜線がよく見えました。


登山道(1)

少し下ります。
登山道には雪が残っていました。


遠望(2)

これから歩くルートです。
かなりアップダウンがあるようです。


遠望(3)

右が目的のピークです。


遠望(4)

ズーミングして見ました。
岩場にはハシゴがあり、頂上に人影が見えます。

登山道(2)

ここは比較的歩きやすい登山道でした。
白く見えるのは前夜に降った雪です。



笹の葉っぱにも雪が積もっていました。
日陰での気温は5℃くらいでした。


階段

展望台に登る最後の階段です。
槍ヶ岳のハシゴもこのくらいの傾斜なら登りやすいと思います。
あの山の最後のハシゴはほぼ垂直でした。


遠望(5)

文蔵台(ムンザンデ)の頂上からの遠望です。
ここは標高1054mです。
これから歩く尾根が続いています。


遠望(6)

歩いてきた尾根がよく見えます。
天皇峰(チョンワンボン)からここまで約2時間20分でした。

遠望(7)

このあたり一帯は花崗岩でできた山です。
下のほうにはまだ幾らか紅葉が残っていました。


文蔵台(1)

山の標識は展望台ではなく下のほうにありました。
韓国なのに漢字で彫ってありました。



文蔵台(2)

すぐ隣に韓国語の標識もありました。
韓国の若者が記念写真を撮っていました。
別ルートでここまで上がってきたようです。
これから降りて行きます。



韓国の山旅(その5)

2012-11-25 | 海外の旅
遠望(1)

木々の間から遠くが眺められました。
白く見えるところが我々が宿泊したホテルがある街のようです。
お寺はもっと右下にあります。

登山道(1)

前を行く二人が私を含めて単独参加の男性です。
それぞれ独身?同士だったので、すぐに意気投合しました。


アラレ

前夜はかなり冷え込んだようです。
日陰にアラレが残っていました。

シモバシラ

登山道の脇に大きなシモバシラができていました。
韓国でも南のほうですが、気温は低いようです。


遠望(2)

このあたりの山は花崗岩でできています。
山はもうすっかり冬枯れの装いでした。


遠望(3)

韓国の山々です。
それほど高い山はありませんが、韓国にも山が
多いことがよくわかります。


頂上

ピークに到着しました。
天王峯(チョンワンボン)標高1058m、
俗離山(ソンニサン)の最高峰です。
登山道を歩きだしてから2時間40分でした。
天王峯は天皇峯とも書きます。


ランチ

ここでランチでした。
韓国のり巻です。
タクアンなども入っていて美味しかったです。


パノラマ

頂上からの展望をパノラマで撮ってみました。
これから向かう稜線がよく見えました。

岩くぐり

食後、再び歩き出しました。
大きな岩の間を潜って行きます。
筑波山の「胎内くぐり」を思い出しました。


登山道(2)

緩やかな登りが続きます。
クマ笹が風に揺れて音をたてていました。



階段(1)

今度は大きく下ります。
このコースにはかなりのアップダウンがありました。
日陰に入ると急に風が冷たくなります。
ここにも霜柱が残っていました。


大岩

おもしろい岩があります。
誰かの顔に似ていました。


登山道(3)

再び大きく下ります。
日が当たると暖かいです。
私はシャツ1枚で歩いていました。


青空

青空が目に痛いくらいです。
葉っぱがすっかり落ちていました。


登山道(4)

クマ笹の中をゆっくり歩いています。
登山道はよく踏まれていました。


韓国の山旅(その4)

2012-11-24 | 海外の旅
大きい岩

大きな岩の横を通ります。
岩には何か文字が書いてありました。

沢(1)

沢に沿って歩いています。
大きな岩に苔が生えていました。

説明板

こんな説明板がありました。
ここで韓国の王様が沐浴をしたそうです。


沐浴沼

説明板にあった写真と同じ場所です。
手前のところが深くなっています。
ここなら沐浴ができそうです。


紅葉

分岐に着きました。
真っ赤なモミジが出迎えてくれました。


休息所

この奥にトイレがありました。
ここは休憩所になっているようです。
まだ、時間が早いので誰もいませんでした。


標識(1)

ここを右に進みます。
いよいよ登山の始まりです。
ここで23名を2つのグループに分けました。
参加名簿の順にAグループ12名、Bグループ11名です。
私はBグループに入りました。
Aグループが先行し、少し遅れてBグループが続きます。



沢(2)

静かな沢です。
ここは標高350mです。
水は冷たそうでした。


登山道(1)

ここから登山道です。
赤いザックを背負って歩いているのは私です。
ツアーリーダーから撮って貰いました。


登山道(2)

雑木林の中の登山道です。
何となく日本の山に似ていました。


階段(1)

歩きにくいところにはしっかりした階段が
付けられています。
韓国では原則として右側通行です。


一枚岩

大きな一枚岩です。
松がしっかりと立っていました。


大きな岩(2)

大きな岩が行く手を阻んでいます。
この岩の下を潜って進みます。



紅葉

このあたりの紅葉は既に終わっているようでした。
モミジの葉っぱが縮れていました。



標識(2)

こんな標識がありました。
ここには標識番号と標高も表示されています。


階段(2)

今度は木製の階段です。
ステップは歩きやすい段差で作られていました。
暖かい日差しが降り注いでいました。




韓国の山旅(その3)

2012-11-23 | 海外の旅
ツアーリーダー

一番後ろを歩いているのは女性のツアーリーダーです。
今年2月の「会津のスノーシュー」で一緒でした。
顔馴染みのツアーリーダーだと安心です。
しばらくはこのような林道歩きが続きます。


禁煙マーク

韓国の山は全面禁煙です。
そうでなくても乾燥しているので、自然発生的な山火事が
多いそうです。
喫煙が見つかると30万ウォン(約3万円)の罰金だそうです。


現地ガイド

現地ガイドのKさんです。
この水を飲むと元気が出るそうです。
彼は日本の山にもたくさん登っているようです。


山門

大きな山門が見えてきました。
彫刻が素晴らしかったです。


説明文

ここは法住寺(ポッチュサ)というお寺です。
新羅時代に創建された名刹だそうです。
ここから登る山は俗離山(ソンニサン)といいます。



朝もや

きれいな川が流れています。
朝日が差し込んで朝もやが発生していました。


モミジ

きれいなモミジがありました。
ここは韓国でも南のほうです。
日本と気候はあまり変わらないようです。


金剛門

日本の仁王門のようです。
両脇に四天王のような絵が描かれていました。


観音像(1)

大きな観音像が立っていました。
高さはどのくらいあるのでしょうか?


五重塔

ここではこの五重塔も有名です。
木造の五重塔としては珍しいそうです。



観音像(2)

観音像を正面から眺めてみました。


観音像(3)

今度はお顔の部分だけズーミングして
みました。
なかなか優しそうなお顔をしています。




梵鐘閣

韓国の代表的な梵鐘閣です。
梵鐘閣とは法鼓→畜生界、梵鐘→地獄、木魚→水の中、雲板→空中
に漂うすべての衆生を音で達成させるものだそうです。


メンバー

今回の参加メンバーは男性より女性が圧倒的に多かったです。
中にはどこかでお会いした人もいました。




池に山が写っていてきれいでした。
気温が少しずつ上がってきています。



マッコリ

このカメの中には「マッコリ」が入っているそうです。
「マッコリ」とは日本のドブロクのようなお酒です。
あとで、ホテルで飲んでみましたが、意外と飲みやすい
お酒でした。
但し、飲み口がよいので飲み過ぎないよう注意が必要です。







韓国の山旅(その2)

2012-11-22 | 海外の旅
空港の外

入国手続きを済ませ、空港の外に出てみました。
太陽が沈むところです。
時差がないので、異国に来たという感じはありませんでした。


大型バス

ここで全員集合してバスに乗ってホテルに向かいます。
今回は東京から13名、福岡から4名、大阪から4名、名古屋から2名、
合計23名です。
他にツアーリーダーが2名、登山講師が1名参加していました。
福岡から釜山までは55分、大阪(関空)からは1時間20分、名古屋(中部)からは
1時間40分です。
福岡からの4名は一番早く到着して空港内で待っていたようです。
なお、現地ガイドも2名合流しました。


軽食(1)

途中、高速道路のSAに寄りました。
ここではいろんな物が売られていました。


軽食(2)

ソーセージとさつま揚げです。
成田で¥5000を両替したら、5万7000ウォンになりました。
ガイドは「0(ゼロ)を一つとれば大体日本円になります。」
と話していました。


軽食(3)

これもさつま揚げのようです。
誰かが肉まんを買ったらたくさんあったので「どうぞ!」といって
差し出してくれました。
温かくて美味しかったです。


バスの中

空港から目的のホテルまでは約3時間の移動です。
夕食はかなり遅くなります。
大型バスだったので、席はゆったりでした。


夕食メニュー

ホテルに着いたら、部屋に入る前に夕食会場に直行しました。
韓国の「田舎料理」だそうです。
これで4人分です。



鍋には豚肉が入っていました。
今回は女性が多くて、単独参加の男性は私を含めて
3名でした。
他にご夫婦が2組いました。


韓国ビール

食事の前に先ずビールです。
ここでは1本4000ウォンでした。


スズメバチのお酒

最初の夜は名古屋から参加された男性と同室でした。
彼とは今年5月に行った「島根の山旅」でご一緒でした。
約半年ぶりの再会でした。

約束していた「スズメバチの焼酎」を持参してくれました。
生きているスズメバチを捕まえて焼酎に漬けるそうです。
「元気の源(みなもと)」だといっていました。

レイクヒルズ俗離山ホテル

韓国での一夜が明けました。
昨夜、このホテルに着いた時は真っ暗でようすがわかりませんでした。
外にでてみるとなかなか立派なホテルでした。


紅葉

すぐ近くに紅葉したモミジがありました。
外気温は5℃くらいです。
まだ、朝露に濡れていました。


イチョウ

イチョウの葉っぱはすっかり落ちていました。
この日は6時起床、7時朝食、7時30分出発です。
ここは報恩(ぼうし)という村です。
ここからバスで20分ほど移動し、舎乃里(さねり)というところまで入りました。


朝市

舎乃里(さねり)は標高350mです。
ここから歩き出しました。
道路脇では朝市の準備をしていました。




韓国の山旅(その1)

2012-11-21 | 海外の旅
11月1日から4日まで韓国の山を歩いてきました。
そのようすをご紹介します。

モニュメント

成田空港のモニュメントです。
何をイメージしているのでしょうか?
反対側にはブルーのモニュメントがありました。


表示板

大きな表示板がありました。
私が搭乗する飛行機は13時55分発釜山行きです。


ザック

今回はこのザック1つで出かけました。
3泊4日の山旅です。
この中に雨具、防寒具、着替え一式、カメラと携帯の充電器、
ヘッドランプ等山で必要なものはすべて入っています。
液体物やストックは機内手荷物として持ち込めません。
日本の山登りより軽くて重量は5キロでした。


オーロラビジョン

集合時間よりかなり早く着いたので、このオーロラビジョンを
見て時間を潰しました。
日本の四季が画面一杯に映し出されていました。


出発ゲート

荷物検査、出国手続きを済ませ、出発ゲートで待機です。
58番ゲートは成田空港でも一番外れになります。
案内表示は日本語、韓国語、英語と繰り返し表示されていました。


空港

渡されたチケットには席が指定されていました。
でも空いているようだったので、窓側にチェンジして貰いました。
周りには日本に観光に来て韓国に帰る修学旅行の女学生が
たくさんいました。
右奥に見えるのが管制塔です。

ターミナルビル

離陸に備えて滑走路まで動き出しました。
空港ビルの「Narita Airport Terminal 1」の文字が見送ってくれました。


管制塔

メイン滑走路に向かって静かに動いています。
管制塔の位置が変わりました。



空からの眺め

定刻に離陸しました。
窓の下には山が見えますが、どのあたりの山かわかりません。


機内食

しばらくすると機内食が配られました。
飲み物はビールです。
機内食は鶏肉が入ったチャーハンでした。




窓の下には海が広がっていました。
どうやら、日本海にでたようです。



釜山の街

陸地が見えてきました。
時間にして約2時間くらいでした。




入り組んだ岬が幾つか見えます。
船がたくさん往来していました。


ビル群

たくさんの高層ビルが建ち並んでいます。
マンションのようでした。

機影

乗っている飛行機の機影です。
まもなく着陸態勢に入ります。


釜山空港(1)

釜山・金海(キメ)空港に無事着陸しました。
成田から規定時間で2時間20分です。
奥に見える塔は管制塔のようです。


釜山空港(2)

時間は午後4時30分です。
韓国と日本の間には時差がありません。
太陽がだいぶ西に傾いていました。

霞沢岳(最終回)

2012-11-20 | 北アルプス
本日が最終回です。

霞沢岳

左手に大きな山が見えてきました。
正面奥に見えるのが霞沢岳のようです。
ここから眺めてもたくさんのピークがあることが
よくわかります。
小屋から往復9時間はなかなかのものでした。


木道

再び木道が続きます。
このあたりにも春にはニリンソウが群生しています。
花全体が緑色をしたミドリニリンソウを見つけたのも
このあたりでした。



稜線

穂高連峰がよく見えます。
これだけきれいに見えるのは珍しいと思います。


梓川

梓川の流れです。
時々吹いてくる風が頬に気持ちよかったです。


穂高連峰(1)

梓川と穂高連峰です。
右奥の前穂は手前の山に隠れて見えません。
岳沢ヒュッテがよく見えました。


かっぱ橋(1)

かっぱ橋に到着しました。
徳本峠の小屋をでてから3時間20分でした。


かっぱ橋(2)

橋の上から穂高連峰を眺めています。
この日、この場所にいる人だけの特権です。


穂高連峰(2)

橋の中央から眺めた穂高連峰です。
何度もこの場所から眺めていますが、いつも補高に雲が
かかっていました。

正面奥が奥穂高岳、その左がジャンダルム、大きく下がって
更に左に天狗も見えます。


焼岳

反対側です。
気持ちよいのか河原にたくさんの人が降りています。
焼岳もきれいに見えています。

梓川とかっぱ橋

これからバスターミナルに向かいます。
河原に身を乗り出してかっぱ橋を撮ってみました。
旅行会社のパンフレットによくあるショットです。


カラマツの紅葉(1)

バスターミナルに着きました。
ここで松本までのバスと電車のチケットを予約しました。
バスは新島々まででそこから電車に乗り換えます。

カラマツの紅葉(2)

カラマツの紅葉がきれいでした。
ここにはマイカーは入ってくることはできません。
これはここで働く関係者の車のようです。

紅葉(1)

バスの中からのショットです。
焼岳もよく見えています。



紅葉(2)

これもバスの中からのショットです。
紅葉がきれいでした。


新島々

新島々の駅に着きました。
ここから電車に乗って松本に向かいます。

低公害車

上高地から乗ってきたバスです。
低公害車で新島々と上高地の間をピストンしています。


松本電鉄

新島々からこの電車で松本に向かいます。
松本までは約30分の乗車です。

※松本駅で食事をして特急あずさに乗りました。
電車だとバスと違って時間が計算できるので安心です。
夕方には無事に帰宅できました。

※今回の山は3日間で約33キロ、累積標高(上り)2785m、
累積標高(下り)2001m、なかなか素晴らしい山行でした。

※明日から「韓国の山旅」をご紹介します。
ぜひ、ご覧ください。


霞沢岳(その11)

2012-11-19 | 北アルプス
嘉門次小屋

ここはイワナの塩焼きが有名です。
イワナは右奥の囲炉裏で炭で焼いています。
朝早くからたくさんのお客さんがいました。

木道(1)

きれいに整備された木道が続きます。
春にはニリンソウの群落が見られます。



明神岳

明神岳が大きく迫ってきました。
青空が目に痛いくらいです。


木道(2)

静かな木道歩きです。
基本的には左側通行となっています。


紅葉(1)

きれいな紅葉が目に飛び込んできました。
葉っぱの姿からハウチワカエデのようです。


紅葉(2)

少し離れたところにありました。
紅葉は逆光からみると色が鮮やかに見えます。


紅葉(3)

ここは紅葉と黄葉が混在しています。
色で区別する場合もあるようですが、すべて紅葉と
呼んでよいような気がします。


紅葉(4)

この下を梓川が流れています。
やはり太陽の光があると色も鮮やかです。


木道(3)

板張りになっていて歩きやすいところです。
このあたりから人が増えてきました。


焼岳(1)

梓川の河原です。
遠くに焼岳が頭を覗かせていました。




この紅葉が一番目立っていました。
大きかったので、縦にして撮りました。




紅葉(5)

これもハウチワカエデのようです。
緑から黄色、そして赤と変化するようすが
よくわかります。



焼岳(2)

河原に少しでてみました。
ここから焼岳がよく見えます。
霞沢岳の稜線から眺めた亀裂もはっきりと
わかります。


清流(1)

歩いている途中にこのような清流が幾つかあります。
水は透き通っていてきれいでした。


山ガール

山ガールが足早に通り過ぎて行きました。
山に登るよりファッションを楽しんでいるようでした。


清流(2)

水面に木や空の雲が反射しています。
このようなアングルから撮るとよい絵になります。
もう少し歩きます。



霞沢岳(その10)

2012-11-18 | 北アルプス
明神岳(1)

明神岳が見えてきました。
ここから眺める明神岳もかなり大きく見えます。


標識

明神まであと1.8キロです。
ここの下りは気持ちよく歩けました。


登山道

静かな登山道です。
落ち葉が快い音をたてていました。

シダの群生

シダの群生です。
これが現れるとそろそろ明神に到着します。


登山口

上高地の登山道との合流点です。
ここまで徳本の小屋から約1時間でした。

明神岳(2)

明神岳が大きくそびえています。
一番左が五峰で最高峰はこの奥にあります。


明神橋

明神館に到着しました。
徳本峠から約1時間20分でした。
ここも宿泊できますが、まだ泊まったことがありません。

玄関

ここが玄関です。
「朝焼けの宿」と書いてあります。
きれいな朝焼けが見られるようです。


明神橋(1)

明神橋を渡って梓川の対岸に行きます。
今回はかっぱ橋まで梓川の右岸を歩きます。


梓川の上流

梓川の上流です。
この川の水が夏でも冷たくて長くは手を入れていられません。
雪解け水が流れているようです。


梓川の下流

こちらは下流の方向です。
川に生えている木はケショウヤナギです。


明神橋(2)

明神橋を渡り終えて歩いてきた方向を眺めてみました。
この橋は吊り橋になっています。
しっかり固定されているので、揺れは感じません。


穂高神社の奥の院

穂高神社の奥の院です。
穂高神社は穂高駅の近くにありますが、まだ立ち寄ったことが
ありません。
とりあえず、ここで今回の無事に感謝してお参りしました。


全体

穂高神社の奥の院はこの正面突き当たりにあります。
明神池は左側です。
入るには入場料が必要です。
拝観料は¥300でした。

霞沢岳(その9)

2012-11-17 | 北アルプス
ジャンクションピーク

ジャンクションピークに到着です。
霞沢岳から約3時間の歩きでした。

展望

ここからの展望は素晴らしいです。
正面の下に街が見えますが、松本の街でしょうか?
太陽がだいぶ西に傾いてきました。


樹林帯

ここからは小屋に向かってひたすら下るだけです。
シラビソの小さな木がたくさんありました。
種が落ちて自然に生えてくるようです。


穂高岳連峰(1)

穂高岳連峰に雲がかかっています。
朝はよく晴れていても午後になると雲が湧いてくるのが
山の天気です。

前穂高岳

前穂高岳をズーミングしてみました。
今年の夏にヒュッテ西岳から槍ヶ岳を眺めたことを
思い出しました。


テント場

テント場に到着しました。
この徳本峠を出発してここに戻るまで9時間15分の歩きでした。
この日は休日だったので、テント場も小屋も満員でした。

旧館の寝室

旧館の寝室です。
新館とほぼ同じですが、梁が低いので頭に要注意です。
初日はこの旧館、2日目は新館に寝ることができました。
スペースとしては畳1枚まではありません。
寝返りを打つと、隣の人の顔が目の前にきます。
それでも一人1枚の掛け布団が貰えたので、幸せでした。


夕食メニュー

夕食メニューです。
小さな小屋でしたが、食事はまずまずでした。

展望台

一夜明けました。
ここを真っすぐ登ると展望台に行けます。


穂高岳連峰(2)

展望台からの穂高岳連峰です。
この日もよい天気でした。


登山道

これから上高地に下ります。
上高地に降りて東京に帰るだけですから、気持ちが楽です。
この日の朝は気温0℃、風がなかったのでそれほど寒くは
ありませんでした。


標識

明神まで3.6キロとあります。
朝はゆっくりで、午前7時に小屋を出発しました。


水場

上高地から登ってくると、ここが最後の水場になります。
この日はすっかり干し上がっていました。
今年は9月になっても暑い日が続き、雨が少なかったようです。
水場について水がないとガッカリします。
「ちから水」がちょろちょろだったのもわかるような気がしました。



霞沢岳(その8)

2012-11-16 | 北アルプス
K1

稜線の上にK1がそびえています。
これからまたあのピークを越えなければなりません。


シラタマノキ

足元にひっそりと咲いていました。
夏の花ですが、私を待っていてくれたようです。
潰すとサロメチールの香りがします。

K1への登り

K1への登りはほぼ直登です。
ピークに人が立っています。
これからこちらにくるようです。


K2

歩いてきた方向を振り返ってみました。
手前がK2、一番奥が霞沢岳です。
なかなか雄大な山でした。
なお、K2には特に標識はありませんでした。

ダケカンバ

大きなダケカンバがたくさんありました。
風雪に耐えて生きてきた木です。
勇気を貰ってきました。

紅葉

沢の一部分に太陽があたっています。
その部分の紅葉がきれいでした。


3つのピーク

だいぶ降りてから3つが見える場所を探しました。
右からK1、正面がK2、一番左が霞沢岳です。
稜線から雲が輪を描いてくれました。


ナナカマド

ナナカマドの紅葉です。
秋の初めからかなり遅くまで楽しめる紅葉です。

ツルリンドウ

ツルリンドウが挨拶にきてくれました。
ムラサキ色のリンドウに似た花を咲かせます。
この赤い実もかわいいです。


P2

P2にきました。
この前にP4とP3があったのですが、素通りしてしまったようです。



霞沢

霞沢です。
登る時とはだいぶ光と影が違っていました。





小さな池です。
行く時は薄氷が張っていました。
気温が上がってすっかり溶けていました。


登山道

静かな登山道です。
1度通った道なので、帰りは速いです。
落ち葉を踏む音が心地よかったです。