山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

オオミスミソウ

2011-04-07 | 山の花

ミスミソウはユキワリソウの仲間です。
新潟県の日本海側に多いとされています。
その中でも佐渡に咲く花は特に花が大きく色の
種類も多いのでオオミスミソウと呼ばれています。



ユキワリソウは白い花が多いとされています。
ここでもたくさんありました。



人里離れた山奥です。
この山の主が佐渡から種を譲り受けて育てて
いるそうです。




花びらが欠けているのは虫にでも食べられた
のでしょうか?
寒さに耐えて懸命に生きていました。



赤と白が混在しています。
花が咲く頃は葉っぱが枯れていて姿が
みえません
葉っぱが三角形をしているので、三角草(ミスミソウ)と
呼ばれています。



淡いピンクもかわいいです。
山は待ってくれますが、花は待ってくれません。



昨年は時期を逸してしまいました。
2年振りに会ってきました。
元気でいてくれてよかったです。



やはり山の花は自然の中でみるのが一番です。
いつまでも残っていて欲しいと思いました。
佐渡でももう咲きだしたようです。
この花からたくさんの元気を貰いました。

セツブンソウ

2011-04-06 | 山の花

この花も春の妖精と呼ばれています。
例年なら3月中旬で消えてしまうのですが、
今年は3月末まで残っていてくれました。




横顔もなかなかかわいいです。
直径は1円玉と同じくらいの大きさです。



花びらにみえるのはガク片です。
花びらは退化してしまいました。
内部で黄色く見えるのが花びらです。



3人姉妹です。
仲良く並んで咲いていました。
やっときた春を楽しんでいるようでした。



こちらも姉妹のようです。
妹がお姉さんのあとを一生懸命追いかけていました。



白いガク片も5~7枚くらいあるようです。
節分の頃咲くのでこの名前がついています。
旧暦の節分なので、3月初旬に咲いて1週間くらいで
消えてしまいます。
今年3月が寒かったので遅くまで咲いていてくれました。
明るい笑顔に元気を貰いました。



◎号 外

ポトマック桜がやっと開花しました。
今年は例年より1週間くらい遅かったようです。



昨日(5日)、観てきました。
私の家から5分くらいのところにあります。
花が大きくてふっくらしています。



まだツボミが多くありました。
咲き始めはピンクできれいです。



花びらはどの桜よりも大きく感じました。
いつもこの桜が咲くのを楽しみにしています。




全体としてはこんな感じです。
1本だけの桜です。
たくさんの人が観にきています。
やはり開花を楽しみにしていたようです。



小さな案内板が落ちていました。
アメリカのポトマック川から里帰りした桜です。
まだ、1週間くらいは楽しめるようです。

アズマイチゲ

2011-04-05 | 山の花

アズマイチゲは関東に多い花とされています。
名前のアズマは東と書いて関東を意味します。
イチゲは一華で花が茎の先に1個咲くという意味です。



こんな姿で首を持ち上げます。
3枚の葉っぱで花を抱えているようです。
こんな姿もなかなかかわいいです。




少し花が開いてきました。
花びらの後ろが淡いピンク色をしています。




大きく咲きました。
花びらに見えるのはガク片で、花びらは退化してありません。
オシベもメシベもたくさんあります。




群生しているとなかなかきれいです。
どの花も太陽の方向を向いて咲いていました。



花びらが薄いピンク色をしています。
まさに春の妖精のようでした。



木の陰から仲良く顔を出しています。
ささやき声が聞こえるようでした。
暖かい春が待ち遠しかったようです。



幅広いガク片とたくさんのオシベ、中心の緑の中にメシベが
みえます。
この花は全体が淡い緑色にみえました。
この時期しか出会えない妖精達です。
みんなで春の暖かさを楽しんでいるようでした。

里山の花

2008-09-29 | 山の花
マムシグサ

8月の終わりごろ、近くの里山を歩いてみました。
フイリマムシグサの実がありました。
少し画像を加工して遊んでみました。
かなり大きな葉でした。


キンミズヒキ

どこででも見られるキンミズヒキです。
5弁花の小さな花がたくさん咲きます。
まだまだ楽しめるようでした。



オオミズアオ

きれいに羽根を広げた蛾が止まっていました。
逆光だったので羽根の裏から姿が透けて見えました。
図鑑で調べたら、「オオミズアオ」という名前でした。
棒でつついてもビクともしません。
なかなか「ガ」が強く根性のある蛾でした。



ガンクビソウ

ガンクビとはキセルのタバコを詰める部分のことで、花が横を向いて
咲いている姿からついたようです。
道端の雑草として見向きもされないようです。
大きいのがオオガンクビソウ、小さいのはヒメガンクビソウと
呼ばれるようです。
晩秋までよく見かけます。



ヤマホトトギス

花びらが下に反り返っています。
ホトトギスの種類にもたくさんあります。
この花は足元の少し薄暗いところに咲いていました。
よくみるとおもしろい姿をしています。

普段はあまり画像の加工などしたことがありません。
いろんな加工ができるようです。
おもしろい遊びだと思いました。

駒止湿原(最終回)

2008-07-17 | 山の花
ズミ

白い花が咲いていました。
別名:コナシ、コリンゴ、、ミツバカイドウなどといいます。
酢実(ズミ)と書きますから、実が酸っぱいのでしょう。
やはり春先の花です。
大きな木になりますが、ここではそれほど大きくは
ありませんでした。
バラ科の花らしく、5弁花がきれいでした。



ヒオウギアヤメ

ヒオウギアヤメをアップにしてみました。
内側にある花弁がそれほど大きくありません。
アヤメは大きく飛び出ています。
このようにしてみると違いがよく分かります。
湿原のお姫さまのようです。



ワタスゲにも立って貰いました。
元気一杯です。
やがて綿毛が飛んでしまうと湿原には本格的な
夏が訪れます。


モウセンゴケ

湿原で生活している食虫植物です。
白い花を咲かせますが、花は終わっていました。
葉っぱに粘液があってそこにくっついた虫などを溶かして栄養にします。
一度食べたたんぱく質の味が忘れられないようです。
小さな虫がくっついたものもたくさんありました。



トキソウ

花弁の色が「トキ色」をしているのでトキソウです。
アサヒランがあれば必ずといっていいほど見つかります。
ここでもかなり奥に咲いていました。
やはり小さな花なので、カメ写りが悪いです。
木道から身を乗り出して、片手撮りでした。
佐渡のトキもそろそろ放鳥の訓練に入るようです。
自分で餌をとって自立するまでにはまだまだ時間がかかるようです。



ワタスゲもアップで見るとそれなりの存在感があります。
こんなに近くで見るのは初めてでした。
尾瀬などでは木道で立ち止まるのは難しいです。
次々に人がやってきます。
もちろん、三脚は禁止になっています。




少し逆光気味に撮って見ました。
風があるとジットしていてくれません。
今回は湿原の花たちとゆっくり遊ぶことができました。
ここだけを目的にしても充分価値があると思います。
花たちとまた会うことを約束して別れました。
楽しい1日でした。

駒止湿原(その2)

2008-07-16 | 山の花

20分ほど奥に入って見ました。
尾瀬と違ってここには木道が1本です。
ところどころに交差する場所があります。
ワタスゲがだんだんと増えてきました。
この日はほとんど人がいませんでした。
静かな歩きができました。




ツルコケモモ

木道の近くにあるツルコケモモです。
腰を低くして撮っていますので、人が多い時は撮影が
難しいでしょうね。
花びらが反り返っていてカタクリのようです。
ツルを出して延びるそうです。





ニッコウキスゲは朝咲いて夕方には萎むという1日花です。
たくさん群生している姿はきれいです。
ヒメサユリもそうでしたが、咲き始めの花は色が濃いようでした。
ここではこれからまだまだ咲きます。




ヒオウギアヤメ、ニッコウキスゲ、ワタスゲの3人が競演しています。
ヒオウギアヤメはそろそろ終わりのようですが、ニッコウキスゲと
ワタスゲはまだまだ楽しめるようでした。
どの花も湿原に似合う花です。



だいぶ奥に入ってきました。
ワタスゲの数も増えています。
空にはスジ雲が流れていました。
梅雨の最中ですが、夏空です。
この雲がでると数日後には天気が崩れます。
予想通り翌日は曇りで2日後には雨が降りました。



ニッコウキスゲ

まだ咲き出してそれほど時間が経っていない姿です。
太陽の光を一杯浴びていました。
花弁は6枚ですが、下のほうでくっついています。
オシベも6個でヤクは少しクロっぽく、花柱は飛び出ています。
1日花なので夕方には萎んでしまいます。
誰にも見られないで萎んでしまう花がある思うと、かわいそうな
気がしました。


ウラジロヨウラク

木道の近くに咲いていました。
ウラジロヨウラクです。
ヨウラクとは仏像に使われている飾り物だそうです。
葉っぱの裏が白いのでウラジロとつきました。
ドウダンツツジなどの仲間です。




全体としてはこんな感じです。
まだ蕾が多くありました。
ガクがもっと長いガクウラジロヨウラクというのもありますが、
ここでは見かけませんでした。
もう少し歩いてみます。

駒止湿原(その1)

2008-07-15 | 山の花
ヒメサユリを見てから、駒止(こまど)湿原に寄ってみました。


タニウツギ

駒止湿原(こまどしつげん)は帰り道の途中にあります。
折角だったので、立ち寄ってみました。
駐車場近くにまだタニウツギが咲いていました。
里では既に終っています。
これもそろそろ終わりのようでした。


ヒオウギアヤメ

湿原に入ると、この花が出迎えてくれました。
ヒオウギアヤメといいます。
アヤメは乾いたところで咲きますが、これは湿地を好みます。
葉っぱが桧扇(ヒオウギ)に似ていて、花がアヤメに似ているので
この名があります。
里でみるアヤメよりかなりスマートです。


ニッコウキスゲ

花が黄色く葉っぱがスゲに似ていて、日光あたりに多いので
ニッコウキスゲという名前になりました。
別名:ゼンテイカともいいます。
「前庭花」と書き、中禅寺湖を庭に見立てた名前だそうです。
何ともスケールの大きい名前です。



ヒオウギアヤメ(白)

しばらく歩くと白いヒオウギアヤメがありました。
突然変異のようです。
環境の変化の影響もあるのでしょうか?
初めて出会いました。



アサヒラン

足元に小さな花がありました。
アサヒラン、別名:サワランといいます。
この花は小さくてなかなか焦点が合いません。
いつも「ボケボケ」の写真です。
人間に移らなければよいが・・・と思っています。
これ以上開かない花です。
触(さわ)っても、「サワラン!」といえばよさそうです。



ツルコケモモ


これも小さい花です。
背丈が10cmくらいしかありません。
ツツジ科の植物で、これでも立派な木です。
花は7~8mmくらいでしょうか。
本州の中部以北から北海道の湿原に棲息しています。
気がつかないと通り過ぎてしまいます。




ワタスゲ

この時期の主役です。
花は目立ちませんが、花が終わった後の綿毛がいいです。
風に揺れている様子は何ともいえません。
湿原でこれをみると夏が近いことを思います。
行けるところまで歩いてみることにしました。

会津田島(最終回)

2008-07-14 | 山の花
クルマバハグマ

少し丘に登ったところに葉っぱが大きな植物がありました。
「クルマバハグマ」です。
「ハグマ」とはヤクの毛で作った仏具だそうです。
まだ蕾ですが、小さな花がたくさん咲いてきます。
カシワバハグマ、モミジバハグマ、キッコウハグマなど
仲間も多い植物です。



オニアザミ

大きなアザミがありました。
「オニアザミ」です。
花は下を向いて咲きます。
葉っぱに鋭いトゲがあり、うっかり触るとたいへんです。
環境に強い花です。




ヒメサユリの蕾だけのものがありました。
蕾の時はかなり濃い色をしています。
花が咲くまで6~7年といいますから、これもやっと
出番が来たようです。
花も咲いた時は嬉しいのでしょうね。






ヒメサユリのようにたくさん花が咲いているとどれを主役にするか
迷うことがあります。
そのような場合は最初に微笑んでくれたのを選びます。
やはり3人娘くらいが一番撮りやすかったようです。



同じ3人娘でもこれが一番元気がありました。
若い花のようです。
時々こんな花が声を掛けてくれます。
スッと背伸びした姿が印象的でした。



この日一番の大家族です。
1本の茎から8個の花をつけていました。
昔は大家族が多く、子供達も小さい時からそれぞれ仕事などを
分担してやりました。
学校から帰ると鍬が置いてあり、それを持って山の畑に行って
耕しました。
片道30分くらいかかる畑でした。
小学2~3年生でも立派に大人の仕事を手伝いました。
今は少子化で「もまれる」こともないようです。
こんな花を見て昔を思い出しました。




福島県南会津町、「高清水自然園」はこんなところです。
ヒメサユリの里として10年くらい前から知られるようになったそうです。
その昔は木道などもなく、好きなように歩けたようです。
春先に野焼きして害虫駆除したり、手入れもたいへんのようです。
今年は7日で閉園になりました。
たくさんのヒメサユリの出会い、満足して園を出ました。


会津田島(その3)

2008-07-13 | 山の花
ミヤマナルコユリ

低いところでみるナルコユリよりも葉っぱが広くて短いです。
花も大きいようでした。
遊歩道のところどころに顔を出していました。
奥深いところに咲くので「深山(ミヤマ)」がつくようです。



ハナニガナ

低いところで咲いている二ガナは花びらが5~6枚です。
それ以上あるとハナニガナになります。
小さい花ですが、しっかりと個性を発揮しています。
風に揺れてなかなかジッとしていませんでした。




これは1つの茎から5本花を咲かせています。
人間でいえば50代です。
熟女というところでしょうか。

昨日の山歩きには熟女をとっくに過ぎた?女性が5~6人いました。
古希を迎えた人もチラホラでした。
みんな暑さにも負けず元気でした。



これは仲良く寄り添っています。
双子のようです。
顔もよく似ていました。
こんな仲良しに出会うと微笑ましくなりますね。





これも花を2個つけていました。
ここにはいろんな数のヒメサユリが咲いています。
1年に1個咲くとは限らないようです。
統計を取ってみるとおもしろいでしょうね。



たくさんの花の中で1本だけ白い花がありました。
色がみんなと違うので少し控えめに咲いています。
ピンクの花の中で目立っていました。
突然変異のようです。




やはり1輪がいいですね。
これはまだ咲いてから時間が経っていないようでした。
「オトメユリ」の名前にピッタリです。
ヒメサユリは1日で枯れてしまう花ではないそうです。
長いものでは3日くらい咲いているそうです。
たくさんのヒメサユリに会いました。
遊歩道を奥まで歩き、少し山の上に登ります。

会津田島(その2)

2008-07-12 | 山の花
ヒメサユリ特集


花の数もいろいろです。
これは3人ですから姦(かしま)しいようでした。
遠くから来た人が珍しいのか、重なり合ってこちらを見ていました。
色が濃いので咲き始めのようです。



1輪咲いている姿は「オトメユリ」の名前にピッタリです。
探せばかなりありました。
来年は何人になるのでしょうか?



これはかなり多かったです。
7個くらいあったと思います。
6年で生まれ変わるそうですから、今年で終わりの花かも知れません。
一般に花はたくさん咲くと翌年は少ないといわれています。
疲れるのでしょうね。




2輪ぐらいが丁度よいようです。
たくさん咲いているので、よい姿を探すのにたいへんでした。
この日は平日だったので人も少なかったようです。
狭い木道ですから、平日でよかったと思います。
地元の人が圧倒的の多かったです。
「福島弁」が飛び交っていました。



これも2輪ですが、上の花が下の花を押さえつけています。
広い場所があるので、少し方向を変えれば楽だと思うのですが・・・
どうも融通が利かないようです。
花の世界もいろいろあるようです。





同じ3人姉妹でもこれだけそっぽを向いているのもおもしろいですね。
女姉妹を持った経験がありませんが、3人いると一番下がしっかり
しているそうです。
上の2人を見て育つからでしょうか?
経験者がいっていました。




やはり1人がいいです。
初々しさがありました。
これが数年経つと変わってくるのでしょうか。
決して電車の中でお化粧するような「オトメ」には
なって欲しくないと思いました。
小さい時からの躾が大事ですね。




かなり広い園内です。
ヒメサユリ以外はワラビが大きくなって葉っぱを広げていました。
手前に食べ頃のワラビがみえます。
ユリを踏むのでワラビも採っていけないそうです。
ワラビは強い植物です。
そのうちユリが負けるのではないかと心配になりました。
もう少し続きます。

会津田島(その1)

2008-07-11 | 山の花
日本でも新潟県・山形県・福島県にしか咲かないという「ヒメサユリ」に会いに行ってきました。
場所は福島県の会津田島です。


ウチョウラン(1)
東北道を那須塩原で降りました。
途中の道の駅で見つけた「ウチョウラン」です。
本来は山の崖などに自生しているランです。
ここでは鉢植えで売っていました。




高さが10cmにも満たない小さな花です。
愛好家の間では人気が高いようです。
これは種から育てたようです。
買って帰っても環境が変わるとうまく育たないので、写真だけにしました。


ヒメサユリの群生地

インターをでてから1時間半くらい走ったところに「ヒメサユリ」の
群生地がありました。
ここは福島県南会津町といいます。
「日本一のヒメサユリの里」と呼ばれ、100万本のヒメサユリが
自生しているとのことでした。
遊歩道があり、30分くらいで1周できます。



ヒメサユリ

ユリは普通球根で増えますが、ヒメサユリは種から増えるそうです。
種が発芽して花が咲くまで最低でも5~6年はかかるとのことでした。
別名:オトメユリとも呼ばれています。
名前のとおり、可憐な花でした。






1本の茎に3~5個花がついています。
ユリは1年に1個ずつ花を増やすといわれていますが、
これは2個同時に増えたりと決まっていないそうです。
6年くらいで生まれ変わるそうです。





最初は色が濃く、だんだんと薄くなるそうです。
この日は天気もよく花もたくさん咲いていました。
少し太陽が高くて逆光の花が多かったようです。
時間をたっぷりかけて鑑賞しました。
何回かにわけていろんな姿をご紹介します。



サクラ

2008-03-29 | 山の花
ポトマック桜


ポトマック桜といいます。
アメリカのワシントンにあるポトマック川に咲いている桜だそうですが、
その子孫が里帰りしています。
1本だけですが、ソメイヨシノより少し早く咲きます。
今年は何故か、仲良く咲き出しました。







かなり大きな花びらです。
淡いピンクがかかっています。
ソメイヨシノよりも長く咲いています。
なかなか印象が強い花です。








全体はこんな感じです。
かなり大きな木です。
毎年楽しみにしています。
ソメイヨシノも満開になったようです。
今日は花見で忙しいでしょうね。
大いに楽しんでください。


これから八ヶ岳に行ってきます。スノートレッキングを楽しんできます。

里山

2008-03-28 | 山の花
里山を歩いてきました

春景色



のどかな山村風景が広がっています。
遠くにはまだ梅が咲き誇っていました。
何軒かの家があるようです。
この日は天気もよくてのんびり歩けました。
約4時間くらいのコースです。
散歩には丁度よい時間です。
春の日差しが暖かく感じました。




アセビ


冬には小さな赤い蕾でしたが、立派な花を咲かせていました。
ご存知「馬酔木(アセビ)」です。
有毒で馬が食べると酔ったようになるそうです。
かなり大きな木になります。
山では白い花ですが、公園などには赤い花もあります。
園芸用に改良されたもののようです。





キブシ


木五倍子(キブシ)の花です。
種を黒い染料にしたそうです。
小さい花が房状になってぶら下がっています。
カンザシのようですね。
この花をみると春の訪れを感じます。
沢筋などにもよく自生しています。




レンギョウ


里に降りてきました。
公園などにもたくさん咲いています。
レンギョウにも幾つかの種類があるようです。
中国が原産地のようです。





ヒュウガミズキ


名前の通り、宮崎県(日向)が原産です。
細い枝に小さい花がたくさん咲きます。
公園などでもよく見かけます。
刈り込みにも強いようです。





トサミズキ


こちらは高知県(土佐)が原産です。
ヒュウガミズキより木も大きく、花も長いです。
花の中から赤いオシベが覗いています。
これもカンザシにするとよさそうですね。
最近すっかり和服姿の女性をみなくなりました。
着物はタンスの中で眠っているのでしょうね。




オウバイ


漢字では「黄梅」と書きます。
枝がヤナギのように長く延びて黄色い梅に似た花が咲きます。
春の花ですが、暖かいと冬でも咲く場合があります。
これは中国が原産のようです。
中国はいろいろ問題を提供してくれますが、昔からたくさんの花も提供して
くれたようです。
黄色い花は春を代表する花のようです。

春の花

2008-03-27 | 山の花
黄色い花のオンパレードです。

キバナノアマナ


花の形がアマナに似ています。
これは園芸種のようです。
野生種は本州の中部以北、北海道に多く自生しています。
1本の茎にたくさんの花がつきます。





サンシュユ


公園などでもよくみることができます。
中国や朝鮮半島に広く分布しています。
別名:春黄金花(ハルコガネバナ)、秋珊瑚(アキサンゴ)
秋にたくさんの赤い実がなります。
種をとって干した実は薬用として使われます。
焼酎に漬けて飲むこともできます。





ギンヨウアカシア


この花も街角でよく見かけます。
たくさんの小さな花の集合体です。
ギンヨウアカシア、別名:ミモザと呼ばれています。
葉っぱが銀色にみえるので「銀葉(ギンヨウ)」です。
野菜の上にユデタマゴの黄味を摩り下ろしてかけた「ミモザサラダ」
にも似ています。
遠くからでもよく目立ちます。




ヘビイチゴ


野山を歩いていたら、足元にヘビイチゴが咲いていました。
咲き始めは鮮やかな黄色をしています。
赤い実がなりますが、食べても美味しくありません。
ヘビが出そうな場所に咲くのでこの名前があります。
そろそろ、ヘビも冬眠から覚めて出てくる頃です。
これからは、マムシに気をつけましょう。
マムシは逃げませんから、慌てず遠巻きに逃げることです。




ダンコウバイ


ダンコウバイという山で自生している落葉高木です。
葉っぱが出る前に小さい花が咲きます。
壇香(ダンコウ)は白壇と同じく香りがあります。
葉っぱは秋に黄色く紅葉します。
小さい花ですが、たくさん咲いているとよく目立ちます。
よく似た花に「アブラチャン」という木がありますが、
今年はまだ会っていません。
これから会えると思います。









春の花

2008-03-26 | 山の花
黄色いスイセン


我が家の庭に黄色いスイセンが咲いています。
ラッパスイセンの小型のもののようです。
いつ植えたか分かりません。
白いニホンスイセンもあるのですが、こちらは葉っぱだけ大きくなっています。
今年は咲かないようです。
ほとんど手入れなどしないのですが、立派に咲いて春を告げています。






ミツマタ


近所のものです。
枝が三つに分かれているので「ミツマタ」です。
これは黄色ですが、赤い花もあります。
この木の皮から丈夫な紙ができます。
日本の紙幣はこれから作られています。







ハクモクレン


見事なハクモクレンです。
まるで花が宙を飛んでいるようでした。
かなり大きな木でした。
今年は花つきもよいようです。





ツルニチニチソウ


ツルニチニチソウが咲いていました。
名前の通り、ぐんぐん延びます。
日当たりのよい山などでは冬でも咲いているのを見かけます。
かなり強い植物のようです。



シモクレン


ムラサキ色のモクレンなので「紫(シ)モクレン」です。
まだ、花が咲き始めたばかりのようです。
左の奥から手前に向かって徐々に咲くようすがよくわかります。
これもかなり大きな木でした。
ソメイヨシノの開花宣言がありましたが、まだ咲いていません。
もう少し、暖かくなれば一気に咲き出すことでしょう。
楽しみです。