長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

高級ブラジル音楽専門店・天真庵

2009-12-20 07:01:45 | Weblog
昨日は、サッチジンのライブだった。
忘年会のピークでもあり、寒波やインフルエンザの
影響などで、ドタキャンもあった。
でも反対に、その日に縁のある「ドタサン」もあって、
にぎやかなライブになった。
ピアノのサッチさんこと宮前さんが、ピアノの高音域を奏でながら、口笛で
その音とはもらせる「神業」は、すごく感動した。

やはり人ははやくもおそくもなく、丁度いいタイミングで
出会うようになているのだ。

ジャズもクラシックも、ボサノバもブラジル音楽も、
蕎麦とお酒を飲みながら聴くのが、天真庵スタイル。
昨日は、「早春」「飛露喜」「ふなき」などを飲み
ながら、楽しみ、最後にやはり「ほぼブラジル」で
しめた。

来年の1月23日には、近くにブラジルの好青年が
バーを始めるので、天真庵のライブの後に、そこに
立ち寄るのが「押上ゴールデンはしご」になるだろう。

不況の影響で、ブラジルから働きにきた人たちの仕事が減ったり、
彼らの子どもたちの「学校」が廃校になったりするニュースが
伝えられる。でも、もともと、日本からの移住などで、親しい国
なので、なんとか手を組んでいきたい国である。
来年は、サッチジンぷらす・・で、ブラジル人歌手なども、ライブに
仲間入りする予定でもある。

明日は「順受の会」
来年の順受の会は、中江藤樹を学ぶ。
天真庵の勉強会の始まりになったのが、この通称「論語の会」だ。
また縁があり、友の遠方より来る、ことを期待したい。

こんな時代は、ヨコのつながり、とくに利害得失を超えた
いい友だちが一番大切ではなかろうか。

いい友だちを持つ、には、まず、自分がいい友だちになる。
これも、宇宙の法則。

感謝


ねんどの展示会

2009-12-19 07:31:54 | Weblog
昨日は「ねんどの会」だった。
寒い夜になったけど、多士済々の女子たちが、
おもいおもいのものを、こころをこめて作った。
今日と明日、2階で展示会をやります。

ぼくは、途中の一時間、「長谷川を応援にいってくる」
といって、自宅にもどりボクシングの観戦。
4ラウンドに、みごとなカウンターがきまり、電光石火な
とどめの左で、最強だといわれた挑戦者がリングに沈んだ。
みごと10回目の防衛に成功。

今日は「忘年会ライブ」だ。さっちじんさんが、サンタの
ようになってきて、素敵な夜をプレゼントしてくれる日。

「ならいごと」は、大体、ツキイチがならわしなので、
そろそろ、帰りしなに「よいお年を」という挨拶を
するようになった。
悲喜こもごもの1年がくれていく。
来年も同じように、悲喜こもごもの「寅年」
になるだろう。悲喜こもごもがいい。
毎日おこることに、感謝しながら歩いていけばいい。

江戸楽

2009-12-18 07:21:27 | Weblog
エドガク、という雑誌がある。昨日駅前の本屋で買った。
なかなかおもしろい雑誌だ。
来年の新春号?に、天真庵が紹介されることになりそうだ。
「江戸でお茶が楽しみえる場所」?みたいなのがテーマらしい。

昨日は、年末の買い付けに、浅草、池袋、新宿、銀座、新橋を
まわった。浅草と銀座には、「お茶」を楽しめる場所が、まだ
いっぱいあるように思う。「喫茶去」(まあ、お茶でも飲んで
ゆっくりした気持ちになっておくれやす)という精神は、これから
とても大事な「こころ」だと思う。

今日は、「ねんどの会」
明日、明後日は、みんなの作品を二階に展示
しています!

明日は「サッチジンの忘年会ライブ」
どんなに忙しい時代になっても、お茶や音楽
を楽しむことを忘れるようでは、生きていく意味がない。

今日はヨッシーも本番。紀尾井ホールに、伝説の巨匠ナヌートさんが初来日
して、これぞ「ベートーヴェン」という音楽会がある。
ヨッシーいわく「ジャジャジャジャーン」の常識が変る、というそれを
生で聴いてみたくなった。

ダメから始める中国語

2009-12-17 08:06:03 | Weblog
昨日は「ダメから始める中国語」だった。
まいこ先生は、元気がないときも、いつも
元気になる、くらい元気印な女性だ。
勉強が終わって、蕎麦会になり、盃がかさなる
ごとにメートルがあがり、まわりをまた笑わせる、
不思議なフンイキをもった女性だ。
昨日は、そこにヨッシーが途中から参加したので、
「天然記念物」の特別展示会みたいになって、
楽しい会になった。
ヨッシーも明日が本番。2日でキヨイホールで1600人が
集まるそうだ。「ベートーベンの運命」は、聴いて
みたいと思う。明日は「ねんど」だからいけないけど・・

明日は長谷川の防衛戦もある。

明後日は「サッチジンの忘年会ライブ」


書をしよう会

2009-12-16 07:46:41 | Weblog
昨日は、貞本さんの「書をしよう会」だった。
飛び込みの「大型新人」(酒が強いので、貞ちゃんがご満悦だった。)
も、いきなり鮮烈デビューで、大いに盛り上がった。
金曜日に本番をひかえて、毎日リハーサルのヨッシーも、久しぶりに
参加して、音楽仲間の山根さんやかよちゃんとも、久しぶりの話が続いて、
遅くまで談論風発。

政治も経済も、ますます混沌としてきた。
こんな時代は、それぞれの個性を生かしたり、「個人力」
を強化していかないと、たちゆかなくなりそうだ。
偏差値とかとンベクトルの違う、「人間の学問」をしたり、
「読書そろばん」とか、「論語」とか、音楽や書などの
「芸術」などを、毎日の生活の中に、自然にとりいれていく、
ということが、とても大切だと思う。

「書」の会は、先生を筆頭に、文人墨客みたいな大酒飲みが多い。
会の終わりに、「新年会」をきめた。池袋にある日本語がほとんど
通じない中華やさん。
今日は「ダメから始める中国語」
中国で生活したいと思わないけど、中国語はちょっと勉強したいと思う。

金曜日は「ねんどの会」
土曜日は「天真庵の忘年会ライブ」・・サッチジンさんたちが、演奏してくれる。

ヨッシーズがやってきた。

2009-12-14 07:01:20 | Weblog
「木曾の花嫁」みたいに、般若君のところに嫁に
いったヨッシーが、やってきた。来年の5月に母親に
なるので、正確には、ヨーシーズがやってきた。
先月、福山のお寺で仏前結婚をし、生まれて初めて
媒酌人を勤めた記念写真ができあがった。新しく親戚になった人たちががみな
お寺の凛とした空気の中で、幸せそうな2人を見守って
いるみたいで、あらためて感動が蘇ってきた。
暗いニュースが多い世の中だけど、どんなに小さなこと
でも「輝くような幸せなこと」というのは、連鎖するものだ。

「古本市」も盛況なうちに無事終了したみたい。

16日は、近くに「野菜工房?」とかいう蒸しパンやさんが
できる。

明日は「書の会」
明後日は「ダメから始める中国語」

19日(土)は、「天真庵の忘年会ライブ」
サッチジンというギターとピアノのデュオが、年末の夜を
盛り上げてくれるはずだ。



今日まで、古本市

2009-12-13 08:02:05 | Weblog
今日の11時から18時まで、曳舟の「LOVE GARDEN」
で、古本市をやっています。ぜひ、この町をもっと知りたい、
と思う人はブラリといってみてほしい。

開催メンバーの「放浪書房」の店主のブログを読んでいると、
「旅」の匂いがする。
今日の朝刊に、雑誌や書籍の売上が激減している、というのが
一面にあった。ネットが普及してきた、というのも原因やと思う。

この世には、目に見えるものと、目に見えないものがある。
ネットの世界は、目に見えるもの。
たとえば、今、「放浪書房」のページを検索して、彼のプロフィール
や、旅先の話を読んだところで、それは過去のことであり、彼の世界
のことだ。
でも、目に見えないところに、面白いことは、実はたくさんある。
反対に、いったことのない「押上」に旅する気分でやってくる。
いや「曳舟」から、古本市にいこうか?という選択の違いによっても、
「出会い」が違ってくる。途中に気に入ったお店があると、入ってみる。
そんな、偶然が、自分の人生を変えていくことが、まま、ある。

これからこの界隈は、東京スカイツリーの城下町、みたいに雑誌やテレビ
で、よりたくさん紹介されるだろう。でもみんなと同じように、雑誌や
テレビに紹介されるところへいく、だけ、というのは、芸がない。

人の行く 裏に道あり 花の山

今日はいい天気だ。迷いながら「古本市」のまわりをぶらりとする、
のも一考だ。


古本市があるらしい。

2009-12-12 06:13:55 | Weblog
時々、着物を着て蕎麦会にやってくる素敵なTさんが、
先々週くらいにやってきた。「古本市をやることになりました」(今日、明日
曳舟のラブガーデンにて)
とのこと。
次の日、明るい農村にいそうなさわやかな青年が、蕎麦を食べにきた。
彼は「放浪書房」のオーナーだ。

彼のブログを読んでみると、なかなか楽しいことが書いてある。
この町は、ぼくも最初はそうだけど、ぶらりと「旅」する感覚で
くると、不思議な出会いがいっぱいある街だと思う。そんなフンイキ
が伝わってくるブログである。
そんな楽しいTさんと放浪書房の店主が、主催する「古本市」だから、
今日そこの縁がある人は、きっと近い将来、この町に住んだり、この町
にカフェをつくることになったり、この町の人といろいろなかかわりを
もつようになるのではなかろうか。そんなウキウキするような市が今日
と明日、曳舟湯という古色蒼然とした銭湯がある通りにある「ラブガーデン」
というお店である。

ぼくも、この町にきて、3度目くらいに、今の天真庵のある古い建物と
出会い、5度目の時は、そこの大家さんと契約をし、その帰りに
解体現場で、カウンターと出会い、大家さんにまた電話して、それを
運んで、天真庵のカウンターにした。ぼくのHPに、そのあたりの顛末
を書いているけど、運命的な出会いだった。
その時に、実は、カウンターといっしょに、昔のブラザーのミシン
ももらった。そのミシンを解体して、赤く塗ってくれて、ロンドンの銀行
を解体した時にでた古材を使ってテーブルにしてくれたのが、ラブガーデン
のオーナーなのだ。天真庵の1階に、いろいろなイベントの案内などを
おいてある、ハゼコを飾ってある、あのテーブル。

今は雨が降っているけど、雨の日はとくに、多くの出会いが
ある町のようにも思う。

押上バクダッドカフェ

2009-12-11 06:50:06 | Weblog
今日は大雨になるらしい。

昨日は午前中は、仕込みに追われた。
午後は、江戸東京博物館にいった。
来年1月17日(日)まで、「いけばな」の
特別展をやっている。いけばなが、神にたむける儀式で
あったころから、男のたしなみであった時代、女のたしなみ
に変っていった変遷、家元制度になったり、芸術に昇華された
変遷が、よくわかる。田能村竹田の掛軸があった。
煎茶をこよなく愛した竹田は、お花もかなりやったらしい。
梅をいけた絵が、なんともいい具合で、「さすが」だと思った。
天真庵にも、竹田の煎茶を文人たちが楽しんでいる絵の掛軸が
一本ある。

どの後は、かけあしで(といっても電車だが)、渋谷にいって、
ユーロスペースでやっている「バクダッド・カフェ」を見た。20年
前の映画を、デジタルリマスターで蘇らした作品。
素晴らしい映画やね、これ。
終わった後、てくてく、映画館から青山通りを歩きながら、表参道ヒルズ
の裏にある煎茶の道場まで、歩いている道すがら、「コーリング・ユー」
が鳴り響いていた。今日は雨。きっと、お店は1日中、コーリング・ユー
が入っているCDがなっているかも・・
「押上・バクダッドカフェ」状態。

今日は「スケッチの会」
わかなさんが月に一度やってくる会だ。

天真庵の忘年会ライブもいよいよ来週(19日(土))。
表参道も表参道ヒルズも、イルミネーションでもう
クリスマス。いよいよ、そんな雰囲気がただよってくる。


休み

2009-12-10 09:00:35 | Weblog
今日はお休み。
コーヒーの香りにつつまれている。
ゆっくりとコーヒーを飲みながら、本でも
読んでいる・・・・だったらいいけど、
朝から焙煎を3回ほどやってきた。ので、
服から頭の髪の毛まで、珈琲豆の焙煎匂が
しみ込んでいる、といった感じ。
明日の午前中に、とある雑誌の取材があるので、
今日の午前中は、いろいろと準備におわれている。

新しいタワーも215mになった、らしい。
二階からははっきり見えるし、ついに1階からも
先端のクレーンが見えるようになった。

昨日は「かっぽれ」。
なんとか、2つの演目が仕上げってきた。
どこでデビューになるかわからないけど、
自分たちがボケる前に、老人ホームかなんかで、お披露目をしたい
、などと思っている。
もしも、自分が老人ホームに入ることになっても、元気にかっぽれ
が踊れ、篠笛が少しふけて、煎茶をうまくいれられたら、もてる?
かもしれない・・

そんな不埒なことを考えながら、今日も午後は煎茶のお稽古に
いく予定。
毎日が同じようなリズムで刻まれていく。休みの日の過ごしかたも
けっこう、同じような繰り返し。
毎日同じことを繰り返しながら、飽きないこと、その中に
楽しみとか、何かを見つけたり、感動したり・・・
「修行」とは、そんなことかも知れない。