長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

2011-07-19 07:54:39 | Weblog
足利紫山老師が100歳の時に「竹」と揮毫した勢いのある書
を、一階階段のところに飾ってある。100歳とは思えない「気」
にみちている。昨日は「竹1日体験」をやった。
大分から清水くんがゲタはいてやってきた。

休憩時間に、「ノックの帽子屋にいってきます」といって、でていった。
bunknanの隣にある帽子屋。先週の日曜日に、近くの燕京亭で店主の横山くん
とあった。この界隈の人はどう思っているかしらんけど、彼の作る帽子は
日本でもトップクラスのセンスやと思う。あの「うなぼう」に負けないくらい
素敵な帽子をつくる。だいぶ町にもなじんできたようだ。

今日は「書の会」
天真庵の看板を揮毫してくれた貞本さんがやってくる。
洗張屋の張福さんの企画した「出会い」という手ぬぐいが
静かなブームだ。デザインをした長繩さんが、いろいろなメディアにも
紹介されている。先週青山ブックセンターにいったら「東京カフェブック」
という雑誌がたくさん並んでいた。その冒頭に、長繩さんがねこみたいに
散歩しながら、下町のカフェを歩く・・・みたいな特集がくまれている。
その張福の書も、貞本さんが書いた。

いろいろな人が書いた書を見てきたが、坊さんでは足利紫山さん、
書家では、亀田窮楽、文人では、白井晟一の書がいい。貞本さんは
そこまでには1歩届かないが、かなりのレベルにある。
ときどき「押上文庫」にいくと、カウンターの上の字をじっとみる。
三浦竹軒の字だ。煎茶の世界では有名な陶芸家。
世のなかにおいしい酒を飲ませる店は、たくさんあるけど、押上文庫
ほど、五感が「うまい」といわせるようなしつらいの店は、あまりない。
器とか、調度品の「しつらえ」は大事だ。どうせ飲むなら、そんなお店
で飲みたいものだ。

明日明後日は連休。明日よ夜は国貞雅子と森下滋さんのジャズライブ。
ある企業の依頼により貸切。

金曜日が「大石学」のピアノライブ。
今月は、やまねさん、国貞、大石・・・同じ師を持つ三人のアーティスト
が天真庵でライブという不思議な縁をいただいた。
普通ではありえないことがあるのが、ありがたい。 感謝。

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