長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

金玉を抜かれたタマとお茶会

2016-03-11 08:22:46 | Weblog

昨日は、午前中が「珈琲の勉強会」で夜が「煎茶のお稽古」だった。

今、天真庵のオープンスペースに昨年産まれた野良猫が二匹きている。

そろそろお年頃の春がくるので、♂のいっちゃんをつかまえて、T動物病院につれて

いって、金玉をとってもらうことにした。この界隈も、スカイツリー効果?か、東京オリンピックの

ためなのか、マンションやら新しい家が建ち、空き地が少なくなってきたので、野良猫さんたちも

住みにくくなってきたみたい。生きとし生けるものは、なんとなく家族みたいなんで、いろいろまわりや

外野はうるさいけど、水とえさを与えている。

珈琲塾の時にゲットして、夕方お茶の時間にもどってきた。麻酔が効いていて朦朧としていて、

寂しそうな声で泣くので、特別にゲージに入れたまま二階いっしょにお茶会に参加させることにした。

金玉にちなむわけではないけど、昨日のお茶うけは、「かいちん」。

前日は能登からお茶を習いにきた女子がいたけど、昨日のお弟子さまはしのぶえの先生で、金沢で

演奏会をして、お土産に「かいちん」を持参してくれた。金沢は人口あたりのお菓子の消費量が日本一。

「かいちん」とは、金沢弁で「おはじき」のこと。少しとうめいでガラスのような風合いのお菓子だ。

風流にかいちんと星野村の煎茶を楽しむ傍らで、抜かれた金玉あたりをさみしそうになめている猫ちゃん

と不思議なお茶会。これも一期一会か?

「元気シール」のとこで、2011年に掲載された関連記事をスキャンして紹介している。

震災からちょうど今日で5年。その年に元気シールができた。「一億総活躍」

という威勢のいい掛け声とはうらはらの影がまだまだいっぱいの日本。

一億分の一の「個の花」をそれぞれが咲かせられるような世の中になるといい。

今日は、「気骨の鮨会」を二年やってくれた「さがのがばいじいちゃん」の通夜が

あるので16時で閉店させていただきます。天恩感謝。


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