大型連休も今日で終わり。明日からまた「この字型人生」(地下鉄にのって会社にいき、
地下鉄にのって家路に帰る)の日常が大半の人にまっている。東京で働く人
たちは自然には恵まれていないけど、通勤の毎日の運動量がすごい、といつも思う。
この連休中は、友達が遠くはベトナム、日本だと九州や北陸や東北あたりから遊びに
きてくれて、うれしからずや、という気分。昨日のサンマではないけど、時間、空間、仲間、
とくに、最後の「仲間」というのが大事。
人生を豊かにするには、いい友達を持つことだ。いい友達を持つには、まず、自分が
いい友達になること。こんな単純なコツを、天地自然の理という。世の中にあるホンモノ
はみな、簡素でわかりやすい理(ことわり)で貫かれている。
今朝は、サンマの日干しが朝飯にでた。日本一の島源さんのさかな。四角いちゃぶ台で食べる。
ごはんは、久保さんの唐津の皮くじら、サンマ
は長崎の古道具やで買った古伊万里の平皿、
味噌汁碗は木曾の巣山さん作。質素な朝ごはんだけど、幸せな気持ちになる。
近くにそんな簡素なものを供する食堂ができたら、押上もまた一段と楽しくなる。
うらぶれたシャッター通りの十間橋通り商店街のシャッターのひとつをこじ開ける
勇気を持った気骨人よこい、と心から叫ぶ。
18日(日)の「墨田ぶらり下町音楽祭」を下見、舌味をしにこられると、ピンと
くる人はピンとくると思う。
今日の夜は「英語で蕎麦会」
明日はシルクドソレイユを見にいく予定。夜は「かっぽれ」。
元芸者でお座敷芸の達人の「たまちゃん」が毎日のように蕎麦を手繰りにこられる。
絶滅危惧種みたいな「芸」だけど、そんな先人たちが残してくれた芸が滅んで
いくというのは、日本人の魂が腐っていくことに等しい。
故郷の先輩、出光の創始者の言葉「日本人にもどろう」という言葉が蘇る。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます