長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

友の遠方より来る うれしからずや

2014-05-06 08:56:10 | Weblog

大型連休も今日で終わり。明日からまた「この字型人生」(地下鉄にのって会社にいき、

地下鉄にのって家路に帰る)の日常が大半の人にまっている。東京で働く人

たちは自然には恵まれていないけど、通勤の毎日の運動量がすごい、といつも思う。

この連休中は、友達が遠くはベトナム、日本だと九州や北陸や東北あたりから遊びに

きてくれて、うれしからずや、という気分。昨日のサンマではないけど、時間、空間、仲間、

とくに、最後の「仲間」というのが大事。

人生を豊かにするには、いい友達を持つことだ。いい友達を持つには、まず、自分が

いい友達になること。こんな単純なコツを、天地自然の理という。世の中にあるホンモノ

はみな、簡素でわかりやすい理(ことわり)で貫かれている。

今朝は、サンマの日干しが朝飯にでた。日本一の島源さんのさかな。四角いちゃぶ台で食べる。

ごはんは、久保さんの唐津の皮くじら、サンマ

は長崎の古道具やで買った古伊万里の平皿、

味噌汁碗は木曾の巣山さん作。質素な朝ごはんだけど、幸せな気持ちになる。

近くにそんな簡素なものを供する食堂ができたら、押上もまた一段と楽しくなる。

うらぶれたシャッター通りの十間橋通り商店街のシャッターのひとつをこじ開ける

勇気を持った気骨人よこい、と心から叫ぶ。

18日(日)の「墨田ぶらり下町音楽祭」を下見、舌味をしにこられると、ピンと

くる人はピンとくると思う。

今日の夜は「英語で蕎麦会」

明日はシルクドソレイユを見にいく予定。夜は「かっぽれ」。

元芸者でお座敷芸の達人の「たまちゃん」が毎日のように蕎麦を手繰りにこられる。

絶滅危惧種みたいな「芸」だけど、そんな先人たちが残してくれた芸が滅んで

いくというのは、日本人の魂が腐っていくことに等しい。

故郷の先輩、出光の創始者の言葉「日本人にもどろう」という言葉が蘇る。


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