長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

これからは「あつもり」がいいネ!

2016-11-17 08:07:56 | Weblog

昨日はお休みだったけど、「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」があった。

加えて、二階では「満つまめの会」があった。二回目。かりすま気功師くん

がきて、気をいれてくれる。会員制ではないけど、知らない人をいれるとややこしく

なるので、顔が見えて、知っている人たちに、月に一度「実験台」になってもらっている。

整体とかもそうやけど、「けいらく」が大事で、ある場所に「ツボ」があり、そこにあたると、いい循環ができる。

ヨガの先生や、書の先生、舞踏家、音楽家・・・・少し「気」を使う人などが、やはり気になるらしく、

気功師とお客さんが、こころふれあい、肝胆相照らす、という、いい気のめぐりができつつあるような手ごたえがあった。

彼は生まれつき目がほとんど見えないので、普通の人より目から入る情報が少ない。その結果、五感の他の部分が

研ぎ澄まされているので、凡夫のわれわれでは見えないものが見える。ハンデを感じさせない明るい性格もいい。

昨日は準備前に珈琲を飲みながら「十牛図」の話になった。禅の世界もかなり勉強されている。

お昼に、天真庵が掲載されてる本が届いた。「おいしい蕎麦の店」(ぴあMOOK)昨日発売で、コンビニや本屋で並んでいる。今朝近くの

セブンイレブンにいったら、5冊も重なっていたので、目だったらいけないと思って全部買った。ぼくが蕎麦を始めて最初に久保さん

が作ってくれた「皮くじら」のそばちゃこが掲載されている。ぼくのそばはまだまだだけど、久保さんの器は、江戸一である、ははは!

そばに「熱もり」というのがある。もともと「せいろ」というくらいなので、熱風であたためてだした歴史もある。

うちには「あつもり」はないけど、これから冬は、「ほっととりそば」が人気で、ざるそばを凌駕する。

6時まで、ほぼ満席の二階の会が終わり、ひさしぶりに「あつもり」を楽しみに、日本橋公会堂へ。

ときどきライブをやってくれる薩摩琵琶の「ももかちゃん」こと、榎本百香ちゃん(もうちゃんは卒業か)

のソロリサイタル。天真庵でなんどもやった「あつもり」を堪能した。もちろん「熱もり」ではない、「敦盛」。

日本人に生まれて知らない人はいないと思うけど、源氏と平家の戦いの歴史の中でうまれて悲しい

物語で、若き武将「平敦盛」のものがたりは、能や歌舞伎でも好んで使われてきた。

彼女は、ぼくのお茶の師匠の娘りんちゃんと東京音大の同級生で、その縁でお茶会と音楽会を

やった、のが「はじまり」だ。

ずばらしい演奏会を「ソロ」でやるという晴舞台に感動して、近くの昔通った店で、5合も飲んでしまつた、しまった。

ぼくも30代の半ばころ、この界隈で家賃が月100万ちょっとの場所で「IT企業」をやっていたことがある。平家物語

のように、昔の昔の話になるが・・・