長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

芸術、食欲、旅行・・・秋はいい

2016-09-10 08:13:17 | Weblog

今月は、角居くんが江戸川区で個展をやっていたり、三輪福さんが四国で

イベントをやたり、いろいろ盛りだくさんのことがある。

角居くんは養蜂もやり、珈琲を入れるのもうまい。錫のドリッパーは

彼だからこそできた逸品だと思う。三輪福さんは「梅林ガールズ」の団長であり、

今朝のわがやのちゃぶ台には、彼女がつくった今年の梅干しがでた。

昨日は、カラスマ料理人が集まって、「きらず談義」になった。きらず、とは

「おから」のこと。豆腐屋でもおからは、産業廃棄物として、お金を出して、捨てて

いる。えらいもったいない話だ。昔から京都では、月の終わりや、年のおわりに、

「お客さまとの縁をきらず」という縁起から、おからを食べるのがならわしだった。

なんでもない家庭料理だけど、なんでもないものにこころをこめ、いい着物(器)をきせて

あげたいものだ。おからや、納豆などは、十二単クラスのものを使いたい。

昔からおからの出汁は、エビ、しかも伊勢エビをつかった出汁がいい、といわれてきた。

ちなみに、今日の朝食は納豆。これを久保さんの絵唐津の器にもっていた。

ごはんちゃわんも久保の皮くじら。15年もの。それだけで、朝の茶会のような雰囲気になる。

椀は田園調布の「いちょう」さんから調達したものを15年くらい使っている。すごく

いい感じになってきた。デザートの桃はバカラの器にもられている。もとい、そんなバカラ。

今日は「セルフエステ」がある。TQ処理された「エステグッズ」が初登場。