中国では奇数が陽であり、縁起のいい数字とされ、その中の
最大の数字の9月9日を重陽の節句として、お酒に菊を浮かべたり
して、長寿を祝ったりしてきた。そんな中国の思想に影響され、文人
たちの号にも、「九」はよく使われてきた。ぼくのお茶名も「南九」という。
うだるような暑い夏もそろそろおわり。虫のすだく音や、庭にはほととぎすが薄紫
の花をつけ、秋を感じさせる。
昨日は「かっぽれ」だった。かっぽれのあいかたが、小池都知事のブレーンの
話をした。なんやらいう名前に聞き覚えがある。昔、上智大の中で、勉強会を
毎月やっていたことがある。その中のメンバーのひとりで、15年ほど前に、そこの
主催者が経営する出版会社の本に、お互いに原稿を入れた縁を思い出した。
今は昔の話であるが、自分が45歳の時に思っていることと、今にさほどブレが
ないことを確認できた。その時から、「晴耕雨読」にあこがれていて、どこか名もない
地方の街に住んで、そんな暮らしがしたいようなことが書いてある。ここはまだ実現していないが、
この10年は、そんなことができる準備をゆっくりしてきたような気もする。
今日は「インヨガ」。
明日は「セルフエステ」