昨日はインヨガ。人数が多くなってきたので、この会
だけは「つきに」になった。陰陽の陰ヨガ。みんなで「よがって」、
それから蕎麦を喰う。動脈硬化やお肌にやさしい「ルチン」がたっぷりの
蕎麦湯を飲むと、空っぽになった体の中の宇宙に気が充満するような感じになる。
締めは珈琲か黒豆茶。ポルフェノールたっぷりの黒豆茶の方が、よがった後の
体が要求するようだ。ヨガとか坐禅なんかすると、聞こえないものが感じられ
たりする。見えるもの、記号化されたもの、マスコミや人がいいというものだけに、
「いいね」というような主体性のない生き方をしている人には、いしょによがることをおすすめする。
今日は4人が味噌作りにくる。冷たい雨が降る朝だったけど、寸胴に一晩つけた大豆を
石油ストーブにのせて、滋味深い香りの中で蕎麦を打つ。もともと蕎麦は精進料理のように
お寺で始められたという説がある。「寺方蕎麦」なんてことをいった。その時代は、
大豆の煮汁に醤油を入れて蕎麦を食べていたという文献が残っている。
豆腐や湯葉、味噌などは精進料理にはかかせない。精進料理、は、
まさに一生懸命生きる人たちの為にある料理。お豆のひとつぶひとつぶ、の
命に感謝しながら毎日を生きていくものだ。「粒々皆辛苦」という言葉を体で
噛みしめるようなものかもなんばん。
明日は日曜日なので、16時に閉店。それから「蕎麦打ちの仕上げ」
能登に移り住むお弟子様の仕上げ。養蜂をやりはじめたお弟子さまもくる。
来週の蕎麦打ちの後の「なんとなく蕎麦を喰う会」は、「まじめに鮨を喰う会」になった。
今年は「精進鮨」をみんなで勉強してものにしたいと思っている。
月曜日は2月1日(月)、長屋で女史会からはじまる。
火曜日が「英語で蕎麦会」 山で知り合った女性が初登場する。またまた「ポンビキ」の
パワーが大幅アップしそうだ。
4日(木)が「おとこかっぽれ」
5日(金)が、ねんど。
申年は始めったばかりだけど、一月はいく、二月は逃げる、しっかりと
一瞬一瞬をつかんでいかないと、つきにも逃げられるヨ。