長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

賀茂鶴を飲みながら鎮魂

2014-03-07 08:13:45 | Weblog

昨日は煎茶のお稽古に表参道にいく。

ひるごはんを、押上猫庫でささっと食べて、大塚まで寄り道。

老夫婦でやっている古美術店にいく。ここは、ぼくの煎茶道具の先生。

いろいろなことを仕込んでいただいた。その足で元・ガン研があったガン研通り

を明治通りの交差点まで歩く。池袋時代の天真庵があったところに近い。

そこの角に酒屋がある。「角」という。毎日のようにいろいろなお客さん

が勉強会や展覧会などにきていたので、不通の家やお店なんかよりもお酒

をたくさん注文したところ。とくに賀茂鶴の樽酒がうまくて、よく買っていた。

「今日は寒いので賀茂鶴の樽酒を燗にして飲もう」と思って、ひさしぶりに

「っちわっす」とお店に入ったら、女主人がいなくて、ときどき手伝っていた

弟さんが「ひさしぶり」と返事をしてくれた。「姉は3年前に旅立ちました」とのこと。

賀茂鶴の樽酒を一本買って、リュックに無理やりいれて、池袋駅まで歩き、

山手腺で渋谷の雑踏を歩き、途中にいつもの古本屋で、煎茶の本などを買い、

まるでホームレスのおじさんみたいに、荷物いっぱいでよたつきながら、煎茶の教室

までたどりつく。昨日は玉露の「盆手前」。品評会用の高級な玉露を堪能した。

お菓子は「旅枕」