水曜日、木曜日は、「自分で年越しそばを打つ会」だった。
昨年の30日に「ぶんかん」の一日店長をやる人や、今後やりそうな
人たちが、年越し蕎麦を打ちにきた。みな初めての人だったので、夕方
から始まった蕎麦打ちが日付変更線を越えた。今回は、水曜日の夕方と
木曜日の早朝にわかれてやった。一回目は1時間半かかっていた人
たちが、一時間で打てるようになった。若いってすばらしい!
今日は旧正月。昨日は銘々が縁ある場所で、年越しそばを楽しんだ
に違いない。晦日にそばを食べるのは、そばの「つなぎ」と縁(つながり)
をかけた縁起だ。先人たちの生き暮らしていく知恵の深さ、奥ゆかしさ
みたいなものが感じれて頭が下がる思いがする。
昨日の夕方は「なんとなく鮨を喰う会」をやった。
昭和31年に佐賀から家出して上京したKさん。その時財布に130円しか残って
いなかった。丁稚奉公をし、屋台をひき、渋谷の一等地にお店を構えた「がばいじいちゃん」
。鮨を仕込む包丁さばきや握る姿、お酒の飲み方に人生の味わいがある。
昨日は若い人たちに、生きる姿勢を学び、じいちゃんの鮨で人生を学んだ。
売茶翁(ばいさおう)も佐賀出身だけど、すごい人がいっぱいでたでた月がでたですバイ。
今日は薩摩琵琶とピアノのコンサートがあるので16時閉店。
薩摩琵琶も薩摩の武士たちの「たしなみ」として発展してきた。目先のお金もうけしか考えて
いないこの国のリーダーと呼ばれている人たちと比べるなんて、さみしすぎる。
今日のコンサートはおかげさまで「超満員」。
31日(金) ぐりんぴーす 薩摩琵琶とピアノの音色
演奏:榎本百香 (薩摩琵琶)・伊東麻奈 (ピアノ)
18時半開場 19時半開演 ¥3,000(蕎麦・珈琲 付き)