長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

こんなにおもろい一日やった

2014-01-24 08:17:01 | Weblog

昨日は「卒啄珈琲の会」と「無茶しぃの会」だった。

朝、庭の水仙を床の間にいけようと思い、一輪をはかまの下をそうろうと

切り取り、お店へもっていく。熱心にぼくのそばとお茶と珈琲を勉強している

女子ふたりが、風をきって十間橋通りを闊歩しながら「っちわっす」と

入ってきたので、さっそく番外編みたいな授業で「水仙の生け方」を伝授した。

それからアフリカの珈琲豆と南米の珈琲豆を焙煎して、前日と同じく、

「大坊珈琲の一番ブレンド」の要領で、昨日は石臼でゆっくりと細かく

して、魔法のランプみたいなポットで丁寧に入れた。伝道ミルと石臼で挽く

違いが、すさまじくでた。

火曜日に書の貞本先生と熱燗を飲みすぎ、燗ざましが一合あったので、ささみ

につけて置いたものを、塩たっぷりのお湯で炊き、納豆と山芋と蕎麦汁で

「やまいも納豆」を作り、そばにぶっかけて「まかない」を食べようとした。

ら、のれんがでてないのに、青年が「ちわっす」と入ってきた。

「Sさんの紹介できて、今アビアントさんで個展をやっているものです」とのこと。

そもそもささみを味付けしているお酒の因縁と浅からぬ縁がある(貞本さんとSは同じ

大学で書を学んだ)のと、蕎麦が「ゆでたて」という絶妙で無駄のないタイミングだったので、

「ま、蕎麦喰っていけや」ということになり、昼の蕎麦会がにぎやかになった。

夕方の「無茶しぃの会」は。その青年のパーティーに出席するYさんのために

一時間はやく始めた。なにかただならぬ縁を感じたので、カウンターで「お菓子」を食べ、

二階で星野村の煎茶を飲んだあと、Yさんの車に便乗して、浅草橋のギャラリー「アビアント」

にいくことになった。その青年の名は、出町隼人くん。彼ももちろんいたし、

貞本さんもsさんもいて、昨年コンサートをやってくれたアコーディオニストの岩城里江子さんが演奏して

くれたり、とても楽しいパーティーだった。岩城さんが新しいCDを出す。ピアノが岩井優也となっていて

びっくりした。昨年大野えりさんといっしょにライブをやってくれたピアニスト。「根っこが繋がっている人」

たちと、ぞくぞくと横に広がっていく。そばのつなぎのせいかしらん?CDの名前は「水脈」。

命の一滴一滴が悠久の大自然の流れのなかに、ゆっくりゆっくりと優美に広がっていくような曲・水脈

今日は「タイムドメイン」。