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長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

素晴らしい夜だった!

2012-09-01 08:18:35 | Weblog
昨日は、「ねっと31 ライブ」
31日がある晦日に、縁ある人たちとの繋がりを大切にしよう、
という趣旨で始めた。
前身は「ねっと21」というIT業界の協同組合をやっていた時期があり、
ぼくが理事長をやっていて、林さんが副理事長をやっていた。
時々、池袋の「画廊 天真」、つまり「天真庵」の原型のところで、
「今日は、近所の魚屋にアラがあった。一匹二万までねぎった。
みんなで集まって、鍋をやろう」みたいな感じで、集まっていた。
その当時から林さんが料理を担当。ぼくは典座(てんぞ)の修行
僧みたいに、いろいろ手ほどきを受けた。
昨日も蕎麦だけぼくが打って、林さんが料理をつくった。
昔から恒例で飲みながらつくるのだが、レシピが彼の人生の中に
組み込まれているみたいで、「流れ」がしっかりしていて、気持ちがいい。

押上に来て、「ねっと31」が、なんとなく始まり、死んだワカが死ぬ前に、
紹介してくれた国貞雅子が、この会を盛りあがてくれている。
偶然だけど、N響の山根さん、大石学さんと、みな「音楽の恩師」が共通という
無駄のない縁でつながっていて、昨年海の事故で亡くなったセシルも、大石さん
と20年以上もトリオを組んでいた。
セシルも生前、いろいろなアーティストに天真庵のことを宣伝してくれていて、
ありえないような、ありがたいことが、芋蔓式に根っこごと繋がっていく、ような
そんな感じがする。そんな話をいつも、国貞とライブの後に、飲みながら話す。

彼女が新しいCD、「Wonderful Life」を出した。
ジャズはライブにかなわないけど、久しぶりに毎日聴いてもあきないような
素晴らしいCDに出会った感じ。

今日から9月。「ながつき」
ながつきの3日に旅立ちけぬ、から始まる更科日記。ぼくの人生の始まりも
そこから。
9月は「大野えり」さんがライブをやってくれる。きまった翌々日あたりに満席
になった。ルパン3世が天真庵に鳴り響く?

今日からお店は平常営業。12時から19時まで、まじめにやっております。感謝。