長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

春分の日に書をする

2012-03-20 08:38:51 | Weblog
暑さ寒さも彼岸まで・・・
今日は、春分の日。まだまだ寒いけど、日中の日差しなんかが
春らしくなってきた。庭の梅も満開を過ぎ、近くの公園の桜も
よくよく見てみると、この花さくや姫の妖精が降りたように準備を
始めた。♪もうすぐはーるですねえ 彼を誘ってみませんか・・ 

今月は、福岡の星野村(ぜったいに、日本人なら、いちどいってほしい村・星野村)
で、大お茶会があるので、「無茶修行」よろしく、休みをいただくので、祝日
だけど、本日「書をしよう会」になった。
売茶翁(ばいさおう・煎茶の祖)は、禅僧の身分を捨てて、58歳の時に上洛して、毎朝
東山とか下賀茂神社の糺の森あたりで茶店を開いて、煎茶の世界を
文人たちと楽しみ、ひろめていった。彼を物心ともにさえた書家
で亀田窮楽という人がいた。書をしよう会の貞本先生は、その亀田窮楽
とイメージがだぶる。先週のクラシックの時に飲みながら、「茶道、華道と
同じように酒道も大事だなあ」とのたまっていた。文人墨客が、墨だ、に集まる日。

水曜日、木曜日は「無茶しぃの会」
「粒々皆辛苦道・バイセン」とともに、HPの片隅にのせただけで、すごい
反響があって、びっくりしている。
5月には京都で「お茶会」がある。精進しなければ。

こないだ焙烙で珈琲を焙煎していたら、赤松林太郎くんがきたので、
「初煎会」よろしく、初めて焙煎した「ブラジル」を飲
んでもらった。
新しいことをはじめようとすると、必ずその場に、黄金バッドの
ように颯爽とあらわれる。彼も今回の「福岡・星野村のお茶会」で
花点前をされる原田先生の弟子のひとり。原田先生が花を生け、彼が
ピアノをひく、というスーパーコラボをお寺でやったこともある。
和服と和ごとと、ときどき「た和ごと」を好むピアニスト。
今月30日にトリフォニーホールで、音楽界をやる。
「赤松林太郎」のブログからチケットをどうぞ。
春を語りかける詩人みたいな音を奏でる粋人でもある。