長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

雪の水曜日は、雪見酒に限る。

2012-02-29 10:11:53 | Weblog
昨日の天気予報があたった。
本来は、田舎に、野菜や水などを調達しにいくのだが、
あきらめた。bunkanの日替わりの「カレー」も雪で休業、という
メールもはいった。夏樹くんに「雪見酒でもしますか?」と返信。
でも、夏樹くんの珈琲とペリカンのパンというのも捨てがたい。
池袋に住んでいたころも、ひんぱんに浅草までバスでいき、ペリカンのパンの
ある喫茶店にいくのが好きだった。シンプルな組み合わせだけど、天下無敵のカフェメニューだと
思う。「月曜日の朝は卵かけご飯」「火曜日の朝は、天下無敵のモーニング」
にして、「やるか」なんて、ときどき勝手に思っている・・

明日は休みだけど、雑誌の取材。
午後からは煎茶のお稽古。今月から「無茶しぃの会」もはじまり、
毎日のようにお茶を入れる回数がふえた。また思っていたよりも、
煎茶に興味がある人がいることにびっくりした。
時代の「まわるまわるよ時代はまわる」ではないけど、「日本人にもどろう」
という「遺伝子」と人の「思い」が、集まってきてるような手ごたえがある。
お茶席で集まる人はみな理屈ではない共通の「思い」を持つ。

昨日は煎茶会の重鎮だった父を持つ女性がきて、おやじさんの話になった。
「お茶には、矛盾がない」という話になった。社会の中には、競争だとか共存だとか
いっても、いろいろな矛盾に満ちているけど、やはり「お茶の世界には矛盾がない」
。この世界がわかれば、意外にはやく日本は復興するやも知れない。
そんなことを思いながら、雪見酒を飲む。至福の休日。

金曜日は、「ねんどの日」
コネルのまいかさんがやってきて、土をこねる。
彼女がつくってくれた箸入れがいい。「まいぐいのみ」をつつむ巾着も素晴らしい。
押上界隈から、そういったことを大切にする文化がひろがっていきますように・・


3月14日(水)に、やまねさんがヨーロッパで活躍するピアニスト伊藤野笛さんと
演奏会をやることになった。春を先取りするような音楽会。5000円(そば会つき)


3月30日は、トリフォニーホールで、赤松林太郎くんのピアノの演奏会がある。
だいぶ頭角を現してきたけど、彼の舞台は近いうちに「世界」になると思う。
詳細は、彼のブログを見にいって・・昨日いきまったのだが、6月3日に「押上ピアソラ祭り」(天真庵にて)
をすることになった。5月22日に、スカイツリーが開業し、そらまち商店街などもできるらしい。
時代が変わっても、変わらないものがある、タンゴの革命児の「ピアソラ」を、ソラマチの傍らで楽しみ
たいと思う。