長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

江戸前

2011-08-12 08:43:17 | Weblog
外国にいって、日本に帰ってきたら、「すし、てんぷら、そば」
あたりがむしょうに食べたくなる。

夏休みに九州に帰ったときは、あじが食べたくなる。
玄界灘の夏のアジは美味い。「玄ちゃんあじ」という。ちょっとマニアックだけど、
港にいって「かなとふぐ」があれば、それを食べるのも
楽しみだ。これを味噌汁にすると、ごはんを食べるのは
もったいなくて、朝から「酒!」と叫びたくなる。
汁物で酒が飲めれば、酒徒としては、一人前か?

九州から、東京に帰ってくると、「すし」が食べたくなる。
いや、なった(過去形)。最近は九州でも江戸前のすし屋を
何件が知った。ねたは東京よりも新鮮だし、安い。
教えたくないけど、北九州にも福岡にもいいすし屋が、ある。

「そば」は、なんていったって、江戸、だった(これも過去形)。
ぼくのHPに、バナーがはれれていて、そこに「蕎麦WEB博覧会?」
そんな部屋がある。そこの表紙に「狐狸庵」という蕎麦屋が紹介されて
いる。そこにいってきた。
これは、ちょっと車の運転も大変だけど、すごい蕎麦屋だった。
どうすごいって、こんなのは、文章で表現できない、くらいすごい。
最近は、我師匠、高橋さんのい影響も大きいけど、西日本にいいそばや
が増えてきた。

昨日は、そんなわけで、すし、てんぷら(これはもともとあまり好きではない)、そば
を食べる気にならず、うなぎを食べにいった。
いたわさを酒肴にしながら、ぬる燗を飲みながら、うなぎを待つ。
こんな幸せな「まち時間」はない。

今日は朝から仕込みにおわれている。明日からまた「あきない中」の
モード。