長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ビオラの会

2008-11-07 06:36:38 | Weblog
今日は「ビオラの会」がある。
ビオラのヨッシーは、先月から同じ「文花一丁目」
の住民になった。
夏の暑い日に、近くのおっちゃんが「ななかないい一軒家が
でた」というので、仕込みの最中だったのに、見に行った。
庭もあり、一階も二階にも床の間がある古色蒼然とした日本家屋。
花町には「花町建築」といったようなものがあるけど、花町の
近くには、昔から「おめかけさんの家」が必ずあった。まさに
そんな風合いの建物。

その日に、オーボエのかよちゃんがコーヒーを飲みにきた。
「明日からしばらくイタリアにいってきます」という日だった。
そして、「・・・そんな物件がでた」と伝えると、すぐに
ヨッシーにメール。そして後日見にきて、即契約になった。
今では時々お店の前をビオラを抱えて、元気に闊歩している。

今日は彼女の大家さん夫婦や、昨年のバロックの会にもきてくれた
近くの幼稚園に通うゆうた君たちも、お母さんといっしょにきてくれる。
ゆうた君は、通園の道すがら、蕎麦打ちをのぞいていってくれる。
兄弟でバイオリンを習っているとのこと。
なんでもそうだけど、「その道のほんもの」にふれていると、
将来迷ったりしたときに、もどれる指標になっていい。
混沌とした時代には、座標軸の軸になるようなものが少ない。
ある意味、クラシックな音楽というのは「こころの軸、真、つまり心」
になるのではないかと思う。