天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

選挙結果・・・

2021年04月26日 18時23分31秒 | 日記
 昨日、衆議院北海道2区の補欠選挙、参議院長野選挙区の補選、
 そして参議院広島選挙区の再選挙と国会議員の3つの選挙が行われました。
 結果は、ご承知の通り、自民党が全敗しました。
 北海道2区は自民党は候補者を立てられず不戦敗、
 長野選挙区は、新型コロナウイルスで急逝した羽田雄一郎議員の弔い合戦のため、
 当初から与党は劣勢とされていました。
 広島選挙区は、2月に突如、河井案里議員が辞職したための選挙でしたが、
 3月15日までに辞めれば北海道、長野の補選と
 同日程で再選挙が行われる公職選挙法の規定を生かし、
 自民サイドが1勝を稼ぎにいく戦略だったと言われていました。
 しかし、「政治とカネ」問題への逆風に加え、
 新型コロナウイルスの批判に抗しきれなかったのでしょう。
 これで菅総理の自民党内での求心力は低下するとされていますが、
 それでも、自民党内では、有力な「ポスト菅」候補が不在なので、
 自民党の閣僚経験者の談話として
 「『菅降ろし』にはつながらず、結局菅氏で衆院選に突入するしかない」と
 読売新聞は報じています。

 以前から、自浄作用が働かないと言われている自民党ですから、
 このままずるずると行って、総選挙で大惨敗するような気がします。
 一部には、東京オリンピック・パラリンピックを成功させて、
 その勢いで総選挙を乗り切るとの考えもあるようですが、
 仮にオリンピック等を実施させても、
 これだけ多くの世論が中止か延期を求めているのですから、
 それで自民党の支持が急速に回復するとも思えません。
 今、国民の間では、東京オリンピック・パラリンピックの開催が優先されて、
 新型コロナウイルス対策がなおざりになっているとの見方をする人が多いと思います。
 自民党に起死回生の手があるとすれば、
 オリンピックの中止を決定し、コロナ対策に全力を挙げる以外ないと思いますが、
 いかがでしょう?

 昨日は、栃木県内では足利市と真岡市の市長選が行われました。
 足利市は2期続いた現職に対し、
 新人ではありますが、父親が足利市長を務めていた県会議員が立候補し、
 現職を下しました。
 現職は、先日の山火事対策など、それなりの実績を上げたと思っていましたし、
 これまでの2回の選挙は自民党が支持していたのですが、
 何か自民党と諍いがあったのかも知れません。
 真岡市は現職の無投票当選かと思われていたところに、
 急遽元県会議員が立候補し、結果は僅差で現職が当選しましたが、
 現職に対する批判が大きいとの印象を受けました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鳥羽僧正・・・ | トップ | 緊急事態宣言が出て・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事